JPH0339594Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0339594Y2
JPH0339594Y2 JP1982148107U JP14810782U JPH0339594Y2 JP H0339594 Y2 JPH0339594 Y2 JP H0339594Y2 JP 1982148107 U JP1982148107 U JP 1982148107U JP 14810782 U JP14810782 U JP 14810782U JP H0339594 Y2 JPH0339594 Y2 JP H0339594Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
attached
guide roller
hanging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982148107U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5951972U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14810782U priority Critical patent/JPS5951972U/ja
Publication of JPS5951972U publication Critical patent/JPS5951972U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0339594Y2 publication Critical patent/JPH0339594Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスライド式自動ドアに係り、特に開
口部を密閉することのできる密閉形スライド式自
動ドアに関するものである。
マツトスイツチなどのスイツチをON−OFFと
することによりドアが自動的にスライドして開閉
するスライド式自動ドアは、極めて利便であるこ
とから、ビル、店舗等のエントランスドアなどに
広く利用されている。ところが、このスライド式
自動ドアでは、ドアとはめころし部などの開口枠
との間にどうしても数mm程度の隙間が生じ、この
隙間からビル内部の冷気や暖気が逃げ、空調効果
が低下したり、あるいは外部から騒音、風雨、粉
塵等が侵入する欠点があり、精密工場、病院、騒
音地帯などでは採用できないことがあつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
構造が簡単で確実に開口部を密閉でき十分な気密
性を得ることのできる密閉形スライド式自動ドア
を提供することを目的とするものである。
以下、図面を参照してこの考案を詳しく説明す
る。
第1図ないし第6図はこの考案の密閉形スライ
ド式自動ドアの一例を示すもので、第1図中符号
1は開口枠である。この開口枠1は左右部の竪枠
2a,2bと上部の無目3と下部の床4とから形
成されている。無目3の一方の側部には、減速機
付きのモータ5で駆動される駆動プーリ6が、ま
た他方の側部には案内ブーリ7がそれぞれ取り付
けられ、これらブーリ6,7間には駆動ベルト8
が張設されている。また、無目3にはドア9を吊
りかつ移動させるためのハンガーレール10が取
り付けられ、さらに上部ドア引寄部材としての上
部案内コロ11,11が2ヶ取り付けられてい
る。ドア9の上端部の2ヶ所には、このドア9を
上記ハンガーレール10上に吊懸するとともに上
記駆動ベルト8に取り付けられてドア9を走行さ
せるための吊り金具12,12が取り付けられて
いる。
上記上部案内コロ11は、L型アングル11a
の一辺に回転自在のコロ11bを取り付けたもの
で、コロ11bの回転軸が垂直となるように配置
され、1つの上部案内コロ11は開口枠1の竪枠
2aの近くに設けられている。また、上記吊り金
具12は第2図ないし第5図に示すように、ハン
ガーレール10上を走行する戸車13と、この戸
車13をドア9に連結するとともにハンガーレー
ル10に直交する方向にドア9を水平移動可能と
する連結部材14とからなつている。この連結部
材14は、またベースプレート15を介してドア
9の縁部に固定されたU字状金具16と、このU
字状金具16の立辺部16a,16a間に架設さ
れたピン17と、このピン17に遊嵌されたボー
ルブツシユ18と、このボールブツシユ18を無
目3側に付勢するスプリング19と、ボールブツ
シユ18と戸車13とを結合するL字状金具20
とから構成され、前記U字状金具16の底辺部1
6bはドア9の上端部の水平部分にベースプレー
ト15を介して固定されており、これによつて上
記ピン17の軸線は水平とされ、したがつてドア
9はその開閉方向に対して直交する方向に水平移
動可能となつている。
さらに、U字状金具16の無目3側の立辺部1
6aには上部ドア引寄部材としての上部ドア引寄
片21が固定されている。この上部ドア引寄片2
1は、帯状の金属板をその短辺方向に対して平行
に3回交互に直角に折り曲げ、最後に約150度の
角度に折り曲げて形成されたもので、150度の鈍
角に折り曲げられた案内部分21aが先端となる
ように取り付けられている。そして、上部ドア引
寄片21の案内部分21aが上記上部案内コロ1
1のコロ11bに当るように両者の寸法、取付位
置が決められている。
また、第1図に示した竪枠2aの基部には、下
部ドア引寄部材としての案内爪22が取り付けら
