JP3047135B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JP3047135B2
JP3047135B2 JP3204611A JP20461191A JP3047135B2 JP 3047135 B2 JP3047135 B2 JP 3047135B2 JP 3204611 A JP3204611 A JP 3204611A JP 20461191 A JP20461191 A JP 20461191A JP 3047135 B2 JP3047135 B2 JP 3047135B2
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のチルト及びイ
ンナースライドタイプのサンルーフ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、車体のルーフパネルに開口部を設
け、ルーフパネルの開口部にスライドパネルを配設する
と共に、ルーフパネルの開口部の両側に車体の前後方向
に沿って互いに平行なスライドパネルを案内するガイド
レールをそれぞれ配設し、スライドパネルの両側下部に
ガイドレールの長手方向に沿って互いに平行なリンクブ
ラケットをそれぞれ配設し、ガイドレールにリヤガイド
を移動自在に設け、リヤガイドとリンクブラケットとの
間にスライドパネルの後端を上下方向に移動するチルト
リンクを設け、リヤガイドにガイドレールと平行な長孔
を設け、チルトリンクの一端寄りをリヤガイドの長孔に
移動自在に係合し、チルトリンクの他端をリンクブラケ
ットに回動自在に連結したチルト及びインナースライド
タイプのサンルーフ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のチル
ト及びインナースライドタイプのサンルーフ装置では、
リヤガイドにチルトリンクを起伏するためのカム溝を多
段に形成していたので、リヤガイドの上下幅をカム溝に
より大きく取らなければならず、スライドパネルがリン
クブラケットと共にルーフパネルの開口部よりガイドレ
ールに向って下降しても、ガイドレールとリンクブラケ
ットとの間隔がリヤガイドの上下幅により広くなり、装
置全体の上下方向の寸法が大きくなるので、車の天井が
低くなってしまい、車室内の居住性が悪くなった。
【0004】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、スライドパネルがルーフパネルの開口部を閉塞する
全閉状態において、第1の案内体をガイドレールの長手
方向に沿って車体の後方に移動することにより、チルト
リンクの係合ピンが第1の案内体のカム部に係合しなが
ら従動し、第1の案内体が第2の案内体に対して車体の
後方に向って離脱し、第2の案内体の誘導孔がチルトリ
ンクの他端に係合しながらガイドレールに向って下方に
摺動し、第2の案内体がスライドパネルの自重によりガ
イドレールに向って下方に移動すると同時に、支持体が
第2の案内体と共にガイドレールに向って下方に移動
し、スライドパネルが支持体と共にルーフパネルの開口
部よりガイドレールに向って下降し、従来のようにリヤ
ガイドの上下幅を大きく取る必要がなく、ガイドレール
と支持体との間隔が第1の案内体及び第2の案内体の幅
程度まで狭くなり、装置全体の上下方向の寸法を小さく
し、車の天井が低くならず、車室内の居住性が良くな
り、しかも、スライドパネルのルーフパネルの開口部に
対する下降に際し、誘導体が第1の案内体と共にガイド
レールの長手方向に沿って車体の後方に移動し、誘導体
のガイドピンがスライド部材の第1の係合部をガイド部
材の長手方向に沿って車体の後方に移動すると同時に、
スライド部材が誘導体のガイドピンによりガイド部材の
長手方向に沿って車体の後方に摺動し、スライド部材の
第2の係合部がチルトリンクを係合ピンを介してガイド
レールの長手方向に沿って車体の後方に移動し、チルト
リンクの第1の案内体に対する車体の前後方向へのガタ
付きをスライド部材の第2の係合部により規制すること
