JPH021694B2 - - Google Patents
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- JPH021694B2 JPH021694B2 JP58181366A JP18136683A JPH021694B2 JP H021694 B2 JPH021694 B2 JP H021694B2 JP 58181366 A JP58181366 A JP 58181366A JP 18136683 A JP18136683 A JP 18136683A JP H021694 B2 JPH021694 B2 JP H021694B2
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- JP
- Japan
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- lid
- bracket
- sunroof
- slider
- pin
- Prior art date
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 18
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/053—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用サンルーフ開閉装置に関する
ものである。
ものである。
従来一般の自動車において、車室内外の換気及
び開放感を増大させるために、ルーフパネル側に
開口部を設け、閉止及び開口自在なサンルーフパ
ネルを取り付けた構造が知られており、且つ実用
化されている。これら従来例にあつては、サンル
ーフパネルは、固定されたルーフパネルに沿つて
自在にスライド移動する構造が普通であつて、構
成上単一のサンルーフパネルを用いて開閉機構を
取り付けた構造が用いられている。しかしながら
この様なサンルーフ構造の場合、車室内外の換気
効果が完全であるとはいい難く、特に運転席の上
部に開口部がないため、運転者に及ぼす換気及び
開放感が不充分となる欠点がある。上記に対処す
るため、一部の車両にあつてはサンルーフパネル
を2分割して運転者の上方にまで開口部を広げ、
2枚のリツドを夫々独立して開閉動作させる構成
例が実施されている。更に公知の独パテント第
1946161号によれば、カバー部材を2分割構成と
するとともに、前カバー部材はその後縁の持ち上
げによつて上昇するように開閉し、後カバー部材
は後縁を下げることによつて固定屋根板の下に移
動できるようにした構成が開示されている。しか
しながら、上記のようなサンルーフパネルの2分
割された構成例にあつては、夫々のリツド又はカ
バー部材を開閉駆動させる機構が夫々別系統とな
つており、具体的に述べれば2対の駆動モータ及
び2対のワイヤ機構を具備して夫々独立して動作
させる構造となつているので、機構上複雑になり
易い外、価格が上昇するという欠点を有してい
る。
び開放感を増大させるために、ルーフパネル側に
開口部を設け、閉止及び開口自在なサンルーフパ
ネルを取り付けた構造が知られており、且つ実用
化されている。これら従来例にあつては、サンル
ーフパネルは、固定されたルーフパネルに沿つて
自在にスライド移動する構造が普通であつて、構
成上単一のサンルーフパネルを用いて開閉機構を
取り付けた構造が用いられている。しかしながら
この様なサンルーフ構造の場合、車室内外の換気
効果が完全であるとはいい難く、特に運転席の上
部に開口部がないため、運転者に及ぼす換気及び
開放感が不充分となる欠点がある。上記に対処す
るため、一部の車両にあつてはサンルーフパネル
を2分割して運転者の上方にまで開口部を広げ、
2枚のリツドを夫々独立して開閉動作させる構成
例が実施されている。更に公知の独パテント第
1946161号によれば、カバー部材を2分割構成と
するとともに、前カバー部材はその後縁の持ち上
げによつて上昇するように開閉し、後カバー部材
は後縁を下げることによつて固定屋根板の下に移
動できるようにした構成が開示されている。しか
しながら、上記のようなサンルーフパネルの2分
割された構成例にあつては、夫々のリツド又はカ
バー部材を開閉駆動させる機構が夫々別系統とな
つており、具体的に述べれば2対の駆動モータ及
び2対のワイヤ機構を具備して夫々独立して動作
させる構造となつているので、機構上複雑になり
易い外、価格が上昇するという欠点を有してい
る。
本発明は上記した如き従来のサンルーフ構造が
有する欠点を改良して、構成簡易にして操作性及
び開放性の良好な自動車のサンルーフ開閉方法及
びそれに用いる装置の提供を目的とするものであ
る。上記目的を達成するために本発明にあつては
サンルーフパネルをチルトリツド及びスライドリ
ツドとの2分割構成とし、車両のルーフ側両サイ
ドに一対に設けたワイヤの移動によつて、先ずチ
ルトリツドの一端を支点として、該チルトリツド
を起立させるようにしてルーフを開口させ、次の
ワイヤ移動によつて前記スライドリツドの一端を
下降させ、固定されたルーフパネルの下側で且つ
該ルーフパネルに沿つてスライド移動させて、ル
ーフを開口させるようにし、チルトリツド及びス
ライドリツド閉鎖時には、上記開口動作と逆手順
により、先ずスライドリツドを閉鎖し、次段のワ
イヤ移動によつてチルトリツドが倒伏するように
作動させることを特徴とするサンルーフ開閉装置
を提供することを主眼とするものである。
有する欠点を改良して、構成簡易にして操作性及
び開放性の良好な自動車のサンルーフ開閉方法及
びそれに用いる装置の提供を目的とするものであ
る。上記目的を達成するために本発明にあつては
サンルーフパネルをチルトリツド及びスライドリ
