JP2520835Y2 - 折畳み扉の気密装置 - Google Patents
折畳み扉の気密装置Info
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- JP2520835Y2 JP2520835Y2 JP1991091458U JP9145891U JP2520835Y2 JP 2520835 Y2 JP2520835 Y2 JP 2520835Y2 JP 1991091458 U JP1991091458 U JP 1991091458U JP 9145891 U JP9145891 U JP 9145891U JP 2520835 Y2 JP2520835 Y2 JP 2520835Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- airtight
- joint portion
- folding door
- joint
- Prior art date
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/32—Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing
- E06B3/48—Wings connected at their edges, e.g. foldable wings
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/32—Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing
- E06B3/48—Wings connected at their edges, e.g. foldable wings
- E06B3/481—Wings foldable in a zig-zag manner or bi-fold wings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパネル継手部における折
畳み扉の気密装置に関するものである。
畳み扉の気密装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、折畳み扉の気密性が要
求されるケースが多く、単に間口を開閉するだけのこと
にとどまらない。室内での仕切りとして据付される場合
のみならず、従来の引戸に代用されて窓の開閉装置とし
て用いる場合には、特に気密性並びに水密性が必要とな
る。したがって、折畳み扉装置ではその上下レールに気
密材を沿設し、又継手部にも閉塞材を設けており、折畳
み扉が閉じる場合には、上記気密材や閉塞材に当接して
隙間を残さない構造となっている。実開昭60−159
191号、及び実開平3−40484号は従来技術の具
体例である。
求されるケースが多く、単に間口を開閉するだけのこと
にとどまらない。室内での仕切りとして据付される場合
のみならず、従来の引戸に代用されて窓の開閉装置とし
て用いる場合には、特に気密性並びに水密性が必要とな
る。したがって、折畳み扉装置ではその上下レールに気
密材を沿設し、又継手部にも閉塞材を設けており、折畳
み扉が閉じる場合には、上記気密材や閉塞材に当接して
隙間を残さない構造となっている。実開昭60−159
191号、及び実開平3−40484号は従来技術の具
体例である。
【0003】折畳み扉は複数枚のパネルを継手部を介し
て屈曲可能に連結して構成したもので、該パネル厚み内
にパネルを連結するための軸芯を有していて、パネルは
この軸芯を中心として屈曲動を行う。継手部の軸はパネ
ルが屈曲し易いようにパネル面付近に設けられてはいる
が、該軸とパネル面間には小さい切欠き(隙間)を残し
ている。すなわち、屈曲軸の中心がパネル面上に位置し
ない限り、切欠きを設けなければパネル屈曲は継手部の
角と干渉して不可能となる訳で、しかし該切欠きのため
にレールに沿設した気密材との間には必然的に隙間が生
じ、気密性並びに水密性が損われてしまう。
て屈曲可能に連結して構成したもので、該パネル厚み内
にパネルを連結するための軸芯を有していて、パネルは
この軸芯を中心として屈曲動を行う。継手部の軸はパネ
ルが屈曲し易いようにパネル面付近に設けられてはいる
が、該軸とパネル面間には小さい切欠き(隙間)を残し
ている。すなわち、屈曲軸の中心がパネル面上に位置し
ない限り、切欠きを設けなければパネル屈曲は継手部の
角と干渉して不可能となる訳で、しかし該切欠きのため
にレールに沿設した気密材との間には必然的に隙間が生
じ、気密性並びに水密性が損われてしまう。
【0004】実公平1−9919号の「中折窓の気密装
置」は継手部の軸を該継手部本体から突出させて設けて
いるため、パネル屈曲のための上記切欠きは必要でない
