JP3184938B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインナースラ
イドタイプのサンルーフ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、車体のルーフパネルに開口部を設
け、ルーフパネルの開口部にスライドパネルを配設する
と共に、ルーフパネルの開口部の両側に車体の前後方向
に沿って互いに平行なスライドパネルを案内するガイド
レールをそれぞれ配設し、スライドパネルの両側下部に
ガイドレールの長手方向に沿って互いに平行なリンクブ
ラケットをそれぞれ設け、ガイドレールに駆動シュー及
び従動シューをそれぞれ摺動自在に設け、リンクブラケ
ットと駆動シュー及び従動シューとの間にスライドパネ
ルの後端を上下方向に移動する昇降機構を設けたインナ
ースライドタイプのサンルーフ装置が知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のイン
ナースライドタイプのサンルーフ装置は、スライドパネ
ルがルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態におい
て、リンクブラケットと駆動シュー及び従動シューとの
間の昇降機構がルーフパネルの開口部の内側に向って露
出するので、指や異物等がガイドレールとリンクブラケ
ットとの間にルーフパネルの開口部の内側より入込めて
しまう状態となり、リンクブラケットの後縁を昇降機構
によりガイドレールに向って下方に移動すれば、指や異
物等をガイドレールとリンクブラケットとの間に挟んで
しまうことがあった。そこで、案内レールの各内側方の
カバー部材側に、前後方向長手の２枚の目隠板が互いに
重合するようそれぞれ設けられ、カバー部材が窓開口部
を閉鎖したとき、カバー部材の内面側と案内レールとの
上下方向隙間を閉鎖する乗物の屋根窓目隠し装置が実開
昭５８−１０３９１８号として提案されている。 しか
し、このものは、２枚の目隠板の前端部をカバー部材側
に枢軸を介して枢着し、２枚の目隠板のそれぞれの後端
に水平長孔状のカム溝と傾斜したカム溝を形成すると共
に、後駆動体から突出したカム軸をカム溝に挿支嵌合し
てあるので、目隠板が傾斜して、カバー部材と目隠板と
の間及び目隠板と案内レールとの間に隙間が開いてしま
い、案内レールとカバー部材との間に異物が侵入するの
を完全に防止することも、案内レールとカバー部材との
間に設けられた昇降装置を確実に隠蔽することもできな
い。

【０００４】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、第１の仕切り板及び第２の仕切り板が支持体後端の
下降を邪魔することがなく、スライドパネルがルーフパ
ネルの開口部を閉塞する全閉状態において、第１の仕切
り板の下端縁が第２の仕切り板と常に重合すると共に、
第１の仕切り板と支持体との間及び第２の仕切り板と駆
動シュー及び従動シューとの間に隙間ができず、昇降機
構が開口部の内側に向って露出したり、指や異物等がガ
イドレールと支持体との間に入込むのを確実に防止し、
支持体の後端を昇降機構によりガイドレールに向って下
方に移動しても、指や異物等をガイドレールと支持体と
の間に挟んでしまうことのないサンルーフ装置を提供す
ることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明のサンルーフ装置
は、車体のルーフパネルに開口部を設け、前記ルーフパ
ネルの開口部にスライドパネルを配設すると共に、前記
ルーフパネルの開口部の両側に、スライドパネルを案内
する互いに平行なガイドレールを前記車体の前後方向に
沿ってそれぞれ配設し、前記スライドパネルの両側下部
に前記ガイドレールの長手方向に沿って互いに平行な支
持体をそれぞれ設け、前記ガイドレールに駆動シュー及
び従動シューをそれぞれ摺動自在に設け、前記支持体と
前記駆動シュー及び従動シューとの間に前記スライドパ
ネルの後端を上下方向に移動する昇降機構を設け、スラ
イドパネルの前端部寄りから後端部寄りに亘って延びる
第１の仕切り板を、前記支持体の下面に前記昇降機構よ
りも内側に位置するよう取り付け、前記スライドパネル
の前端部寄りから後端部寄りに亘って延び、且つ、上端
部が前記第１の仕切り板の下端縁と常に重合する第２の
仕切り板を、前記駆動シュー及び従動シューの内縁寄り
の上面に接するよう設けたことを特徴とする構成を有す
るものである。

【０００６】

【作用】支持体の下面に取り付けた第１の仕切り板の下
端縁が、駆動シュー及び従動シューの内縁寄りの上面に
接するよう設けた第２の仕切り板に対して常に重合する
ことにより、開口部の内側と昇降機構との間を隙間無く
仕切って、昇降機構がルーフパネルの開口部の内側に向
って露出したり、昇降機構側に指や異物が進入するのを
防ぐ。

【０００７】また、スライドパネルがルーフパネルの開
口部を閉塞する全閉状態の位置から、ルーフパネルの開
口部の両側に車体の前後方向に沿って配設したガイドレ
ールに摺動自在に設けた駆動シュー及び従動シューをガ
イドレールに沿って車体の後方に摺動すると、昇降機構
が支持体の後端をガイドレールに向って下方に移動する
と同時に、第１の仕切り板が支持体と共にガイドレール
に向って下方に移動し、第１の仕切り板と第２の仕切り
板とが互いに重合し、スライドパネルの後端が昇降機構
により支持体と共にガイドレールに向って下降する。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。

【０００９】図１において、１は車体のルーフパネルで
あり、ルーフパネル１には開口部２が設けられ、ルーフ
パネル１の開口部２にはスライドパネル３が配設される
と共に、ルーフパネル１の開口部２の両側には、図２に
示すように、車体の前後方向に沿って互いに平行なスラ
イドパネル３を案内するガイドレール４，４がそれぞれ
配設され、スライドパネル３の両側下部にはガイドレー
ル４の長手方向に沿って互いに平行な支持体となるリン
クブラケット５，５がそれぞれ設けられ、ガイドレール
４には駆動シューとなる第１のリヤシュー６及び従動シ
ューとなる第２のリヤシュー７がそれぞれ摺動自在に設
けられ、リンクブラケット５と第１のリヤシュー６及び
第２のリヤシュー７との間にはスライドパネル３の後端
を上下方向に移動する昇降機構８が設けられている。

【００１０】リンクブラケット５の下面には、図１及び
図２に示すように、スライドパネル３の前端部寄りから
後端部寄りに亘って延びる第１の仕切り板９が、昇降機
構８よりも内側に位置するよう取り付けられる。また、
スライドパネル３の前端部寄りから後端部寄りに亘って
延び、且つ、上端部が第１の仕切り板９の下端縁と常に
重合する第２の仕切り板１０が、第１のリヤシュー６及
び第２のリヤシュー７の内縁寄りの上面に接するよう設
けられている。

【００１１】ルーフパネル１の開口部２の内周縁には、
図１に示すように、下方に向って折曲した水切片１１が
形成され、ルーフパネル１の開口部２の下方には、図２
に示すように、フレーム１２が配設され、フレーム１２
の側枠１３，１３の上部にはルーフパネル１の開口部２
の両側縁の下方にガイドレール４，４がそれぞれ設けら
れ、フレーム１２の側枠１３，１３にはガイドレール
４，４の外側に下方に向って膨出した雨樋１４，１４が
それぞれ形成されている。

【００１２】リンクブラケット５の上部には、図１及び
図２に示すように、ルーフパネル１の開口部２に臨んで
スライドパネル３が配置され、スライドパネル３の全周
には全閉時の雨洩れを防止するためのウェザストリップ
１５が設けられると共に、スライドパネル３の外周縁寄
りの下部には保持枠１６が設けられている。

【００１３】スライドパネル３は透明または半透明なガ
ラス板あるいは合成樹脂板よりなり、ウェザストリップ
１５は弾性材料よりなる。

【００１４】ガイドレール４の前端寄りには、図１に示
すように、斜め上方に向って傾斜部１７が形成され、ガ
イドレール４の傾斜部１７の前端にはキャップ１８が配
設され、ガイドレール４の底壁１９の両側縁には、図３
に示すように、上方に向って側壁２０，２１がそれぞれ
形成されると共に、側壁２０，２１の内側にはレール溝
２２，２３がそれぞれ形成され、側壁２０の外側面の上
部には外方に向って突出した張出片２４が形成され、側
壁２０の外側面の下部には外方に向って突出した張出片
２５が形成され、張出片２４と張出片２５との間には外
方に向って開口する誘導溝２６が形成されている。

