JPH11280337A - 引戸構造 - Google Patents

引戸構造

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Publication number
JPH11280337A
JPH11280337A JP10087585A JP8758598A JPH11280337A JP H11280337 A JPH11280337 A JP H11280337A JP 10087585 A JP10087585 A JP 10087585A JP 8758598 A JP8758598 A JP 8758598A JP H11280337 A JPH11280337 A JP H11280337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
sliding
hinge
opened
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP10087585A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ishii
祐一 石井
Tomio Ono
富雄 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP10087585A priority Critical patent/JPH11280337A/ja
Publication of JPH11280337A publication Critical patent/JPH11280337A/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1,第2引戸を当接音を発生させることな
く円滑に連続して開閉する。 【解決手段】 左右に開閉可能な少なくとも2枚以上の
複数の引戸1を備え、第1の引戸7の開動作に連動し移
動しながら巾方向に長いほぼ中央部のヒンジ部15を支
点として折畳まれる折畳み可能な回動プレート11,1
3と、第2の引戸9に設けられ、前記ヒンジ部15のヒ
ンジ軸心と外れた位置で係合し、その係合部25を、上
下に誘導案内するガイド溝21を備えたガイド部材33
とを有する構造とし、第1引戸7の開閉動作に連動して
係合部25に第2引戸9を開閉方向へ押圧する押圧作用
を働かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、左右に開閉する
引戸に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、大型の物置きの引戸に
あっては、複数の引戸によって構成され第1の引戸、第
2の引戸の順に開いて大きな出し入れ口が確保されるよ
うになっている。
【0003】図11に示す如く、物置き101の第1の
引戸103の一方には第1ストッパー105が、他方に
は第2ストッパー107がそれぞれ設けられる一方、第
2の引戸109には、前記第1ストッパー105,第2
ストッパー107とそれぞれ当接し合う当接部111が
設けられている。
【0004】したがって、第1の引戸103を開ける
と、第1ストッパー105が当接部111に当ることで
第1の引戸103と第2の引戸109は連結状態が確保
され第1の引戸103,第2の引戸109の順に開くよ
うになる。また、第1の引戸103を閉めると、第2ス
トッパー107が当接部111に当ることで、第1の引
戸103,第2の引戸109の順に閉まるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く、第1の
引戸103と第2の引戸109は当接部111に、第1
ストッパー105又は第2ストッパー107が当ること
で連結し合い、一緒になって開方向あるいは閉方向への
移動が可能となる。
【0006】この場合、全閉時において、図12に示す
如く当接部111と第1ストッパー105との間には所
定の距離Dを有しているため、この距離Dは第1の引戸
103を開けた時に単独で移動する単独移動区間とな
る。したがって、例えば、第1の引戸103を強く開け
た時に、第1ストッパー105は当接部111と勢いよ
くぶつかり、大きな当接音が発生する。閉める時も同様
で、場合によっては、当接部111あるいはストッパー
105のいずれかが破損する等の問題があった。そこ
で、この発明は、当接音の発生をなくし、円滑に開け、
閉めが行なえるようにした引戸構造を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、左右に開閉可能な少なくとも
2枚以上の複数の引戸を備え、第1の引戸の開動作に連
動し移動しながら引戸の巾方向に長いほぼ中央部のヒン
ジ部を支点として折畳まれる折畳み可能な回動プレート
と、第2の引戸に設けられ、前記ヒンジ部のヒンジ軸心
と外れた位置で係合し、その係合部を、上下に誘導案内
するガイド溝を備えたガイド部材とを有する。
【0008】第2に、左右に開閉可能な少なくても2枚
以上の複数の引戸を備え、第1の引戸の開動作に連動し
移動しながら引戸の巾方向に長いほぼ中央部のヒンジ部