が可能なサンルーフ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のサンルーフ装置
は、車体のルーフパネルに開口部を設け、前記ルーフパ
ネルの開口部にスライドパネルを配設すると共に、前記
ルーフパネルの開口部の両側に前記車体の前後方向に沿
って互いに平行な前記スライドパネルを案内するガイド
レールをそれぞれ配設し、前記スライドパネルの両側下
部に前記ガイドレールの長手方向に沿って互いに平行な
支持体をそれぞれ配設し、前記ガイドレールに第1の案
内体を移動自在に設けたサンルーフ装置において、前記
支持体に第2の案内体を設け、前記第2の案内体に誘導
孔を設け、前記第1の案内体と前記第2の案内体との間
に前記スライドパネルの後端を上下方向に移動するチル
トリンクを設け、前記チルトリンクの一端寄りを前記第
1の案内体に移動自在に係合し、前記チルトリンクの他
端を前記第2の案内体の誘導孔に移動自在に係合し、前
記第1の案内体に前記チルトリンクを起伏するカム部を
形成し、前記チルトリンクの一端に前記第1の案内体の
カム部に従動する係合ピンを設け、前記第1の案内体の
前方に誘導体を移動自在に配設し、前記誘導体にガイド
ピンを設け、前記支持体の下部に前記ガイドレールの長
手方向に沿ってガイド部材を配設し、前記ガイド部材に
スライド部材を摺動自在に設け、前記スライド部材に前
記ガイドピン及び係合ピンに係合する第1の係合部及び
第2の係合部をそれぞれ形成したことを特徴とする構成
を有するものである。
【0006】
【作用】スライドパネルが車体のルーフパネルに設けた
開口部を閉塞する全閉状態の位置から、ルーフパネルの
開口部の両側に配設したガイドレールに移動自在に設け
た第1の案内体をガイドレールに沿って車体の後方に移
動すると、第1の案内体とスライドパネルの両側下部に
配設した支持体に設けた第2の案内体との間のチルトリ
ンクの一端の係合ピンが第1の案内体に形成したカム部
に係合しながら従動し、第1の案内体が第2の案内体に
対して車体の後方に向って離脱し、第2の案内体に設け
た誘導孔がチルトリンクの他端に係合しながらガイドレ
ールに向って下方に摺動し、第2の案内体がスライドパ
ネルの自重によりガイドレールに向って下方に移動する
と同時に、支持体が第2の案内体と共にガイドレールに
向って下方に移動し、スライドパネルが支持体と共にル
ーフパネルの開口部よりガイドレールに向って下降す
る。
【0007】また、スライドパネルのルーフパネルの開
口部に対する下降に際し、第1の案内体の前方に配設し
た誘導体が第1の案内体と共にガイドレールに沿って車
体の後方に移動すると同時に、誘導体に設けたガイドピ
ンがスライド部材に形成した第1の係合部を支持体の下
部に配設したガイド部材に沿って車体の後方に移動し、
スライド部材が誘導体のガイドピンによりガイド部材に
沿って車体の後方に摺動し、スライド部材に形成した第
2の係合部がチルトリンクを係合ピンを介してガイドレ
ールに沿って車体の後方に移動する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1において、1は車体のルーフパネルで
あり、ルーフパネル1には開口部2が設けられ、ルーフ
パネル1の開口部2にはスライドパネル3が配設される
と共に、ルーフパネル1の開口部2の両側には、図2に
示すように、車体の前後方向に沿って互いに平行なスラ
イドパネル3を案内するガイドレール4,4がそれぞれ
配設され、スライドパネル3の両側下部にはガイドレー
ル4の長手方向に沿って互いに平行な支持体となるリン
クブラケット5,5がそれぞれ配設され、ガイドレール
4の上部には第1の案内体としてリヤガイド6が移動自
在に設けられている。
【0010】リンクブラケット5の長手方向中央付近の
下部には、図1に示すように、第2の案内体としてガイ
ドウェッジ7が設けられると共に、ガイドウェッジ7に
は誘導孔8が設けられ、リヤガイド6とガイドウェッジ
7との間にはスライドパネル3の後端を上下方向に移動
するチルトリンク9が設けられ、チルトリンク9の一端
寄りがリヤガイド6に移動自在に係合され、チルトリン
