JP2604843B2 - 冷蔵庫の扉装置 - Google Patents

冷蔵庫の扉装置

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JP2604843B2
JP2604843B2 JP1012336A JP1233689A JP2604843B2 JP 2604843 B2 JP2604843 B2 JP 2604843B2 JP 1012336 A JP1012336 A JP 1012336A JP 1233689 A JP1233689 A JP 1233689A JP 2604843 B2 JP2604843 B2 JP 2604843B2
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雅俊 佐々木
明 中川
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松下冷機株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/021French doors

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は断熱箱体の開口を観音開式の扉によって開閉
すると共に扉裏面にはそれぞれシール用のガスケットを
備えた冷蔵庫の扉装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の扉装置は例えば特公昭63−10457号公
報に示されているように第9図〜第11図の様な構成にな
っていた。
1は冷蔵庫本体で、鉄板製の外箱2と合成樹脂から成
形してなる内箱3と外箱2と内箱3の間に充填される発
泡断熱材とからなる断熱箱体5と、断熱箱体5の左右縁
部の上下に設けた上下ヒンジ7A、7Bにより回転自在に枢
支された2枚の観音開式扉6A、6Bと、内箱3の両側壁内
に一体に成形され水平略同位置で前後に延在する複数の
網棚レール8等から形成されている。
そして、断熱歩箱体5には前面開口5Aが形成されてい
る。9は扉6A、6Bはそれぞれの非枢支側に位置する部分
の断熱箱体5の開口5Aの縁部上下に相対向して突出形成
されている第1ガイド部である。この第1ガイド部9は
前面を平面状として開口5Aと略面一となっている。9Aは
第1ガイド部9の背面に形成された半円形の曲面であ
る。10は内箱3の上下壁の第1のガイド部9周囲に発泡
断熱材4方向へ凹んだ段差部である。この段差部10の隅
部に第1ガイド部9より扉6A側で第1のガイド部9と間
隔を置いて、上下に相対向して突出して形成されている
略三角形状の第2ガイド部11を設けている。11Aは第1
ガイド部9の曲面9Aに対向する第2のガイド部11に形成
された案内面である。12は扉6A、6Bの裏面周縁部にマグ
ネットを挿入したシール部材としてのガスケットであ
る。13は庫内、14は扉6Aの裏面の非枢支側に位置するガ
スケット12より内側に位置する部分に上下二箇所庫内13
方向へ突出した支持アームで、方形状の仕切体15を回動
自在に取付けている。
以上のように構成された冷蔵庫について以下その動作
について説明する。
2枚の観音開式扉6A、6Bを閉じる際、仕切体15が、第
1扉6Aの非枢支側の裏面に開口縁に渡る長さで扉の回動
軸方向に延在して回動自在に支持され第1扉6Aを閉じる
時に庫内13に入って第2ガイド部11の案内面11Aに当接
して回動し第1ガイド部9の曲面9Aに摺動自在に合致す
る。仕切体15が第1ガイド部9に合致した状態では仕切
体15の前面は断熱箱体5の開口5Aと略面一とし両扉の非
枢支側のガスケット12は仕切体15の前面に当接して庫内
13の気密を保持することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、第2ガイド部11と
ガスケットが密着せず、また、仕切体が第1ガイド部と
第2ガイド部の間で回動する為、仕切体の上下部を開口
5Aと密着させることがしにくいため、冷気漏洩の面で不
安があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、庫内の気
密性を向上した冷蔵庫の扉装置を提供する事にある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷蔵庫の扉装置
は、断熱箱体の前面開口を閉塞するようこの開口両側に
回動自在に枢支された観音開き式第1及び第2扉と、両
扉の裏面周縁にそれぞれ設けられ前面開口周縁に当接す
るガスケットと、前記両扉の非枢支側に位置する前記開
口縁から突出した柱部と、前記第1扉の非枢支側におい
て前記開口縁の上下間に渡る長さで延在し、前記第1扉
および第2扉の非枢支側のガスケットと当接する長辺
と、第1扉に取付けられた支持アームにて回動自在に取
付けられた短辺とを備えた仕切体と、前記仕切体の支持
アームと反対側の短辺の端部に形成された前記柱部が侵
入する入口となる開口と、前記第1扉の閉動作に伴って
前記開口より侵入した柱部により前記仕切体を庫内に侵
入させながら第2扉側のガスケットと当接する方向へ回