を支点として折畳まれる折畳み可能な回動プレートと、
第2の引戸に設けられ、前記ヒンジ部と係合し、そのヒ
ンジ部を上下に誘導案内するガイド溝を備えたガイド部
材とを有する。
【0009】かかる引戸構造の請求項1によれば、第1
の引戸と第2の引戸はガイド部材を介して連結状態にあ
るため、例えば、全閉時において、第1の引戸を開ける
と、回動プレートは移動しながらほぼ中央部のヒンジ部
を支点として折畳まれる。同時に、係合部は、ガイド溝
内をスライド移動する時に、ガイド部材を介して第2の
引戸を開方向へ押圧する押圧作用が働く結果、第2の引
戸は、第1の引戸と連動して一緒に開いていくようにな
る。このため、当接音は起こらず、連続した円滑な開動
作が得られる。同時に、閉める時も、ガイド部材を介し
て第1,第2の引戸は連動して閉まるようになる。
【0010】また、この発明の請求項2にあっては、ガ
イド部を、直接ガイド溝で上下に案内する構造となるた
め、係合部が不要となり、構造が簡単になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4の図面を参照
しながらこの発明の第1の実施の形態について具体的に
説明する。
【0012】図1において、1は物置き3の出し入れ口
5に設けられた引戸を示している。引戸1は、第1の引
戸7,第2の引戸9とから成り、上下の敷居(図示して
いない)に沿って左右方向へスライド移動可能となって
いる。
【0013】引戸1の裏側には、引戸1の巾方向に長い
第1の回動プレート11と第2の回動プレート13が設
けられ、ほぼ中央部のヒンジ部となるヒンジピン15を
介して回動自在に連結される一方、第1の回動プレート
11の端部は、支持ピン17によって第1の引戸7にブ
ラケット19を介して回動自在に取付けられている。
【0014】第2の回動プレート13の端部は、支持ピ
ン17によって躯体側に回動自在に取付けられている。
【0015】したがって、第1,第2の回動プレート1
1,13は、引戸1の全閉時には略直列の状態(図2)
になると共に、全開時にはヒンジピン15を支点として
略逆V字状に折畳み可能となっている。(図4)一方、
第2の引戸9には、上下に長いガイド溝21を有するガ
イド部材23が取付けられている。ガイド溝21には、
第1の回動プレート11に設けられた係合部となる係合
ピン25がスライド自在に係合し、係合ピン25は、前
記ヒンジピン15のヒンジ軸心から外れた位置に設定さ
れている。
【0016】ガイド溝21の下端領域は、図3に示す如
く、傾斜上昇部21aを有する形状となっていて、第1
の引戸7の開動作時に、ヒンジピン15を若干上向きに
上昇させることで、第1,第2の回動プレート11,1
3が開動作に連動して円滑に逆V字状となるための初期
動作が確保されるようになっている。
【0017】なお、第1,第2の回動プレート11,1
3は、第1の引戸7の開動作初期時に、左右の支持ピン
17,17と長孔27との関係によって左右方向へ若干
の横移動が可能となっている。
【0018】このように構成された第1の引戸7と第2
の引戸9は、第1,第2の回動プレート11,13とガ
イド部材23とにより連結状態が確保されている。
【0019】次に、第1の引戸7を開けると、係合ピン
25は傾斜上昇部21aに沿って傾斜上昇する。この
時、ヒンジピン15は上向きの作用が働き、第1,第2
の回動プレート11,13は、ヒンジピン15を支点と
して図3に示す如く逆V字状に折畳まれ、最終的に図4
に示す如く全開状態が得られる。
【0020】同時に、係合ピン25は、ガイド溝21に
沿って上昇する時に、ガイド部材23を介して第2の引
戸9を開方向へ押圧する押圧部として作用するため、第
2の引戸9は第1の引戸7と一緒に円滑に連続して開く
ようになる。
【0021】したがって、当接音の発生は起こらず、ま
た、衝撃による破損等の事故も起こることはない。
【0022】図5は、係合ピン25を省略した第2の実
施形態を示したものである。
【0023】即ち、第1,第2の回動プレート11,1
3のヒンジピン15を、直接、第2の引戸9に設けられ
たガイド部材23のガイド溝21にスライド自在に係合
させるものである。
【0024】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
【0025】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、第1の実施形態の効果に加えて、係合ピンの省略が
可能となるため、構造が簡単になると共に部品点数の削
減が図れるメリットが得られる。なお、第1,第2の回
動プレート11,13は、略逆V字状に折畳まれるよう
になっているが、V字状に折畳まれるようにしてもよ
い。
【0026】図7から図10は、第1,第2の回動プレ
ート11,13を、第1扉29,第2扉31,第3扉3
3から成る浴室用ドア35の下部に実施した形態を示し
たものである。
【0027】この実施形態の場合には、第2扉31に設
けられたガイド部材23のガイド溝21及び第1の回動
プレート11の係合ピン25との関係は、第1実施形態
と同様であるが、第1,第2回動プレート11,13の