れている。この案内爪22は、合成樹脂製の断面
L字状の部材で、その一方の辺部は竪枠2aに固
定され、他方の辺部はその先端部がテーパ状に肉
薄となつており、この先端部がドア9の無目3と
は反対側の面とほぼ面一となるように位置決めさ
れている。また、ドア9の仮想開閉線に沿つた床
4には下部案内コロ23が突設され、ドア9の下
端部にはスロープ状の端面24aを持つ案内突片
24が固設されている。これら下部案内コロ23
および案内突片24とで、同様に下部ドア引寄部
材を構成している。
しかして、マツトスイツチ(図示せず)などの
スイツチからのドア開閉信号によつて、ドア9が
閉じられる場合、モータ5が閉じ方向に回転し、
これによつて駆動ベルト8が走行し、ドア9は第
1図中矢印方向に移動し、ドア9は閉り始める。
ドア9が完全に閉じられる寸前に、吊り金具1
2,12に取り付けられた上部ドア引寄片21,
21の案内部分21a,21aが、無目3に取り
付けられた上部案内コロ11,11のコロ11
b,11bに当る。これと同時に、ドア9の先端
部も竪枠2aに取り付けられた案内爪22の先端
部に当り、ドア9の案内突片24の端面24aも
下部案内コロ23に当る。この状態からさらにド
ア9が閉方向に移動すれば、上部ドア引寄片2
1,21と上部案内コロ11,11および案内爪
22および下部案内コロ23と案内突片24の作
用によりドア9全体に閉方向とは直角の方向の力
がかかる。この際、吊り金具12,12はドア9
と戸車13,13との間でドア9の開閉方向に対
して直角方向に水平移動可能となつているのでス
プリング19の反発力に抗してドア9は上記直角
方向に水平移動しつつ閉方向に移動する。この結
果、第4図aおよびbに示すように、ドア9が完
全に閉じられた状態ではドア9が開口部の内縁部
に押し付けられた状態となる。開口部の内縁部に
はゴム製のパツキンなどのシール部材28が取り
付けられているので、ドア9は開口部を密閉する
ことになる。
このように、この考案の自動ドアでは、ドア9
をハンガーレール10に対して直角方向に水平移
動自在とする吊り金具12,12および開口枠1
とドア9に設けられたドア引寄部材によつてドア
閉鎖寸前に開口部にドア9全体が水平に引き寄せ
られ開口部を密閉状態で閉じることができる。
第6図に示したものは、吊り金具12の変形例
を示すもので、ボールブツシユ18の代りに油含
浸メタルを用いたメタルブツシユ25を用いた例
である。
第7図ないしは第9図はこの考案の自動ドアの
他に例を示すもので、この例では下部引寄部材が
先の例と異なるものであり、同一部分についての
説明は省略する。ドア9の下端部中央の水平部分
には下部引寄部材としての案内コロ26が突設さ
れており、床4にはこの案内コロ26を遊嵌する
断面U字状の案内レール27が埋設されている。
この案内レール27は、第8図に示すように、ド
ア9の閉方向側の先端部分が無目3側に折れ曲が
つている。したがつて、この例においてもドア9
が閉鎖寸前になると無目側(開口部側)に引き寄
せられ、ドア9が閉じ切つた状態では第8図のよ
うに開口部を密閉状態で閉じることになる。ま
た、案内レール27と案内コロ26とはドア9の
フレ止めの作用も兼ねるものとなる。
以上説明したように、この考案の密閉形スライ
ド式自動ドアは、ドアをハンガーレールに吊懸す
る吊り金具に、ドアをドアの開閉方向に対して直
角方向に水平移動可能とする水平移動機構を設
け、ドアおよび開口部に上部ドア引寄部材および
下部ドア引寄部材を設け、上部ドア引寄部材を、
上部案内コロとこの上部案内コロに係合される上
部案内片とから構成し、上部案内コロを開口部に
設け、上部案内片を上記吊り金具に設けたもので
あるので、ドアが閉り切る以前にドア全体が開口
部側に水平に引き寄せられ、開口部を密閉状態で
閉じることができる。またドアが閉まり切る寸前
から完全な閉鎖状態へ移行する動作が、上部ドア
引寄部材、下部ドア引寄部材および水平移動機構
の作用によつて、終始連続的にスムーズに静かに
行なわれるもので、閉鎖の瞬間にも急激な動きの
変化やがたつき、あるいは異音を発するようなこ
とがない。よつてこのスライド式自動ドアは、外
部からの騒音、粉塵、風雨等の侵入があつては困
る精密工場、病院、学校等などに好適に用いるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の密閉形スライ
ド式自動ドアの一例を示すもので、第1図は全体
を示す斜視図、第2図および第3図は吊り金具お
よび上部引寄部材およびこれらの位置関係を示す
もので、第2図a,bはドアの閉り切る前の位置
を示す上面図および正面図、第3図a,bはドア
の閉じ切つた時の位置を示す上面図および正面
図、第4図はドアの開放時および閉鎖時の位置を
示すもので、aは開放時の上面図、bは閉鎖時の
上面図、第5図は吊り金具の要部断面図、第6図
は吊り金具の変形例の要部断面図、第7図ないし
第9図はこの考案の自動ドアの他の例を示すもの
で、第7図はドアの開いている時の状態を示す縦
断面図、第8図は同じく横断面図、第9図はドア
の閉じ切つた時の状態を示す縦断面図である。 1……開口枠、3……無目、9……ドア、10
……ハンガーレール、11……上部案内コロ(上
部ドア引寄部材)、12……吊り金具、14……
連結部材(水平移動機構)、16……U字状金具、
17……ピン、18……ポールブツシユ、19…
…スプリング、21……上部ドア引寄片(上部ド
ア引寄部材)、22……案内爪(下部ドア引寄部
材)、23……下部案内コロ(下部ドア引寄部