動させ、第1扉の開動作に伴って前記柱部により仕切体
を第2扉側のガスケットから離れる方向へ回動させる前
記開口と連続した円弧状の溝と、前記柱部よりも扉に近
い側に形成され、この柱部と連動して移動し仕切体の長
手方向の端部に密着する位置としない位置とに移動する
シール材とからなり、前記円弧状の溝には、第1扉の閉
動作に伴い前記柱部を退避させてこの柱部の退避動作と
連動してシール材を仕切体の長手方向の端部と密着させ
るべく移動させるとともに、第1扉の開動作に伴い前記
柱部を突出させて柱部の突出動作と連動してシール材を
仕切体の長手方向の端部との密着から遠のくように移動
させる傾斜面を備えたことを特徴とするものである。
作用 本発明は上記した構成により第1扉の非枢支側部分の
裏面に回動自在に支持させる仕切体が、前記第1扉の閉
動作に伴って庫内に侵入し、仕切体の開口に柱部に挿入
されて、仕切体が回動する。また仕切体の回動にともな
って柱部が仕切体の傾斜部により、第1扉と閉動作に伴
い前記柱部を退避させてこの柱部の退避動作と連動して
シール材を仕切体の長手方向の端部と密着させるべく移
動させるとともに、第1扉の開動作に伴い前記柱部を突
出させて柱部の突出動作と連動してシール材を仕切体の
長手方向の端部との密着から遠のくように移動させるこ
とになる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。尚従来と同一部分については同一符号を付
し説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の扉装置の扉
閉状態を示す断面図、第2図は同第1図相当の扉開状態
を示す断面図、第3図は本発明の一実施例におけるガイ
ド部の斜視図、第4図は同第3図のB−B方向からの断
面図、第5図は同第2図のC−C方向からの断面図、第
6図は本実施例における冷蔵庫の斜視図、第7図は断熱
箱体の正面図、第8図は同第6図のD−D方向からの断
面図を示すものである。
15Aは仕切体で、開口5Aの上下寸法よりも少許小さい
長さで上下に延在し、長辺と短辺とからなっている。こ
の仕切体15Aの短辺側は第1扉6Aの非枢支側に設けて支
持アーム14にて回動自在に取付けられ、長辺側は第1扉
6Aおよび第2扉6Bの非枢支側に位置するガスケット12と
当接する。
16は断熱箱体5の開口5Aの縁部の上下に相対向して形
成されているガイド部で、扉6A、6Bのそれぞれの非枢支
側に位置する部分に位置している。そして、ガイド部16
から開口5Aの上下でそれぞれ相対向して突出している柱
部16Aを有している。ここでガイド部16は内箱3と一体
成形しても、或いは別体の部材として取付けても良い。
17Aは仕切体15Aの上下端部に設けた円弧状の溝で、ガ
イド部16の柱部16Aに摺動自在に合致する。この溝17A
は、仕切体15Aの短辺で支持アーム14と反対側の上下端
部に開口を設けて、前記柱部16Aの侵入用の入口として
いる。
また、17Bは溝17Aの終端部で、この終端部17Bは扉6A
が閉じられたとき前記開口17Cから侵入した柱部16Aによ
り仕切体15Aを回動させて、仕切体15Aの長辺側がガスケ
ット12と当接する位置になっている。
18は柱部16Aよりも開口5A側に位置するシール材で、
柱部16Aの上下方向の摺動(長手方向への移動)に連続
して仕切体15Aの端部に密着する。このシール材18は、
中心軸20によりシーソ状に揺動させるとともに、柱部16
Aを庫内側へ突出させるばね19と当接させている。
また、溝17Aと柱部16Aが当接状態にあって、開口17C
から終端17Bへ移動するときに、徐々に柱部16Aを押圧
し、ばね19に抗して柱部16Aを退避させる(第4図中下
方へ押下げる)とともに、逆に終端17Bから開口17Cへ移
動するとき、徐々に柱部16Aを移動させて柱部16Aを突出
させる傾斜面17Dが形成されている。
以上のように構成された冷蔵庫については以下その動
作を説明する。
扉6Aを閉じていくと、仕切体15Aは庫内13に侵入し、
柱部16Aが、仕切体15Aの端部に形成した開口17Cへ侵入
し、円弧状の溝17Aに沿って移動していくと傾斜面17Dに
当接し、ばね19の弾性力に抗して、シール材18が連動し
て持ち上げられる(第4図参考)。また、仕切体15A
が、反時計回りに回動していき(第2図参照)、扉6Aが
閉じた状態では、扉6A、6Bの非枢支側のガスケット12は
仕切体15Aの長辺である全面に密着し、更にシール材18
は仕切体15上下端部に密着して庫内13を気密にシールす
る。
ここで仕切体15Aは合成樹脂等で構成しても良いが、
前面のみは磁性材料で構成すれば非枢支側のガスケット
12の密着は更に良好となる。又、仕切体15Aの幅は非枢
支側のガスケット12の間隔よりも十分大となる様予め設
定する。
次に、扉6Aを開く時には、扉6Aを手前に引く(第2図
下側)ことにより、柱部16Aは摺動自在に合致する円弧
状の溝17Aを有する仕切体15Aを回動するととも、傾斜面
17Dから移動すると、シール材18は、ばね19の弾性力に
より下がり、仕切体15Aは時計回りに回動(第2図参