ツドとの2分割構成とし、車両のルーフ側両サイ
ドに一対に設けたワイヤの移動によつて、先ずチ
ルトリツドの一端を支点として、該チルトリツド
を起立させるようにしてルーフを開口させ、次の
ワイヤ移動によつて前記スライドリツドの一端を
下降させ、固定されたルーフパネルの下側で且つ
該ルーフパネルに沿つてスライド移動させて、ル
ーフを開口させるようにし、チルトリツド及びス
ライドリツド閉鎖時には、上記開口動作と逆手順
により、先ずスライドリツドを閉鎖し、次段のワ
イヤ移動によつてチルトリツドが倒伏するように
作動させることを特徴とするサンルーフ開閉装置
を提供することを主眼とするものである。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明に係る自動車のサンルーフの
構造概要及び開閉方法を示すものであつて、図中
1はチルトリツド、2はスライドリツド、3は固
定されたルーフパネルであり、サンルーフパネル
は前記チルトリツド1及びスライドリツド2との
2枚のリツドによつて構成されている。4は車体
側に固定されたガイドレールであつて、該ガイド
レール4内を図外の駆動モータに連接されたワイ
ヤ5が移動自在に挿通されている。6は長穴を有
するチルトリツドブラケツトであり、ピン7を介
してラツチ8が枢着され、該ラツチ8の他端側に
は前記ワイヤ5と連動するピン9が嵌合されてい
る。Oは上記ラツチ8の回動中心である。一方ス
ライドリツド2はその前方及び後方位置において
支持板10,11で支持され、後方側の支持板1
1には前記ワイヤ5の引張動作によつて昇降する
リンク機構12が取り付けてある。尚前方側の支
持板10にはガイドレール4に沿つて摺動移動す
る摺動部材13が取り付けられ、スライドリツド
2の動きに従動する。
る。第1図は本発明に係る自動車のサンルーフの
構造概要及び開閉方法を示すものであつて、図中
1はチルトリツド、2はスライドリツド、3は固
定されたルーフパネルであり、サンルーフパネル
は前記チルトリツド1及びスライドリツド2との
2枚のリツドによつて構成されている。4は車体
側に固定されたガイドレールであつて、該ガイド
レール4内を図外の駆動モータに連接されたワイ
ヤ5が移動自在に挿通されている。6は長穴を有
するチルトリツドブラケツトであり、ピン7を介
してラツチ8が枢着され、該ラツチ8の他端側に
は前記ワイヤ5と連動するピン9が嵌合されてい
る。Oは上記ラツチ8の回動中心である。一方ス
ライドリツド2はその前方及び後方位置において
支持板10,11で支持され、後方側の支持板1
1には前記ワイヤ5の引張動作によつて昇降する
リンク機構12が取り付けてある。尚前方側の支
持板10にはガイドレール4に沿つて摺動移動す
る摺動部材13が取り付けられ、スライドリツド
2の動きに従動する。
上記構成の基本的動作は以下の通りである。ワ
イヤ5の右方向移動によつて先ずラツチ8がOを
中心として回動して第2図に示す如く姿勢を上向
きとして、チルトリツド1を起立させるようにし
てルーフの一端を開口する。この間ワイヤ5はス
ライドリツド2に対しては何らの作用も及ぼすこ
とがなく、いわば空走状態となつている。
イヤ5の右方向移動によつて先ずラツチ8がOを
中心として回動して第2図に示す如く姿勢を上向
きとして、チルトリツド1を起立させるようにし
てルーフの一端を開口する。この間ワイヤ5はス
ライドリツド2に対しては何らの作用も及ぼすこ
とがなく、いわば空走状態となつている。
次にチルトリツド1の起立が終了し、更にワイ
ヤ5が移動すると、第3図に示すようにスライド
リツド2後方のリンク機構12が、開脚しながら
姿勢を低くして、スライドリツド2が固定された
ルーフパネル3内に侵入できる姿勢をとる。引き
つづいて第4図に示すようにスライドリツド2が
ルーフパネル3の下側で且つ該ルーフパネル3に
沿つてスライド移動し、サンルーフの開口が完了
する。尚サンルーフを閉止する際には上記動作と
逆の動作、即ち先ずスライドリツドが元の位置に
スライド移動した後、リンク機構12が上昇し、
引きつづいてチルトリツド1が起立状態から倒れ
て開口を閉止することになる。
ヤ5が移動すると、第3図に示すようにスライド
リツド2後方のリンク機構12が、開脚しながら
姿勢を低くして、スライドリツド2が固定された
ルーフパネル3内に侵入できる姿勢をとる。引き
つづいて第4図に示すようにスライドリツド2が
ルーフパネル3の下側で且つ該ルーフパネル3に
沿つてスライド移動し、サンルーフの開口が完了
する。尚サンルーフを閉止する際には上記動作と
逆の動作、即ち先ずスライドリツドが元の位置に
スライド移動した後、リンク機構12が上昇し、
引きつづいてチルトリツド1が起立状態から倒れ
て開口を閉止することになる。
以上述べた動作は、本発明に係る自動車用サン
ルーフの動作の基本概念のみ説明したものであつ
て、以下に個々の詳細な実施例を説明する。
ルーフの動作の基本概念のみ説明したものであつ
て、以下に個々の詳細な実施例を説明する。
第5図〜第9A図は前記チルトリツド1を起立
及び閉止するラツチ8の取付構造例を示してお
り、該ラツチ8は車体側に固定されたガイドレー
ル4に一体に設けられるリンクブラケツトフロン
ト17の前側の縦壁17aにピン16にて回動自
在に軸着されているとともに、ラツチ8の一端部
に係合溝8aが形成されている。又上記リンクブ
ラケツトフロント17の縦壁17aには断面略コ
字状の凹状部の逃部17bが設けられている。1
4はワイヤ5に固定されて、該ワイヤ5とともに
前後方向に移動するスライダブラケツトフロント
で、このスライダブラケツトフロント14は断面
略逆L字状を有していて、且つ該スライダブラケ
ツトフロント14の縦壁14aからシヤフト15
が突設されている。該シヤフト15は前記ラツチ