下端縁に、浴室のフロアー面37と弾接し合うシール部
材39を設けるようにする。
【0028】これにより、浴室用ドア35の全閉時に
は、シール部材39と回動プレート本体とで、段差のな
いフラットに形成された浴室の出入口への水侵入を確実
に阻止する止水壁として機能させることができる。
【0029】また、図10に示す如く、第1,第2扉2
9,31を円滑に開けることが出来る。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、ガイド部材によって、第1,第2の引戸をガタ付く
ことなく円滑に連続して開け閉めすることができると共
に、当接音をなくすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる引戸構造を示した概要斜視
図。
【図2】引戸の全閉時の概要説明図。
【図3】開扉途中の引戸の概要説明図。
【図4】全開状態の引戸の概要説明図。
【図5】ヒンジピンを直接ガイド部のガイド溝に係合さ
せた第2の実施形態を示す図1と同様の概要斜視図。
【図6】第2の実施形態の引戸を開いた動作図。
【図7】第1,第2の回動プレートを浴室用ドアに実施
した形態を示す概要斜視図。
【図8】浴室用ドアの全閉状態を示す概要説明図。
【図9】図8のA−A線断面拡大図。
【図10】浴室用ドアの開扉状態を示した動作図。
【図11】従来の引戸構造を示した概要斜視図。
【図12】従来の引戸を上からみた説明図。
【符号の説明】
1 引戸 7 第1の引戸 9 第2の引戸 11,13 回動プレート 15 ヒンジピン(ヒンジ部) 21 ガイド溝 23 ガイド部材 25 係合ピン(係合部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に開閉可能な少なくとも2枚以上の
    複数の引戸を備え、 第1の引戸の開動作に連動し移動しながら引戸の巾方向
    に長いほぼ中央部のヒンジ部を支点として折畳まれる折
    畳み可能な回動プレートと、第2の引戸に設けられ、前
    記ヒンジ部のヒンジ軸心と外れた位置で係合し、その係
    合部を、上下に誘導案内するガイド溝を備えたガイド部
    材とを有することを特徴とする引戸構造。
  2. 【請求項2】 左右に開閉可能な少なくても2枚以上の
    複数の引戸を備え、第1の引戸の開動作に連動し移動し
    ながら引戸の巾方向に長いほぼ中央部のヒンジ部を支点
    として折畳まれる折畳み可能な回動プレートと、第2の
    引戸に設けられ、前記ヒンジ部と係合し、そのヒンジ部
    を上下に誘導案内するガイド溝を備えたガイド部材とを
    有することを特徴とする引戸構造。
JP10087585A 1998-03-31 1998-03-31 引戸構造 Pending JPH11280337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10087585A JPH11280337A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 引戸構造

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JP10087585A JPH11280337A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 引戸構造

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JPH11280337A true JPH11280337A (ja) 1999-10-12

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ID=13919089

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JP10087585A Pending JPH11280337A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 引戸構造

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JP (1) JPH11280337A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156358A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Kokuyo Co Ltd 引き戸及び収納家具
JP2008075335A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Okamura Corp 引違い扉のリンク装置
JP2018131078A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 株式会社京三製作所 可動式ホーム柵

Cited By (3)

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