JPH10280808A - 引 戸 - Google Patents

引 戸

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JPH10280808A
JPH10280808A JP9105146A JP10514697A JPH10280808A JP H10280808 A JPH10280808 A JP H10280808A JP 9105146 A JP9105146 A JP 9105146A JP 10514697 A JP10514697 A JP 10514697A JP H10280808 A JPH10280808 A JP H10280808A
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JP
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JP9105146A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Fukuda
勝行 福田
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Nishi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Nishi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロゼットのような押入れの開口部は、一般
的に折り畳み式の扉によって開閉するようにされてい
る。しかし、折り畳み式の扉は開扉した際に押入れの開
口部から突出するため、押入れの開口部の前に、ベッド
などの家具を置くことができないといった不便さがあっ
た。 【解決手段】 この発明の引戸は3以上の戸板部材1
0,20,30が相互に関連して移動するようにする。
各戸板部材10,20,30の上部にはガイド部材1
1,21,31を設ける。各ガイド部材11,21,3
1には一対の係合部材15,25,35に懸架される環
状部材16,26,36を設け、各環状部材16,2
6,36は一部で係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特にクロゼット
などの押入れの開口部を開閉するために使用する引戸に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】クロゼットの開口部は、一般的に折り畳
み式の扉によって開閉するようにされている。この折り
畳み式の扉は例えば図9に示すように、2枚ずつに折れ
曲がる4枚の扉100が、押入れの開口部2の中心から
両側に分かれて開くようにされている。したがって、開
扉された扉100は、押入れの開口部2から突出する状
態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】部屋のレイアウトの都
合から、クロゼットのような押入れの前には、ベッドな
どの家具を置きたい場合がある。しかし、クロゼットの
開口部2が折り畳み式の扉100で開閉されると、開扉
された扉100がクロゼットの開口部2から突出するた
め、扉100の前に家具を置くことができない。したが
って、クロゼットのような押入れの扉100が折り畳み
式では、家具の配置に制約が生じるという課題があっ
た。
【0004】そこで、この発明はクロゼットなどの押入
れの開口部から突出しないで開閉することができるよう
にした引戸を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1の引戸は、3以上の戸板部材と、3以上の列を
持つレールを有し、レールに沿って戸板部材が移動する
引戸において、レールには戸板部材とは別体のガイド部
材が内蔵され、戸板部材は前記ガイド部材に係合及び/
又は固定されていてレールに沿って相互に関連して移動
することを特徴とするものである。
【0006】上記の第1の引戸によれば、戸板部材は前
記ガイド部材に係合及び/又は固定されていてレールに
沿って相互に関連して移動することにより、1の戸板部
材がレールに沿って移動すると、他の戸板部材も追従し
てレールに沿って移動する。また本発明の引戸では、戸
板部材とは別体のガイド部材が使用されているので、ガ
イド部材をユニット化することが可能であり、汎用性が
高い。さらにガイド部材は、レールに内蔵されているの
で、外部から見えにくく、部屋の雰囲気を壊さない。
【0007】上記の課題を解決するための第2の引戸
は、3以上の戸板部材と、3以上の列を持つレールを有
し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸において、
レールには戸板部材とは別体のガイド部材が設けられ、
各ガイド部材は、相互に関連して移動し、戸板部材は前
記ガイド部材に取り付けられて相互に関連して移動する
ことを特徴とするものである。
【0008】上記の第2の引戸によれば、レールに設け