8の一端部に形成された係合溝8a内に嵌合さ
れ、その先端は第8図に示すようにリンクブラケ
ツトフロント17の縦壁17aに形成された前記
逃部17b内にある。又スライダブラケツトフロ
ント14の内側端には、ガイドレール4に嵌入し
て回転自在なローラ40が設けられていて、ワイ
ヤ5の移動時にスライダブラケツトフロント14
を摺動させるスライドシユーとして機能する。
及び閉止するラツチ8の取付構造例を示してお
り、該ラツチ8は車体側に固定されたガイドレー
ル4に一体に設けられるリンクブラケツトフロン
ト17の前側の縦壁17aにピン16にて回動自
在に軸着されているとともに、ラツチ8の一端部
に係合溝8aが形成されている。又上記リンクブ
ラケツトフロント17の縦壁17aには断面略コ
字状の凹状部の逃部17bが設けられている。1
4はワイヤ5に固定されて、該ワイヤ5とともに
前後方向に移動するスライダブラケツトフロント
で、このスライダブラケツトフロント14は断面
略逆L字状を有していて、且つ該スライダブラケ
ツトフロント14の縦壁14aからシヤフト15
が突設されている。該シヤフト15は前記ラツチ
8の一端部に形成された係合溝8a内に嵌合さ
れ、その先端は第8図に示すようにリンクブラケ
ツトフロント17の縦壁17aに形成された前記
逃部17b内にある。又スライダブラケツトフロ
ント14の内側端には、ガイドレール4に嵌入し
て回転自在なローラ40が設けられていて、ワイ
ヤ5の移動時にスライダブラケツトフロント14
を摺動させるスライドシユーとして機能する。
更にリンクブラケツトフロント17の後側の縦
壁17cの内側に、枢支部41にて回動可能に枢
支されたデイテントレバー19が設けてある。該
デイテントレバー19の中間部に植設されるシヤ
フト42は前記リンクブラケツトフロント17の
後側縦壁17cに穿設された長穴43を貫通して
該縦壁17cの外方へ突出し、該シヤフト42と
前記枢支部41との間に、デイテントレバー19
を時計方向に回動付勢する弾性ばね18が配備さ
れている。前記デイテントレバー19は第5図に
示した如く、ラツチ8に合致するように内側の方
向へ折り曲げられた段付部19bが形成されてい
て、更にデイテントレバー19の段付部19bか
ら先の先端部(図示上左端部)には爪片19aが
設けられている。又該爪片19aとシヤフト42
との略中間位置は凸状に形成され、その後縁には
斜面部19cが形成される。
壁17cの内側に、枢支部41にて回動可能に枢
支されたデイテントレバー19が設けてある。該
デイテントレバー19の中間部に植設されるシヤ
フト42は前記リンクブラケツトフロント17の
後側縦壁17cに穿設された長穴43を貫通して
該縦壁17cの外方へ突出し、該シヤフト42と
前記枢支部41との間に、デイテントレバー19
を時計方向に回動付勢する弾性ばね18が配備さ
れている。前記デイテントレバー19は第5図に
示した如く、ラツチ8に合致するように内側の方
向へ折り曲げられた段付部19bが形成されてい
て、更にデイテントレバー19の段付部19bか
ら先の先端部(図示上左端部)には爪片19aが
設けられている。又該爪片19aとシヤフト42
との略中間位置は凸状に形成され、その後縁には
斜面部19cが形成される。
前記ラツチ8の基端部には、第6図示の如く係
合溝8aの後側に前記シヤフト15が摺接移動し
得る後側カム突起8bが、前記係合溝8aの前側
には前側カム突起8dが形成されている。前側カ
ム突起8dの前縁には第9図示の如くデイテント
レバー19の先端に形成される爪片19aが係合
する段付状係合部8cが形成され、またそのカム
突起8dの後縁には、ラツチ8が第6図示から第
9図示に反時計方向に回動するときに、デイテン
トレバー19の爪片19aの前縁に接触すべくカ
ム面8eが形成される。第9A図は上記の構成を
具体的に示す分解斜視図である。
合溝8aの後側に前記シヤフト15が摺接移動し
得る後側カム突起8bが、前記係合溝8aの前側
には前側カム突起8dが形成されている。前側カ
ム突起8dの前縁には第9図示の如くデイテント
レバー19の先端に形成される爪片19aが係合
する段付状係合部8cが形成され、またそのカム
突起8dの後縁には、ラツチ8が第6図示から第
9図示に反時計方向に回動するときに、デイテン
トレバー19の爪片19aの前縁に接触すべくカ
ム面8eが形成される。第9A図は上記の構成を
具体的に示す分解斜視図である。
上記の構成によれば、ガイドレール4内を摺動
移動するスライダブラケツトフロント14に突設
されたシヤフト15が、該スライダブラケツトフ
ロント14の移動に伴つて第6図に示す位置から
右方向へ移動すると、シヤフト15がラツチ8の
係合溝8aから出て後側カム突起8bの前側縁に
接してこれを右方向へ押圧しつつ水平方向に移動
する。すると前記チルトリツド1を荷担いながら
時計方向へ回動しようとするラツチ8が後側カム
突起8bの前側縁に接するシヤフト15に支えら
れ、ラツチ8が回動するに従つて前側カム突起8
dの後縁に形成されるカム面8cがデイテントレ
バー19の爪片19aに接してこれを押し下げ、
デイテントレバー19をその枢支部41を中心と
して反時計方向に回動させる。更にシヤフト15
の移動に伴つて該シヤフト15がラツチ8のカム
突起8bを押動することによつて該ラツチ8は第
9図に示した起立状態になる際に、ラツチ8の下
端に形成された係合部8cがデイテントレバー1
9の爪片19aと係合し、これによつてラツチ8
は起立状態を保つている。
移動するスライダブラケツトフロント14に突設
されたシヤフト15が、該スライダブラケツトフ
ロント14の移動に伴つて第6図に示す位置から
右方向へ移動すると、シヤフト15がラツチ8の
係合溝8aから出て後側カム突起8bの前側縁に
接してこれを右方向へ押圧しつつ水平方向に移動