ク9の他端がガイドウェッジ7の誘導孔8に移動自在に
係合されている。
【0011】リヤガイド6には、図1に示すように、チ
ルトリンク9を起伏するカム部10が形成され、チルト
リンク9の一端にはリヤガイド6のカム部10に従動す
る係合ピン11が設けられ、リヤガイド6の前方には誘
導体12が移動自在に配設され、誘導体12にはガイド
ピン13が設けられ、リンクブラケット5の下部にはガ
イドレール4の長手方向に沿ってガイド部材となるチャ
ンネル14が配設され、チャンネル14には、図2に示
すように、スライド部材15が摺動自在に設けられ、ス
ライド部材15の前端寄りにはチャンネル14の外側に
ガイドピン13に係合する下方に向って膨出した第1の
係合部16が形成されると共に、スライド部材15の後
端寄りにはチャンネル14の外側に係合ピン11に係合
する下方に向って膨出した第2の係合部17が形成され
ている。
【0012】ルーフパネル1の開口部2の内周縁には、
図1及び図2に示すように、下方に向って折曲した水切
片18が形成され、ルーフパネル1の開口部2の下方に
はフレーム(図示せず)が配設され、フレームの側枠の
上部にはルーフパネル1の開口部2の両側縁の下方にガ
イドレール4,4がそれぞれ設けられている。
【0013】リンクブラケット5の上部には、図1に示
すように、ルーフパネル1の開口部2に臨んでスライド
パネル3が配置され、スライドパネル3の全周には全閉
時の雨洩れを防止するためのウェザストリップ19が設
けられると共に、スライドパネル3の外周縁寄りの下部
には、図2に示すように、保持枠20が設けられてい
る。
【0014】スライドパネル3は透明または半透明のガ
ラス板あるいは合成樹脂板よりなり、ウェザストリップ
19は弾性材料よりなる。
【0015】ガイドレール4のリヤガイド6の前方に
は、図1に示すように、第1のフロントガイド21及び
第2のフロントガイド22がそれぞれ移動自在に配設さ
れ、第1のフロントガイド21には揺動リンク23が回
動自在に設けられ、揺動リンク23の一端が第2のフロ
ントガイド22に移動自在に係合され、揺動リンク23
の他端がリンクブラケット5の前端寄りの下部に回動自
在に連結されている。
【0016】ルーフパネル1の開口部2の後縁及びスラ
イドパネル3の後端の下部には、図1に示すように、ガ
イドレール4と交差する方向に排水樋としてリヤドレイ
ン24が配設されている。
【0017】ガイドレール4の底壁25の内側縁には、
図3に示すように、上方に向って側壁26が形成される
と共に、底壁25の中央には上方に向かって仕切り壁2
7が形成され、底壁25の外側縁には上方に向かって立
上り壁28が形成され、側壁26及び仕切り壁27の内
側にはレール溝29及びレール溝30がそれぞれ形成さ
れている。
【0018】ガイドレール4の側壁26の外側には内方
に向かって開口する案内溝31が形成されると共に、仕
切り壁27と立上り壁28との間には上方に向かって開
口する雨樋32が形成され、立上り壁28の外側には外
方に向かって張出したブラケット33が形成されてい
る。
【0019】ガイドレール4はアルミ合金製の引抜き型
材よりなる。
【0020】スライドパネル3の下方には、図2に示す
ように、光線を遮るための遮光パネルとなるサンシェー
ド34が配設され、サンシェード34の下部には取手
(図示せず)が設けられ、サンシェード34の両側縁が
ガイドレール4の案内溝31に摺動自在に嵌入されてい
る。
【0021】ガイドレール4の上部には、図1に示すよ
うに、駆動シューとなるリヤシュー35が摺動自在に配
設され、リヤシュー35の後縁寄りの上部には、図4に
示すように、リヤガイド6が立設され、リヤガイド6に
はガイドレール4と平行な長孔36が設けられ、リヤガ
イド6の後部寄りの上縁及び後縁にはカム部10が形成
されると共に、リヤガイド6の長孔36の前方にはチル
トリンク9を起伏するためのカム溝37が形成され、カ
ム溝37には斜め上方に向って開口する傾斜部38が形
成され、カム溝37の下部には傾斜部38に続いてガイ
ドレール4と平行な直線部39が形成されている。
【0022】ガイドレール4のレール溝29及びレール