【００１５】ガイドレール４の側壁２１の外側面の上部
には、図３に示すように、内方に向って張出した支え片
２７が形成されると共に、側壁２１の外側面の下部には
内方に向って張出した支え片２８が形成され、支え片２
７と支え片２８との間には内方に向って開口する案内溝
２９が形成されている。

【００１６】ガイドレール４はアルミ合金製の引抜き型
材よりなる。

【００１７】スライドパネル３の下方には、図２に示す
ように、光線を遮るための遮光パネルとなるサンシェー
ド３０が配設され、サンシェード３０の前縁寄り及び後
縁寄りの両側にはスライダ３１，３１がそれぞれ設けら
れ、サンシェード３０の前縁寄りの下部には下方に向っ
て突出した取手（図示せず）が設けられ、サンシェード
３０の前縁寄りの両側のスライダ３１，３１はガイドレ
ール４，４の案内溝２９，２９に摺動自在に嵌入されて
いる。

【００１８】リンクブラケット５の前端寄りの外側縁に
は、図４及び図５に示すように、外方に向って突出した
張出部３２が形成されると共に、リンクブラケット５の
張出部３２の外側縁には、図６に示すように、ガイドレ
ール４の誘導溝２６の外側に臨んで下方に向って折曲し
た垂下片３３が形成され、垂下片３３の前縁寄りの下部
には内方に向って突出した支持ピン３４がカシメ止めに
より固定され、支持ピン３４にはスライダ３５が回動自
在に支持され、スライダ３５はガイドレール４の誘導溝
２６に摺動自在に嵌入され、リンクブラケット５の垂下
片３３の支持ピン３４はガイドレール４の誘導溝２６に
沿って移動されるようになっている。

【００１９】ガイドレール４の誘導溝２６の前端寄りに
は、図４及び図５に示すように、スライダ３５の前方へ
の移動を阻止するストッパ３６が設けられ、ストッパ３
６は、図７に示すように、ガイドレール４の張出片２４
及び張出片２５にネジ３７，３７により固定されてい
る。

【００２０】リンクブラケット５の前端寄りの下部に
は、図４及び図５に示すように、デフレクタ３８が配設
され、デフレクタ３８には前方に向って突出した突片３
９が形成され、デフレクタ３８は、図６に示すように、
リンクブラケット５にネジ４０，４０により固定されて
いる。

【００２１】リンクブラケット５の前端寄りの中央付近
には、図５に示すように、窓孔４１が設けられ、リンク
ブラケット５の窓孔４１の内側縁には、図８に示すよう
に、下方に向って折曲した受け片４２が形成され、受け
片４２には外方に向って突出した支持ピン４３が係止リ
ング４４により固定され、支持ピン４３にはガイドレー
ル４の案内溝２９の内側に臨んで下方に向って垂下した
シューフック４５が設けられている。

【００２２】リンクブラケット５の長手方向中央付近の
外側縁寄りの下部には、図４及び図５に示すように、ブ
ラケット４６が配設され、ブラケット４６の外側縁に
は、図９に示すように、ガイドレール４の誘導溝２６の
外側に臨んで下方に向って折曲した垂下片４７が形成さ
れると共に、ブラケット４６の内側縁には下方に向って
折曲した受け片４８が形成され、垂下片４７の下端寄り
には内方に向って突出したガイドピン４９が溶接により
固着され、受け片４８の下端寄りには支持ピン５０が回
動自在に支持され、ブラケット４６はリンクブラケット
５の下面に溶接により固着されている。

【００２３】ガイドレール４の張出片２４の上部には、
図４及び図５に示すように、誘導溝２６の長手方向に沿
ってリンクブラケット５の前方への移動を阻止するスト
ッパ５１が配設され、ストッパ５１の前端寄りには上方
に向って突出した膨出部５２が形成され、ガイドレール
４の張出片２４には、図９に示すように、ストッパ５１
の膨出部５２に相当する箇所に誘導溝２６に連通する切
欠孔５３が設けられ、ストッパ５１の膨出部５２にはガ
イドレール４の張出片２４の切欠孔５３に連通する係止
溝５４が形成され、ストッパ５１の膨出部５２の係止溝
５４にはブラケット４６の垂下片４７のガイドピン４９
が嵌入され、ストッパ５１の前端寄り及び後端寄りがガ
イドレール４の張出片２４にネジ５５，５５により固定
され、ブラケット４６の垂下片４７のガイドピン４９は
ガイドレール４の誘導溝２６に沿って移動されるように
なっている。

【００２４】リンクブラケット５の内側縁寄りの長手方
向中央付近には、図５に示すように、貫通孔５６が設け
られると共に、リンクブラケット５の内側縁寄りの前端
部には通孔５７，５７が設けられている。

【００２５】リンクブラケット５の後端寄りの下部に
は、図１０及び図１１に示すように、ガイドウェッジ５
８が配設され、リンクブラケット５の外側縁寄りの後端
部にはガイドレール４の長手方向に沿って嵌合孔５９，
６０がそれぞれ設けられ、ガイドウェッジ５８の上縁に
は上方に向って突出した凸部６１，６２がそれぞれ形成
され、リンクブラケット５の嵌合孔５９には、図１２に
示すように、ガイドウェッジ５８の凸部６１が嵌入され
ると共に、リンクブラケット５の嵌合孔６０にはガイド
ウェッジ５８の凸部６２が嵌入され、ガイドウェッジ５
８は、図１３に示すように、リンクブラケット５に複数
のネジ６３により固定されている。

【００２６】ガイドウェッジ５８には、図１０に示すよ
うに、リンクブラケット５と平行な長孔６４が設けられ
ると共に、ガイドウェッジ５８の長孔６４の後方には誘
導孔６５が設けられている。

【００２７】リンクブラケット５の内側縁寄りの後端部
には、図１１に示すように、通孔６６，６６が設けら
れ、リンクブラケット５の上部には通孔５７，５７及び
通孔６６，６６を利用してスライドパネル３が取付けら
れている。

【００２８】リンクブラケット５の下部には、図４及び
図１０に示すように、ガイドレール４の長手方向に沿っ
て第１の仕切り板９が配設され、第１の仕切り板９の上
縁には、図１２及び図１３に示すように、内方に向って
折曲した張出片６７が形成され、第１の仕切り板９の張
出片６７の前端寄り，長手方向中央付近及び後端寄り
が、図５及び図１１に示すように、リンクブラケット５
に複数のネジ６８により固定されている。

【００２９】ガイドレール４の上部には、図１及び図１
０に示すように、第１のリヤシュー６が摺動自在に配設
され、第１のリヤシュー６の上部には、図１４に示すよ
うに、第１のリヤガイド６９が設けられ、第１のリヤシ
ュー６の上面の内縁寄りにはガイドレール４の長手方向
に沿って凹溝７０が形成され、第１のリヤガイド６９に
は支持ピン７１が回動自在に支持されると共に、支持ピ
ン７１には第１のリヤガイド６９の両側に第１の昇降リ
ンク７２の一端が支持され、支持ピン７１は第１の昇降
リンク７２の一端にカシメ止めにより固定され、第１の
リヤガイド６９は第１のリヤシュー６にネジにより固定
されている。

【００３０】ガイドレール４のレール溝２２及びレール
溝２３には、図１４に示すように、第１のリヤシュー６
の外側縁寄り及び内側縁寄りがそれぞれ嵌入され、第１
のリヤシュー６はガイドレール４のレール溝２２，２３
に沿って摺動され、第１のリヤガイド６９は第１のリヤ
シュー６と共にガイドレール４の長手方向に沿って移動
されるようになっている。