する。すると前記チルトリツド1を荷担いながら
時計方向へ回動しようとするラツチ8が後側カム
突起8bの前側縁に接するシヤフト15に支えら
れ、ラツチ8が回動するに従つて前側カム突起8
dの後縁に形成されるカム面8cがデイテントレ
バー19の爪片19aに接してこれを押し下げ、
デイテントレバー19をその枢支部41を中心と
して反時計方向に回動させる。更にシヤフト15
の移動に伴つて該シヤフト15がラツチ8のカム
突起8bを押動することによつて該ラツチ8は第
9図に示した起立状態になる際に、ラツチ8の下
端に形成された係合部8cがデイテントレバー1
9の爪片19aと係合し、これによつてラツチ8
は起立状態を保つている。
次にラツチ8を倒伏させる場合には、前記と反
対にワイヤ5を左方に移動すればよい。ワイヤ5
の左方への移動より、ワイヤ5と一体のスライダ
ブラケツトフロント14も左方へ移動するので、
該スライダブラケツトフロント14に突設された
シヤフト15も又左方へ移動する。シヤフト15
下面が第9図に示した位置においてデイテントレ
バー19の斜面部19cに当接し、該斜面部19
cを左方へ押動する。するとデイテントレバー1
9は枢支部41を回動中心として反時計方向に回
動し、デイテントレバー19の爪片19aがラツ
チ8の係合部8cから外れる。しかしこの時ラツ
チ8は、そのカム突起8bの下向きの前縁にシヤ
フト15上面が接していて、これに支えられてい
るので、ラツチ8が一気に倒伏されることがな
い。更に引きつづきシヤフト15が左へ移動する
のに従い、カム突起8bの下向きの前縁面に接す
るシヤフト上面に支えられながら、ラツチ8はピ
ン6を中心として自重により時計方向に回動して
徐々に倒伏し、シヤフト15がラツチ8と係合溝
8aに再度嵌入する直前にデイテントレバー19
の斜面部19cがシヤフト下面からはずれてデイ
テントレバー19は弾性ばね18の力により長孔
43の上端にシヤフト42が達するまで時計方向
に回動して停止し、ラツチ8は第6図に示した状
態に戻り、完全に倒伏する。
対にワイヤ5を左方に移動すればよい。ワイヤ5
の左方への移動より、ワイヤ5と一体のスライダ
ブラケツトフロント14も左方へ移動するので、
該スライダブラケツトフロント14に突設された
シヤフト15も又左方へ移動する。シヤフト15
下面が第9図に示した位置においてデイテントレ
バー19の斜面部19cに当接し、該斜面部19
cを左方へ押動する。するとデイテントレバー1
9は枢支部41を回動中心として反時計方向に回
動し、デイテントレバー19の爪片19aがラツ
チ8の係合部8cから外れる。しかしこの時ラツ
チ8は、そのカム突起8bの下向きの前縁にシヤ
フト15上面が接していて、これに支えられてい
るので、ラツチ8が一気に倒伏されることがな
い。更に引きつづきシヤフト15が左へ移動する
のに従い、カム突起8bの下向きの前縁面に接す
るシヤフト上面に支えられながら、ラツチ8はピ
ン6を中心として自重により時計方向に回動して
徐々に倒伏し、シヤフト15がラツチ8と係合溝
8aに再度嵌入する直前にデイテントレバー19
の斜面部19cがシヤフト下面からはずれてデイ
テントレバー19は弾性ばね18の力により長孔
43の上端にシヤフト42が達するまで時計方向
に回動して停止し、ラツチ8は第6図に示した状
態に戻り、完全に倒伏する。
次に前記スライドリツド2を昇降及びスライド
させる取付構造例を説明する。
させる取付構造例を説明する。
第10図、第11図、第12図はスライドリツ
ド2が閉止している状態、即ち前記第1図に示し
た状態に相当するものであり、第14図、第15
図はチルトリツド1が上昇した状態、即ち第2図
に示した状態に対応するものであり、第16図は
スライドリツド2がスライドした状態、即ち第4
図に示した状態に対応するものである。尚第13
A図は第10図のA−A断面図、第13B図は同
じく第10図のB−B断面図である。11はスラ
イドリツド2を支持する支持板であり、該スライ
ドリツド2を図外の締付具によつて締付固定して
ある。21,22は一対のスライダリンクであ
り、一端を前記支持板11に設けられたリンクピ
ン23によつて枢支されている。夫々のスライダ
リンク21,22の他端には、前記ガイドレール
4側に摺動自在なスライダブラケツトに支持され
るブラケツトピン25,26が挿通可能なピン穴
21a,22aが穿設されている。更にスライダ
リンク21の略中途部にはローラ付ピン31が取
り付けられているとともに、スライダリンク21
の下端部は、ストツパピン30により固定され
る。
ド2が閉止している状態、即ち前記第1図に示し
た状態に相当するものであり、第14図、第15
図はチルトリツド1が上昇した状態、即ち第2図
に示した状態に対応するものであり、第16図は
スライドリツド2がスライドした状態、即ち第4
図に示した状態に対応するものである。尚第13
A図は第10図のA−A断面図、第13B図は同
じく第10図のB−B断面図である。11はスラ
イドリツド2を支持する支持板であり、該スライ
ドリツド2を図外の締付具によつて締付固定して
ある。21,22は一対のスライダリンクであ
り、一端を前記支持板11に設けられたリンクピ
ン23によつて枢支されている。夫々のスライダ
リンク21,22の他端には、前記ガイドレール
4側に摺動自在なスライダブラケツトに支持され
るブラケツトピン25,26が挿通可能なピン穴
21a,22aが穿設されている。更にスライダ
リンク21の略中途部にはローラ付ピン31が取
り付けられているとともに、スライダリンク21
の下端部は、ストツパピン30により固定され
る。
前記スライダブラケツトは、第12図の分解斜
視図及び断面第13B図で示した如く、断面が略
個字状の第1スライダブラケツト27、第2スラ
イダブラケツト28及び第3スライダブラケツト
