JPH0439981Y2 - - Google Patents

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JPH0439981Y2
JPH0439981Y2 JP9195685U JP9195685U JPH0439981Y2 JP H0439981 Y2 JPH0439981 Y2 JP H0439981Y2 JP 9195685 U JP9195685 U JP 9195685U JP 9195685 U JP9195685 U JP 9195685U JP H0439981 Y2 JPH0439981 Y2 JP H0439981Y2
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JP
Japan
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door
rails
cabinet
hinges
guide plate
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Expired
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JP9195685U
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English (en)
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JPS62669U (ja
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  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤビネツト本体の前方開口部を開
閉する扉を、開放時にキヤビネツト本体側板の外
面に沿わせて収納することができるようにした扉
収納装置において、扉収納時に扉が振れてガイド
部材や扉自体が損傷するのを防止するための構造
設けた扉収納装置に関するものである。
従来から、観音開きの扉を、開放時に扉が邪魔
にならないようにキヤビネツト本体側板の外面に
沿わせて収納することができるようにした扉収納
装置はあるが、これは扉の一端を蝶着している扉
案内板並びに扉を、本体側板の外面に設けられた
上、下レールに案内させて摺動させるようにした
もので、扉を90度開いてそのまま後方に押し込ん
でやれば、扉は扉案内板と共に本体側板の外面に
沿つて後方に摺動し、収納されるのであるが、扉
はその一端が扉案内板に蝶着されているだけであ
るため、収納時に振れて隣接するキヤビネツト等
に当接して双方が損傷する虞がある。そのため前
記上、下レールにそれぞれ上、下に対向する垂直
片を形成し、この垂直片で扉を抱え込んで振れを
防止するようにしてあるが、扉と垂直片との間に
は若干の隙間があるため、レールでの摺動時にガ
タ付きが生じて垂直片あるいは側板及び扉が損傷
するという欠点を有していた。
しかるに、本考案は、上記欠点を除去解決する
ために、キヤビネツト本体1の側板2の外面上、
下にそれぞれラツク31を固着した一対の上、下
レール3,3を前後方向に亘つて水平に取着し、
同上、下レールの対向する垂直片32,32に係合
して案内されるガイド部材41,41を取着し、上
部レール3の水平片33上を転動するローラ42
2を上部前後に取着し、かつ、前記ラツク31
1に噛合するピニオン43,43を装着して成る
扉案内板4を設け、同案内板4の上、下端に取着
された蝶番5,5の軸51,51にて扉6の上、下
端を回転自在に枢支して成るキヤビネツトの扉収
納装置において、扉6の内面上、下近傍に、長手
方向に亘つて溝71を形成した一対のレールを溝
1,71同士が対向するように水平に取着し、キ
ヤビネツト本体側板2の内面には、閉扉状態にお
いて前記蝶番5,5の軸51,51の中心線と一致
し、かつ、前記レール7の溝71に嵌入する軸81
を有する一対の蝶番8,8を取着して成る構造を
特徴とするものである。
尚、図中、9は扉案内板のストツパーである。
次に、本考案の上記構成に従い、図示する実施
例について、本案装置の具体的用法並びに作用、
効果を説明する。
即ち、第1図の扉を閉じた状態つまり閉扉状態
において、扉6を開くと、扉6は蝶番5,5の軸
1,51を支点として回転し、開扉するが、この
ときには扉6のレール7,7の溝に嵌入している
蝶番8,8の軸81,81の中心と前記蝶番5,5
の軸51,51の中心とが一致しているので、通常
のキヤビネツトの扉と同じく90度以上開放するこ
とが可能である。
而して、扉6を収納したい場合、扉の開放角度
を略々90度にしてそのまま後方に押してやると扉
6と一体の扉案内板4が、ローラ42,42の上部
レール3の水平片33上での転動により第2図の
如く後退し、扉6は側板2に沿つて収納されるこ
とになるが、後退の際、ピニオン43,43が上、
下レール3,3のラツク31,31に噛合して回転
し、そのピツチが上、下ピニオン43,43におい
