JPS597499Y2 - 扉開閉収納装置 - Google Patents
扉開閉収納装置Info
- Publication number
- JPS597499Y2 JPS597499Y2 JP13907279U JP13907279U JPS597499Y2 JP S597499 Y2 JPS597499 Y2 JP S597499Y2 JP 13907279 U JP13907279 U JP 13907279U JP 13907279 U JP13907279 U JP 13907279U JP S597499 Y2 JPS597499 Y2 JP S597499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- camshaft
- cam
- door
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は直角に回転して開けた扉を箱体の側板に沿わ
せてその内側に収納する板金製家具類の扉装置に関する
ものであり、さらに詳言すると箱体内部の扉収納空間が
最小になる扉装置に係るものである。
せてその内側に収納する板金製家具類の扉装置に関する
ものであり、さらに詳言すると箱体内部の扉収納空間が
最小になる扉装置に係るものである。
回転開閉扉いわゆる観音扉は内部を全面開放することが
できるが、開けた扉がじゃまになるので゛、開けた扉を
箱体の中に入れる家具類が製作されている。
できるが、開けた扉がじゃまになるので゛、開けた扉を
箱体の中に入れる家具類が製作されている。
しかし、扉を内部に収めるためには、内部の空間を扉と
その仕切壁に割かねばならず、それだけ本来の収納容積
が減少する。
その仕切壁に割かねばならず、それだけ本来の収納容積
が減少する。
この収納容積の減少を最小にするためには、扉の内部収
納空間の幅を扉の厚さと実質的に同一にしなければなら
ない。
納空間の幅を扉の厚さと実質的に同一にしなければなら
ない。
従来のヒンジ側端縁が横断面角形の扉は回転中心からヒ
ンジ側の頂角までの距離が側面までの距離よりも長いの
で、扉収納空隙の幅は扉の厚さよりも大きくなり、その
分だけ余計に箱体の内容積が減少している。
ンジ側の頂角までの距離が側面までの距離よりも長いの
で、扉収納空隙の幅は扉の厚さよりも大きくなり、その
分だけ余計に箱体の内容積が減少している。
この考案の目的は、横断面角形のヒンジ側端縁を持つ扉
の箱体の内側面に沿う扉の収納空間の幅が扉の厚さと同
一になる装置を提供し、扉の内部収納に伴う収納容積の
減少を最小限にすることにある。
の箱体の内側面に沿う扉の収納空間の幅が扉の厚さと同
一になる装置を提供し、扉の内部収納に伴う収納容積の
減少を最小限にすることにある。
前記目的を達或するためこの考案の要旨とするところは
、外板をその半幅以下の内板に水平移動在に重ねて扉を
構戒し、箱体に固定した支持板の左右方向の長孔に白板
の回転軸をはめ、外板にカム板を取付けたカム軸を固定
し、箱体の内側面に平行にカム溝とカム軸溝を設け、そ
のカム軸溝の前端部に上下方向に見て支持板の長孔と同
心な横孔を接続し、外板と内板が一体回転可能な時に内
板の回転軸と外板のカム軸を同一軸線上に配置し、カム
板の先端と外板の前外方の頂角を上から見てカム軸の中
心から箱体の外側面と45゜の角度をなす直線上の同一
ないし接近した位置に配置し、それらにより扉の回転中
その頂角が箱体の内側面に沿って前後に移動するように
したことにある。
、外板をその半幅以下の内板に水平移動在に重ねて扉を
構戒し、箱体に固定した支持板の左右方向の長孔に白板
の回転軸をはめ、外板にカム板を取付けたカム軸を固定
し、箱体の内側面に平行にカム溝とカム軸溝を設け、そ
のカム軸溝の前端部に上下方向に見て支持板の長孔と同
心な横孔を接続し、外板と内板が一体回転可能な時に内
板の回転軸と外板のカム軸を同一軸線上に配置し、カム
板の先端と外板の前外方の頂角を上から見てカム軸の中
心から箱体の外側面と45゜の角度をなす直線上の同一
ないし接近した位置に配置し、それらにより扉の回転中
その頂角が箱体の内側面に沿って前後に移動するように
したことにある。
この考案の装置を図面に示す実施例に基づいて説明する
第1図に示すように、この考案の装置を備えた板金製家
具の扉1は左右に直角に開いた後に箱体2の側板29の
内面に沿って後方に扉幅の三分の二程度引込む。
第1図に示すように、この考案の装置を備えた板金製家
具の扉1は左右に直角に開いた後に箱体2の側板29の
内面に沿って後方に扉幅の三分の二程度引込む。
第2図に示すように、扉1は内板3と外板4からなり、
内板3は仕切板30のかまちに固定した支持板5に回転
自在に軸6を介して軸支される。
内板3は仕切板30のかまちに固定した支持板5に回転
自在に軸6を介して軸支される。
内板3の上下に受枠7を固定し、その受粋に左右一対の
滑千8と滑車9を取付ける。
滑千8と滑車9を取付ける。
受枠7に入る凸条10を外板4に固定し、その凸条の上
下に滑子8と滑車9と係合する凹型レール11.12を
取付ける。
下に滑子8と滑車9と係合する凹型レール11.12を
取付ける。
第3図に示すように、内板3の受枠7の上側にコの字型
又は半球状の合戒樹脂製滑子8を、下側に回転自在な滑