29との相互に摺動可能な積層部品より成り、上
記第1スライダブラケツト27のみが前記ワイヤ
5と連結され、その移動によつてガイドレール4
に沿つて前後方向へスライド可能にしてある。第
1スライダブラケツト27の側壁には前側に長穴
27a,27aが、後側に長穴27b,27bが
形成されているとともに、前側には更に後述の如
きなめらかな曲線状のガイド孔27cを設けてあ
る。更に第1スライダブラケツト27の上面にウ
エツジ27dが突設されている。
視図及び断面第13B図で示した如く、断面が略
個字状の第1スライダブラケツト27、第2スラ
イダブラケツト28及び第3スライダブラケツト
29との相互に摺動可能な積層部品より成り、上
記第1スライダブラケツト27のみが前記ワイヤ
5と連結され、その移動によつてガイドレール4
に沿つて前後方向へスライド可能にしてある。第
1スライダブラケツト27の側壁には前側に長穴
27a,27aが、後側に長穴27b,27bが
形成されているとともに、前側には更に後述の如
きなめらかな曲線状のガイド孔27cを設けてあ
る。更に第1スライダブラケツト27の上面にウ
エツジ27dが突設されている。
一方第2スライダブラケツト28には前側に長
穴28a,28aが、後側にピン穴28b,28
bが形成されている。
穴28a,28aが、後側にピン穴28b,28
bが形成されている。
更に第3スライダブラケツト29には、前端に
ピン穴29a,29aが、後側に長穴29b,2
9bが形成されているとともに、図示上の左端部
にストツパ壁29cが設けられている。前記した
ブラケツトピン25は、第1スライダブラケツト
27の長穴27a、第2スライダブラケツト28
の長穴28a、第3スライダブラケツト29のピ
ン穴29a及びスライダリンク21のピン穴21
aに挿通され、他方のブラケツトピン26は第1
スライダブラケツト27の長穴27b、第2スラ
イダブラケツト28のピン穴28b、第3スライ
ダブラケツト29の長穴29b及びスライダリン
ク22のピン穴22aに挿通されている。又スト
ツパピン30は第1スライダブラケツト27の曲
線状のガイド孔27c及びスライダリンク21の
下端部に形成されたピン穴21bに挿通されてい
る。
ピン穴29a,29aが、後側に長穴29b,2
9bが形成されているとともに、図示上の左端部
にストツパ壁29cが設けられている。前記した
ブラケツトピン25は、第1スライダブラケツト
27の長穴27a、第2スライダブラケツト28
の長穴28a、第3スライダブラケツト29のピ
ン穴29a及びスライダリンク21のピン穴21
aに挿通され、他方のブラケツトピン26は第1
スライダブラケツト27の長穴27b、第2スラ
イダブラケツト28のピン穴28b、第3スライ
ダブラケツト29の長穴29b及びスライダリン
ク22のピン穴22aに挿通されている。又スト
ツパピン30は第1スライダブラケツト27の曲
線状のガイド孔27c及びスライダリンク21の
下端部に形成されたピン穴21bに挿通されてい
る。
又上記の組付状態である第11図及びこの第1
0図のA−A線断面図である第13A図に示した
如く、ガイドレール4の後下側に前記ストツパピ
ン30が当接する後側ストツパ32が突設され、
前側に前記ストツパ壁29cの当接する後側スト
ツパ33が夫々ガイドレールに一体に形成されて
いる。
0図のA−A線断面図である第13A図に示した
如く、ガイドレール4の後下側に前記ストツパピ
ン30が当接する後側ストツパ32が突設され、
前側に前記ストツパ壁29cの当接する後側スト
ツパ33が夫々ガイドレールに一体に形成されて
いる。
かかる構成を有するスライドリツド2の昇降及
びスライドの作用を以下に説明する。
びスライドの作用を以下に説明する。
第10〜12図は前記した如くスライドリツド
2が閉止された状態(第1図相当)にあり、ブラ
ケツトピン25は第1スライダブラケツト27の
長穴27aの右端側及び第2スライダブラケツト
28の長穴28aの右端側にあつて、ブラケツト
ピン26は第1スライダブラケツト27の長穴2
7a,27b,27cの右端側及び第3スライダ
ブラケツト29の長穴29bの左端側にある。ま
た第3スライダブラケツト29の前端のストツパ
壁29cは、ガイドレール4に一体に設けた前側
ストツパ33に接している。この状態から前記ワ
イヤ5が右方向へ移動すると、前記した動作説明
の通りに先ずチルトリツド1が第1図の回動中心
Oを中心として反時計方向に回動して第2図に示
した状態に起立する。第15図は、このときのス
ライダブラケツト27,28,29とスライダリ
ンク21,22の状態とブラケツトピン25,2
6の長穴27a,27b,28a,29b内での
位置関係を示す。上記チルトリツド1の起立動作
特には第12図に示した第1スライダブラケツト
27もワイヤ5とともに右方へスライドするが、
前述の如くブラケツトピン25,26は、初め、
該第1スライダブラケツト27に形成された長穴
27a,27bの右端側にあり、この状態から第
15図の状態まで該第1スライダブラケツト27
の動きはブラケツトピン25,26に伝えられる
ことがない。換言すれば前記チルトリツド1の起
立動作中は、第1スライダブラケツト27は空走
状態下にある。第14図、第15図はチルトリツ
ド1の起立が正に終了した状態にあり、更にワイ
ヤ5が右方向へ移動すると、該ワイヤ5に固定さ
れた第1スライダブラケツト27も右方向へスラ
イドし、第1スライダブラケツト27の長穴27
bの左端側にあるブラケツトピン26が右方向へ
スライドを開始する(矢印A)。この時ガイド孔
27cに挿通されたストツパピン30が、ガイド
レール4に突設されたストツパ32に衝接してお
り、ストツパピン30はそれ以上右方向へ移動す
ることができず、このときスライダブラケツト2