【００３１】ガイドウェッジ５８の両側には、図１２に
示すように、第１の昇降リンク７２がそれぞれ配置さ
れ、第１の昇降リンク７２の他端には支持ピン７３がカ
シメ止めにより固定され、第１の昇降リンク７２の他端
が支持ピン７３を介してガイドウェッジ５８の長孔６４
に移動自在に支持され、支持ピン７３はガイドウェッジ
５８の長孔６４に摺動自在に係合されている。

【００３２】第１の昇降リンク７２の長手方向中央付近
の両側には、図１０に示すように、第２の昇降リンク７
４の一端が回動自在に連結され、第２の昇降リンク７４
の一端には、図１３に示すように、連結ピン７５がカシ
メ止めにより固定され、第２の昇降リンク７４の一端が
連結ピン７５を介してガイドウェッジ５８の誘導孔６５
に移動自在に支持され、連結ピン７５はガイドウェッジ
５８の誘導孔６５に摺動自在に係合されている。

【００３３】ガイドレール４の第１のリヤシュー６の前
方には、図１０に示すように、第２のリヤシュー７が摺
動自在に配設され、第２のリヤシュー７の上部には、図
１５に示すように、第２のリヤガイド７６が設けられ、
第２のリヤシュー７の上面の内側縁寄りにはガイドレー
ル４の長手方向に沿って凹溝７７が形成され、第２のリ
ヤガイド７６には支持ピン７８が回動自在に支持される
と共に、支持ピン７８には第２のリヤガイド７６の両側
に第２の昇降リンク７４の長手方向中央付近が支持さ
れ、第２の昇降リンク７４の他端には、図１６に示すよ
うに、係合ピン７９がカシメ止めにより固定され、支持
ピン７８は第２の昇降リンク７４の長手方向中央付近に
カシメ止めにより固定され、第２のリヤガイド７６は第
２のリヤシュー７にネジにより固定されている。

【００３４】ガイドレール４のレール溝２２及びレール
溝２３には、図１５に示すように、第２のリヤシュー７
の外側縁寄り及び内側縁寄りがそれぞれ嵌入され、第２
のリヤシュー７はガイドレール４のレール溝２２，２３
に沿って摺動され、第２のリヤガイド７６は第２のリヤ
シュー７と共にガイドレール４の長手方向に沿って移動
されるようになっている。

【００３５】ガイドレール４の第２のリヤシュー７の前
方には、図１に示すように、第１のフロントシュー８０
が摺動自在に配設され、第１のフロントシュー８０の上
部には、図４に示すように、カム８１が設けられ、第１
のフロントシュー８０の上面の内側縁寄りにはガイドレ
ール４の長手方向に沿って凹溝８２が形成されると共
に、カム８１の上面には平面部８３が形成され、カム８
１の後端寄りの上部には平面部８３に続いて傾斜部８４
が形成され、カム８１の平面部８３の上部には、図１６
に示すように、第２の昇降リンク７４の他端に固定した
係合ピン７９が摺動自在に係合され、カム８１は第１の
フロントシュー８０にネジにより固定され、第２の昇降
リンク７４の他端は係合ピン７９を介してカム８１の平
面部８３及び傾斜部８４に係合しながら従動されるよう
になっている。

【００３６】ガイドレール４のレール溝２２及びレール
溝２３には、図１５に示すように、第１のフロントシュ
ー８０の外側縁寄り及び内側縁寄りがそれぞれ嵌入さ
れ、第１のフロントシュー８０はガイドレール４のレー
ル溝２２，２３に沿って摺動され、カム８１は第１のフ
ロントシュー８０と共にガイドレール４の長手方向に沿
って移動されるようになっている。

【００３７】昇降機構８は第１の昇降リンク７２，第２
の昇降リンク７４，ガイドウェッジ５８及びカム８１か
ら構成されている。

【００３８】カム８１の前端寄りには、図１７に示すよ
うに、支持ピン８５が回動自在に支持されると共に、支
持ピン８５にはカム８１の両側に揺動リンク８６の一端
が支持され、揺動リンク８６の他端には下方に向って突
出したフック８７が形成され、揺動リンク８６の他端寄
りがブラケット４６の受け片４８の支持ピン５０に回動
自在に支持されている。

【００３９】ガイドレール４の第１のフロントシュー８
０の前方には、図４に示すように、第２のフロントシュ
ー８８が摺動自在に配設され、第２のフロントシュー８
８の上部には、図１８に示すように、係止板８９が設け
られ、第２のフロントシュー８８の上面の内側縁寄りに
はガイドレール４の長手方向に沿って凹溝９０が形成さ
れると共に、係止板８９の前端には上方に向って折曲し
た立上り壁９１が形成され、係止板８９は第２のフロン
トシュー８８にネジにより固定されている。

【００４０】ガイドレール４のレール溝２２及びレール
溝２３には、図１８に示すように、第２のフロントシュ
ー８８の外側縁寄り及び内側縁寄りがそれぞれ嵌入さ
れ、第２のフロントシュー８８はガイドレール４のレー
ル溝２２，２３に沿って摺動され、係止板８９は第２の
フロントシュー８８と共にガイドレール４の長手方向に
沿って移動されるようになっている。

【００４１】ガイドレール４の底壁１９の側壁２１寄り
の上部には、図１２及び図１３に示すように、第２の仕
切り板１０が配設され、第２の仕切り板１０の側面の下
縁寄りにはガイドレール４のレール溝２３に向って突出
した張出片９２が形成されると共に、張出片９２の先端
には係合部９３が形成され、第２の仕切り板１０の係合
部９３はガイドレール４のレール溝２３に摺動自在に嵌
入されている。

【００４２】第２の仕切り板１０の後端寄りの下縁は、
図１４に示すように、第１のリヤシュー６の凹溝７０に
嵌入されると共に、第２の仕切り板１０の長手方向中央
付近の下縁は、図１５に示すように、第２のリヤシュー
７の凹溝７７に嵌入され、第２の仕切り板１０の長手方
向中央より前方寄りの下縁は，図１６及び図１７に示す
ように、第１のフロントシュー８０の凹溝８２に嵌入さ
れ、第２の仕切り板１０の前端寄りの下縁は、図１８に
示すように、第２のフロントシュー８８の凹溝９０に嵌
入されている。

【００４３】ガイドレール４の第１のリヤシュー６の後
方には、図１及び図１０に示すように、ドレインシュー
９４が摺動自在に配設され、ドレインシュー９４の上部
には、図１９に示すように、ブラケット９５が設けられ
ると共に、ブラケット９５の上部にはルーフパネル１の
開口部２の後縁及びスライドパネル３の後端の下部にガ
イドレール４と交差する方向に排水樋としてリヤドレイ
ン９６が設けられ、リヤドレイン９６の両端がフレーム
１２の側枠１３，１３の雨樋１４，１４にそれぞれ連絡
され、ブラケット９５はドレインシュー９４にネジによ
り固定され、リヤドレイン９６はブラケット９５にネジ
により固定されている。

【００４４】ガイドレール４のレール溝２２及びレール
溝２３には、図１９に示すように、ドレインシュー９４
の外側縁寄り及び内側縁寄りがそれぞれ嵌入され、ドレ
インシュー９４はガイドレール４のレール溝２２，２３
に沿って摺動され、ブラケット９５はドレインシュー９
４と共にガイドレール４の長手方向に沿って移動される
ようになっている。

【００４５】ルーフパネル１の車体の後方寄りの下部に
は、図１に示すように、スライドパネル３及びサンシェ
ード３０を収納する収納部９７が形成されている。

【００４６】ガイドレール４の底壁１９の後端寄りの上
部には、図２０及び図２１に示すように、ドレインシュ
ー９４の車体の後方への移動を阻止するストッパ９８が
配設され、ストッパ９８の前端には上方に向って折曲し
た受け片９９が形成され、受け片９９にはスペーサ１０
０が嵌合され、ストッパ９８はガイドレール４の底壁１
９に固定されている。