車9をそれぞれ取付ける。
又は半球状の合戒樹脂製滑子8を、下側に回転自在な滑
車9をそれぞれ取付ける。
滑子8は凸条10の上側の凹型レール11にはまり、滑
車9は下側の凹型レール12にはまるので、外板4は内
板3に水平移動自在に重なる。
車9は下側の凹型レール12にはまるので、外板4は内
板3に水平移動自在に重なる。
外板4の上下面にカム軸15を固定し、そのカム軸に合
或樹脂製のフランジスリーブ16を回転自在にはめる。
或樹脂製のフランジスリーブ16を回転自在にはめる。
外板4が内板3と一体に回転する時、カム軸15は内板
3の回転軸6と同軸に位置する。
3の回転軸6と同軸に位置する。
回転軸6は支持板5の左右方向の長孔13にはまり、ス
リーブ16は箱体2の側板29と仕切板30の間に固定
した上下の案内レール17のカム軸溝18にはまる。
リーブ16は箱体2の側板29と仕切板30の間に固定
した上下の案内レール17のカム軸溝18にはまる。
カム軸溝18の前端部は左右方向に内方に曲る横孔14
を備えている。
を備えている。
カム軸15の上端部にカム板30を固定し、案内レール
17の内面がカム溝19を形威し、カム板20を案内す
る。
17の内面がカム溝19を形威し、カム板20を案内す
る。
扉1を収納する側板29と仕切板30の間の空隙の幅は
扉1の厚さと実質的に同一であり、扉1を内部に収納す
るため失われる箱体2の収納容積の減少は最小になる。
扉1の厚さと実質的に同一であり、扉1を内部に収納す
るため失われる箱体2の収納容積の減少は最小になる。
第4図ないし第6図に示すように、カム板20は直角先
端部21とその両辺部22と後端部がらなる。
端部21とその両辺部22と後端部がらなる。
カム溝19は長方形であり、その外側案内面23と内側
案内面24はレール17の左右内面そのものである。
案内面24はレール17の左右内面そのものである。
レール17の底面にあけたカム軸溝18はカム溝19に
平行に後方に延びる。
平行に後方に延びる。
扉1が閉じている時、第4図に示すように、カム板20
の直角先端部21はカム溝19の前外方の直角にぴった
りはまる。
の直角先端部21はカム溝19の前外方の直角にぴった
りはまる。
扉1が開くにつれて先端部21はカム溝19の外側案内
面23に沿って移動し、カム軸溝18の横孔14に沿っ
て内方に逃げる。
面23に沿って移動し、カム軸溝18の横孔14に沿っ
て内方に逃げる。
この時、図示していないが、回転軸6も長孔13に沿っ
て内方にずれる。
て内方にずれる。
扉1が45゜回転して半開きになった時、第5図に示す
ように、カム軸15の移動は最大になる。
ように、カム軸15の移動は最大になる。
さらに、扉1を回すと、カム板20の両辺部22の一方
がカム溝19の内側案内面24に当たり、カム軸15を
外方に復帰させる。
がカム溝19の内側案内面24に当たり、カム軸15を
外方に復帰させる。
第6図に示すように、扉1が全開した時、カム軸15は
元に戻り、先端部21の一辺が外側案内面23に接する
。
元に戻り、先端部21の一辺が外側案内面23に接する
。
カム軸15は外板4の前外方の頂角25から側面と45
゜の角度をなる垂直面内にあり、カム板20の先端直角
は垂直に見て外板4の前外方の頂角に重なる位置又はそ
れに近接した位置にある。
゜の角度をなる垂直面内にあり、カム板20の先端直角
は垂直に見て外板4の前外方の頂角に重なる位置又はそ
れに近接した位置にある。
したがって、扉1を直角に開け閉めすると、カム軸15
と回転軸6は左右に一往復し、カム板20の先端部と外
板4の前外方の頂角25は前後方向に直線的に移動する
。
と回転軸6は左右に一往復し、カム板20の先端部と外
板4の前外方の頂角25は前後方向に直線的に移動する
。
次に、実施例の扉1の開閉収納について説明する。
左右の扉1を90’回転すると、内板3と外板4は同心
の回転軸6とカム軸15を中心に一体回転するが、カム
板20の先端部21はカム溝19の外側案内面23に沿
って後方に直線移動し、カム軸15はスリーブ16と共
にカム軸溝18の左右方向の横孔14に沿い左右に一往
復する。
の回転軸6とカム軸15を中心に一体回転するが、カム
板20の先端部21はカム溝19の外側案内面23に沿
って後方に直線移動し、カム軸15はスリーブ16と共
にカム軸溝18の左右方向の横孔14に沿い左右に一往
復する。
ついで、扉を後方に押すと、内板3は停止したままであ
るが、外板4の凹型レール11.12は滑りのよい滑子
8と滑車9に案内され、同じくスリーブ16とカム板2
0もそれぞれカム軸溝18とレール17のカム溝19に
案内されるので、外板4は箱体2の側板29と仕切板3
00両面に沿い内板3の端面に当たるまで後退する。
るが、外板4の凹型レール11.12は滑りのよい滑子
8と滑車9に案内され、同じくスリーブ16とカム板2
0もそれぞれカム軸溝18とレール17のカム溝19に
案内されるので、外板4は箱体2の側板29と仕切板3
00両面に沿い内板3の端面に当たるまで後退する。
その結果、扉1の前面への突出長さは幅の三分の一だけ
になるので、開けた扉1がじゃまになることは余りない
。
になるので、開けた扉1がじゃまになることは余りない
。
扉1を閉める時は動作が逆になり、扉1を側板29と仕