7の前側側壁にはスライダリンク21がブラケツ
トピン25を中心として回動するときにストツパ
ピン30が描く軌跡に穿設された曲線状ガイド孔
27cに案内されるので、ブラケツトピン26が
右方向へ移動する。この間、スライダリンク21
はブラケツトピン25を中心として時計方向に回
動を開始し、右へ移動するブラケツトピン26が
挿通されたスライダリンク22が開脚を開始す
る。その結果支持板11は第15図に示した状態
から第16図に示した最下降状態に達する。即ち
第15図に示した状態において、ブラケツトピン
25は前方向へはスライダブラケツト29の前側
のストツパ壁29cが前側ストツパ33に接して
いるために制動され、又後側へはストツパピン3
0が後側ストツパ32に接しているため制動され
る。そこで第1スライダブラケツト27が更に右
方へ移動すると、スライダリンク21はストツパ
ピン30がブラケツトピン25を中心とする円弧
に形成されたストツパ32のカム面と、ピン30
の軌跡に合致するガイド孔27cの屈曲斜面とに
案内されてブラケツトピン26が右へ移動するの
に従つてブラケツトピン25を中心として時計方
向に回動し、前記したスライダリンク22の開脚
動作が進行する。第16図に示した如く支持板1
1が最下降してから、更にワイヤ5を右方向へ移
動させると、ブラケツトピン25,26が長穴2
7aと27bの右端面に押圧されるとともにスト
ツパピン30が長穴27cの左端面に押圧され
て、第1、第2及び第3スライダブラケツト2
7,28,29が全体的に移動し、第4図に示し
た如くスライドリツド2は支持板11が車のルー
フパネル下側にまで移動が継続する。
2が閉止された状態(第1図相当)にあり、ブラ
ケツトピン25は第1スライダブラケツト27の
長穴27aの右端側及び第2スライダブラケツト
28の長穴28aの右端側にあつて、ブラケツト
ピン26は第1スライダブラケツト27の長穴2
7a,27b,27cの右端側及び第3スライダ
ブラケツト29の長穴29bの左端側にある。ま
た第3スライダブラケツト29の前端のストツパ
壁29cは、ガイドレール4に一体に設けた前側
ストツパ33に接している。この状態から前記ワ
イヤ5が右方向へ移動すると、前記した動作説明
の通りに先ずチルトリツド1が第1図の回動中心
Oを中心として反時計方向に回動して第2図に示
した状態に起立する。第15図は、このときのス
ライダブラケツト27,28,29とスライダリ
ンク21,22の状態とブラケツトピン25,2
6の長穴27a,27b,28a,29b内での
位置関係を示す。上記チルトリツド1の起立動作
特には第12図に示した第1スライダブラケツト
27もワイヤ5とともに右方へスライドするが、
前述の如くブラケツトピン25,26は、初め、
該第1スライダブラケツト27に形成された長穴
27a,27bの右端側にあり、この状態から第
15図の状態まで該第1スライダブラケツト27
の動きはブラケツトピン25,26に伝えられる
ことがない。換言すれば前記チルトリツド1の起
立動作中は、第1スライダブラケツト27は空走
状態下にある。第14図、第15図はチルトリツ
ド1の起立が正に終了した状態にあり、更にワイ
ヤ5が右方向へ移動すると、該ワイヤ5に固定さ
れた第1スライダブラケツト27も右方向へスラ
イドし、第1スライダブラケツト27の長穴27
bの左端側にあるブラケツトピン26が右方向へ
スライドを開始する(矢印A)。この時ガイド孔
27cに挿通されたストツパピン30が、ガイド
レール4に突設されたストツパ32に衝接してお
り、ストツパピン30はそれ以上右方向へ移動す
ることができず、このときスライダブラケツト2
7の前側側壁にはスライダリンク21がブラケツ
トピン25を中心として回動するときにストツパ
ピン30が描く軌跡に穿設された曲線状ガイド孔
27cに案内されるので、ブラケツトピン26が
右方向へ移動する。この間、スライダリンク21
はブラケツトピン25を中心として時計方向に回
動を開始し、右へ移動するブラケツトピン26が
挿通されたスライダリンク22が開脚を開始す
る。その結果支持板11は第15図に示した状態
から第16図に示した最下降状態に達する。即ち
第15図に示した状態において、ブラケツトピン
25は前方向へはスライダブラケツト29の前側
のストツパ壁29cが前側ストツパ33に接して
いるために制動され、又後側へはストツパピン3
0が後側ストツパ32に接しているため制動され
る。そこで第1スライダブラケツト27が更に右
方へ移動すると、スライダリンク21はストツパ
ピン30がブラケツトピン25を中心とする円弧
に形成されたストツパ32のカム面と、ピン30
の軌跡に合致するガイド孔27cの屈曲斜面とに
案内されてブラケツトピン26が右へ移動するの
に従つてブラケツトピン25を中心として時計方
向に回動し、前記したスライダリンク22の開脚
動作が進行する。第16図に示した如く支持板1
1が最下降してから、更にワイヤ5を右方向へ移
動させると、ブラケツトピン25,26が長穴2
7aと27bの右端面に押圧されるとともにスト
ツパピン30が長穴27cの左端面に押圧され
て、第1、第2及び第3スライダブラケツト2
7,28,29が全体的に移動し、第4図に示し
た如くスライドリツド2は支持板11が車のルー
フパネル下側にまで移動が継続する。
次にスライドリツド2を逆方向に移動させて、
該スライドリツド2を元の状態に戻す作用につい
て述べる。第16図に示した状態において、前記
と逆の動作によつて第1スライダブラケツト27
が左方向へ移動すると、スライダリンク21の下
端部に挿通されたストツパピン30がガイドレー
ル4内にあつて上下方向に移動不可能に規制され
ている状態で、第1スライダブラケツト27の前
記ガイド孔27cの左端に位置するので、その斜
面部分に押されて(第16図参照)、第3スライ
