JP3358011B2 - ドア体の指詰め防止カバー - Google Patents

ドア体の指詰め防止カバー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバーヘッドドア等
のドア体の指詰め防止カバーに関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種ドア体のなかには、例えばオーバーヘッドドアの
如く、複数のパネルを折曲自在に連結して形成されるも
のがある。しかるにこのものでは、隣接するパネル間
(ドア体の折曲部)に、ドア体の折曲に伴って開閉する
指詰めスペースが存在するため、何らかの安全対策を講
じることが望ましい。そこで、実開平3−130883
号の如く、蛇腹状の指詰め防止カバーで指詰めスペース
を覆蓋することが提案されるが、このものでは、指詰め
防止カバーを指で押した場合に、指が指詰め防止カバー
と共に指詰めスペース内に入り込む可能性があるため、
依然として指を挟む惧れがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるドア体の
指詰め防止カバーを提供することを目的として創作され
たものであって、複数のパネルを折曲自在に連結して形
成されるドア体であって、該ドア体の折曲に伴って開閉
する隣接パネル間の指詰めスペースを、可撓性を有する
指詰め防止カバーで覆蓋するにあたり、該指詰め防止カ
バーは、隣接パネル間に亘って取付けられると共に、取
付部間を繋ぐ可撓部の中間部位には、指詰めスペースの
開口幅に略対応する幅を有した硬質部が形成され、かつ
該硬質部の両端部内面側には、指詰めスペースが閉じる
際、パネル体コーナー部との接当に基づいて硬質部を外
方に押出ガイドする傾斜面が形成されていることを特徴
とするドア体の指詰め防止カバーである。そして本発明
は、この構成によって、ドア体の折曲部における指詰め
を確実に防止することができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は車庫等の開口部に建付けら
れるオーバーヘッドドアであって、該オーバーヘッドド
ア1は、複数のパネル2を折曲自在に連結して形成され
るドア体3を、略逆L字状のガイドレール4に沿って昇
降ガイドすることで、開口部に沿う閉鎖姿勢と、屋内天
井部に沿う収納姿勢とに変姿させるものであるが、これ
らの基本構成は何れも従来通りである。尚、5はパネル
2同志を折曲自在に連結するための蝶番、6、7、8は
ドア体3の上端部両側位置、中間部両側位置および下端
部両側位置に設けられるガイドローラ、9は上端部ガイ
ドローラ6をガイドする第二のガイドレール、10は下
端部ガイドローラ8をガイドする第三のガイドレール、
11はドア体3を吊持するワイヤ、12はワイヤ11を
介してドア体3の荷重をバランスするバランス装置であ
る。
【0005】さて、本実施例のドア体3は、上下端面に
相決部2aを有する上下2枚のパネル2を連結して形成
されるものであるが、閉鎖作動時においては、略面一状
に収納されたドア体3が一旦折曲し、しかる後、面一姿
勢に戻って開口部を閉鎖するため、上下パネル2の相決
部2a間には、指を挟む可能性のある指詰めスペースS
が存在する。
【0006】13は前記指詰めを防止するための指詰め
防止カバーであって、該指詰め防止カバー13は、可撓
性(弾性変形を含む)を有する樹脂材で形成されると共
に、上下パネル2間に亘って取付けられるため、ドア体
3の折曲を許容しつつ指詰めスペースSを覆蓋すること
になるが、取付部13a間を繋ぐ可撓部(肉薄部)13
bの中間部位には、指詰めスペースSの開口幅に略対応
する幅を有した硬質部(肉厚部)13cが形成されてい
る。即ち、前記硬質部13cは、仮令、指で指詰め防止
カバー13を押した場合でも、指が指詰めスペースSに
入り込むことを有効に阻止し得るため、指詰め防止カバ
ー13に指を掛けてドア体3を引き下ろすような操作を
した場合であっても、指詰めを防止することができるよ
うになっている。
【0007】さらに、13dは前記硬質部13cの上下
両端部内面側にそれぞれ形成される傾斜面であって、該
傾斜面13dは、指詰めスペースSが閉じる際、パネル
2のコーナー部との接当に基づいて硬質部13cを外方
に押出すように作用し、このため仮令硬質部13cが指
で押し込まれた状態で指詰めスペースSが閉じたとして
も、相決部2a間に指が挟まれることを防止することが
できるようになっている。
【0008】ところで、前記取付部13aは、取付ビス
14(もしくはブラインドリベット)を用いてパネル2
に固定されるため、前記取付ビス14が露出して外観を
損ねる惧れがあるが、取付部13aと硬質部13cとを
繋ぐ可撓部13bは、指詰めスペースSが閉じる際に、
取付部13aを覆うべく折畳み状に変形するため、指詰
め防止カバー13が露出する開口部閉鎖時には、取付部
13aを覆い隠して良好な外観を維持することができる
ようになっている。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、上下パネル2の相決部2a間に存在する指詰めス