られた各ガイド部材が相互に関連して移動し、このガイ
ド部材に戸板部材が取り付けられて相互に関連して移動
するため、1の戸板部材がレールに沿って移動すると、
他の戸板部材も追従してレールに沿って移動する。
【0009】上記の課題を解決するための第3の引戸
は、上記の第2の引戸であって、ガイド部材の少なくと
も一つには、係合部材と該係合部材の間に懸架されて自
由移動可能な環状部材が設けられ、環状部材の一部は、
隣のガイド部材の一部と係合し、ガイド部材が相互に関
連して移動することを特徴とするものである。
【0010】上記の第3の引戸によれば、環状部材の一
部は隣のガイド部材の一部と係合することにより、その
隣のガイド部材を取り付けている戸板部材がガイドレー
ルに沿って移動すると、環状部材が移動し、環状部材を
設けたガイド部材を取り付けている戸板部材もガイドレ
ールに沿って移動する。その環状部材を設けたガイド部
材を取り付けている戸板部材が移動すると、上記とは反
対側のガイド部材を取り付けている戸板部材もガイドレ
ールに沿って移動する。
【0011】上記の課題を解決するための第4の引戸
は、上記の第2の引戸であって、となり合う3つ以上の
ガイド部材を有し、ガイド部材には、係合部材と該係合
部材の間に懸架されて自由移動可能な環状部材が設けら
れ、各環状部材は、隣の環状部材と一部で係合し合い、
ガイド部材が相互に関連して移動することを特徴とする
ものである。
【0012】上記の第4の引戸によれば、各ガイド部材
に環状部材が設けられ、各環状部材はそれぞれ隣の環状
部材と一部で係合し合うことにより、複数の戸板部材が
一方に重ねられた状態でも、他方に重ねられた状態で
も、1の戸板部材が移動すると、環状部材によって係合
している隣の戸板部材も追従して移動する。
【0013】上記の課題を解決するための第5の引戸
は、3以上の戸板部材と、3以上の列を持つレールを有
し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸において、
レールには戸板同士が関連して移動する様に戸板同士を
関連付けるガイド部材が内蔵されていることを特徴とす
るものである。
【0014】上記の第5の引戸によれば、レールに内蔵
したガイド部材が戸板同士を関連して移動させるため、
1の戸板部材がレールに沿って移動してガイド部材が移
動すると、ガイド部材に関連付けられた他の戸板部材も
追従してレールに沿って移動する。
【0015】上記の課題を解決するための第6の引戸
は、上記の第1乃至第5の引戸であって、ガイド部材は
レールと天地方向に係合しており、戸板部材は前記ガイ
ド部材と嵌合して移動することを特徴とするものであ
る。
【0016】上記の第6の引戸によれば、ガイド部材が
レールと天地方向に係合していることにより、ガイド部
材に嵌合している戸板部材は吊り下げられた状態で移動
する。
【0017】上記の課題を解決するための第7の引戸
は、3以上の戸板部材と、3以上の列を持つレールを有
し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸において、
3以上の戸板部材には、係合部材と該係合部材の間に懸
架されて自由移動可能な環状部材が設けられ、各環状部
材は、隣の環状部材と一部で係合しあい、戸板部材は相
互に関連して移動することを特徴とするものである。
【0018】上記の第7の引戸によれば、各戸板部材に
はガイド部材を設けることなく、環状部材が設けられ、
その環状部材が隣の環状部材と一部で係合し合うことに
より、1の戸板部材がレールに沿って移動すると、隣の
戸板部材が追従してレールに沿って移動する。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1から
図7を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形
態の平面図である。図2は、第1の実施の形態の分解斜
視図である。図3は、第2の実施の形態の平面図であ
る。図4は、第2の実施の形態の分解斜視図である。図
5は、第3の実施の形態の平面図である。図6は、第4
の実施の形態の平面図である。図7は、第4の実施の形
態であって、図6とは異なる使用形態の平面図である。
図8は、第1,第3,第4の実施形態の全体構造を示す
斜視図である。
【0020】この発明の実施の形態の引戸は、クロゼッ
トのような押入れの開口部1を第1、第2及び第3の戸
板部材10,20,30によって開閉するためのものと
して説明する。押入れの開口部1は左右の縦枠2,3の
上下に上枠と下枠を連結したものである。また、いずれ
の実施の形態の引戸も、図8の様に上枠にレール5を取
り付け、そのレール5は3の列5aを持つものとする。
戸板部材10,20,30はこのようなレールに沿って
移動する。各戸板部材10,20,30の上部にはレー
ル5の列5a内に内蔵されるガイド部材11,21,3
1,40を取り付け、ガイド部材11,21,31,4
0がレール5の列5aに案内されて、戸板部材10,2
