JPS6319500Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319500Y2
JPS6319500Y2 JP14252281U JP14252281U JPS6319500Y2 JP S6319500 Y2 JPS6319500 Y2 JP S6319500Y2 JP 14252281 U JP14252281 U JP 14252281U JP 14252281 U JP14252281 U JP 14252281U JP S6319500 Y2 JPS6319500 Y2 JP S6319500Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoji
sliding door
stile
sliding
door shoji
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14252281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5845888U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14252281U priority Critical patent/JPS5845888U/ja
Publication of JPS5845888U publication Critical patent/JPS5845888U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6319500Y2 publication Critical patent/JPS6319500Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は少なくとも三枚の引戸障子を戸外枠上
框内に収容したベルト連動機構によつて互いに連
動して引違い式に開閉するようにした連動引戸に
係るものである。
従来のこの種の連動引戸、例えば三枚の引戸障
子からなるものにあつては三枚の障子が共に同一
の障子幅に形成してあるため、これら引戸障子の
全開放時には各障子の開放竪框が完全に重なり合
つて障子を閉めるにあたつて引き勝手側障子に手
掛け部分がなくなり、引き勝手側障子から遠い
側、つまり固定側障子の位置する側からの障子引
き出し操作が実際上困難となる。そこで障子全開
放時において引き勝手側障子に手掛け部分を設け
るために従来では第1図に示すように障子A,
B,Cが完全に開放状態に至る若干手前の段階で
これらの障子A,B,Cを開放位置に止めるよう
にしていた。ところが、この第1図で明らかなよ
うに連動引戸の構造からして引き勝手側障子Aに
手掛け部分を設けるためにはこの障子Aと固定側
障子Cとの中間の障子Bまでも引き勝手側障子A
の手掛け部分に相当する分だけ位置がずれること
になり、その結果障子全開放時における開口幅L
は三枚の障子A,B,Cが完全に重なり合つたと
した場合の開口幅L0に比べ相当狭くなつてはな
はだ不都合であつた。
ところで、この種連動引戸は、各引戸障子が互
に連動して開閉するため、その開閉操作、特に全
開放時から引戸障子を閉鎖する場合の手掛け部分
は、全ての引戸障子に設ける必要がなく、室内外
側のいずれかの引戸障子に設ければよいわけであ
る。
本考案はこの点に注目し、第2図に例示するよ
うに引き勝手側引戸障子A1の障子幅を他の引戸
障子B1,C1よりも適当に長くして、引戸障子の
全開放時において引き勝手側引戸障子A1の竪框
部分が他の引戸障子B1,C1の竪框に対し閉鎖方
向に一定長さだけ突出するようにし、それにより
引き勝手側引戸障子A1に手掛け部分を与えると
共に障子全開放時の開口幅L1を最大限に利用で
きるようにすることを目的としている。
以下本考案を第3図以降に例示した具体的な実
施例に基いて詳述する。
第3図は浴室に適用した連動引戸を浴室外から
見た正面図にて図示したもので、1は連動引戸が
嵌装される戸外枠で、上框2、下框3及び左右の
竪框4,4よりなる。5,6,7は三枚の引戸障
子で、これらのうち例えば図中左側及び中央の引
戸障子5,6を出入口側の障子とすると共に引戸
障子5を引き勝手側引戸障子とし、図中右側の引
戸障子7を収納側即ち固定側の障子としており、
そしてこれらの引戸障子5,6,7は戸外枠1の
上框2内に装備された後記ベルト連動機構によつ