溝30には、図5に示すように、リヤシュー35の内側
縁寄り及び外側縁寄りがそれぞれ嵌入され、リヤシュー
35はガイドレール4のレール溝29,30に沿って摺
動され、リヤガイド6はリヤシュー35と共にガイドレ
ール4の長手方向に沿って移動されるようになってい
る。
【0023】リヤガイド6の両側には、図5に示すよう
に、チルトリンク9がそれぞれ配置され、チルトリンク
9の一端寄りには支持ピン40がカシメ止めにより固定
され、リヤガイド6の長孔36には、図4に示すよう
に、チルトリンク9の一端寄りが支持ピン40を介して
移動自在に支持され、支持ピン40はリヤガイド6の長
孔36に摺動自在に係合されている。
【0024】チルトリンク9の一端には、図6に示すよ
うに、係合ピン11がカシメ止めにより固定され、係合
ピン11の頭部には内方に向って突出した支軸部41が
形成され、リヤガイド6のカム部10には、図4に示す
ように、係合ピン11が摺動自在に係合され、チルトリ
ンク9の一端は係合ピン11を介してリヤガイド6のカ
ム部10に係合しながら従動されるようになっている。
【0025】チルトリンク9の長手方向中央付近には、
図7に示すように、係合ピン42がカシメ止めにより固
定され、リヤガイド6のカム溝37には、図4に示すよ
うに、係合ピン42が摺動自在に係合され、チルトリン
ク9の長手方向中央付近は係合ピン42を介してリヤガ
イド6のカム溝37に係合しながら従動されるようにな
っている。
【0026】リンクブラケット5の長手方向中央付近の
下部には、図1に示すように、ガイドウェッジ7が配設
され、ガイドウェッジ7には、図4に示すように、リン
クブラケット5よりガイドレール4に向って傾斜した誘
導孔8が設けられ、ガイドウェッジ7の前縁寄りの下部
には外方に向って突出した係止ピン43がカシメ止めに
より固定されている。
【0027】ガイドウェッジ7の両側には、図8に示す
ように、チルトリンク9の他端寄りがそれぞれ配置さ
れ、チルトリンク9の他端には支持ピン44がカシメ止
めにより固定され、チルトリンク9の他端の側縁寄りに
は、図4に示すように、前方に向って膨出したガイドウ
ェッジ7の係止ピン43に係合するフック45が形成さ
れ、ガイドウェッジ7の誘導孔8にはチルトリンク9の
他端が支持ピン44を介して移動自在に支持され、支持
ピン44はガイドウェッジ7の誘導孔8に摺動自在に係
合されている。
【0028】ガイドレール4のリヤシュー35の前方に
は、図1に示すように、従動シューとなるフロントシュ
ー46が摺動自在に配設され、フロントシュー46の上
部には、図9に示すように、第1のフロントガイド21
が立設され、第1のフロントガイド21には支持ピン4
7が回動自在に支持されると共に、支持ピン47には、
図10に示すように、第1のフロントガイド21の両側
に揺動リンク23の長手方向中央付近が支持され、支持
ピン47は揺動リンク23の長手方向中央付近にカシメ
止めにより固定されている。
【0029】ガイドレール4のレール溝29及びレール
溝30には、図10に示すように、フロントシュー46
の内側縁寄り及び外側縁寄りがそれぞれ嵌入され、フロ
ントシュー46はガイドレール4のレール溝29,30
に沿って摺動され、第1のフロントガイド21はフロン
トシュー46と共にガイドレール4の長手方向に沿って
移動されるようになっている。
【0030】リヤシュー35の前縁寄りの上部には、図
9に示すように、第2のフロントガイド22が立設さ
れ、第2のフロントガイド22には誘導孔48が設けら
れ、誘導孔48にはガイドレール4と平行な直線部49
が形成されると共に、誘導孔48の前方には直線部49
に続いて傾斜部50が形成され、第2のフロントガイド
22はリヤシュー35と共にガイドレール4の長手方向
に沿って移動されるようになっている。
【0031】第2のフロントガイド22の両側には、図
11に示すように、揺動リンク23の一端寄りがそれぞ
れ配置され、揺動リンク23の一端には支持ピン51が
カシメ止めにより固定され、第2のフロントガイド22
の誘導孔48には、図9に示すように、揺動リンク23