【００４７】ガイドレール４の案内溝２９の前端寄りに
は、図４及び図５に示すように、サンシェード３０の車
体の前方への移動を阻止する第１のストッパ１０１が配
設され、第１のストッパ１０１はガイドレール４の支え
片２７及び支え片２８にネジ１０２により固定されてい
る。

【００４８】ガイドレール４の案内溝２９の後端寄りに
は、図２１及び図２２に示すように、サンシェード３０
の車体の後方への移動を阻止する第２のストッパ１０３
が配設され、ガイドレール４の支え片２７の後端寄りに
は内方に向って開口する切欠孔１０４，１０５がそれぞ
れ設けられると共に、ガイドレール４の第２のストッパ
１０３に相当する支え片２７の上部には板バネ１０６が
設けられ、板バネ１０６にはガイドレール４の案内溝２
９に臨んで下方に向って折曲した係止部１０７が形成さ
れ、第２のストッパ１０３はガイドレール４の支え片２
７及び支え片２８にネジ１０８により固定されると共
に、板バネ１０６はガイドレール４の支え片２７にネジ
１０８，１０８により固定されている。

【００４９】サンシェード３０はその前縁寄りのスライ
ダ３１がシューフック４５に係合しながらガイドレール
４の案内溝２９に沿って車体の後方に移動され、サンシ
ェード３０の後縁寄りのスライダ３１に板バネ１０６の
係止部１０７が嵌入することにより、板バネ１０６はサ
ンシェード３０をガイドレール４に対して係止するよう
になっている。

【００５０】第１のリヤシュー６の内側縁寄りには、図
２３に示すように、駆動ケーブル１０９のワイヤ１１０
の一端寄りが挿通されると共に、ドレインシュー９４の
内側縁寄りには駆動ケーブル１０９のワイヤ１１０が挿
通され、ワイヤ１１０の第１のリヤシュー６の前縁に相
当する一端には係止キャップ１１１が固定され、ワイヤ
１１０の第１のリヤシュー６の後縁に相当する一端寄り
の外周には係止パイプ１１２が固定され、ワイヤ１１０
の他端には係止キャップ１１３が固定されている。

【００５１】駆動ケーブル１０９のワイヤ１１０のドレ
インシュー９４の後縁と係止キャップ１１３との間の外
周には螺旋条１１４が固着され、第１のリヤシュー６は
駆動ケーブル１０９のワイヤ１１０に対して係止キャッ
プ１１１と係止パイプ１１２により係止され、係止キャ
ップ１１１及び係止パイプ１１２はガイドレール４のレ
ール溝２３にそれぞれ摺動自在に嵌入され、第１のリヤ
シュー６は駆動ケーブル１０９のワイヤ１１０を介して
ガイドレール４の長手方向に沿って摺動されるようにな
っている。

【００５２】第１のリヤシュー６の外側縁寄りには、図
２３に示すように、ロッド１１５の一端寄りが圧入さ
れ、ドレインシュー９４の外側縁寄りにはロッド１１５
の他端寄りが挿通され、ロッド１１５のドレインシュー
９４の前縁に相当する外周には係止パイプ１１６が固定
されると共に、ロッド１１５のドレインシュー９４の後
縁に相当する他端には係止キャップ１１７が固定されて
いる。

【００５３】ドレインシュー９４はロッド１１５に対し
て係止パイプ１１６と係止キャップ１１７により係止さ
れ、係止パイプ１１６及び係止キャップ１１７はガイド
レール４のレール溝２２にそれぞれ摺動自在に嵌入さ
れ、ドレインシュー９４はロッド１１５を介して第１の
リヤシュー６と共にガイドレール４の長手方向に沿って
摺動されるようになっている。

【００５４】第２のリヤシュー７の内側縁寄りには、図
２４に示すように、ロッド１１８の一端寄りが挿通され
ると共に、第１のフロントシュー８０の内側縁寄りには
ロッド１１８が挿通され、ロッド１１８の第２のリヤシ
ュー７の後縁に相当する一端には係止キャップ１１９が
固定され、ロッド１１８の第２のリヤシュー７の前縁に
相当する一端寄りの外周には係止パイプ１２０が固定さ
れている。

【００５５】第２のリヤシュー７はロッド１１８に対し
て係止キャップ１１９と係止パイプ１２０により係止さ
れ、係止キャップ１１９及び係止パイプ１２０はガイド
レール４のレール溝２３にそれぞれ摺動自在に嵌入さ
れ、第２のリヤシュー７は第１の昇降リンク７２及び第
２の昇降リンク７４を介して第１のリヤシュー６と共に
ガイドレール４の長手方向に沿って摺動されるようにな
っている。

【００５６】第２のフロントシュー８８の内側縁寄りに
は、図２４に示すように、ロッド１１８の他端寄りが挿
通され、ロッド１１８の第２のフロントシュー８８の前
縁に相当する他端には係止キャップ１２１が固定される
と共に、ロッド１１８の第２のフロントシュー８８の後
縁に相当する他端寄りの外周には係止パイプ１２２が固
定されている。

【００５７】第２のフロントシュー８８はロッド１１８
に対して係止キャップ１２１と係止パイプ１２２により
係止され、係止キャップ１２１及び係止パイプ１２２は
ガイドレール４のレール溝２３にそれぞれ摺動自在に嵌
入され、第２のフロントシュー８８はロッド１１８を介
して第２のリヤシュー７と共にガイドレール４の長手方
向に沿って摺動されるようになっている。

【００５８】第２のリヤシュー７の外側縁寄りには、図
２４に示すように、ロッド１２３の一端寄りが挿通され
ると共に、第１のフロントシュー８０の外側縁寄りには
ロッド１２３の他端寄りが挿通され、ロッド１２３の第
１のフロントシュー８０の前縁に相当する他端には係止
キャップ１２４が固定され、ロッド１２３の第１のフロ
ントシュー８０の後縁に相当する他端寄りの外周には係
止パイプ１２５が固定されている。

【００５９】第１のフロントシュー８０はロッド１２３
に対して係止キャップ１２４と係止パイプ１２５により
係止され、係止キャップ１２４及び係止パイプ１２５は
ガイドレール４のレール溝２２にそれぞれ摺動自在に嵌
入され、第１のフロントシュー８０は揺動リンク８６を
介してリンクブラケット５と共にガイドレール４の長手
方向に沿って摺動されるようになっている。

【００６０】第１のフロントシュー８０には第２の仕切
り板１０の下縁が係止され、第２の仕切り板１０は第１
のフロントシュー８０と共にガイドレール４の長手方向
に沿って移動され、第２の仕切り板１０の係合部９３は
ガイドレール４のレール溝２３に沿って摺動されるよう
になっている。

【００６１】ルーフパネル１の開口部２の下方には、図
２及び図２５に示すように、フレーム１２が配置され、
フレーム１２の後枠（図示せず）には駆動手段となるモ
ータを取付けるためのブラケット（図示せず）が設けら
れると共に、ブラケットには第１のリヤシュー６をガイ
ドレール４のレール溝２２，２３に沿って車体の前後方
向に移動するモータ（図示せず）が設けられ、後枠の中
央付近には駆動ケーブル１０９の螺旋条１１４と噛合う
ギア（図示せず）が回動自在に設けられ、モータはギア
に連絡され、フレーム１２の前枠及び後枠の両端にはフ
レーム１２の側枠１３，１３の雨樋１４，１４に連通す
る水抜きパイプ（図示せず）がそれぞれ設けられ、水抜
きパイプには雨水を車室外に排出するドレインホース
（図示せず）が連結されている。

【００６２】ガイドレール４の案内溝２９には、図２５
に示すように、サンシェード３０の後縁寄りの両側のス
ライダ３１，３１がそれぞれ摺動自在に嵌入され、サン
シェード３０の前縁寄りの両側のスライダ３１がシュー
フック４５に係合しながらガイドレール４の案内溝２９
に沿って車体の後方に移動され、サンシェード３０の後
縁寄りの両側のスライダ３１の後方に位置する貫通孔
（図示せず）に板バネ１０６の係止部１０７が嵌入する
ことにより、板バネ１０６はサンシェード３０をガイド
レール４の案内溝２９に対して係止するようになってい
る。