0,30は移動する。図8は、以下に示す4例の実施形
態の内、第1、第3、第4実施形態のガイド部材11,
31,40を図示している。ガイド部材11,21,3
1,40は、いずれもレール5及び戸板部材10,2
0,30とは別個の部材であり、レール5に内蔵されて
いる。
【0021】また、引戸はブレーキ装置50を備えたも
のとする。ブレーキ装置50は、第1のガイド部材11
の右端と第3のガイド部材31の左端に取り付けたロー
ラ51と、レール5の右端と左端に取り付けたストッパ
52とによって構成する。ストッパ52は板バネをヘ字
形に折曲し、ローラ51に押圧されて平坦に変形するも
のである。例えば第1の戸板部材10が勢いよく移動し
ても、ローラ51がストッパ52によって衝止し、第1
戸板部材10は右の縦枠2に衝突することがないように
することができる。また、第3の戸板部材は、ローラ5
1がストッパ52に衝止して左の縦枠2から勝手に離隔
しないようにすることができる。以下、第1から第4の
実施の形態の特徴を、図面における左右の位置関係で説
明する。
【0022】(第1の実施の形態)第1の実施の形態の
引戸は図1及び図2に示すように、ガイド部材11,2
1,31に係止部11a,11a,21a,21a,3
1a,31aを突設したことを特徴とするものである。
第1と第3のガイド部材11,31は係止部11a,1
1a,31a,31aが第2のガイド部材21の方に向
くコ字形状とする。第2のガイド部材21の係止部21
a,21aは、一端部で第1のガイド部材11の方に向
き、他端部で第3のガイド部座の方に向くように突設す
る。また、各ガイド部材11,21,31の側面には凹
条を形成し、レール5にはこの凹条に係入する凸条を形
成する。
【0023】第1の実施の形態の引戸は以上のように構
成し、つぎに動作について、図1(a)(b)(c)を
参照しながら説明する。図1(a)に示すように第1、
第2そして第3の戸板部材10,20,30が押入れの
開口部1の左の縦枠2に寄せ集められて、開扉された状
態の押入れの開口部1を閉扉するためには、第1の戸板
部材10を右側へ移動させる。第1の戸板部材10が押
入れの開口部1の中間まで移動すると、第1のガイド部
材11の左の係止部11aが第2のガイド部材21の右
の係止部21aに当接する。したがって、第1の戸板部
材10がさらに右の方へ移動し続けるだけで、図1
(b)に示すように第2のガイド部材12が第1のガイ
ド部材11に引っ張られて、第2の戸板部材20も右の
方へ移動する。
【0024】また、第1の戸板部材10が勢いよく移動
しても、第1のガイド部材11に取り付けたローラ51
がストッパ52に衝止して、ヘ字形状のストッパ52が
平坦に撓められる。したがって第1の戸板部材10は勢
いが弱められ、大きな衝突音が発生することなく、図1
(c)に示すように右の縦枠3に当接する。第1の戸板
部材10が右の縦枠3に当接すると、第1のガイド部材
11に取り付けたローラ51がストッパ52に衝止し
て、第1の戸板部材は強制的に移動させない限り、右の
縦枠3から離隔することがない。
【0025】また、第2の戸板部材20が右の方へ移動
する慣性によって、第3の戸板部材30が右の方へ引っ
張られようとしても、第3のガイド部材31に取り付け
たローラ51がストッパ52に衝止しているため、第3
の戸板部材30が左の縦枠2から離隔することがない。
このように第1の戸板部材10が右の縦枠3に当接し、
第3の戸板部材30が左の縦枠2に当接することによっ
て、押入れの開口部1は図1(c)に示すように閉扉さ
れる。
【0026】図1(c)に示すように閉扉された押入れ
の開口部1を開扉するには、第1の戸板部材10を左の
方へ移動させる。第1の戸板部材10は、第1のガイド
部材11のローラ51がストッパ52を撓めて、左の方
へ移動することができる。第1の戸板部材10が押入れ
の開口部1の中間まで移動すると、第1のガイド部材1
1の右側の係止部11aが第2のガイド部材21の右側
の係止部21aに当接し、第1のガイド部材11が第2
のガイド部材21を引っ張ることによって、第2の戸板
部材20が第1の戸板部材10とともに移動する。そし
て、第1と第2の戸板部材10,20が左の縦枠2に当
接し、第3の戸板部材30と重な30ると、押入れの開
口部1は完全に開扉される。
【0027】また、図1(c)に示すように閉扉された
押入れの開口部1は、第2の戸板部材20を左の方へ移
動させることによって開扉することもできる。第2の戸
板部材20が左の方へ移動すると、第2のガイド部材2
1の右の係止部21aが第1のガイド部材11の左の係
止部31aを引っ張り、第1の戸板部材30は第2の戸
板部材20とともに左の方へ移動する。ただし、第2の
戸板部材20が左の縦枠2に当接しても、第1の戸板部
材10は押入れの開口部1の中間に位置しているため、
続けて、第1の戸板部材30を左の方へ移動させて、左
の縦枠2に当接することによって、押入れの開口部1は
完全に開扉される。
【0028】さらに、図1(c)に示すように閉扉され