の一端が支持ピン51を介して移動自在に支持され、支
持ピン51は第2のフロントガイド22の誘導孔48に
摺動自在に係合されている。
【0032】リンクブラケット5の前端寄りの下部に
は、図9に示すように、ブラケット52が配設され、ブ
ラケット52には、図12に示すように、支持ピン53
が回動自在に支持されると共に、支持ピン53にはブラ
ケット52の両側に揺動リンク23の他端が支持され、
支持ピン53は揺動リンク23の他端にカシメ止めによ
り固定されている。
【0033】ガイドレール4のレール溝30の前部に
は、図9に示すように、スライドパネル3の車体の前方
への移動を阻止するストッパ54が設けられ、ストッパ
54にはガイドレール4のレール溝30に続いて揺動リ
ンク23の他端寄りを車体の前後方向に向って案内する
ガイド溝55が形成されると共に、ストッパ54の端部
にはガイド溝55に続いて揺動リンク23の他端寄りを
上下方向に向って案内する誘導部56が形成されてい
る。
【0034】ブラケット52の外側に位置する揺動リン
ク23の他端寄りには、図9及び図12に示すように、
外方に向って突出した係合ピン57がカシメ止めにより
固定され、ストッパ54の誘導部56には揺動リンク2
3の他端寄りの係合ピン57が嵌入され、揺動リンク2
3の他端寄りが係合ピン57を介してストッパ54に支
持され、係合ピン57はストッパ54のガイド溝55及
びガイドレール4のレール溝30に沿って摺動されるよ
うになっている。
【0035】リヤシュー35の前縁寄りの第2のフロン
トガイド22の内側には、図13に示すように、誘導体
12が立設され、誘導体12の上端寄りには内方に向っ
て突出したガイドピン13がカシメ止めにより固定さ
れ、誘導体12はリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って移動されるようになっている。
【0036】ガイドレール4のリヤシュー35の後方に
は、図4に示すように、ドレインシュー58が摺動自在
に配設され、ドレインシュー58の上部には、図14に
示すように、ブラケット59が立設され、ブラケット5
9の上部にはリヤドレイン24が設けられ、リヤドレイ
ン24の両端がガイドレール4,4の雨樋32,32に
それぞれ連絡されている。
【0037】ガイドレール4のレール溝29及びレール
溝30には、図14に示すように、ドレインシュー58
の内側縁寄り及び外側縁寄りがそれぞれ嵌入され、ドレ
インシュー58はガイドレール4のレール溝29,30
に沿って摺動され、ブラケット59はドレインシュー5
8と共にガイドレール4の長手方向に沿って移動される
ようになっている。
【0038】ガイドレール4の側壁26と仕切り壁27
との間の底壁25の後端寄りの上部にはドレインシュー
58の車体の後方への移動を阻止するストッパ(図示せ
ず)が配設されている。
【0039】ルーフパネル1の車体の後方寄りの下部に
は、図1に示すように、スライドパネル3及びサンシェ
ード34を収納する収納部60が形成されている。
【0040】リヤシュー35の内側縁寄りには、図5及
び図13に示すように、駆動ケーブル(図示せず)のワ
イヤ61が連結され、ドレインシュー58の内側縁寄り
には、図14に示すように、駆動ケーブルのワイヤ61
が挿通され、駆動ケーブルのワイヤ61の外周には螺旋
条(図示せず)が固着され、リヤシュー35は駆動ケー
ブルのワイヤ61を介してガイドレール4の長手方向に
沿って摺動されると共に、フロントシュー46は揺動リ
ンク23を介してリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って摺動されるようになっている。
【0041】リヤシュー35の外側縁寄りには、図5に
示すように、ロッド62が挿通され、フロントシュー4
6の外側縁寄りには、図10に示すように、ロッド62
の一端寄りが圧入されると共に、ドレインシュー58の
外側縁寄りには、図14に示すように、ロッド62の他
端寄りが圧入され、ドレインシュー58はロッド62を
介してフロントシュー46と共にガイドレール4の長手
方向に沿って摺動されるようになっている。
