JPH0631090Y2 - 滑り開き扉の開閉装置 - Google Patents

滑り開き扉の開閉装置

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JPH0631090Y2
JPH0631090Y2 JP1984078126U JP7812684U JPH0631090Y2 JP H0631090 Y2 JPH0631090 Y2 JP H0631090Y2 JP 1984078126 U JP1984078126 U JP 1984078126U JP 7812684 U JP7812684 U JP 7812684U JP H0631090 Y2 JPH0631090 Y2 JP H0631090Y2
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JP
Japan
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door
sliding door
opening
closing device
dovetail
Prior art date
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Application number
JP1984078126U
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JPS60188782U (ja
Inventor
英暉 徳田
光一 中島
Original Assignee
新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は滑り開き扉の開閉装置に関するもので、更に
詳細には、入隅部を構成する直角状の2つの壁面に沿い
所定の間隔をおいて平行に敷設した上下の運動軌道に沿
つて移動して、壁面に形成された出入口を開閉する滑り
開き扉の開閉装置の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
一般に、浴室等の室内に向けて内開きする扉には、一側
縁を扉枠にヒンジした片開き扉が使用されている。しか
し、この種の扉では、扉の回転によつて占められる室内
のデツドスペースができ、たたでさえ狭い室内の有効ス
ペースがさらに狭くなるという不都合があつた。そこ
で、この問題を解決する手段として、滑り開き扉が使用
されている。この滑り開き扉とは、上記片開き扉とは異
なり、丁番を用いずに、入隅部を構成する直角状の2つ
の壁面に沿い所定の間隔をおいて平行に敷設した上下の
運動軌道に沿つて移動し、壁面に形成された出入口を開
閉する扉を言い、例えば特開昭51−35536号公報
に記載されており、また一般的には第6図及び第7図示
すように、直角状の壁面1,2に敷設された直角状に相
対する2組の運動軌道3,4に沿つて転動する上部及び
下部戸車5,6を有する滑り開き扉7と、その一端は運
動軌道3,4の接合点に、かつ他端は滑り開き扉7の端
面中央部にそれぞれ回転自在に支持される折畳み可能な
連結アーム8,9とで構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこの種滑り開き扉においては、上
・下部戸車5,6によりある程度の振れ止めは可能とな
るが、これら戸車5,6は扉7の摺動を主目的とするた
め、扉7の始動時には第8図のように扉7が傾いてしま
い、摺動を円滑に行なうことができないばかりか、開閉
機構の損傷を招くおそれがあつた。
この考案は、上記問題を解決することを企図してなされ
たもので、その目的とするところは、扉の始動時及び開
閉摺動時における扉の傾きを防止して、扉を正規の状態
で円滑に開閉できるようにしたことを特徴とする滑り開
き扉の開閉装置を提供しようとするものである。〔課題
を解決するための手段〕 すなわち、この考案は、入隅部を構成する直角状の2つ
の壁面に沿い所定の間隔をおいて平行に敷設した上下の
運動軌道に沿つて移動し、前記壁面に形成した入口を開
閉する滑り開き扉において、上記扉(17)の一側上下部に
ピニオン(22,22)を回転自在に取り付けるとともに、前
記上下の運動軌道(12,13)にそれぞれあり形溝(25,25)を
設け、これらあり形溝(25,25)内にあり形突条(26,26)を
挿入嵌合し、前記あり形溝(25,25)の一側片(25a,25a)を
かしめてラツク(23,23)を沿設固定し、これらラツク(2
3,23)に前記ピニオン(22,22)を噛み合わせて成る滑り開
き扉の開閉装置を提案するものである。
〔作用〕
上記構成の装置において、ラツクとピニオンの噛み合わ
せにより、始動時及び開閉摺動時における扉の傾きを防
止して、扉を正規の状態で円滑に開閉できるようにした
ものである。
〔実施例〕
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の開閉装置の一実施例を示す縦断面
図、第2図は開閉装置の横断面図、第3図は滑り開き扉
の吊り戸車部の平面図を示すもので、入隅部を構成する
壁面のうち、入口10を有する壁面11に上下の運動軌道1
2,13を敷設した部分を示すものである。
この場合、上部運動軌動12を水平方向に転動する吊り戸
車14を具備するケーシング15には、吊り棒16を介して滑