た押入れの開口部1は、第3の戸板部材30を右の方へ
移動させることによっても開扉することができる。第3
の戸板部材30が押入れの開口部1の中間まで移動する
と、第3のガイド部材31の左の係止部31aが第2の
ガイド部材21の左の係止部21aに当接し、第2のガ
イド部材21が第3のガイド部材31に引っ張られて、
第2の戸板部材20は第3の戸板部材30とともに右の
方へ移動する。したがって、第3の戸板部材30と第2
の戸板部材20は同時に右の縦枠3に当接し、押入れの
開口部1は完全に開扉される。
【0029】また、図1(c)に示すように閉扉された
押入れの開口部1は、第2の戸板部材20を右の方へ移
動させて開扉することもできる。第2の戸板部材20が
右の方へ移動すると、第2のガイド部材21の左の係止
部21aが第3のガイド部材31の右の係止部31aを
引っ張って、第3の戸板部材30も左の方へ移動する。
ただし、第2の戸板部材が右の縦枠3に当接しても、第
3の戸板部材30は押入れの開口部1の中間に位置して
いるため、さらに、第3の戸板部材30が右の方へ移動
し、右の縦枠3に当接することによって、押入れの開口
部1は完全に開扉される。
【0030】このように、第1、第2及び第3の戸板部
材10,20,30が右の縦枠3に当接して開扉した状
態から閉扉するには、第2又は第3の戸板部材20,3
0を左の方へ移動させる。すなわち、第1の戸板部材が
左の方へ移動すると、第1のガイド部材11の右の係止
部11aが第2のガイド部材21の右の係止部21aを
引っ張り、第2のガイド部材21の左の係止部21aが
第3のガイド部材31の左の係止部31aを引っ張って
しまうため、第1、第2及び第3の戸板部材10,2
0,30が一体に左に移動して、閉扉することができな
い。
【0031】したがって、第3の戸板部材30を左に移
動させ、第3のガイド部材31の右の係止部31aが第
2のガイド部材21の左の係止部21aを引っ張り、第
2の戸板部材21が左の方に移動するようにする。第3
の戸板部材30が左の縦枠2に当接すると、第2の戸板
部材20が押入れの開口部1の中間に位置し、押入れの
開口部1は完全に閉扉される。
【0032】また、第1、第2及び第3の戸板部材1
0,20,30が右の縦枠3に当接して押入れの開口部
1が開扉している状態から、第2の戸板部材20が左に
移動することによっても閉扉することができる。第2の
戸板部材20が左に移動すると、第2のガイド部材21
の左の係止部21aが第3のガイド部材31の左の係止
部31aを引っ張って、第3の戸板部材30も移動す
る。第2の戸板部材が押入れの開口部1の中間まで移動
した後、第3の戸板部材30を左に移動させ、第3の戸
板部材30が左の縦枠2に当接すると、押入れの開口部
1は完全に閉扉される。
【0033】(第2の実施の形態)第2の実施の形態の
引戸は、図3及び図4に示すようなガイド部材40を第
1、第2及び第3の戸板部材10,20,30の上面に
重ね合わせるものである。ガイド部材40は、中心に例
えば丸い中心孔42を穿設し、両側には長孔41,43
を穿設したものである。第1の戸板部材10の左端には
前記長孔41内で移動する凸部12を突設し、第2の戸
板部材20の中央には中心孔42に係入する凸部22を
突設し、第3の戸板部材30の右端には上記長孔43内
で移動する凸部32を突設する。このような第1、第2
及び第3の戸板部材10,20,30が図3(a)に示
すように左の縦枠2に当接して、押入れの開口部1が開
扉された状態では、第1の戸板部材10の凸部12がガ
イド部材40の長孔41の左端に位置し、第3の戸板部
材30の凸部32が長孔43の右端に位置する。
【0034】そして、閉扉するために第1の戸板部材1
0が右の方へ移動すると、第1の戸板部材10の凸部1
2がガイド部材40の長孔41内を左から右へ移動す
る。第1の戸板部材10が押入れの開口部1の中間まで
位置すると、第1の戸板部材10の凸部12がガイド部
材40の長孔41の右端まで移動する。続いて、第1の
戸板部材10が右の方へ移動すると、第1の戸板部材1
0の凸部12がガイド部材40を右側へ引っ張り、図3
(b)に示すようにガイド部材40の中心孔42に係入
している凸部22を突設した第2の戸板部材20が右の
方へ移動する。第2の戸板部材20が移動している間
も、第3の戸板部材30に突設した凸部32は、ガイド
部材40の長孔43内に係入しているため、第3の戸板
部材30は左側の縦枠に接合した状態を維持する。
【0035】そして、第1の戸板部材10が右側の縦枠
に接合すると、図3(c)に示すように第2の戸板部材
20が押入れの開口部1の中間に位置し、押入れの開口
部1は完全に閉扉された状態となる。
【0036】図3(c)に示すように閉扉された押入れ
の開口部1は、第1の戸板部材10を左の方に移動する
ことによって開扉することができる。第1の戸板部材1
0が左の方に移動すると、第1の戸板部材10の凸部1
2は、ガイド部材40の長孔41内を右から左の方へ移
動する。第1の戸板部材10が押入れの開口部1の中間