てずれることがないため、扉6をどの位置から押
しても上下に傾斜することなく水平に移動するも
のであるが、その移動の際、扉6側のレール7,
7の溝71,71に嵌入している蝶番8,8の軸8
,81はキヤビネツト本体側に固定であるから、
扉6の摺動によつて扉を蝶着している蝶番5の軸
1とレール7の溝71が摺動する前記軸81の軸
心は第9図に示す如く次第にずれていき、軸51
1を支点とする扉6の回転は軸81,81が、嵌
入している溝71,71の側壁に当たることによつ
て規制され、軸81,81が嵌入している溝71
1の側壁との間に隙間がない限り、絶対に振れ
即ちガタ付きが生じることがなく、側板2に当接
して扉及び双方が損傷するようなことは全くない
ものである。
以上述べた如く、本考案に係る扉収納装置によ
れば、扉を蝶着している扉案内板に設けられた蝶
番の軸と、扉内面の上、下端近傍に取着されたレ
ールの溝に嵌入するキヤビネツト本体に設けられ
た蝶番の軸の中心を、閉扉時において一致させて
一軸枢支とし、扉収納時には扉の蝶着部が移動す
ることにより前記両軸の中心がずれて二軸支持と
なるように構成したものであるから、開、閉扉時
には扉は何等支障なく円滑に回転し、扉収納時に
は二軸支持による回転規制によつて振れ即ちガタ
付きを防止して従来装置のような前述の損傷事故
を完全に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示すもので、第1
図は本案装置を具備したキヤビネツトの閉扉時に
おける斜視図、第2図は本案装置による扉の収納
途中におけるキヤビネツトの斜視図、第3図は扉
収納装置の要部側面透視図、第4図は同背面図、
第5図は同平面図、第6図は同正面図、第7図は
本案装置の平面透視図、第8図は開扉状態でのキ
ヤビネツト内部から見た側面図、第9図は扉の収
納途中における要部平面図である。 1……キヤビネツト本体、2……側板、3……
レール、4……扉案内板、5……蝶番、6……
扉、7……レール、8……蝶番、9……ストツパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト本体1の側板2の外面上、下に、
    一対のレール3,3を前、後方向に亘つて水平に
    取着し、同レールに案内されて前、後に摺動する
    扉案内板4を設け、同扉案内板4の上、下端に取
    着された蝶番5,5の軸51,51にて扉6の上、
    下端を回転自在に枢支して成るキヤビネツトの扉
    収納装置において、扉6の内面上、下端近傍に、
    長手方向に亘つて溝71を形成した一対のレール
    7,7を溝71,71同士が対向するように水平に
    取着し、キヤビネツト本体側板2の内面には、閉
    扉状態において前記蝶番5,5の軸51,51の中
    心線と一致し、かつ、前記レール7の溝71に嵌
    入する軸81を有する一対の蝶番8,8を取着し
    て成るキヤビネツトの扉収納装置。
JP9195685U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0439981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9195685U JPH0439981Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JP9195685U JPH0439981Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JPS62669U JPS62669U (ja) 1987-01-06
JPH0439981Y2 true JPH0439981Y2 (ja) 1992-09-18

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ID=30648312

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JP9195685U Expired JPH0439981Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629416Y2 (ja) * 1987-12-19 1994-08-10 日本フルハーフ株式会社 バン型車両のスライド機講を備えた観音開き扉の構造
JPH076448Y2 (ja) * 1987-12-23 1995-02-15 松下電工株式会社 扉付き収納家具
JPH0752308Y2 (ja) * 1987-12-23 1995-11-29 松下電工株式会社 扉付き収納家具
JPH0586295U (ja) * 1992-04-28 1993-11-22 株式会社ムッシュ 排尿袋

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62669U (ja) 1987-01-06

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