考)され、それによってガスケット12は仕切体15A前面
により離れ、その後は扉6Aを容易に回動し開始される。
以上のように、本実施例によれば、ガイド部の上下端
にもシール材が取り付けられている為、従来、両扉の非
枢支側のガスケットのみで気密を保持することができな
かったのに比べ、よりいっそう庫内の気密を保持するこ
とができる。
発明の効果 以上のように本発明は、脱熱箱体の前面開口を閉塞す
るようこの開口両側に回動自在に枢支された観音開き式
第1及び第2扉と、両扉の裏面周縁にそれぞれ設けられ
前面開口周縁に当接するガスケットと、前記両扉の非枢
支側に位置する前記開口縁から突出した柱部と、前記第
1扉の非枢支側において前記開口縁の上下間に渡る長さ
で延在し、前記第1扉および第2扉の非枢支側のガスケ
ットと当接する長辺と、第1扉に取付けられた支持アー
ムにて回動自在に取付けられた短辺とを備えた仕切体
と、前記仕切体の支持アームと反対側の短辺の端部に形
成され前記柱部が侵入する入口となる開口と、前記第1
扉の閉動作に伴って前記開口より侵入した柱部により前
記仕切体を庫内に侵入させながら第2扉側のガスケット
と当接する方向へ回動させ、第1扉の開示動作に伴って
前記柱部により仕切体を第2扉側のガスケットから離れ
る方向へ回動させる前記開口と連続した円弧状の溝と、
前記柱部よりも扉に近い側に形成され、この柱部と連動
して移動し仕切体の長手方向の端部に密着する位置とし
ない位置とに移動するシール材とからなり、前記円弧状
の溝には、第1扉の閉動作に伴い前記柱部を退避させて
この柱部の退避動作と連動してシール材を仕切体の長手
方向の端部と密着させるべく移動させるとともに、第1
扉の開動作に伴い前記柱部を突出させて柱部の突出動作
と連動してシール材を仕切体の長手方向の端部との密着
から遠のくように移動させる傾斜面を備えたことを特徴
とするものであるから、第1扉を閉じることによって両
扉のガスケットが仕切体前面に密着し、さらにシール材
が仕切体の長手方向の端部に密着して庫内をシールし
て、庫内の気密性を向上させ、断熱不良遠の不都合も防
止できる優れた冷蔵庫を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における冷蔵庫等の扉装置の
扉閉状態の断面図、第2図は同第1図の扉開示状態の断
面図、第3図はガイド部の斜視図、第4図は同第3図の
B−B方向からの断面図、第5図は同第2図のC−C方
向からの断面図、第6図は本実施例における冷蔵庫の斜
視図、第7図は断熱箱体の正面図、第8図は同第6図の
D−D方向からの断面図、第9図は従来例の冷蔵庫の斜
視図、第10図は断熱箱体の正面図、第11図は同第9図の
A−A方向からの断面図である。 5……断熱箱体、5A……開口、6A,6B……観音開式の第
1及び第2扉、12……ガスケット、13……庫内、15A…
…仕切体、16……ガイド部、16A……柱部、17A……円弧
状の溝、17B……終端部、17C……開口、17D……傾斜
面、18……シール材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−185087(JP,U) 実開 昭59−180188(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱箱体の前面開口を閉塞するようこの開
    口両側に回動自在に枢支された観音開き式第1及び第2
    扉と、両扉の裏面周縁にそれぞれ設けられ前面開口周縁
    に当接するガスケットと、前記両扉の非枢支側に位置す
    る前記開口縁から突出した柱部と、前記第1扉の非枢支
    側において前記開口縁の上下間に渡る長さで延在し、前
    記第1扉および第2扉の非枢支側のガスケットと当接す
    る長辺と、第1扉に取付けられた支持アームにて回動自
    在に取付けられた短辺とを備えた仕切体と、前記仕切体
    の支持アームと反対側の短辺の端部に形成された前記柱
    部が侵入する入口となる開口と、前記第1扉の閉動作に
    伴って前記開口より侵入した柱部によう前記仕切体を庫
    内に侵入させながら第2扉側のガスケットと当接する方
    向へ回動させ、第1扉の開動作に伴って前記柱部により
    仕切体を第2扉側のガスケットから離れる方向へ回動さ
    せる前記開口と連続した円弧状の溝と、前記柱部よりも
    扉に近い側に形成され、この柱部と連動して移動し仕切
    体の長手方向の端部に密着する位置としない位置とに移
    動するシール材とからなり、前記円弧状の溝には、第1
    扉の閉動作に伴い前記柱部を退避させてこの柱部の退避
    動作と連動してシール材を仕切体の長手方向の端部と密
    着させるべく移動させるとともに、第1扉の開動作に伴
    い前記柱部を突出させて柱部の突出動作と連動してシー
    ル材を仕切体の長手方向の端部との密着から遠のくよう
    に移動させる傾斜面を備えたことを特徴とする冷蔵庫の
    扉装置。
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