まで移動すると、その第1の戸板部材10の凸部12が
ガイド部材40の長孔41の左端に位置する。
【0037】そして、第1の戸板部材10がさらに左へ
移動することによって、ガイド部材40の中心孔42内
に係入している凸部22が左へ引っ張られる。すると、
その凸部22を突設した第2の戸板部材20も左の方へ
移動する。したがって、第1の戸板部材10と第2の戸
板部材20は重なった状態で移動する。第1の戸板部材
10と第2の戸板部材20が左の縦枠2に当接すると、
押入れの開口部1は完全に開扉された状態となる。
【0038】また図3(c)に示すように閉扉された押
入れの開口部1は、第2の戸板部材20を左の方に移動
させて開扉することもできる。閉扉された状態では、ガ
イド部材40の長孔41の右端に、第1の戸板部材10
の凸部12が係入しているため、第2の戸板部材20が
左へ移動すると、第1の戸板部材10に突設した凸部1
2が引っ張られ、第1の戸板部材10は第2の戸板部材
20とともに移動する。しかし、第2の戸板部材20が
左の縦枠2に当接しても、第1の戸板部材10は押入れ
の開口部1の中間部に位置しているため、第1の戸板部
材10がさらに左側へ移動し、左の縦枠2に当接するこ
とにより、押入れの開口部1は完全に開扉する。
【0039】また、図3(c)に示すように押入れの開
口部1が閉扉された状態から、第3の戸板部材30を右
の方へ移動させることにより、押入れの開口部1を開扉
することもできる。第3の戸板部材30の凸部32は当
初、ガイド部材40の長孔43内を左から右へ移動し、
その長孔43の右端まで移動した後、ガイド部材40を
右側へ引っ張る。したがって、ガイド部材40の中心孔
42に係入している凸部22を突設した第2の戸板部材
20も右の方へ移動する。第3と第2の戸板部材20が
右側の縦枠3に当接すると、押入れの開口部1は完全に
開扉される。
【0040】さらに、図3(c)に示すように押入れの
開口部1が閉扉さられた状態から、第2の戸板部材20
を右の方へ移動させることにより、開扉することもでき
る。第2の戸板部材20が右の方へ移動すると、第2の
戸板部材20の凸部22がガイド部材40の中心孔42
に係入していることから、ガイド部材40も右方向に移
動する。すると、ガイド部材40の長孔43の左端に係
入している第3の戸板部材30の凸部32が引っ張ら
れ、第3の戸板部材30は右の方へ移動する。ただし、
第2の戸板部材20が右の縦枠3に当接しても、第3の
戸板部材30は押入れの開口部1の中間に位置している
ため、この第3の戸板部材30はさらに右の方に移動し
て右の縦枠3に当接することにより、押入れの開口部1
は完全に開扉することができる。
【0041】このように第1、第2及び第3の戸板部材
10,20,30が右の縦枠3に当接して開扉された状
態から閉扉するには、第3の戸板部材を左の方へ移動さ
せる。もし、第1の戸板部材10が左の方へ移動する
と、第1の戸板部材10の凸部12がガイド部材40の
長孔41の左端に位置していることから、ガイド部材4
0が左の方へ引っ張られ、第2の戸板部材20も左に移
動して、閉扉することができない。
【0042】したがって、第1、第2及び第3の戸板部
材10,20,30が右の縦枠3に当接して閉扉した状
態からは、第3の戸板部材30が左の方へ移動すること
によって閉扉する子ができる。第3の戸板部材30が左
の方へ移動すると、第3の戸板部材30に突設した凸部
32がガイド部材40の長孔43内を右から左の方へ移
動する。第3の戸板部材30が押入れの開口部1の中間
において、その凸部32がガイド部材40の長孔43の
左端に位置し、第3の戸板部材30がさらに左の方へ移
動すると、ガイド部材40の中心孔42に係入している
第2の戸板部材20の凸部42が左の方へ引っ張られ、
第2の戸板部材20も左の方へ移動する。そして、第3
の戸板部材30が左の縦枠2に当接すると、押入れの開
口部1は完全に閉扉される。
【0043】(第3の実施の形態)第3の実施の形態は
図5に示すように、第2の戸板部材20に設けたガイド
部材21の両端部にプーリのような係合部材23を設
け、その一対の係合部材23に無端のワイヤーのような
環状部材24を自由に移動することができるように係合
し、その環状部材24の一部が第1及び第3の戸板部材
10,30に設けたガイド部材11,31の一部と連結
部材13,33によって係合させたものである。連結部
材13,33は、第1のガイド部材11の左端と、第3
のガイド部材31の右端とに固定し、図5(a)に示す
ように第1、第2及び第3の戸板部材10,20,30
が左の縦枠2に当接して押入れの開口部1が開扉された
状態において、第1のガイド部材11に固定した連続部
材13が第2のガイド部材21の左端部に設けた係合部
材23に係合している部分の環状部材24に連結し、第
3のガイド部材31に固定した連結部材33が第2のガ
イド部材21の右端部に設けた係合部材23に係合して
いる部分の環状部材24に連結する。
【0044】第3の実施の形態の引戸は以上のように構