【0042】ルーフパネル1の開口部2の下方に配設し
たフレームの後枠にはブラケット(図示せず)が設けら
れると共に、ブラケットにはリヤシュー35をガイドレ
ール4のレール溝29,30に沿って車体の前後方向に
摺動する駆動手段となるモータ(図示せず)が設けら
れ、フレームの後枠の中央付近には駆動ケーブルの螺旋
条と噛合うギア(図示せず)が回動自在に設けられ、モ
ータはギアに連絡されている。
【0043】リンクブラケット5のガイドウェッジ7の
内側の下部には、図1に示すように、ガイドレール4の
長手方向に沿ってチャンネル14が配置され、チャンネ
ル14には、図5及び図13に示すように、スライド部
材15が摺動自在に設けられている。
【0044】スライド部材15の前端寄りの外側には、
図9に示すように、下方に向って第1の係合部16が形
成されると共に、第1の係合部16には下方に向って開
口する誘導溝63が形成され、スライド部材15の第1
の係合部16の誘導溝63には、図13に示すように、
誘導体12のガイドピン13が嵌入され、スライド部材
15の第1の係合部16の誘導溝63はガイドピン13
に係合しながら上下方向に向かって摺動され、スライド
部材15は誘導体12と共にガイドピン13を介してチ
ャンネル14の長手方向に沿って摺動されるようになっ
ている。
【0045】スライド部材15の後端寄りの外側には、
図4に示すように、下方に向って第2の係合部17が形
成されると共に、第2の係合部17には下方に向って開
口する誘導溝64が形成され、スライド部材15の第2
の係合部17の誘導溝64には、図5及び図6に示すよ
うに、チルトリンク9の一端の係合ピン11の支軸部4
1が嵌入され、スライド部材15の第2の係合部17の
誘導溝64は係合ピン11の支軸部41に係合しながら
上下方向に向かって摺動され、チルトリンク9は係合ピ
ン11を介してスライド部材15と共にリヤガイド6に
対して移動され、ガイドウェッジ7はスライド部材15
のチャンネル14に対する車体の前方への摺動を阻止す
るようになっている。
【0046】図1においては、チルトリンク9の一端に
固定した係合ピン11が、図4に示すように、リヤガイ
ド6のカム部10の上縁に位置されると共に、チルトリ
ンク9の一端寄りに固定した支持ピン40がリヤガイド
6の長孔36の中央付近に位置され、チルトリンク9の
長手方向中央付近に固定した係合ピン42がリヤガイド
6のカム溝37の傾斜部38の直線部39寄りに位置さ
れ、チルトリンク9の係合ピン11の支軸部41がスラ
イド部材15の第2の係合部17の誘導溝64の下方に
位置され、リヤガイド6の前縁寄りの傾斜面にガイドウ
ェッジ7が係合され、ガイドウェッジ7の下方への移動
をリヤガイド6により阻止され、チルトリンク9の他端
に固定した支持ピン44がガイドウェッジ7の誘導孔8
の下端に位置されている。
【0047】また、揺動リンク23の一端に固定した支
持ピン51が、図9に示すように、第2のフロントガイ
ド22の誘導孔48の直線部49の傾斜部50寄りに位
置され、揺動リンク23の他端寄りに固定した係合ピン
57がストッパ54の誘導部56の上方に嵌合され、誘
導体12に固定したガイドピン13がスライド部材15
の第1の係合部16の誘導溝63の中央付近に位置され
ると共に、リヤドレイン24がルーフパネル1の開口部
2の後縁及びスライドパネル3の後端の下方に位置さ
れ、スライドパネル3がルーフパネル1の開口部2を閉
塞する全閉状態となり、スライドパネル3の外周縁のウ
ェザストリップ19がルーフパネル1の開口部2の周縁
の水切片18に圧接して車室内と外部との密閉遮断を行
うようになっている。
【0048】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0049】[スライドパネル3のチルトアップ]スラ
イドパネル3が図1に示すルーフパネル1の開口部2を
閉塞する全閉状態の位置から、スライドパネル3を移動
するモータを駆動し、駆動ケーブルをモータの駆動によ
り押すように移動すると、リヤシュー35が駆動ケーブ
