JPH0526470Y2 - - Google Patents

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JPH0526470Y2
JPH0526470Y2 JP13956487U JP13956487U JPH0526470Y2 JP H0526470 Y2 JPH0526470 Y2 JP H0526470Y2 JP 13956487 U JP13956487 U JP 13956487U JP 13956487 U JP13956487 U JP 13956487U JP H0526470 Y2 JPH0526470 Y2 JP H0526470Y2
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JP
Japan
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refrigerator
furniture
door
main body
built
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JP13956487U
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JPS6445284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫、特に衣類家具等の箱体内に組
込まれた冷蔵庫の改良構成に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来此種冷蔵庫は衣類家具や厨房家具等のシス
テムの一部としてそれらに組込まれる場合がある
が、家具前面に他の家具扉とは異なる冷蔵庫扉が
露出するとデザイン的に好ましくなく、従つて他
の家具扉と同デザインの扉(家具扉)によつて冷
蔵庫全体を隠蔽するのが常である。
しかし乍ら、食品を納出するには家具扉と冷蔵
庫扉をそれぞれ開閉しなければならず、煩わしさ
が増す問題があつた。そこで例えば実公昭57−
1797号公報では両扉の回動軸のずれを吸収する様
に双方を結合して連動させる構成が考えられてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記公報の如き構造によれば冷蔵庫への食品の
納出の際に二枚の扉を開閉しなければならない煩
雑さを解消できるものの、案内部材と支持部材の
摺動及び回転によつて両扉の回動軸のずれを吸収
するため、両部材間の摩擦や、冷蔵庫扉の角部が
家具扉に当接した場合の摩擦、更には荷重による
冷蔵庫扉の傾斜等によつて動作が円滑に行われな
くなる問題があつた。又、扉を閉じた時の衝撃で
万一冷蔵庫が後方へ位置ずれした場合には、冷蔵
庫開口部の密閉が保持できなくなる問題点もあつ
た。
本考案は斯かる問題点を解決することを目的と
する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は家具内に組込まれた冷蔵庫本体と、家具
に回動自在に枢支された家具扉と、該家具扉内面
に両側を支持具にて支持された冷蔵庫本体の前方
開口を閉塞する冷蔵庫扉と、該冷蔵庫扉の内面周
縁に取付けられ冷蔵庫本体開口縁に吸着するマグ
ネツトガスケツトとから家具組込み冷蔵庫を構成
し、支持具を前後方向に長い孔を有して家具扉内
面に固定された案内板と、冷蔵庫扉に固定されて
案内板の孔に滑動自在に係合するローラーとから
構成したものである。
(ホ) 作用 本考案によれば家具扉と冷蔵庫扉の回動軸のず
れを考慮する必要が無く、又、冷蔵庫本体が仮に
位置ずれしてもガスケツトの吸着力によつて冷蔵
庫扉が円滑に移動し、密閉を保持する。
(ヘ) 実施例 次に図面において本考案の実施例を説明する。
第1図は家具2を切断した家具組込み冷蔵庫1の
平面図を示す。家具2は前方が開口した木製箱状
を成し、この開口をヒンジ3によつて一側を回動
自在に枢支された家具扉4によつて開閉自在に閉
塞されている。5は図示しない所定の固定具によ
つて家具2内の所定の位置に組込まれて固定さ
れ、前方が開口した箱状の冷蔵庫本体であり、6
はその開口を閉塞する冷蔵庫扉である。この冷蔵
庫扉6は内面周縁部に取付けられたマグネツトガ
スケツト7を有し、両側を支持具8,8によつて
家具扉4内面に支持されて取付けられている。マ
グネツトガスケツト7は磁力にて本体5開口縁に
吸着するものである。
第2図に家具扉4と冷蔵庫扉6の一部分解斜視
図を示す。図は冷蔵庫扉6の右側のみを示すが、
左側も対称形状の構造とされる。10は取付け部
材としての案内板(以下案内板という)であり、
外方へ張り出す取付辺11と前後方向に所定の幅
を有した係合辺12を有して断面略L字状を成
し、上下方向に長尺の部材である。この係合辺1
2には上下に二箇所、孔13,13が穿設されて
いる。この孔13,13は前後方向に長い長孔で