て互いに連動して引違い式に収納、引出し自在と
なつている。第4図、第5図で示すように引戸障
子5,6,7は夫々上框5a,6a,7a、下框
5b,6b,7b、中框5c,6c,7c、左竪
框5d,6d,7d及び右竪框5e,6e,7e
を相互に組設して障子枠を構成し、そして第5図
から明らかなように中央の引戸障子6と右側の固
定側引戸障子7は夫々障子幅がW6,W7で共に等
しく、左側の引き勝手側引戸障子5の障子幅W5
は他の障子6,7の障子幅W6,W7より長く形成
されていて、同図の仮想線で示されるような引戸
障子全開放位置において引き勝手側引戸障子5の
竪框5dが他の障子6,7の竪框6d,7dに対
し引戸障子閉鎖方向へ所定長さPだけ突出するよ
うになつている。また、これら引戸障子5,6,
7の夫々の上框5a,6a,7a内にはベルト連
動機構その他を支持する支持ブラケツト8,9,
10が挿抜自在に取付けられている。
第6図乃至第10図は引き勝手側引戸障子5に
おける支持ブラケツト8の取付状態を示したもの
で、支持ブラケツト8は略扁平状に形成されてい
て適当な上下方向の幅と引戸障子5の上框5aよ
り若干長い長さとを有し且つ下端部にビスホール
11及び最下端にフランジ部12を備えており、
而してこの支持ブラケツト8は第9図で明らかな
ように、ビスホール11と下端フランジ部分12
との間の部分13を上框5aの中間支持壁16に
設けた切欠溝16aに挿通させた状態で該上框5
aの内側壁14と外側壁15との間に挿入され
る。こうして支持ブラケツト8を内部挿入した上
框5aは左右の竪框5d,5eに連結されるので
あるが、特に左側の竪框5dと上框5a及び支持
ブラケツト8との連結にあたつては図中17で示
されるような補強スペーサがこれらの間に介装さ
れる。この補強スペーサ17は、竪框5dの上端
と支持ブラケツト8の左端とで形成されるような
隅部切欠き空間Sを埋めるスペーサ部17aと、
このスペーサ部17aの下端に一体に連設されて
いて上框5aと竪框5dに埋設される補強部17
bとからなるものである。そして、上框5a、支
持ブラケツト8、補強スペーサ17及び左右の竪
框5d,5eの連結にあたつては、第6図、第7
図に示すように先ず補強スペーサ17の補強部1
7bを左側の竪框5dの上端部内に嵌合させて該
竪框5dの外端側支持壁19上部のビス挿通穴2
4aより補強スペーサ固定用ビス24を補強スペ
ーサ17における補強部17bのビス孔17cに
ねじ込んで該補強スペーサ17を左側の竪框5d
に対し固定する。次いで補強スペーサ17の補強
部17b先端部を、上框5aを構成する内外両側
壁14,15間に横方向から突入嵌合すると共に
該内外両側壁14,15の左端を左側の竪框5d
の内端開口段部18に係嵌させ、また上框5a内
に挿入された支持ブラケツト8の左端縁部を第8
図に示すように補強スペーサ17におけるスペー
サ部17aの嵌合溝17dに嵌合させると共に上
記補強部17b先端面を支持ブラケツト8に設け
られた隅部切欠部8aの竪壁部8a′に当接させ、
そして支持ブラケツト固定用ビス25を、同竪框
5dの外端側支持壁19に穿設したビス挿通穴2
5aから補強スペーサ17の補強部17bに設け
た断面長円形状のビス挿通穴17eを通つて支持
ブラケツト8のビスホール11の一端部にねじ込
ませ、また上框固定用ビス26を、同竪框5dの
外端側支持壁19に設けたビス挿通穴26aから
内部に通して上框5aのビスホール27の一端部
にねじ込ませる。一方、右側の竪框5eの内端側
支持壁20a上端部及び外端壁20b上端部に
夫々切欠部21a,21bを設けて該竪框5e上
端部に支持ブラケツト抜き溝22を形成しておい
てこの抜き溝22を介して支持ブラケツト8を右
側の竪框5eに対し挿抜自在となしており、而し
てこの竪框5eの組付けにあたつて上框5aにお
ける内外両側壁14,15の右端を竪框5eの内
端開口段部23に係嵌させ、右側の竪框5eの外
端壁20bに設けたビス挿通穴28bから上框固
定用ビス26を内端側支持壁20aのビス挿通穴
28aを通じて同ビスホール27の他端部にねじ
込ませればよいわけである。下框5b、中框5c
については図示を省略しているが、上述した上框
5aの場合と同様にして下框固定用ビス、中框固
定用ビスを介し竪框5d,5eに固定させてい
る。
上記引戸障子5において、左側の竪框5dより
支持ブラケツト8のビスホール11にねじ込まれ