が、パネル竪框に取着した気密材の上下端がレールに沿
設した気密材と当接している。しかし、この当接箇所に
は若干の隙間が残ると同時に、上記気密材は突出して設
けられているため、突出した気密材を無理に押圧して隙
間を無くそうとする構造であり、閉塞状態(伸展状態)
での折畳み扉はスライド不能となる。現実にはパネルを
折畳んで収納する場合に、伸展状態でのスライド性が要
求されるケースは多い。
置」は継手部の軸を該継手部本体から突出させて設けて
いるため、パネル屈曲のための上記切欠きは必要でない
が、パネル竪框に取着した気密材の上下端がレールに沿
設した気密材と当接している。しかし、この当接箇所に
は若干の隙間が残ると同時に、上記気密材は突出して設
けられているため、突出した気密材を無理に押圧して隙
間を無くそうとする構造であり、閉塞状態(伸展状態)
での折畳み扉はスライド不能となる。現実にはパネルを
折畳んで収納する場合に、伸展状態でのスライド性が要
求されるケースは多い。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】このように、従来の
折畳み扉の気密装置には上記のごとき問題がある。本考
案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、伸
展状態でのスライド性が良く、しかも気密性に優れた折
畳み扉の気密装置を提供する。
折畳み扉の気密装置には上記のごとき問題がある。本考
案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、伸
展状態でのスライド性が良く、しかも気密性に優れた折
畳み扉の気密装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の折畳み扉の気密
装置は上記問題点を解決するために、次の特徴をもって
構成されている。すなわち、本考案の折畳み扉の継手部
はパネル面から突出してパネルの屈曲軸芯を設けてい
る。したがって、この軸芯を中心として屈曲するパネル
は継手部の角に干渉することはない。そして、継手部の
上下端はパネルの竪框面より僅かに窪ませて断面コ字形
の閉塞材を取着し、取着した閉塞材の表面は竪框面と同
一にする。竪框の側端面又は継手部の側端面には第2気
密材を取着して、他の側端面と閉じた場合に当接可能と
し、そして上記閉塞材の側片は竪框側端面と圧接して隙
間を無くす。
装置は上記問題点を解決するために、次の特徴をもって
構成されている。すなわち、本考案の折畳み扉の継手部
はパネル面から突出してパネルの屈曲軸芯を設けてい
る。したがって、この軸芯を中心として屈曲するパネル
は継手部の角に干渉することはない。そして、継手部の
上下端はパネルの竪框面より僅かに窪ませて断面コ字形
の閉塞材を取着し、取着した閉塞材の表面は竪框面と同
一にする。竪框の側端面又は継手部の側端面には第2気
密材を取着して、他の側端面と閉じた場合に当接可能と
し、そして上記閉塞材の側片は竪框側端面と圧接して隙
間を無くす。
【0007】更に、折畳み扉が装着される上下レール並
びに左右の縦枠には第1気密材が沿設されてパネル面に
当接するとともに、上記閉塞材に当接する。上下レール
に沿設される第1気密材はパネル面並びに閉塞材と接す
るが、無理に圧縮変形されるものでなく、該第1気密材
とパネル面間の摩擦力は小さく、折畳み扉のスライド性
を害するものではない。以下、本考案に係る実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。
びに左右の縦枠には第1気密材が沿設されてパネル面に
当接するとともに、上記閉塞材に当接する。上下レール
に沿設される第1気密材はパネル面並びに閉塞材と接す
るが、無理に圧縮変形されるものでなく、該第1気密材
とパネル面間の摩擦力は小さく、折畳み扉のスライド性
を害するものではない。以下、本考案に係る実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図2は本考案の気密装置を設けた折畳み扉の
具体例を示している。同図に示す折畳み扉は2枚のパネ
ル1a、1bから成り、両サイドには引手框2、2を連
結し、両パネル1a、1bの間には継手部3を設けてい
る。そして、上記折畳み扉が窓枠に装着され、中央側の
引手框2、2は互いに当接して窓口が閉じられ、本考案
の折畳み扉は閉塞状態での気密性、水密性の向上が図ら
れている。
具体例を示している。同図に示す折畳み扉は2枚のパネ
ル1a、1bから成り、両サイドには引手框2、2を連
結し、両パネル1a、1bの間には継手部3を設けてい
る。そして、上記折畳み扉が窓枠に装着され、中央側の
引手框2、2は互いに当接して窓口が閉じられ、本考案
の折畳み扉は閉塞状態での気密性、水密性の向上が図ら
れている。