ルによりガイドレール4のレール溝29及びレール溝3
0に沿って車体の前方に摺動し、リヤガイド6がリヤシ
ュー35と共にガイドレール4の長手方向に沿って車体
の前方に移動する。
【0050】リヤシュー35の駆動ケーブルによるガイ
ドレール4に対する車体の前方への摺動により、第2の
フロントガイド22がリヤシュー35と共にガイドレー
ル4の長手方向に沿って車体の前方に移動すると同時
に、誘導体12がリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の前方に移動し、第2のフロン
トガイド22の誘導孔48の直線部49が揺動リンク2
3の支持ピン51に係合しながら車体の前方に向って摺
動し、図15に示すように、揺動リンク23の支持ピン
51が第2のフロントガイド22の誘導孔48の一端に
位置し、フロントシュー46はスライドパネル3のルー
フパネル1の開口部2に対する全閉状態の時と同位置の
ままでガイドレール4に対して車体の前方に向って摺動
しない。
【0051】リヤガイド6のガイドレール4に対する車
体の前方への移動により、リヤガイド6の長孔36がチ
ルトリンク9の支持ピン40に係合しながら車体の前方
に向って摺動し、リヤガイド6の長孔36の一端がチル
トリンク9の支持ピン40をガイドレール4の長手方向
に沿って車体の前方に移動し、チルトリンク9の係合ピ
ン11がリヤガイド6のカム部10に係合しながら上縁
より後縁に向って従動すると同時に、チルトリンク9の
係合ピン42がリヤガイド6のカム溝37の傾斜部38
に係合しながら上方に向って移動し、チルトリンク9が
支持ピン40を支点としてリヤガイド6に対して時計方
向に回動し、図15に示すように、チルトリンク9のフ
ック45がガイドウェッジ7の係止ピン43を係止し、
チルトリンク9の係合ピン11はリヤガイド6のカム部
10の後縁に位置すると共に、チルトリンク9の係合ピ
ン42はリヤガイド6のカム溝37の傾斜部38の上方
に位置する。
【0052】チルトリンク9のリヤガイド6に対する回
動により、ガイドウェッジ7が係止ピン43を介してチ
ルトリンク9の回動に伴ってリヤガイド5の前縁寄りの
傾斜面より上方に移動すると同時に、リンクブラケット
5の後端がガイドウェッジ7と共にチルトリンク9によ
りガイドレール4に対して上方に向って移動し、リンク
ブラケット5が揺動リンク23の支持ピン53を支点と
して図1の反時計方向に回動し、リンクブラケット5が
ガイドレール4に対して傾斜する。
【0053】誘導体12のガイドレール4に対する車体
の前方への移動により、誘導体12のガイドピン13が
スライド部材15の第1の係合部16をチャンネル14
の長手方向に沿って車体の前方に移動し、スライド部材
15が誘導体12のガイドピン13によりチャンネル1
4の長手方向に沿って車体の前方に摺動し、図15に示
すように、スライド部材15の第2の係合部17がガイ
ドウェッジ7の一部に係合し、ガイドウェッジ7がスラ
イド部材15のチャンネル14に対する車体の前方への
摺動を阻止する。
【0054】リンクブラケット5のチルトリンク9によ
る揺動リンク23の支持ピン53に対する回動により、
図15に示すように、スライド部材15の第1の係合部
16の誘導溝63が誘導体12のガイドピン13に係合
しながら上方に向って摺動し、スライド部材15の第2
の係合部17がチルトリンク9の係合ピン11の支軸部
41より上方に向って離脱し、誘導体12のガイドピン
13がスライド部材15の第1の係合部16の誘導溝6
3の下方に位置する。
【0055】リンクブラケット5のガイドレール4に対
する傾斜により、図15に示すように、スライドパネル
3の後端がリンクブラケット5と共にガイドレール4に
対して上方に向って持ち上がり、スライドパネル3がチ
ルトリンク9によりルーフパネル1の開口部2に対して
チルトアップ状態となり、ルーフパネル1の開口部2が
車体の後方に向って開口する。
【0056】[スライドパネル3のチルトダウン]スラ
イドパネル3が図15に示すルーフパネル1の開口部2
を車体の後方に向って開口するチルトアップ状態の位置
から、駆動ケーブルをモータの駆動により引くように移