ている支持ブラケツト固定用ビス25を抜き取れ
ば、支持ブラケツト8は竪框5dに対する固定を
解除され、従つてこの支持ブラケツト8と引戸障
子5とを上框5aの長手方向に沿つて相対移動さ
せると、支持ブラケツト8は右側の竪框5eに設
けた抜き溝22を介して抜き出すことができる。
以上は引戸障子5についての支持ブラケツト8
の取付状態の説明であるが、他の引戸障子6,7
の夫々の支持ブラケツト9,10も上述した引戸
障子5の場合と同様であるためその具体的説明を
省略する。
第4図、第6図及び第11図に示されるよう
に、前記支持ブラケツト8,9,10には夫々の
左右両端部の戸車29,29,30,30,3
1,31が回転自在に軸着され、支持ブラケツト
8に軸着の戸車29,29は戸外枠1の上框2内
に設けてある支持レール32上に、支持ブラケツ
ト9に軸着の戸車30,30は同上框2内に設け
られた支持レール33上に、また支持ブラケツト
10に軸着の戸車31,31は同上框2内の支持
レール34上に支持され、これらの戸車29,2
9,30,30,31,31によつて引戸障子
5,6,7は吊持されており、またこれら引戸障
子5,6,7の夫々の下框5b,6b,7bはそ
の凹状溝35,36,37を介して、戸外枠1の
下框3に設けられたガイドレール38,39,4
0に摺動自在に嵌合保持されている。このように
して戸外枠1に吊持状に取付けられた引戸障子
5,6,7はベルト連動機構41により互いに連
動して引違い式に収納、引出しできるようにして
ある。このベルト連動機構41は、具体的には第
11図に示すように、引戸障子6に取付けてある
支持ブラケツト9の左右両端部にベルト車42,
43を回転自在に軸着し、これらのベルト車4
2,43間にベルト44をエンドレス状に掛けわ
たすと共に、このベルト44の一部44aを側方
へ延出してこのベルト延出部44aを引戸障子5
側の支持ブラケツト8所要部位に固着し、同ベル
ト44の他部44bを側方へ延出してこの延出部
44bを引戸障子7側の支持ブラケツト10所要
部位に固着してなるもので、第11図で示される
ような完全閉鎖状態にある引戸障子5,6,7に
おける引き勝手側引戸障子5を同図に関し右方向
に移動させることにより中央の障子6がこれに連
動して右方向へ移動し、その結果これらの障子
5,6は第12図に示されるように固定側障子7
と重合状態に収納されて完全開放状態となり、こ
のとき引き勝手側引戸障子5の竪框5dは他の障
子6,7の竪框6d,7dに対し障子閉鎖方向へ
長さPだけ突出する。また、この開放状態からこ
の引き勝手側引戸障子5を図の左方向へ移動させ
ると第11図のような閉鎖状態となるわけであ
る。尚、支持ブラケツト8,9,10の夫々には
戸車29,30,31の取付けられている側面と
反対側の側面に、振れ止め用ローラ45,46,
47が、戸外枠1の上框2内に設けてある支持壁
48,49,50と摺接可能に軸着されている。
また、第3図に示されるように固定障子となる引
戸障子7の竪框7eと戸外枠1の竪框4との間に
固定金具51が介設されている。
以上説明したように本考案の連動引戸は、引き
勝手側引戸障子の障子幅を他の引戸障子よりも適
当に長くして、引戸障子の全開放時において引き
勝手側引戸障子の竪框部分が他の引戸障子の竪框
に対し閉鎖方向に突出するようにしているので、
障子全開放時において、引き勝手側引戸障子の閉
鎖方向への突出部分を手掛け部分とすることがで
きると共に、この引き勝手側障子の突出部分のみ
が、全ての障子が完全に重なり合つたとした場合
における開口幅より狭くなるだけで、中間にある
一枚又はそれ以上の障子は固定側障子と完全に重
合させることができ、それによつてこの種引違い
式連動引戸において障子全開放時の開口幅を最大
限に広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の連動引戸を示す概略説明図、第
2図は本考案の連動引戸の概略説明図、第3図以
降は本考案の一実施例を示すもので、第3図は三
枚の障子を有する連動引戸の全体概略正面図、第
4図は第3図に示す連動引戸の拡大縦断面図、第
5図は同上の拡大横断面図、第6図は支持ブラケ
ツトを有する引戸障子の要部拡大正面図、第7図
は第6図の−線断面図、第8図は第6図の矢
視−より見た端面図、第9図は第6図の−
線断面図、第10図は第6図に示す引戸障子の
側面図、第11図及び第12図は夫々ベルト連動