材)、24……案内突片(下部ドア引寄部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口部の上部に取り付けられたハンガーレール
    上を、ドアを吊懸する吊り金具が走行することに
    よりドアが開閉されるように構成されたスライド
    式自動ドアにおいて、 上記吊り金具に、ハンガーレールに対してドア
    をドアの開閉方向に対して直角方向に水平移動可
    能とする水平移動機構を付設するとともにドアお
    よび開口部にそれぞれ上部ドア引寄部材および下
    部ドア引寄部材を設け、 上記上部ドア引寄部材を、開口枠に取付けられ
    た上部案内コロと、この上部案内コロに係合され
    るととも上記吊り金具に取り付けられた上部ドア
    引寄片とから構成し、 上記上部案内コロは、その回転軸が垂直になる
    ようにかつ開口枠から突出した状態で取り付けら
    れ、 上記上部ドア引寄片は、上記上部案内コロの周
    面に当つて案内されるとともにこの案内によつて
    ドアを開口枠側に引寄せる案内部分をその先端に
    有することを特徴とする密閉形スライド式自動ド
    ア。
JP14810782U 1982-09-30 1982-09-30 密閉形スライド式自動ドア Granted JPS5951972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14810782U JPS5951972U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 密閉形スライド式自動ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14810782U JPS5951972U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 密閉形スライド式自動ドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951972U JPS5951972U (ja) 1984-04-05
JPH0339594Y2 true JPH0339594Y2 (ja) 1991-08-20

Family

ID=30329159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14810782U Granted JPS5951972U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 密閉形スライド式自動ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5951972U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0122068Y2 (ja) * 1984-10-23 1989-06-29
JP5660695B2 (ja) * 2008-08-11 2015-01-28 文化シヤッター株式会社 気密式引戸装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57180782A (en) * 1981-04-30 1982-11-06 Howa Machinery Ltd Sound-proof automatic slide door apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57180782A (en) * 1981-04-30 1982-11-06 Howa Machinery Ltd Sound-proof automatic slide door apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5951972U (ja) 1984-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2520835Y2 (ja) 折畳み扉の気密装置
JP5015483B2 (ja) 開閉扉装置
JPH0339594Y2 (ja)
JPH0512460Y2 (ja)
US5850672A (en) Apparatus or kit for closing sliding closure
JPS6240814Y2 (ja)
JP3248066B2 (ja) 引戸式開閉戸の取付構造
JPH0712605Y2 (ja) 引戸の開閉構造
GB2291915A (en) Door for refrigerating appliance
JPH0438276B2 (ja)
JPS606147Y2 (ja) 建具における換気装置
JP2578201Y2 (ja) 扉の電動装置
JPS6229569Y2 (ja)
JPH042304Y2 (ja)
JP2002187683A (ja) エレベーターかごのドアー装置
JPH0314550Y2 (ja)
JPS6037990Y2 (ja) 障子の案内装置
JPH0751590Y2 (ja) 窓の閉塞検知装置
JPH0754531Y2 (ja) 面一引違い窓の障子案内装置
JPS6022197Y2 (ja) 横引き障子の押しつけ装置
JP2557629Y2 (ja) サッシュレスドア構造
JPH0455182Y2 (ja)
JPS6224698Y2 (ja)
JPH036493Y2 (ja)
JPH0332709Y2 (ja)