ペースSを、可撓性を有する指詰め防止カバー13で覆
蓋して指詰め防止をするものであるが、前記指詰め防止
カバー13には、指詰め防止カバー13を押す指が指詰
めスペースSに入り込むことを有効に阻止する硬質部1
3cが形成されているため、指詰め防止カバー13に指
を掛けてドア体3を引き下ろすような操作をした場合で
も、指詰めを確実に防止することができ、この結果、指
詰めスペースSが存在するドア体の安全性を大いに向上
させることができる。
【0010】しかも、前記硬質部13cの上下両端部内
面側には、指詰めスペースSが閉じる際、パネル2のコ
ーナー部との接当に基づいて硬質部13cを外方に押出
ガイドする傾斜面13dが形成されているため、硬質部
13cが仮令指詰めスペースSに押し込まれた状態で
も、硬質部13cと共に指が挟まれることを防止できる
ことになり、このため安全性をさらに向上させることが
できる許りか、硬質部13cの挟み込みによる指詰め防
止カバー13の破損も防止することができる。
【0011】さらに、指詰め防止カバー13の取付部1
3aは、指詰めスペースSが閉じる際に可撓部13bに
よって覆われるため、指詰め防止カバー13がドア正面
に露出する開口部閉鎖時には、取付部13aを覆い隠し
て良好な外観を維持することができる。
【0012】また、本実施例においては、可撓部13b
の中間部位を肉厚にして硬質部13cを形成しているた
め、指詰め防止カバー13を一体成形することが可能に
なり、この結果、コストダウンを計ることができる許り
でなく、指詰めスペースSを気密的に覆蓋して雨水、塵
埃等の侵入を確実に阻止することができる。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、ドア体の折曲に伴って開閉する隣
接パネル間の指詰めスペースを、可撓性を有する指詰め
防止カバーで覆蓋するものでありながら、前記指詰め防
止カバーの取付部間を繋ぐ可撓部の中間部位には、指詰
めスペースの開口幅に略対応する幅を有した硬質部が形
成されている。即ち、前記硬質部は、指詰め防止カバー
を指で押したとしても、指が指詰めスペースに入り込む
ことを有効に阻止するため、指が指詰め防止カバーと共
に指詰めスペース内に入り込んで指詰めが発生する不都
合を解消し、もってドア体の安全性を大いに向上させる
ことができる。
【0014】また、硬質部の両端部内面側に、パネル端
部との接当に基づいて硬質部を外方に押出ガイドする傾
斜面を形成したものでは、硬質部が指詰めスペース内に
押し込まれても、指詰めスペースの閉鎖に伴って硬質部
が確実に押出されることになるため、硬質部と共に指が
挟まれる不都合を解消して安全性をさらに向上させるこ
とができる許りか、硬質部の挟み込みによる指詰め防止
カバーの破損も防止することができる。
【0015】また、取付部と硬質部とを繋ぐ可撓部が、
指詰めスペースが閉じた状態で取付部を覆うようにした
場合には、取付部を覆い隠して良好な外観を維持できる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーバーヘッドドアの正面図である。
【図2】閉鎖状態を示す同上側面図である。
【図3】半開状態を示す同上側面図である。
【図4】収納状態を示す同上側面図である。
【図5】ドア体の背面図である。
【図6】同上側面図である。
【図7】(A)は指詰めスペースが閉じた状態を示す要
部断面図、(B)は指詰めスペースが開いた状態を示す
要部断面図である。
【図8】(A)、(B)は指詰め防止カバーの作用を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
1 オーバーヘッドドア 2 パネル 2a 相決部 3 ドア体 13 指詰め防止カバー 13a 取付部 13b 可撓部 13c 硬質部 13d 傾斜面 S 指詰めスペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−19541(JP,A) 実開 昭58−128281(JP,U) 実開 昭63−23472(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 7/00 E06B 3/48 E05D 15/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパネルを折曲自在に連結して形成
    されるドア体であって、該ドア体の折曲に伴って開閉す
    る隣接パネル間の指詰めスペースを、可撓性を有する指
    詰め防止カバーで覆蓋するにあたり、該指詰め防止カバ
    ーは、隣接パネル間に亘って取付けられると共に、取付
    部間を繋ぐ可撓部の中間部位には、指詰めスペースの開
    口幅に略対応する幅を有した硬質部が形成され、かつ該
    硬質部の両端部内面側には、指詰めスペースが閉じる
    際、パネル体コーナー部との接当に基づいて硬質部を外
    方に押出ガイドする傾斜面が形成されていることを特徴
    とするドア体の指詰め防止カバー。
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