【0009】そこで、窓枠を構成するレール及び縦枠4
には第1気密材5、6が沿設されていて、これら第1気
密材5、6は折畳み扉の表面に当接して外部からの風や
雨水の侵入を遮断する。又上記引手框2からは内側へ腕
7を伸ばし、腕7の先端には手掛け8を形成するととも
に、該手掛け8は引手框の側端面とパネル側端面に取着
した第2気密材9を被覆することができる長さに伸び、
パネル面との間には所定大きさの空間10を有してい
る。この空間10は手掛け8を持って折畳み扉を開閉す
る場合に、双方の第2気密材9、9間に指を挾まない程
度の大きさである。
には第1気密材5、6が沿設されていて、これら第1気
密材5、6は折畳み扉の表面に当接して外部からの風や
雨水の侵入を遮断する。又上記引手框2からは内側へ腕
7を伸ばし、腕7の先端には手掛け8を形成するととも
に、該手掛け8は引手框の側端面とパネル側端面に取着
した第2気密材9を被覆することができる長さに伸び、
パネル面との間には所定大きさの空間10を有してい
る。この空間10は手掛け8を持って折畳み扉を開閉す
る場合に、双方の第2気密材9、9間に指を挾まない程
度の大きさである。
【0010】ところで、継手部3はその左右にパネル1
a、1bを連結しているが、該継手部3はパネル面から
内側へ突出して軸受け11、11を有し、この軸受け1
1、11にパネルの竪框12から同じく内側へ伸びて設
けられた軸13が嵌合している。図1は継手部3におけ
る詳細を示しており、伸展状態であるが、竪框12の側
端面には第2気密材9が取着されて、該第2気密材9は
継手部3の側端面14に当接し、又継手部3の上下端に
は概略コ字形断面の閉塞材15が取着されている。
a、1bを連結しているが、該継手部3はパネル面から
内側へ突出して軸受け11、11を有し、この軸受け1
1、11にパネルの竪框12から同じく内側へ伸びて設
けられた軸13が嵌合している。図1は継手部3におけ
る詳細を示しており、伸展状態であるが、竪框12の側
端面には第2気密材9が取着されて、該第2気密材9は
継手部3の側端面14に当接し、又継手部3の上下端に
は概略コ字形断面の閉塞材15が取着されている。
【0011】継手部3の表面16は竪框12の表面より
寸法aだけ窪まされ、上記閉塞材15の厚さをaとする
ことで、閉塞材15の表面は竪框面と同一面になる。し
たがって、上下レールに沿設した第1気密材6は継手部
3においても隙間を生じることなく、折畳み扉面に当接
する。それに上記閉塞材15の断面は概略コ字型を成し
て継手部3を抱くように取着されていて、上記第2気密
材9との間に隙間を残さず、また竪框側端面14に圧接
している。
寸法aだけ窪まされ、上記閉塞材15の厚さをaとする
ことで、閉塞材15の表面は竪框面と同一面になる。し
たがって、上下レールに沿設した第1気密材6は継手部
3においても隙間を生じることなく、折畳み扉面に当接
する。それに上記閉塞材15の断面は概略コ字型を成し
て継手部3を抱くように取着されていて、上記第2気密
材9との間に隙間を残さず、また竪框側端面14に圧接
している。
【0012】図1は折畳み扉を閉じた状態であるが、パ
ネル1の屈曲動は軸13を中心に行われ、継手部3の軸
受け11を繋いでいる繋ぎ17を押圧するならば、パネ
ル1a、1bを折畳むことができる。そして、パネル竪
框12の側端面はパネル1a、1bの屈曲に伴って継手
部3の側端面14から離れ、勿論、当接していた第2気
密材9も離れる。逆に折畳まれているパネル1a、1b
を閉じる場合には、引手框2を引くことで、同じく該パ
ネル1a、1bは継手部3本体外に設けている軸13を
中心として屈曲し、竪框12に沿って取着した第2気密
材9は継手部3の側端面14及び閉塞材15に当接す
る。ここで、該閉塞材15はパネル1a、1bの屈曲動
に伴って、レールに沿設した第1気密材から離れる。
ネル1の屈曲動は軸13を中心に行われ、継手部3の軸
受け11を繋いでいる繋ぎ17を押圧するならば、パネ
ル1a、1bを折畳むことができる。そして、パネル竪
框12の側端面はパネル1a、1bの屈曲に伴って継手
部3の側端面14から離れ、勿論、当接していた第2気
密材9も離れる。逆に折畳まれているパネル1a、1b
を閉じる場合には、引手框2を引くことで、同じく該パ
ネル1a、1bは継手部3本体外に設けている軸13を
中心として屈曲し、竪框12に沿って取着した第2気密
材9は継手部3の側端面14及び閉塞材15に当接す
る。ここで、該閉塞材15はパネル1a、1bの屈曲動
に伴って、レールに沿設した第1気密材から離れる。
【0013】閉塞材15はその横断面をコ字型とし、継
手部3を抱くように取着されていて、該継手部3表面1
6からの剥離防止と、継手部3における気密性の確保を
図っている。そして、閉塞材15の縦断面は逆L字型を
成し、上片は両軸受け11、11と、繋ぎ17の上下端