切板30の間から引出して回転する。
切板30の間から引出して回転する。
扉1が回転する時、その最も外側を回る外板4の前外方
の頂角25は外側の案内面23に沿うカム板20の先端
部21とほぼ同一垂直線上に位置するので、頂角25は
箱体2の側板29の内面に接近したまま前後に移動する
。
の頂角25は外側の案内面23に沿うカム板20の先端
部21とほぼ同一垂直線上に位置するので、頂角25は
箱体2の側板29の内面に接近したまま前後に移動する
。
扉1を全開した時、その外面は側板29の内面に接する
ので、扉1を収納する側板29と仕切板30の間の空隙
の幅は扉1の厚さに実質的に同一にすることが可能であ
り最小限の内容積の犠牲で扉1が箱体2の内部に入る。
ので、扉1を収納する側板29と仕切板30の間の空隙
の幅は扉1の厚さに実質的に同一にすることが可能であ
り最小限の内容積の犠牲で扉1が箱体2の内部に入る。
なお、カム板20の両辺部とカム溝19の内側案内面2
4を保合させてカム軸15を復帰させる代りに、図示し
ていないが、ばねでカム軸を常時外方に弾圧してもよい
。
4を保合させてカム軸15を復帰させる代りに、図示し
ていないが、ばねでカム軸を常時外方に弾圧してもよい
。
第1図は本考案の装置を備えた板金製家具の扉の開閉収
納を示す斜視図、第2図は第1図の扉の構或を分解して
示す斜視図、第3図は第1図の扉の要部軸断面図、第4
図ないし第6図は第3図のカム機構の上面図であり、開
閉に伴うカムの動作を示す。 1:扉、2:箱体、3:内板、4:外板、5:支持板、
6:回転軸、13:長孔、14:横孔、15:カム軸、
18:カム軸溝、19:カム溝、20:カム板、21:
同先端部、22:同両辺部、23:内側案内面、24:
外側案内面、25:頂角、29:側板。
納を示す斜視図、第2図は第1図の扉の構或を分解して
示す斜視図、第3図は第1図の扉の要部軸断面図、第4
図ないし第6図は第3図のカム機構の上面図であり、開
閉に伴うカムの動作を示す。 1:扉、2:箱体、3:内板、4:外板、5:支持板、
6:回転軸、13:長孔、14:横孔、15:カム軸、
18:カム軸溝、19:カム溝、20:カム板、21:
同先端部、22:同両辺部、23:内側案内面、24:
外側案内面、25:頂角、29:側板。
Claims (1)
- 左右方向の長孔をあけた支持板を箱体に固定し、扉の外
板の半幅以下の白板に設けた回転軸を前記長孔に係合さ
せ、前記外板を前記内板に水平移動自在に重ね、前記箱
体の側板の内側にそれと平行にカム溝とカム軸溝を設け
、前記外板から垂直に突出して前記カム軸溝に係合する
カム軸を設け、前記カム軸に前記カム溝に係合するカム
板を同軸に固定し、前記カム軸溝の前端部に垂直に見て
前記長孔と同心の横孔を設け、前記外板と前記内板の一
体回転時における前記カム軸を前記回転軸と同一軸線上
に配置し、前記カム軸を垂直に見て前記外板の前外方の
頂角から前記側板と45゜の角度をなす直線上に設定し
、前記カム板の先端を垂直に見て前記頂角と同一ないし
それと接近した位置に設定し、前記カム溝を長方形に形
或し、前記カム板に直角先端部と両辺部を形或し、前記
直角先端部が前記カム溝の外側の案内面と係合して前記
カム軸を内方に移動し、前記両辺部が前記カム溝の内側
の案内面と係合して前記カム軸を外方に戻すことを特徴
とする扉開閉収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13907279U JPS597499Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 扉開閉収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13907279U JPS597499Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 扉開閉収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657364U JPS5657364U (ja) | 1981-05-18 |
JPS597499Y2 true JPS597499Y2 (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=29370423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13907279U Expired JPS597499Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 扉開閉収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597499Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP13907279U patent/JPS597499Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657364U (ja) | 1981-05-18 |
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