ダブラケツト29の左端に設けたストツパ29c
がレール側に一体に設けた前側ストツパ33に当
接して停止するまで左方向へ移動する。更に第1
スライダブラケツト27が左方へ移動すると、ピ
ン穴29aに挿通されたブラケツトピン25は前
側ストツパ33によつて左方へ移動を停止された
ままで、この動作と平行して、先ず第1スライダ
ブラケツト27の上面に突設されたウエツジ27
dの一端に形成した斜面がスライダリンク21上
に設けたローラ付ピン31に衝接して、ウエツジ
27dの横方向に対する上方向の分力が働いて、
その分力がスライダリンク21をブラケツトピン
25を中心とする反時計方向の起動力として働
き、続いてストツパピン30がガイド孔27cの
斜面にガイドされて下へ押し下げられるので、更
にスライダリンク22の下端部が左方に押される
のに従いスライダリンク21はブラケツトピン2
5を中心として時計方向に回動しながら立ち上
り、支持板11とともにスライドリツド2が上昇
する。即ちウエツジ27dはスライダリンク2
1,22の閉脚時のきつかけを与える役割を果し
ている。
該スライドリツド2を元の状態に戻す作用につい
て述べる。第16図に示した状態において、前記
と逆の動作によつて第1スライダブラケツト27
が左方向へ移動すると、スライダリンク21の下
端部に挿通されたストツパピン30がガイドレー
ル4内にあつて上下方向に移動不可能に規制され
ている状態で、第1スライダブラケツト27の前
記ガイド孔27cの左端に位置するので、その斜
面部分に押されて(第16図参照)、第3スライ
ダブラケツト29の左端に設けたストツパ29c
がレール側に一体に設けた前側ストツパ33に当
接して停止するまで左方向へ移動する。更に第1
スライダブラケツト27が左方へ移動すると、ピ
ン穴29aに挿通されたブラケツトピン25は前
側ストツパ33によつて左方へ移動を停止された
ままで、この動作と平行して、先ず第1スライダ
ブラケツト27の上面に突設されたウエツジ27
dの一端に形成した斜面がスライダリンク21上
に設けたローラ付ピン31に衝接して、ウエツジ
27dの横方向に対する上方向の分力が働いて、
その分力がスライダリンク21をブラケツトピン
25を中心とする反時計方向の起動力として働
き、続いてストツパピン30がガイド孔27cの
斜面にガイドされて下へ押し下げられるので、更
にスライダリンク22の下端部が左方に押される
のに従いスライダリンク21はブラケツトピン2
5を中心として時計方向に回動しながら立ち上
り、支持板11とともにスライドリツド2が上昇
する。即ちウエツジ27dはスライダリンク2
1,22の閉脚時のきつかけを与える役割を果し
ている。
このようにしてスライダリンク21,22が共
に立ち上りつつ、スライドリツド2を上昇させる
ことができる。この間チルトリツド1は起立状態
を保持しており、従つてサンルーフのチルトリツ
ド側は開の状態となつている。スライドリツド2
が上昇して閉状態となつた後、前記ワイヤ5に固
定されたピン15が左方へ移動して第9図に示す
状態となり、更にピン15がデイテントレバー1
9の斜面部19cに沿つて移動することによつて
該デイテントレバー19の爪片19aがラツチ8
の係合部8cより外れてラツチ8が徐々に倒伏を
開始し、第6図に示す状態となつた際にチルトリ
ツド1はルーフパネルと面一となつて、サンルー
フ全体として全閉となる。
に立ち上りつつ、スライドリツド2を上昇させる
ことができる。この間チルトリツド1は起立状態
を保持しており、従つてサンルーフのチルトリツ
ド側は開の状態となつている。スライドリツド2
が上昇して閉状態となつた後、前記ワイヤ5に固
定されたピン15が左方へ移動して第9図に示す
状態となり、更にピン15がデイテントレバー1
9の斜面部19cに沿つて移動することによつて
該デイテントレバー19の爪片19aがラツチ8
の係合部8cより外れてラツチ8が徐々に倒伏を
開始し、第6図に示す状態となつた際にチルトリ
ツド1はルーフパネルと面一となつて、サンルー
フ全体として全閉となる。
以上詳細に本発明に係るサンルーフ開閉装置の
説明を行つたが、本発明によれば、下記の作用効
果が得られる。即ちサンルーフパネルをチルトリ
ツド及びスライドリツドとの2枚構成としたので
一枚リツドの場合に比してサンルーフ自体の開口
面積を拡大することができて、車内外の換気効果
及び開放感を充分に得ることができる。特に運転
席の上部にまでチルトリツドが延設されているの
で、運転者に及ぼす前記効果が著しい。更に本発
明の最大の特徴は、前記チルトリツド及びスライ
ドリツドの開閉が、単一の駆動モータに基づく単
一のワイヤ往復操作のみによつて実施できること
にある。即ち駆動モータの制御によつて、先ず第
1段のワイヤ引張によつてチルトリツドを起立状
態にして開放し、次段のワイヤ引張によつて、前
記チルトリツドの起立状態をそのまま維持しなが
らスライドリツドの下降及びスライド移動がで
き、且つ閉鎖時の逆動作も可能となるので、従来
の如き2分割された部材に対して夫々別系統にモ
ータ及びワイヤに基づく開閉駆動機構を設けるこ
とがなくなり、コストの低減効果をもたらすとと
もに、装置構成が簡易となる利点がある。尚本発
明にあつてはチルトリツド及びスライドリツドの
両者を必ずしも同時に開放せずとも良く、走行条
件に応じてチルトリツドのみ起立させるように第
1段のワイヤ引張のみ行えば、チルトリツド側の
み開となり、スライドリツド側は閉のままとする
こともできる。
説明を行つたが、本発明によれば、下記の作用効
果が得られる。即ちサンルーフパネルをチルトリ
ツド及びスライドリツドとの2枚構成としたので
一枚リツドの場合に比してサンルーフ自体の開口
面積を拡大することができて、車内外の換気効果
及び開放感を充分に得ることができる。特に運転