を被覆する。
手部3を抱くように取着されていて、該継手部3表面1
6からの剥離防止と、継手部3における気密性の確保を
図っている。そして、閉塞材15の縦断面は逆L字型を
成し、上片は両軸受け11、11と、繋ぎ17の上下端
を被覆する。
【0014】図3は上記閉塞材15の具体例を示したも
のであるが、垂下片18と上片19を互いに垂直を成し
て形成し、その縦断面は上記のごとく逆L字型を有す。
垂下片18は左右に側片20、20を形成し、これら各
側片20、20の先端からは内側へ屈曲して係止片2
1、21を伸ばしている。又上片19はその外周に縁2
2を、また中央には嵌入部24を突出し、軸受け11、
11から繋ぎ17の端面を被覆できるように嵌着され
る。勿論、上記縁22を突出しないで、両軸受け11、
11と、繋ぎ17及び表面16にて囲まれる空間23に
嵌合し得る上記嵌合部24のみを突出してもよく、この
閉塞材15の形状は限定しない。
のであるが、垂下片18と上片19を互いに垂直を成し
て形成し、その縦断面は上記のごとく逆L字型を有す。
垂下片18は左右に側片20、20を形成し、これら各
側片20、20の先端からは内側へ屈曲して係止片2
1、21を伸ばしている。又上片19はその外周に縁2
2を、また中央には嵌入部24を突出し、軸受け11、
11から繋ぎ17の端面を被覆できるように嵌着され
る。勿論、上記縁22を突出しないで、両軸受け11、
11と、繋ぎ17及び表面16にて囲まれる空間23に
嵌合し得る上記嵌合部24のみを突出してもよく、この
閉塞材15の形状は限定しない。
【0015】ところで、継手部3の上下端に取着した閉
塞材15は、折畳み扉が伸展状態にある場合、その側片
20を竪框12に圧接し、又第1気密材6及び第2気密
材9と当接した状態に保たれなければならず、僅かでも
屈曲すればこれら各部材との間に隙間を生じて気密性は
失われる。図4は折畳み扉装置の縦断面であるが、継手
部の上端には第1係止ロッド25を、下端には下ロッド
26をそれぞれ出没可能に取着している。これら各ロッ
ド25、26はハンドル27を操作することにより突出
し、上レールの第1ガイド溝28、及び下レールのガイ
ド溝29に嵌入して折畳み扉を伸展させ、上記閉塞材1
5と各部材間の気密性を保つ。更に折畳み扉装置の継手
部3の上端には第2係止ロッド30を設け、回動自在に
軸着した補助ガイド片31と係合している。以上述べた
ように、本考案の気密装置は継手部表面に横断面がコ字
型の閉塞材を取着して竪框と同一面とし、パネル竪框に
は第2気密材を取着して継手部側端面及び閉塞材に当接
可能としたもので、次のような効果を得ることができ
る。
塞材15は、折畳み扉が伸展状態にある場合、その側片
20を竪框12に圧接し、又第1気密材6及び第2気密
材9と当接した状態に保たれなければならず、僅かでも
屈曲すればこれら各部材との間に隙間を生じて気密性は
失われる。図4は折畳み扉装置の縦断面であるが、継手
部の上端には第1係止ロッド25を、下端には下ロッド
26をそれぞれ出没可能に取着している。これら各ロッ
ド25、26はハンドル27を操作することにより突出
し、上レールの第1ガイド溝28、及び下レールのガイ
ド溝29に嵌入して折畳み扉を伸展させ、上記閉塞材1
5と各部材間の気密性を保つ。更に折畳み扉装置の継手
部3の上端には第2係止ロッド30を設け、回動自在に
軸着した補助ガイド片31と係合している。以上述べた
ように、本考案の気密装置は継手部表面に横断面がコ字
型の閉塞材を取着して竪框と同一面とし、パネル竪框に
は第2気密材を取着して継手部側端面及び閉塞材に当接
可能としたもので、次のような効果を得ることができ
る。
【0016】
【考案の効果】本考案の折畳み扉ではパネルの屈曲中心
となる軸芯がパネル面から突出して外に設けているた
め、該パネルの屈曲動は継手部と干渉することなく行い
得る。したがって、継手部又はパネルの側端面角部に干
渉防止用の切欠きを設ける必要はなく、該側端面に取着
した第2気密材は他の側端面に隙間を残すことなく当接
する。又継手部上下端に取着した閉塞材はその表面を竪
框面と同一面に定められ、上下レールに沿設した第1気
密材に当接して隙間を無くし、該第1気密材の材質を滑
り易い樹脂を使用することにより、伸展状態での折畳み
扉のスライド性を保ち、収納操作の簡便化を図ることが
出来る。更に上記閉塞材の縦断面を逆L字型として軸部
端面を被覆することで、継手部端面の意匠効果をもたら
す。
となる軸芯がパネル面から突出して外に設けているた
め、該パネルの屈曲動は継手部と干渉することなく行い
得る。したがって、継手部又はパネルの側端面角部に干
渉防止用の切欠きを設ける必要はなく、該側端面に取着
した第2気密材は他の側端面に隙間を残すことなく当接
する。又継手部上下端に取着した閉塞材はその表面を竪