機構を示す平面説明図である。 1……戸外枠、2……戸外枠の上框、5……引
き勝手側引戸障子、6……引戸障子、7……固定
側障子、5a,6a,7a……引戸障子の上框、
5d,6d,7d……引戸障子の竪框、8,9,
10……支持ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引違い式に並列して設けた少なくとも三枚の引
    戸障子を戸外枠上框内に収容したベルト連動機構
    によつて互に連動して開閉するようにした連動引
    戸において、引き勝手側引戸障子の障子幅を他の
    引戸障子よりも適当に長くして、引戸障子の全開
    放時において引き勝手側引戸障子の竪框部分が他
    の引戸障子の竪框に対し閉鎖方向に突出するよう
    にしてなる連動引戸。
JP14252281U 1981-09-24 1981-09-24 連動引戸 Granted JPS5845888U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14252281U JPS5845888U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 連動引戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14252281U JPS5845888U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 連動引戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5845888U JPS5845888U (ja) 1983-03-28
JPS6319500Y2 true JPS6319500Y2 (ja) 1988-05-31

Family

ID=29935549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14252281U Granted JPS5845888U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 連動引戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5845888U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166062A (ja) * 1984-02-09 1985-08-29 Okazaki Kikai Kogyo Kk ロ−ルコ−タ
JPH10280808A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Nishi Seisakusho:Kk 引 戸

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5845888U (ja) 1983-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5189837A (en) Single sliding sash
JPS6319500Y2 (ja)
US2076194A (en) Window
US3192992A (en) Overhead sectional door
JPH0113184Y2 (ja)
US2598419A (en) Door or closure
JPH02178487A (ja) 戸袋なし雨戸
JPH0342232Y2 (ja)
JPH0113187Y2 (ja)
JPS6319499Y2 (ja)
JPH0113183Y2 (ja)
JPS588855Y2 (ja) 組立物置
JPH0352959Y2 (ja)
JPH0317369A (ja) 同面引違いサッシ
JP2579463Y2 (ja) 折畳み扉の開閉規制装置
KR102081329B1 (ko) 거실창으로 사용되는 폴딩도어 구조
JPH0232787Y2 (ja)
JPH0352957Y2 (ja)
JPS625502Y2 (ja)
JPS5853427Y2 (ja)
JPS5846703Y2 (ja) 郵便物受入箱の扉
JPS627833Y2 (ja)
JPS6133810Y2 (ja)
JPH0182294U (ja)
JPS6029870Y2 (ja) ビニ−ルハウス用折戸