【００６３】図１においては、スライダ３５がガイドレ
ール４の誘導溝２６の前端寄りに固定したストッパ３６
に当接され、リンクブラケット５のガイドレール４に対
する車体の前方への移動がストッパ３６により阻止さ
れ、スライドパネル３の前端がガイドレール４の傾斜部
１７により上方に移動され、ブラケット４６の垂下片４
７に固定したガイドピン４９がストッパ５１の係止溝５
４に嵌合され、リンクブラケット５のガイドレール４に
対する車体の前後方向への移動がストッパ５１により阻
止されている。

【００６４】また、第１の昇降リンク７２の他端に固定
した支持ピン７３がガイドウェッジ５８の長孔６４の一
端に位置されると共に、第２の昇降リンク７４の一端に
固定した連結ピン７５がガイドウェッジ５８の誘導孔６
５の一端に位置され、第２の昇降リンク７４の他端に固
定した係合ピン７９がカム８１の平面部８３の上面に係
合され、リンクブラケット５の後端が昇降機構８により
ガイドレール４に対して上方に移動され、スライドパネ
ル３の後端がリンクブラケット５と共に上方に移動さ
れ、リヤドレイン９６がルーフパネル１の開口部２の後
縁及びスライドパネル３の後端の下方に位置され、スラ
イドパネル３がルーフパネル１の開口部２を閉塞する全
閉状態となり、スライドパネル３の外周縁のウェザスト
リップ１５がルーフパネル１の開口部２の周縁の水切片
１１に圧接して車室内と外部との密閉遮断を行うように
なっている。

【００６５】次に、この実施例の作用について説明す
る。

【００６６】［スライドパネル３の後端の下降］スライ
ドパネル３が図１に示すルーフパネル１の開口部２を閉
塞する全閉状態の位置から、スライドパネル３を移動す
るモータを駆動し、駆動ケーブル１０９をモータの駆動
により引くように移動すると、第１のリヤシュー６が駆
動ケーブル１０９によりガイドレール４のレール溝２２
及びレール溝２３に沿って車体の後方に摺動し、第１の
リヤガイド６９が第１のリヤシュー６と共にガイドレー
ル４の長手方向に沿って車体の後方に移動する。

【００６７】第１のリヤシュー６の駆動ケーブル１０９
によるガイドレール４に対する車体の後方への摺動によ
り、ドレインシュー９４がロッド１１５を介して第１の
リヤシュー６と共にガイドレール４のレール溝２２及び
レール溝２３に沿って車体の後方に摺動し、ブラケット
９５がドレインシュー９４と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の後方に移動し、図２６に示すよう
に、リヤドレイン９６がブラケット９５と共にガイドレ
ール４の上部をルーフパネル１の車体の後方寄りの下部
の収納部９７に向って第１のリヤシュー６の移動量に相
当する距離だけ後退する。

【００６８】第１のリヤガイド６９のガイドレール４に
対する車体の後方への移動により、第１の昇降リンク７
２の他端が支持ピン７３を介してガイドウェッジ５８の
長孔６４の一端から他端に向って移動すると同時に、第
２の昇降リンク７４の一端が連結ピン７５を介してガイ
ドウェッジ５８の誘導孔６５の一端から他端に向って移
動し、第２の昇降リンク７４の他端が係合ピン７９を介
してカム８１の平面部８３から傾斜部８４に向って従動
し、第２のリヤガイド７６が第１の昇降リンク７２及び
第２の昇降リンク７４を介して第１のリヤガイド６９と
共にガイドレール４の長手方向に沿って車体の後方に移
動し、第２のリヤシュー７が第２のリヤガイド７６と共
にガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿
って車体の後方に摺動する。

【００６９】第２の昇降リンク７４の一端のガイドウェ
ッジ５８の誘導孔６５に対する一端から他端への移動に
より、第１の昇降リンク７２が第１のリヤガイド６９の
支持ピン７１を支点として図１の反時計方向に回動する
と同時に、第２の昇降リンク７４が第２のリヤガイド７
６の支持ピン７８を支点として図１の時計方向に回動
し、図２６に示すように、第１の昇降リンク７２の他端
に固定した支持ピン７３がガイドウェッジ５８の長孔６
４の他端に位置し、第２の昇降リンク７４の一端に固定
した連結ピン７５がガイドウェッジ５８の誘導孔６５の
他端に位置し、第２の昇降リンク７４の他端に固定した
係合ピン７９がカム８１の傾斜部８４に係合する。

【００７０】第１の昇降リンク７２及び第２の昇降リン
ク７４の第１のリヤガイド６９及び第２のリヤガイド７
６に対する回動により、ガイドウェッジ５８が第１の昇
降リンク７２及び第２の昇降リンク７４の回動に伴って
ガイドレール４の底壁１９に向って下方に移動すると同
時に、リンクブラケット５の後端が昇降機構８によりガ
イドウェッジ５８と共にガイドレール４に向って下方に
移動し、リンクブラケット５が支持ピン３４を支点とし
て図１の時計方向に回動し、図２６に示すように、シュ
ーフック４５がリンクブラケット５と共にガイドレール
４の案内溝２９の内側に向って下方に移動し、ブラケッ
ト４６がリンクブラケット５と共にガイドレール４に向
って下方に移動する。

【００７１】リンクブラケット５の後端の昇降機構８に
よる下方への移動により、第１の仕切り板９の下端縁が
リンクブラケット５と共に第２の仕切り板１０の下縁に
向って下方に移動し、図２６に示すように、第１の仕切
り板９が第２の仕切り板１０の内側に重合し、スライド
パネル３の後端がリンクブラケット５と共にルーフパネ
ル１の開口部２の後縁よりガイドレール４に向って下降
する。

【００７２】第２のリヤシュー７のガイドレール４に対
する車体の後方への摺動により、第２のフロントシュー
８８がロッド１１８を介して第２のリヤシュー７と共に
ガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿っ
て車体の後方に摺動し、係止板８９が第２のフロントシ
ュー８８と共にガイドレール４の長手方向に沿って車体
の後方に移動し、図２６に示すように、係止板８９の立
上り壁９１が揺動リンク８６のフック８７の下方に臨ん
で位置する。

【００７３】ブラケット４６のリンクブラケット５によ
るガイドレール４に対する下方への移動により、ブラケ
ット４６の垂下片４７に固定したガイドピン４９がスト
ッパ５１の膨出部５２の係止溝５４からガイドレール４
の張出片２４の切欠孔５３を通って誘導溝２６に移動す
ると同時に、ブラケット４６の受け片４８に固定した支
持ピン５０がリンクブラケット５と共にガイドレール４
に向って下方に移動し、揺動リンク８６がブラケット４
６の下方への移動に伴ってカム８１の支持ピン８５を支
点として図１の反時計方向に回動し、図２６に示すよう
に、揺動リンク８６のフック８７が係止板８９の立上り
壁９１に向って下方に移動し、カム８１が揺動リンク８
６の回動によりガイドレール４の長手方向に沿って車体
の後方に僅かに移動し、第１のフロントシュー８０がカ
ム８１と共にガイドレール４のレール溝２２及びレール
溝２３に沿って車体の後方に摺動する。

【００７４】［スライドパネル３の後退］スライドパネ
ル３の後端が図２６に示すルーフパネル１の開口部２の
後縁より下降した状態の位置から、駆動ケーブル１０９
をモータの駆動により引くように移動すると、第１のリ
ヤシュー６が駆動ケーブル１０９によりガイドレール４
のレール溝２２及びレール溝２３に沿って車体の後方に
摺動し、第１のリヤガイド６９が第１のリヤシュー６と
共にガイドレール４の長手方向に沿って車体の後方に移
動する。