ある。案内板10は冷蔵庫扉6が支持されるべき
位置の両側に位置してネジ14,14により取付
辺11を家具扉4内面に固着することにより取付
ける。15は説明の為に拡大して示す如く孔13
に沿つて案内されるように孔13を貫通して配置
される突部としてのローラーであり、ベアリング
を内蔵して円滑に回転できる様に構成された回転
部16と、それの回転軸を貫通する結合ネジ17
を有している。又、回転部16は孔13の上下寸
法より小なる直径を有し、結合ネジ17の頭部は
前記上下寸法より大なる直径を有している。これ
ら案内板10及びローラー15にて支持具8が構
成される。
ローラー15の結合ネジ17のネジ部を案内板
10の孔13に挿通し、回転部16を孔13に位
置せしめてローラー15を冷蔵庫扉6の側面に螺
着する。この状態で回転部16は第3図中矢印方
向に滑動自在であり、従つてローラー15は孔1
3に滑動自在に係合し、これによつて冷蔵庫扉6
は家具扉4に対して前後方向に所定の範囲で移動
自在に支持されることになる。
次に動作を説明する。冷蔵庫扉6は家具扉4の
開閉と共に移動し、家具扉4が開放されると冷蔵
庫扉6も本体5から引き離されて本体5開口を開
放する。従つて二枚の扉4,6をそれぞれ開放す
る手間が省ける。又冷蔵庫扉6は本体5に取付け
られていないので両扉4,6の回動軸ずれ等を考
慮する必要がない。次に家具扉4を閉じると、そ
れによつて冷蔵庫扉6も本体5開口部に位置し、
慣性力によつてローラー15が滑動して本体5方
向へ移動し、密閉する。この時家具扉4を閉成し
た状態で、万一冷蔵庫扉6が本体5開口を密閉し
ていなくても、マグネツトガスケツト7の吸着力
にてローラー15が孔13内を滑動し、冷蔵庫扉
6が移動してマグネツトガスケツト7が本体5開
口縁に吸着し、そこを密閉する。即ち、仮りに本
体5の固定位置が前後方向でずれた場合でも、孔
13によつて決まるローラー15の移動範囲で密
閉を確保できる。従つて家具扉4閉成時の衝撃等
によつて本体5が多少位置ずれしても冷蔵庫1の
冷気漏洩は生じない。
尚、このローラー15の移動範囲はマグネツト
ガスケツト7の磁力等の条件によつて決まるが、
回転部16は円滑に滑動するため弱い磁力にても
十分作動できる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したことにより、冷蔵
庫扉は家具扉の開閉と共に移動するので二枚の扉
を別々に開閉しなければならない煩雑さを解消で
きる。この時従来の如く両扉の回動軸のずれを考
慮する必要も無く、又、摩擦等によつて開閉動作
を妨げられることも無い。更に冷蔵庫扉は家具扉
に対して前後方向に移動自在であるので、冷蔵庫
本体の位置ずれが生じても、マグネツトガスケツ
トの吸着力にて冷蔵庫扉が移動し、冷蔵庫の密閉
を保持するので、冷気漏洩も生じない等実用的効
果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
家具を切断した家具組込み冷蔵庫の平面図、第2
図は家具扉と冷蔵庫扉等の一部分解斜視図、第3
図は支持具部分の家具組込み冷蔵庫の拡大断面図
である。 1……家具組込み冷蔵庫、2……家具、4……
家具扉、5……冷蔵庫本体、6……冷蔵庫扉、7
……マグネツトガスケツト、8……支持具、12
……案内板、13……孔、15……ローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具内に組込まれた冷蔵庫本体と、前記家具に
    回動自在に枢支された家具扉と、該家具扉内面に
    両側を支持具にて支持され前記冷蔵庫本体の前方
    開口を閉塞する冷蔵庫扉と、該冷蔵庫扉の内面周
    縁に取付けられ前記冷蔵庫本体開口縁に吸着する
    マグネツトガスケツトとから成り、前記支持具
    は、家具扉内面に固定される取付部材と、冷蔵庫
    扉が前後方向に移動できるように冷蔵庫扉を支持
    する機構とを有している事を特徴とする家具組込
    み冷蔵庫。
JP13956487U 1987-09-11 1987-09-11 Expired - Lifetime JPH0526470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13956487U JPH0526470Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13956487U JPH0526470Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6445284U JPS6445284U (ja) 1989-03-17
JPH0526470Y2 true JPH0526470Y2 (ja) 1993-07-05

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