框面と同一面に定められ、上下レールに沿設した第1気
密材に当接して隙間を無くし、該第1気密材の材質を滑
り易い樹脂を使用することにより、伸展状態での折畳み
扉のスライド性を保ち、収納操作の簡便化を図ることが
出来る。更に上記閉塞材の縦断面を逆L字型として軸部
端面を被覆することで、継手部端面の意匠効果をもたら
す。
【図1】本考案の折畳み扉の気密装置を示す実施例。
【図2】折畳み扉の具体例。
【図3】継手部端面に取着する閉塞材の具体例。
【図4】折畳み扉の縦断面図
1 パネル 2 引手框 3 継手部 4 縦枠 5 第1気密材 6 第1気密材 7 腕 8 手掛け 9 第2気密材 10 空間 11 軸受け 12 竪框 13 軸 14 側端面 15 閉塞材 16 表面 17 繋ぎ 18 垂下片 19 上片 20 側片 21 係止片 22 縁 23 空間 24 嵌入部 25 第1係止ロッド 26 下ロッド 27 ハンドル 28 第1ガイド溝 29 ガイド溝 30 第2係止ロッド 31 補助ガイド片
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚のパネルを継手部を介して屈曲自
在に連結した折畳み扉において、上記継手部は両サイド
に軸受けをパネル面から突出して設けるとともに、継手
部表面との間に空間を残して両軸受けを繋ぎにて連結し
た独立部材で、パネル側端の竪框に形成した軸を上記継
手部の軸受けに連結した構造とし、継手部の上下端には
該継手部を抱くように概略コ字型横断面の閉塞材を取着
し、閉塞材表面はパネル竪框面と同一面として上下レー
ルに沿設した第1気密材に当接し、また閉塞材の側片は
閉塞時に竪框側端面と圧接するとともに、継手部又は竪
框の側端面に取着した第2気密材とも当接し、更に、上
記閉塞材の端部に形成した嵌入部を継手部の両軸受けを
連結する繋ぎと表面間に形成した空間に嵌入したことを
特徴とする折畳み扉の気密装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091458U JP2520835Y2 (ja) | 1991-10-12 | 1991-10-12 | 折畳み扉の気密装置 |
US07/850,631 US5199478A (en) | 1991-10-12 | 1992-03-13 | Air-tightening devices in folding doors and windows |
KR1019920009629A KR100210452B1 (ko) | 1991-10-12 | 1992-06-03 | 절첩식 출입문 또는 창문 등에 있어서의 기밀장치 |
EP92305511A EP0537878B1 (en) | 1991-10-12 | 1992-06-16 | Air-tightening devices in folding doors and windows |
DE69209214T DE69209214T2 (de) | 1991-10-12 | 1992-06-16 | Vorrichtungen zum luftdichten Abschliessen von Falttüren und -fenstern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091458U JP2520835Y2 (ja) | 1991-10-12 | 1991-10-12 | 折畳み扉の気密装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534294U JPH0534294U (ja) | 1993-05-07 |
JP2520835Y2 true JP2520835Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=14026932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991091458U Expired - Lifetime JP2520835Y2 (ja) | 1991-10-12 | 1991-10-12 | 折畳み扉の気密装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5199478A (ja) |
EP (1) | EP0537878B1 (ja) |
JP (1) | JP2520835Y2 (ja) |
KR (1) | KR100210452B1 (ja) |
DE (1) | DE69209214T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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