【００７５】第１のリヤシュー６の駆動ケーブル１０９
によるガイドレール４に対する車体の後方への摺動によ
り、ドレインシュー９４がロッド１１５を介して第１の
リヤシュー６と共にガイドレール４のレール溝２２及び
レール溝２３に沿って車体の後方に摺動し、ブラケット
９５がドレインシュー９４と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の後方に移動すると同時に、図２７に
示すように、リヤドレイン９６がブラケット９５と共に
ガイドレール４の上部をルーフパネル１の車体の後方寄
りの下部の収納部９７に向って後退し、リヤドレイン９
６を収納部９７に収納する。

【００７６】ドレインシュー９４のガイドレール４に対
する車体の後方への摺動により、ドレインシュー９４の
後縁がストッパ９８の前端のスペーサ１００に当接し、
ストッパ９８がドレインシュー９４のガイドレール４の
レール溝２２及びレール溝２３に対する車体の後方への
摺動を阻止する。

【００７７】第１のリヤガイド６９のガイドレール４に
対する車体の後方への移動により、第２のリヤガイド７
６が第１の昇降リンク７２及び第２の昇降リンク７４を
介して第１のリヤガイド６９と共にガイドレール４の長
手方向に沿って車体の後方に移動し、第２のリヤシュー
７が第２のリヤガイド７６と共にガイドレール４のレー
ル溝２２及びレール溝２３に沿って車体の後方に摺動す
る。

【００７８】第２のリヤシュー７のガイドレール４に対
する車体の後方への摺動により、第２のフロントシュー
８８がロッド１１８を介して第２のリヤシュー７と共に
ガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿っ
て車体の後方に摺動し、係止板８９が第２のフロントシ
ュー８８と共にガイドレール４の長手方向に沿って車体
の後方に移動する。

【００７９】第１のリヤガイド６９及び第２のリヤガイ
ド７６のガイドレール４に対する車体の後方への移動に
より、ガイドウェッジ５８が第１の昇降リンク７２を介
して第１のリヤガイド６９と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の後方に移動すると同時に、リンクブ
ラケット５がガイドウェッジ５８と共にガイドレール４
の長手方向に沿って車体の後方に移動し、第１の仕切り
板９がリンクブラケット５と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の後方に移動する。

【００８０】リンクブラケット５のガイドレール４に対
する車体の後方への移動により、シューフック４５がガ
イドレール４の案内溝２９の内側をリンクブラケット５
と共に車体の後方に向って移動すると同時に、リンクブ
ラケット５の前端寄りの垂下片３３がスライダ３５を介
してガイドレール４の誘導溝２６に沿って車体の後方に
移動し、リンクブラケット５の前端がガイドレール４の
傾斜部１７に沿って下方に移動し、図２７に示すよう
に、スライドパネル３の前端がリンクブラケット５と共
にガイドレール４に向って下降する。

【００８１】リンクブラケット５の前端のガイドレール
４の傾斜部１７による下方への移動により、ブラケット
４６がリンクブラケット５と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の後方に移動すると同時に、ブラケッ
ト４６の垂下片４７に固定したガイドピン４９がガイド
レール４の誘導溝２６に沿って車体の後方に移動し、揺
動リンク８６がカム８１の支持ピン８５を支点として図
２６の反時計方向に回動し、図２７に示すように、揺動
リンク８６のフック８７が係止板８９の立上り壁９１に
係合し、カム８１が揺動リンク８６を介してブラケット
４６と共にガイドレール４の長手方向に沿って車体の後
方に移動し、第１のフロントシュー８０がカム８１と共
にガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿
って車体の後方に摺動する。

【００８２】第１のフロントシュー８０のガイドレール
４に対する車体の後方への摺動により、第２の仕切り板
１０が第１の仕切り板９に対して重合した状態のまま第
１のフロントシュー８０と共にガイドレール４のレール
溝２３に沿って車体の後方に移動する。

【００８３】シューフック４５のガイドレール４の案内
溝２９の内側に対する車体の後方への移動により、サン
シェード３０がシューフック４５に係合しながらガイド
レール４の案内溝２９に沿って車体の後方に移動し、シ
ューフック４５がサンシェード３０をルーフパネル１の
車体の後方寄りの下部の収納部９７に収納する。

【００８４】サンシェード３０のシューフック４５によ
るガイドレール４の案内溝２９に対する車体の後方への
移動により、第２のストッパ１０３がサンシェード３０
のガイドレール４の案内溝２９に対する車体の後方への
移動を阻止し、板バネ１０６の係止部１０７がサンシェ
ード３０の後縁寄りの両側のスライダ３１の後方の貫通
孔に嵌入し、板バネ１０６がサンシェード３０をガイド
レール４の案内溝２９に対して係止する。

【００８５】リンクブラケット５の第１の昇降リンク７
２によるガイドレール４に対する車体の後方への移動に
より、図２７に示すように、スライドパネル３がリンク
ブラケット５と共にルーフパネル１の車体の後方寄りの
下部の収納部９７に向って後退し、スライドパネル３を
収納部９７に収納し、ルーフパネル１の開口部２が開放
状態となる。

【００８６】［スライドパネル３の前進］スライドパネ
ル３が図２７に示すルーフパネル１の車体の後方寄りの
下部の収納部９７に後退した状態の位置から、駆動ケー
ブル１０９をモータの駆動により押すように移動する
と、第１のリヤシュー６が駆動ケーブル１０９によりガ
イドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿って
車体の前方に摺動し、第１のリヤガイド６９が第１のリ
ヤシュー６と共にガイドレール４に沿って車体の前方に
移動する。

【００８７】第１のリヤガイド６９のガイドレール４に
対する車体の前方への移動により、第２のリヤガイド７
６が第１の昇降リンク７２及び第２の昇降リンク７４を
介して第１のリヤガイド６９と共にガイドレール４の長
手方向に沿って車体の前方に移動し、第２のリヤシュー
７が第２のリヤガイド７６と共にガイドレール４のレー
ル溝２２及びレール溝２３に沿って車体の前方に摺動す
る。

【００８８】第２のリヤシュー７のガイドレール４に対
する車体の前方への摺動により、第２のフロントシュー
８８がロッド１１８を介して第２のリヤシュー７と共に
ガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿っ
て車体の前方に摺動し、係止板８９が第２のフロントシ
ュー８８と共にガイドレール４の長手方向に沿って車体
の前方に移動する。

【００８９】第１のリヤガイド６９及び第２のリヤガイ
ド７６のガイドレール４に対する車体の前方への移動に
より、ガイドウェッジ５８が第１の昇降リンク７２を介
して第１のリヤガイド６９と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の前方に移動すると同時に、リンクブ
ラケット５がガイドウェッジ５８と共にガイドレール４
の長手方向に沿って車体の前方に移動し、第１の仕切り
板９がリンクブラケット５と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の前方に移動する。

【００９０】リンクブラケット５のガイドレール４に対
する車体の前方への移動により、シューフック４５がガ
イドレール４の案内溝２９の内側をリンクブラケット５
と共に車体の前方に向って移動すると同時に、リンクブ
ラケット５の前端寄りの垂下片３３がスライダ３５を介
してガイドレール４の誘導溝２６に沿って車体の前方に
移動し、リンクブラケット５の前端がガイドレール４の
傾斜部１７に沿って上方に移動し、図２６に示すよう
に、スライドパネル３の前端がリンクブラケット５と共
にルーフパネル１の開口部２の前縁に向って上昇する。

【００９１】リンクブラケット５の前端寄りの垂下片３
３のガイドレール４の誘導溝２６に対する車体の前方へ
の移動により、スライダ３５がガイドレール４の誘導溝
２６の前端寄りのストッパ３６に当接し、ストッパ３６
がリンクブラケット５の前端寄りの垂下片３３のガイド
レール４の誘導溝２６に対する車体の前方への移動を阻
止する。