成し、つぎに使用方法について説明する。図5(a)に
示すように押入れの開口部1が開扉された状態から閉扉
するには、第1の戸板部材10を右の方へ移動する。す
ると、第1のガイド部材11に固定された連結部材13
が右方向へ移動し、環状部材24は反時計方向に進行す
る。環状部材24は他方の連結部材33によって第3の
ガイド部材31とも係合しており、環状部材24が反時
計方向に進行することにより、環状部材24に連結した
連結部材33を固定している第3のガイド部材31が左
の方に移動しようとする。しかし、第3の戸板部材30
は左の縦枠2と当接して左の方に移動できないため、第
3のガイド部材31に固定した連結部材33が固定点と
なって、第2の戸板部材20が右方向へ移動する。した
がって、第1の戸板部材10と第2の戸板部材20は図
5(b)に示すように、同時に右方向に移動する。
【0045】そして図5(c)に示すように、第1の戸
板部材10が右の縦枠3に当接すると同時に第2の戸板
部材20も押入れの開口部1の中間に位置し、押入れの
開口部1は完全に閉扉される。このとき、第1のガイド
部材11に固定した連結部材13は、第2の戸板部材2
0の右端に位置し、第3のガイド部材31に固定した連
結部材は第2の戸板部材20の左端に位置する。
【0046】図5(c)に示すように閉扉された押入れ
の開口部1を開扉するためには、第1の戸板部材10を
左の方へ移動させる。すると、第1のガイド部材11に
固定した連結部材13が左の方へ移動するため、第2の
戸板部材20に設けた環状部材24が時計方向に進行す
る。すると、第3のガイド部材31に固定した連結部材
33が右の方へ引っ張られ、第3のガイド部材31を設
けた第3の戸板部材30が右の方に移動しようとする。
しかし、第3のガイド部材31のローラ51がストッパ
52に衝止しているため、第3の戸板部材30は右の方
へ移動しない。
【0047】したがって、第3の戸板部材30が左の縦
枠2に当接した位置を維持し、第3のガイド部材31に
固定した連結部材33が固定点となり、第1の戸板部材
10が左の方に移動することにより、第2の戸板部材2
0に設けた環状部材24が時計方向に進行し、第2の戸
板部材20も左方向に移動する。そして、第1、第2及
び第3の戸板部材30が左の縦枠2に当接すると、押入
れの開口部1は完全に開扉した状態となる。また、第2
の戸板部材20を左の方へ移動させても、第1の戸板部
材10が左の方へ移動して、押入れの開口部1が開扉す
る。
【0048】さらに、図5(c)に示すように押入れの
開口部1が閉扉された状態において、第1の戸板部材1
0のローラ51がストッパ52に衝止しているため、第
3の戸板部材30を右の方へ移動させても、押入れの開
口部1を開扉することができる。すなわち、第3の戸板
部材30が右の方へ移動すると、第2の戸板部材20に
設けた環状部材24が時計方向に進行し、第1のガイド
部材11に固定した連結部材13が左の方へ引っ張られ
る。しかし、第1のガイド部材11のローラ51がスト
ッパ52に衝止しているため、第1の戸板部材10は左
の方へ移動しない。したがって、第3の戸板部材30が
右の方へ移動すると、第2のガイド部材の環状部材24
が時計方向に進行するとともに、第2の戸板部材20が
右の方へ移動する。そして第3の戸板部材30が右の縦
枠3に当接すると同時に第2の戸板部材20も右の縦枠
3に当接し、押入れの開口部1は完全に開扉される。ま
た、第2の戸板部材20を右の方へ移動しても、同様に
押入れの開口部1は開扉することができる。
【0049】このように第1、第2及び第3の戸板部材
10,20,30が右の縦枠3に当接して、開扉した状
態から閉扉するには、第3の戸板部材30を左の方へ移
動させる。もし、第1の戸板部材10を左に移動させる
と、第1のガイド部材11に固定された連結部材13が
第2のガイド部材21を引っ張り、第2の戸板部材20
が第3のガイド部材31を引っ張るため、第2及び第3
の戸板部材20,30も移動する。したがって、第3の
戸板部材30が左の方へ移動するようにする。すると、
第2のガイド部材の環状部材24が反時計方向に進行
し、第2の戸板部材20も左の方へ移動する。したがっ
て、第3の戸板部材30が左の縦枠2に当接することに
よって、押入れの開口部1は完全に閉扉される。
【0050】(第4の実施の形態)第4の実施の形態は
図6及び図7に示すように、第1、第2及び第3の戸板
部材10,20,30の各上部に設けた各ガイド部材1
1,21,31の両端部にプーリのような係合部材1
5,25,35を設け、その係合部材15,25,35
に、自由に移動することができる無端のワイヤーのよう
な環状部材16,26,36を設け、各環状部材16,
26の一部と隣の環状部材26,36の一部とは連結部
材17,27によって係合するものである。連結部材1
7,27は図6(a)に示すように、第1、第2及び第
3の戸板部材10,20,30が左の縦枠2に当接して
開扉している状態において、第1のガイド部材11の左
端と第2のガイド部材21の左端との間の環状部材1