り開き扉17が吊持されており、またこの扉17の下端に
は、下部運動軌動13を水平方向に転動する振れ止め戸車
18が回転自在に装着されている。さらに上記扉17の上端
中央部には、ピン19を介して折畳み可能な連結アーム20
の一端が枢着され、かつ連結アーム20の他端はピン21に
よつて上部運動軌道同士の接合点に枢着されている。
一方、上記扉17の一側の上下部には、ピニオン22,22が
それぞれ水平方向に回転自在に取り付けられており、こ
れらピニオン22,22は、それぞれ上、下部運動軌道12,13
に固定ねじ24で固定されたラツク23,23を沿設するもの
であつて、第2図及び第3図に示すように、上・下部運
動軌動12,13にそれぞれあり形溝25,25を設け、このあり
形溝25内にラツク23と一体に形成されたあり形突条26を
挿入嵌合した後、あり形溝25の一側片25aをかしめて、
ラツク23を沿設固定するのである。
したがつて、扉17を開閉する場合、常時ピニオン22とラ
ツク23とが噛み合つているため、始動時はもちろんのこ
と、開閉摺動時においても、扉17は傾くことなく、円滑
な開閉動作を行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、この考案の開閉装置によれば、
入隅部を構成する2つの壁面に沿つて所定の間隔を置い
て平行に敷設した上下の運動軌道を基準として、これら
上下の運動軌道に設けたあり溝にラツクと一体のあり形
突条を嵌入してかしめ止めをするため、ラツクが正確か
つ確実に固定され、しかもこれらラツクには、滑り開き
扉の一側上下部に回転自在に取り付けたピニオンを常時
噛み合わせているので、扉と壁面との関係位置が正確に
維持され、したがつて、静止時はもちろんのこと、開閉
摺動時においても、上記関係位置を保つたまま扉を円滑
に開閉することができ、また扉が傾かないために開閉機
構に無理な力がかからず、開閉機構の損傷を防止するこ
とができるとともに、開閉機構を含めて全体を軽量にす
ることができるなどの優れた効果が得られるので、その
利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の開閉装置の一実施例を示す縦断面
図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図のラツク沿設部
を示す拡大断面図、第4図は開閉装置の横断面図、第5
図は吊り戸車部の平面図、第6図は滑り開き扉の開閉状
態を示す概略斜視図、第7図は従来の開閉装置の縦断面
図で、第8図は従来の滑り開き扉の始動時を示す概略正
面図である。 図において、 10……入口 11……壁面 12……上部運動軌道 13……下部運動軌道 14……吊り戸車 15……戸車ケーシング 16……吊り棒 17……滑り開き扉 18……振れ止め戸車 19……ピン 20……連結アーム 21……ピン 22……ピニオン 23……ラツク 25……あり形溝 25a……あり形溝25の側片 26……あり形突条 である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入隅部を構成する直角状の2つの壁面に沿
    いかつ所定の間隔をおいて平行に敷設した上下の運動軌
    道に沿つて移動し、前記壁面に形成した入口を開閉する
    滑り開き扉において、上記扉(17)の一側上下部にピニオ
    ン(22,22)を回転自在に取り付けるとともに、前記上下
    の運動軌道(12,13)にそれぞれあり形溝(25,25)を設け、
    これらあり形溝(25,25)内にあり形突条(26,26)を挿入嵌
    合し、前記あり形溝(25,25)の一側片(25a,25a)をかしめ
    てラツク(23,23)を沿設固定し、これらラツク(23,23)に
    前記ピニオン(22,22)を噛み合わせて成る滑り開き扉の
    開閉装置。
JP1984078126U 1984-05-28 1984-05-28 滑り開き扉の開閉装置 Expired - Lifetime JPH0631090Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60188782U JPS60188782U (ja) 1985-12-14
JPH0631090Y2 true JPH0631090Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=30621820

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3990183A (en) * 1974-07-29 1976-11-09 Columbia Manufacturing Corporation Sliding door assembly
JPS54152736U (ja) * 1978-04-14 1979-10-24
JPS6077679U (ja) * 1983-11-04 1985-05-30 スガツネ工業株式会社 扉の開閉収納装置

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JPS60188782U (ja) 1985-12-14

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