【００９２】リンクブラケット５の前端のガイドレール
４の傾斜部１７による上方への移動により、ブラケット
４６がリンクブラケット５と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の前方に移動すると同時に、ブラケッ
ト４６の垂下片４７に固定したガイドピン４９がガイド
レール４の誘導溝２６に沿って車体の前方に移動し、揺
動リンク８６がカム８１の支持ピン８５を支点として図
２７の時計方向に回動し、図２６に示すように、揺動リ
ンク８６のフック８７が係止板８９の立上り壁９１より
上方に離脱し、ガイドピン４９はガイドレール４の張出
片２４の切欠孔５３の下部の誘導溝２６に位置する。

【００９３】ブラケット４６のガイドレール４に対する
車体の前方への移動により、カム８１が揺動リンク８６
を介してブラケット４６と共にガイドレール４の長手方
向に沿って車体の前方に移動し、第１のフロントシュー
８０がカム８１と共にガイドレール４のレール溝２２及
びレール溝２３に沿って車体の前方に摺動する。

【００９４】第１のフロントシュー８０のガイドレール
４に対する車体の前方への摺動により、第２の仕切り板
１０が第１の仕切り板９に対して重合した状態のまま第
１のフロントシュー８０と共にガイドレール４のレール
溝２３に沿って車体の前方に移動する。

【００９５】リンクブラケット５の第１の昇降リンク７
２によるガイドレール４に対する車体の前方への移動に
より、図２６に示すように、スライドパネル３がリンク
ブラケット５と共に収納部９７よりルーフパネル１の開
口部２に向って前進する。

【００９６】第１のリヤシュー６の駆動ケーブル１０９
によるガイドレール４に対する車体の前方への摺動によ
り、ドレインシュー９４がロッド１１５を介して第１の
リヤシュー６と共にガイドレール４のレール溝２２及び
レール溝２３に沿って車体の前方に摺動し、ブラケット
９５がドレインシュー９４と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の前方に移動すると同時に、図２６に
示すように、リヤドレイン９６がブラケット９５と共に
ガイドレール４の上部を収納部９７よりルーフパネル１
の開口部２に向って前進する。

【００９７】［スライドパネル３の後端の上昇］スライ
ドパネル３の後端が図２６に示すガイドレール４に向っ
て下降した状態の位置から、駆動ケーブル１０９をモー
タによる押すように移動すると、第１のリヤシュー６が
駆動ケーブル１０９によりガイドレール４のレール溝２
２及びレール溝２３に沿って車体の前方に摺動し、第１
のリヤガイド６９が第１のリヤシュー６と共にガイドレ
ール４の長手方向に沿って車体の前方に移動する。

【００９８】第１のリヤガイド６９のガイドレール４に
対する車体の前方への移動により、第１の昇降リンク７
２の他端が支持ピン７３を介してガイドウェッジ５８の
長孔６４の他端から一端に向って移動すると同時に、第
２の昇降リンク７４の一端が連結ピン７５を介してガイ
ドウェッジ５８の誘導孔６５の他端から一端に向って移
動し、第２の昇降リンク７４の他端が係合ピン７９を介
してカム８１の傾斜部８４から平面部８３に向って従動
し、第２のリヤガイド７６が第１の昇降リンク７２及び
第２の昇降リンク７４を介して第１のリヤガイド６９と
共にガイドレール４の長手方向に沿って車体の前方に移
動し、第２のリヤシュー７が第２のリヤガイド７６と共
にガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿
って車体の前方に摺動する。

【００９９】第２の昇降リンク７４の一端のガイドウェ
ッジ５８の誘導孔６５に対する他端から一端への移動に
より、第１の昇降リンク７２が第１のリヤガイド６９の
支持ピン７１を支点として図２６の時計方向に回動する
と同時に、第２の昇降リンク７４が第２のリヤガイド７
６の支持ピン７８を支点として図２６の反時計方向に回
動し、図１に示すように、第１の昇降リンク７２の他端
に固定した支持ピン７３がガイドウェッジ５８の長孔６
４の一端に位置し、第２の昇降リンク７４の一端に固定
した連結ピン７５がガイドウェッジ５８の誘導孔６５の
一端に位置し、第２の昇降リンク７４の他端に固定した
係合ピン７９がカム８１の平面部８３に係合する。

【０１００】第１の昇降リンク７２及び第２の昇降リン
ク７４の第１のリヤガイド６９及び第２のリヤガイド７
６に対する回動により、ガイドウェッジ５８が第１の昇
降リンク７２及び第２の昇降リンク７４の回動に伴って
ガイドレール４の底壁１９より上方に移動すると同時
に、リンクブラケット５の後端が昇降機構８によりガイ
ドウェッジ５８と共にガイドレール４に対して上方に向
って移動し、リンクブラケット５が支持ピン３４を支点
としてガイドレール４に対して図２６の反時計方向に回
動し、図１に示すように、シューフック４５がリンクブ
ラケット５と共にガイドレール４の案内溝２９の内側よ
り上方に向って移動し、ブラケット４６がリンクブラケ
ット５と共にガイドレール４に対して上方に移動する。

【０１０１】リンクブラケット５の後端がガイドレール
４に対して上方に移動すると、第１の仕切り板９がリン
クブラケット５と共に上方に向って移動し、図１に示す
ように、第１の仕切り板９の下端縁が第２の仕切り板１
０の上端縁の内側に重合し、スライドパネル３の後端が
リンクブラケット５と共にルーフパネル１の開口部２の
後縁に向って上昇する。

【０１０２】第２のリヤシュー７のガイドレール４に対
する車体の前方への摺動により、第２のフロントシュー
８８がロッド１１８を介して第２のリヤシュー７と共に
ガイドレール４のレール溝２２及びレール溝２３に沿っ
て車体の前方に摺動し、係止板８９が第２のフロントシ
ュー８８と共にガイドレール４の長手方向に沿って車体
の前方に移動し、図１に示すように、係止板８９の立上
り壁９１が揺動リンク８６のフック８７よりも前方に位
置する。

【０１０３】ブラケット４６のリンクブラケット５によ
るガイドレール４に対する上方への移動により、ブラケ
ット４６の垂下片４７に固定したガイドピン４９がガイ
ドレール４の誘導溝２６から張出片２４の切欠孔５３を
通ってストッパ５１の膨出部５２の係止溝５４に移動
し、ブラケット４６の受け片４８に固定した支持ピン５
０がリンクブラケット５と共にガイドレール４より上方
に向って移動し、揺動リンク８６がブラケット４６の上
方への移動に伴ってカム８１の支持ピン８５を支点とし
て図２６の時計方向に回動し、図１に示すように、揺動
リンク８６のフック８７が上方に向って移動し、カム８
１が揺動リンク８６の回動によりガイドレール４の長手
方向に沿って車体の前方に僅かに移動し、第１のフロン
トシュー８０がカム８１と共にガイドレール４のレール
溝２２及びレール溝２３に沿って車体の前方に摺動す
る。

【０１０４】第１のリヤシュー６の駆動ケーブル１０９
によるガイドレール４に対する車体の前方への摺動によ
り、ドレインシュー９４がロッド１１５を介して第１の
リヤシュー６と共にガイドレール４のレール溝２２及び
レール溝２３に沿って車体の前方に摺動し、ブラケット
９５がドレインシュー９４と共にガイドレール４の長手
方向に沿って車体の前方に移動し、リヤドレイン９６が
ブラケット９５と共にガイドレール４の上部を第１のリ
ヤシュー６の移動量に相当する距離だけ前進し、図１に
示すように、リヤドレイン９６はルーフパネル１の開口
部２の後縁及びスライドパネル３の後端の下方に位置す
る。

【０１０５】スライドパネル３の後端のリンクブラケッ
ト５によるガイドレール４に対する上昇により、スライ
ドパネル３の全周のウェザストリップ１５がルーフパネ
ル１の開口部２の水切片１１の内側に圧接し、図１に示
すように、スライドパネル３がルーフパネル１の開口部
２を閉塞する全閉状態となる。