6,26同士、及び第2のガイド部材21の右端と第3
の右端との間の環状部材26,36同士に取り付ける。
【0051】このような引戸は図6(a)に示すよう
に、戸板部材10,20,30が左の縦枠2に当接して
押入れの開口部1が開扉された状態から、第1の戸板部
材10を右の方へ移動させて閉扉することができる。第
1の戸板部材10が右の方へ移動すると、第1のガイド
部材11の環状部材16は進行しないで、第2のガイド
部材21の環状部材26が反時計方向に進行する。した
がって、第2の戸板部材20の環状部材を取り付けてい
る他の連結部材27が第3の戸板部材30を左の方へ引
っ張る。しかし、第3の戸板部材30は左の縦枠2に当
接しているため、左の方へ移動できない。
【0052】したがって、第1の戸板部材10が右の方
へ移動して、第2の環状部材26が反時計方向に進むこ
とによって、第2の環状部材26と第3の環状部材36
とを連結している連結部材27が固定点となって、第2
の戸板部材20は図6(a)に示すように右の方へ移動
する。そして、第1の戸板部材10が右の縦枠3に当接
すると、図6(c)に示すように第2の戸板部材20が
押入れの開口部1の中央に位置し、押入れの開口部1は
完全に閉扉される。
【0053】押入れの開口部1が図6(c)に示すよう
に閉扉された状態から開扉するためには、第1の戸板部
材10を左の方へ移動させる。すると、第2のガイド部
材21の環状部材26が時計方向に進行し、第2のガイ
ド部材21の環状部材26が連結部材27が第3の戸板
部材30を右の方へ引っ張る。しかし、第3の戸板部材
30のローラ51がストッパ52に衝止しているため、
第3の戸板部材30は右の方へ移動せず、第2の戸板部
材20は第1の戸板部材10とともに左の方へ移動す
る。したがって、第1の戸板部材10と第2の戸板部材
20が左の縦枠2に当接すると、押入れの開口部1は図
6(a)に示すように、完全に開扉される。
【0054】また、押入れの開口部1が図6(c)に示
すように閉扉された状態から、第3の戸板部材30を右
の方へ移動させて開扉することもできる。第3の戸板部
材30が右の方へ移動すると、第2の戸板部材20の環
状部材26が時計方向に進行し、第1の戸板部材10が
左の方へ引っ張られる。しかし、第1の戸板部材10の
ローラ51がストッパ52に衝止しているため、第1の
戸板部材10は左の方へ移動しない。したがって、第3
の戸板部材30が第2の戸板部材20を引っ張って、右
の方へ移動する。第2の戸板部材20と第3の戸板部材
30とが右の縦枠3に当接すると、押入れの開口部1は
図7(a)に示すように、完全に開扉される。
【0055】また、押入れの開口部1が図6(c)に示
すように閉扉された状態から開扉するために、第2の戸
板部材20を右の方へ移動させ、第3の戸板部材30が
右の方へ引っ張られるようにすることもできる。しか
し、第2の戸板部材20が右の縦枠3に当接しても、第
3の戸板部材30は押入れの開口部1の中間に位置して
いるため、その第3の戸板部材30はさらに右に移動さ
せて、右の縦枠3に当接させることによって、押入れの
開口部1は図7(a)に示すように、完全に開扉され
る。
【0056】図7(a)に示すように、第1、第2及び
第3の戸板部材30が右の縦枠3に当接して開扉した押
入れの開口部1は、上記の第1から第3の実施の形態と
異なり、第1の戸板部材10を左の方へ移動させても閉
扉することができる。第1の戸板部材10が左の方へ移
動すると、第2と第3の戸板部材20,30が停止した
まま、第1の環状部材16が時計方向に回転する。第1
の戸板部材10が押入れの開口部1の中間まで移動する
と、第1の環状部材16に取り付けた連結部材17が第
1のガイド部材11の右の係合部材15まで移動し、そ
の係合部材15は第2のガイド部材21の左の係合部材
25に連続した位置となる。
【0057】したがって、第1の戸板部材10がさらに
左に移動すると、第1の環状部材16と第2の環状部材
26は進行しないで、図7(b)に示すように第2の戸
板部材20も引っ張られて左に移動する。第2の戸板部
材20が左に移動すると、第3の環状部材36が時計方
向に進行し、第3の戸板部材30は右の縦枠3に当接し
た状態を維持する。そして、第1の戸板部材10が左の
縦枠2に当接すると、図7(c)に示すように、押入れ
の開口部1は完全に閉扉される。
【0058】また図7(a)に示すように、第1、第2
及び第3の戸板部材10,20,30が右の縦枠3に当
接して、押入れの開口部1が開扉された状態から、上記
の第1から第3の実施の形態と同様に、第3の戸板部材
30が左の方へ移動しても開扉することができる。すな
わち、第3の戸板部材30が左の方へ移動すると、第2
の環状部材26が反時計方向に進行し、第1の戸板部材
10が右の方へ移動させるような力が加えられる。しか
し、第1の戸板部材10は右の縦枠3に当接しているた
め、右の方へ移動せず、その力によって第2の戸板部材
20が左の方へ移動する。そして、第3の戸板部材30