席の上部にまでチルトリツドが延設されているの
で、運転者に及ぼす前記効果が著しい。更に本発
明の最大の特徴は、前記チルトリツド及びスライ
ドリツドの開閉が、単一の駆動モータに基づく単
一のワイヤ往復操作のみによつて実施できること
にある。即ち駆動モータの制御によつて、先ず第
1段のワイヤ引張によつてチルトリツドを起立状
態にして開放し、次段のワイヤ引張によつて、前
記チルトリツドの起立状態をそのまま維持しなが
らスライドリツドの下降及びスライド移動がで
き、且つ閉鎖時の逆動作も可能となるので、従来
の如き2分割された部材に対して夫々別系統にモ
ータ及びワイヤに基づく開閉駆動機構を設けるこ
とがなくなり、コストの低減効果をもたらすとと
もに、装置構成が簡易となる利点がある。尚本発
明にあつてはチルトリツド及びスライドリツドの
両者を必ずしも同時に開放せずとも良く、走行条
件に応じてチルトリツドのみ起立させるように第
1段のワイヤ引張のみ行えば、チルトリツド側の
み開となり、スライドリツド側は閉のままとする
こともできる。
上記の様に本発明は、チルト及びスライド機能
を持つ2枚のパネルを用いてサンルーフを構成す
る際の、該サンルーフの開閉装置を提供するもの
であり、各種自動車のサンルーフ機構に適用して
著効を奏するものである。
を持つ2枚のパネルを用いてサンルーフを構成す
る際の、該サンルーフの開閉装置を提供するもの
であり、各種自動車のサンルーフ機構に適用して
著効を奏するものである。
第1図は本発明に係るサンルーフの構成概要を
説明するための模式図、第2図、第3図、第4図
は第1図に示すサンルーフを開閉駆動させる状態
を示す模式図、第5図はチルトリツド側の起立機
構を示す平面図、第6図は同側面図、第7図は同
部分的斜視図、第8図は第5図の−線断面
図、第9図は起立時を示す側面図、第9A図は上
記起立機構を示す分解斜視図、第10図はスライ
ドリツド側の昇降機構を示す平面図、第11図は
同側面図、第12図は同分解斜視図、第13A図
は第10図のA−A線断面図、第13B図は第1
0図のB−B線断面図、第14図は動作状態を示
す分解斜視図、第15図はスライドリツドの昇降
状態を示す側面図、第16図はスライドリツドの
下降状態を示す側面図である。 1……チルトリツド、2……スライドリツド、
3……ルーフパネル、4……ガイドレール、5…
…ワイヤ、10,11……支持板、12……リン
ク機構、14……スライダブラケツトフロント、
17……リンクブラケツトフロント、18……弾
性ばね、19……デイテントレバー、21,22
……スライダリンク、27,28,29……スラ
イダブラケツト、25,26……ブラケツトピ
ン、31……ロール付ピン、27c……ガイド
孔、29c……ストツパ壁、32,33……スト
ツパ。
説明するための模式図、第2図、第3図、第4図
は第1図に示すサンルーフを開閉駆動させる状態
を示す模式図、第5図はチルトリツド側の起立機
構を示す平面図、第6図は同側面図、第7図は同
部分的斜視図、第8図は第5図の−線断面
図、第9図は起立時を示す側面図、第9A図は上
記起立機構を示す分解斜視図、第10図はスライ
ドリツド側の昇降機構を示す平面図、第11図は
同側面図、第12図は同分解斜視図、第13A図
は第10図のA−A線断面図、第13B図は第1
0図のB−B線断面図、第14図は動作状態を示
す分解斜視図、第15図はスライドリツドの昇降
状態を示す側面図、第16図はスライドリツドの
下降状態を示す側面図である。 1……チルトリツド、2……スライドリツド、
3……ルーフパネル、4……ガイドレール、5…
…ワイヤ、10,11……支持板、12……リン
ク機構、14……スライダブラケツトフロント、
17……リンクブラケツトフロント、18……弾
性ばね、19……デイテントレバー、21,22
……スライダリンク、27,28,29……スラ
イダブラケツト、25,26……ブラケツトピ
ン、31……ロール付ピン、27c……ガイド
孔、29c……ストツパ壁、32,33……スト
ツパ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両のルーフ側所定位置に開口部を設け、該
開口部分にあつて車室内外を閉止及び開口自在な
サンルーフパネルを装備した自動車用サンルーフ
において、前記サンルーフパネルをチルトリツド
及びスライドリツドとの2分割構成とし、車両の
ルーフ側両サイドに一対に設けたワイヤの移動に
よつて、チルトリツドの一端を支点として該チル
トリツドを起立させるチルトリツド開閉機構と、
次段のワイヤ移動によつて前記スライドリツドの
一端を下降させ、固定したルーフパネルの下側で
且つ該ルーフパネルに沿つてスライド移動させる
スライドリツド開閉機構とを備えて成ることを特
徴とする自動車のサンルーフ開閉装置。 2 前記チルトリツド開閉機構は、チルトリツド
を支持するラツチの一端が車体側に支持されたブ
ラケツトに起立自在に軸支され、且つワイヤ側か
ら突出するピンの移動によつて起立するカム状突
起を設けて成り、ラツチの起立時にあつて爪片を
有するデイテントレバーによつて前記起立状態を
保持する構成とした特許請求の範囲第1項記載の
自動車のサンルーフ開閉装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58181366A JPS6071327A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 自動車のサンルーフ開閉装置 |
AU33032/84A AU551077B2 (en) | 1983-09-29 | 1984-09-14 | Roof panel mover |
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