【０１０６】その後、サンシェード３０の取手を手で掴
んで収納部９７からルーフパネル１の開口部２に向って
車体の前方に移動することにより、サンシェード３０が
ガイドレール４の案内溝２９に沿って車体の前方に向っ
て移動し、第１のストッパ１０１がサンシェード３０の
ガイドレール４の案内溝２９に対する車体の前方への移
動を阻止し、サンシェード３０はルーフパネル１の開口
部２を閉塞するスライドパネル３の下部に位置し、スラ
イドパネル３を通過する光線をサンシェード３０により
遮蔽する。

【０１０７】また、スライドパネル３が図１に示すルー
フパネル１の開口部２を閉塞する全閉状態において、雨
水がルーフパネル１の開口部２の後縁の水切片１１とス
ライドパネル３の後端のウェザストリップ１５との間を
通って車室内に侵入すると、雨水はリヤドレイン９６の
両端からフレーム１２の側枠１３，１３の雨樋１４，１
４に流れた後、雨水をフレーム１２の後枠の水抜きパイ
プ及びドレインホースを通って車室外に排出する。

【０１０８】

【発明の効果】以上に述べたように、本発明のサンルー
フ装置によれば、昇降機構がスライドパネルの後端を支
持体と共にガイドレールに向って下降させ、第１の仕切
り板が支持体と共に下方に移動すると、第１の仕切り板
は第２の仕切り板に対して重合し、第１の仕切り板と第
２の仕切り板とが互いに接触しないので、第１の仕切り
板及び第２の仕切り板が支持体及びスライドパネルの後
端の下方への移動を邪魔することがない。

【０１０９】また、第１の仕切り板の下端縁が支持体の
下面に取り付けられると共に、第２の仕切り板が駆動シ
ュー及び従動シューの内縁寄りの上面に接するよう設け
られ、しかも、第１の仕切り板の下端縁が第２の仕切り
板と常に重合しているので、スライドパネルの全閉状態
及び全開状態のいずれの状態でも、第１の仕切り板と第
２の仕切り板との間、第１の仕切り板と支持体との間及
び第２の仕切り板と駆動シュー及び従動シューとの間に
隙間ができず、昇降機構が開口部の内側に向って露出し
たり、指や異物等がガイドレールと支持体との間に入込
むのを確実に防止することができ、支持体の後端を昇降
機構によりガイドレールに向って下方に移動しても、指
や異物等をガイドレールと支持体との間に挟んでしまう
ことがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例のサンルーフ装置の要部切断正
面図

【図２】図１の要部側断面図

【図３】ガイドレールの拡大断面図

【図４】図１の要部正面図

【図５】図４の平面図

【図６】図４の要部側断面図

【図７】図４の別位置の要部側断面図

【図８】図４の別位置の要部側断面図

【図９】図４の別位置の要部側断面図

【図１０】図１の要部正面図

【図１１】図１０の平面図

【図１２】図１０の要部側断面図

【図１３】図１０の別位置の要部側断面図

【図１４】図１０の別位置の要部側断面図

【図１５】図１０の別位置の要部側断面図

【図１６】図４の要部側断面図

【図１７】図４の別位置の要部側断面図

【図１８】図４の別位置の要部側断面図

【図１９】図１０の要部側断面図

【図２０】ガイドレールの後端寄りの正面図

【図２１】図２０の平面図

【図２２】図２１の要部拡大断面図

【図２３】第１のリヤシューに対する駆動ケーブルの連
結状態を示す要部平面図

【図２４】第２のリヤシュー及び第２のフロントシュー
に対するロッドの連結状態を示す要部平面図

【図２５】図１の要部側断面図

【図２６】スライドパネルの後端の下降状態を示す要部
切断正面図

【図２７】ルーフパネルの開口部の開放状態を示す要部
切断正面図

【符号の説明】

１ ルーフパネル ２ 開口部 ３ スライドパネル ４ ガイドレール ５ リンクブラケット ６ 第１のリヤシュー ７ 第２のリヤシュー ８ 昇降機構 ９ 第１の仕切り板 １０ 第２の仕切り板 １１ 水切片 １２ フレーム １３ 側枠 １４ 雨樋 １５ ウェザストリップ １６ 保持枠 １７ 傾斜部 １８ キャップ １９ 底壁 ２０ 側壁 ２１ 側壁 ２２ レール溝 ２３ レール溝 ２４ 張出片 ２５ 張出片 ２６ 誘導溝 ２７ 支え片 ２８ 支え片 ２９ 案内溝 ３０ サンシェード ３１ スライダ ３２ 張出部 ３３ 垂下片 ３４ 支持ピン ３５ スライダ ３６ ストッパ ３７ ネジ ３８ デフレクタ ３９ 突片 ４０ ネジ ４１ 窓孔 ４２ 受け片 ４３ 支持ピン ４４ 係止リング ４５ シューフック ４６ ブラケット ４７ 垂下片 ４８ 受け片 ４９ ガイドピン ５０ 支持ピン ５１ ストッパ ５２ 膨出部 ５３ 切欠孔 ５４ 係止溝 ５５ ネジ ５６ 貫通孔 ５７ 通孔 ５８ ガイドウェッジ ５９ 嵌合孔 ６０ 嵌合孔 ６１ 凸部 ６２ 凸部 ６３ ネジ ６４ 長孔 ６５ 誘導孔 ６６ 通孔 ６７ 張出片 ６８ ネジ ６９ 第１のリヤガイド ７０ 凹溝 ７１ 支持ピン ７２ 第１の昇降リンク ７３ 支持ピン ７４ 第２の昇降リンク ７５ 連結ピン ７６ 第２のリヤガイド ７７ 凹溝 ７８ 支持ピン ７９ 係合ピン ８０ 第１のフロントシュー ８１ カム ８２ 凹溝 ８３ 平面部 ８４ 傾斜部 ８５ 支持ピン ８６ 揺動リンク ８７ フック ８８ 第２のフロントシュー ８９ 係止板 ９０ 凹溝 ９１ 立上り壁 ９２ 張出片 ９３ 係合部 ９４ ドレインシュー ９５ ブラケット ９６ リヤドレイン ９７ 収納部 ９８ ストッパ ９９ 受け片 １００ スペーサ １０１ 第１のストッパ １０２ ネジ １０３ 第２のストッパ １０４ 切欠孔 １０５ 切欠孔 １０６ 板バネ １０７ 係止部 １０８ ネジ １０９ 駆動ケーブル １１０ ワイヤ １１１ 係止キャップ １１２ 係止パイプ １１３ 係止キャップ １１４ 螺旋条 １１５ ロッド １１６ 係止パイプ １１７ 係止キャップ １１８ ロッド １１９ 係止キャップ １２０ 係止パイプ １２１ 係止キャッブ １２２ 係止パイプ １２３ ロッド １２４ 係止キャップ １２５ 係止パイプ

フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−133231（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−297323（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−103918（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−199419（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−193920（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−75020（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B60J 7/05

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 車体のルーフパネルに開口部を設け、前
   記ルーフパネルの開口部にスライドパネルを配設すると
   共に、前記ルーフパネルの開口部の両側に、前記スライ
   ドパネルを案内する互いに平行なガイドレールを前記車
   体の前後方向に沿ってそれぞれ配設し、前記スライドパ
   ネルの両側下部に前記ガイドレールの長手方向に沿って
   互いに平行な支持体をそれぞれ設け、前記ガイドレール
   に駆動シュー及び従動シューをそれぞれ摺動自在に設
   け、前記支持体と前記駆動シュー及び従動シューとの間
   に前記スライドパネルの後端を上下方向に移動する昇降
   機構を設けたサンルーフ装置において、前記スライドパ
   ネルの前端部寄りから後端部寄りに亘って延びる第１の
   仕切り板を、前記支持体の下面に前記昇降機構よりも内
   側に位置するよう取り付け、前記スライドパネルの前端
   部寄りから後端部寄りに亘って延び、且つ、上端部が前
   記第１の仕切り板の下端縁と常に重合する第２の仕切り
   板を、前記駆動シュー及び従動シューの内縁寄りの上面
   に接するよう設けたことを特徴とするサンルーフ装置。