が左の縦枠2に当接すると、押入れの開口部1は完全に
開扉される。
【0059】なお、この発明は上記の実施の形態に限定
するものではない。例えば、係止部材はガイド部材に設
けるものに代えて、戸板部材に直接に設けることもでき
る。また、上記の実施の形態の戸板部材は3について説
明したが、4以上であっても、上記の実施の形態と同様
に実施することができる。さらに、引戸はクロゼットの
ような押入れに限定するものではなく、各種の部屋の間
仕切りなどにも使用することができる。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、3以上の戸板部材が
相互に関連して移動するため、基本的に1の戸板部材を
移動させるだけで、開扉及び閉扉させることができる。
したがって、この発明の引戸は開扉及び閉扉のための使
い勝手が向上する。また、この発明の引戸がクロゼット
のような押入れに使用されると、扉が押入れの開口部に
突出しないため、押入れの前にもベッドのような家具を
置くことも可能になり、部屋のレイアウトが自由になる
という効果が発揮される。また本発明の引戸では、戸板
部材とは別体のガイド部材が使用されているので、ガイ
ド部材をユニット化することが可能であり、汎用性が高
い。さらにガイド部材は、レールに内蔵されているの
で、外部から見えにくく、部屋の雰囲気を壊さない効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の平面図である。
【図2】第1の実施の形態の分解斜視図である。
【図3】第2の実施の形態の平面図である。
【図4】第2の実施の形態の分解斜視図である。
【図5】第3の実施の形態の平面図である。
【図6】第4の実施の形態の平面図である。
【図7】第4の実施の形態であって、図6とは異なる使
用形態の平面図である。
【図8】第1,第3,第4の実施形態の全体構造を示す
斜視図である。
【図9】従来の引戸の平面図である。
【符号の説明】
5 レール 10,20,30 戸板部材 11,21,31,40 ガイド部材 15,23,25,35 係合部材 16,24,26,36 環状部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3以上の戸板部材と、3以上の列を持つ
    レールを有し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸
    において、レールには戸板部材とは別体のガイド部材が
    内蔵され、戸板部材は前記ガイド部材に係合及び/又は
    固定されていてレールに沿って相互に関連して移動する
    ことを特徴とする引戸。
  2. 【請求項2】 3以上の戸板部材と、3以上の列を持つ
    レールを有し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸
    において、レールには戸板部材とは別体のガイド部材が
    設けられ、各ガイド部材は、相互に関連して移動し、戸
    板部材は前記ガイド部材に取り付けられて相互に関連し
    て移動することを特徴とする引戸。
  3. 【請求項3】 ガイド部材の少なくとも一つには、係合
    部材と該係合部材の間に懸架されて自由移動可能な環状
    部材が設けられ、環状部材の一部は、隣のガイド部材の
    一部と係合し、ガイド部材が相互に関連して移動するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の引戸。
  4. 【請求項4】 となり合う3つ以上のガイド部材を有
    し、ガイド部材には、係合部材と該係合部材の間に懸架
    されて自由移動可能な環状部材が設けられ、各環状部材
    は、隣の環状部材と一部で係合し合い、ガイド部材が相
    互に関連して移動することを特徴とする請求項2に記載
    の引戸。
  5. 【請求項5】 3以上の戸板部材と、3以上の列を持つ
    レールを有し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸
    において、レールには戸板同士が関連して移動する様に
    戸板同士を関連付けるガイド部材が内蔵されていること
    を特徴とする引戸。
  6. 【請求項6】 ガイド部材はレールと天地方向に係合し
    ており、戸板部材は前記ガイド部材と嵌合して移動する
    ことを特徴とする請求項1乃至5に記載の引戸。
  7. 【請求項7】 3以上の戸板部材と、3以上の列を持つ
    レールを有し、レールに沿って戸板部材が移動する引戸
    において、3以上の戸板部材には、係合部材と該係合部
    材の間に懸架されて自由移動可能な環状部材が設けら
    れ、各環状部材は、隣の環状部材と一部で係合しあい、
    戸板部材は相互に関連して移動することを特徴とする引
    戸。
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