動すると、リヤシュー35が駆動ケーブルによりガイド
レール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体
の後方に摺動し、リヤガイド6がリヤシュー35と共に
ガイドレール4の長手方向に沿って車体の後方に向って
移動する。
【0057】リヤシュー35の駆動ケーブルによるガイ
ドレール4に対する車体の後方への摺動により、第2の
フロントガイド22がリヤシュー35と共にガイドレー
ル4の長手方向に沿って車体の後方に移動すると同時
に、誘導体12がリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の後方に移動し、第2のフロン
トガイド22の誘導孔48の直線部49が揺動リンク2
3の支持ピン51に係合しながら車体の後方に向って摺
動し、図1に示すように、揺動リンク23の支持ピン5
1が第2のフロントガイド22の誘導孔48の直線部4
9の傾斜部50寄りに位置し、フロントシュー46はス
ライドパネル3がルーフパネル1の開口部2を車体の後
方に向って開口するチルトアップ状態の時と同位置のま
までガイドレール4に対して車体の後方に向って摺動し
ない。
【0058】リヤガイド6のガイドレール4に対する車
体の後方への移動により、リヤガイド6の長孔36がチ
ルトリンク9の支持ピン40に係合しながら車体の後方
に向って摺動し、チルトリンク9の係合ピン11がリヤ
ガイド6のカム部10に係合しながら後縁より上縁に向
って従動すると同時に、チルトリンク9の係合ピン42
がリヤガイド6のカム溝37の傾斜部38に係合しなが
ら直線部37に向って下方に移動し、図1に示すよう
に、チルトリンク9が支持ピン40を支点としてリヤガ
イド6に対して反時計方向に回動し、チルトリンク9の
フック45がガイドウェッジ7の係止ピン43の係止を
解放し、チルトリンク9はガイドレール4と略平行な状
態となり、チルトリンク9の係合ピン11はリヤガイド
6のカム部10の上縁に位置すると共に、チルトリンク
9の係合ピン42はリヤガイド6のカム溝37の傾斜部
38の直線部39寄りに位置する。
【0059】チルトリンク9のリヤガイド6に対する回
動により、チルトリンク9の支持ピン44がガイドウェ
ッジ7をガイドレール4に向って下方に移動すると同時
に、リンクブラケット5の後端がガイドウェッジ7と共
にチルトリンク9によりガイドレール4に向って下方に
移動し、ガイドウェッジ7がリヤガイド6の前縁寄りの
傾斜面に係合し、ガイドウェッジ7の下方への移動をリ
ヤガイド6により阻止し、リンクブラケット5が揺動リ
ンク23の支持ピン53を支点として図15の時計方向
に回動する。
【0060】誘導体12のガイドレール4に対する車体
の後方への移動により、誘導体12のガイドピン13が
スライド部材15の第1の係合部16をチャンネル14
の長手方向に沿って車体の後方に移動し、スライド部材
15が誘導体12のガイドピン13によりチャンネル1
4の長手方向に沿って車体の後方に摺動し、スライド部
材15の第2の係合部17がチャンネル14の長手方向
に沿って車体の後方に移動する。
【0061】リンクブラケット5のチルトリンク9によ
る揺動リンク23の支持ピン53に対する回動により、
図1に示すように、スライド部材15の第1の係合部1
6の誘導溝63が誘導体12のガイドピン13に係合し
ながら下方に向って摺動し、スライド部材15の第2の
係合部17の誘導溝64がチルトリンク9の係合ピン1
1の支軸部41に係合し、誘導体12のガイドピン13
がスライド部材15の第1の係合部16の誘導溝63の
中央付近に位置すると共に、チルトリンク9の係合ピン
11の支軸部41がスライド部材15の第2の係合部1
7の誘導溝64の下方に位置する。
【0062】リンクブラケット5の後端のチルトリンク
9による下方への移動により、スライドパネル3の後端
がリンクブラケット5と共にガイドレール4に向って下
方に移動し、スライドパネル3のウェザストリップ19
がルーフパネル1の開口部2の水切片18に圧接し、図
1に示すように、スライドパネル3がルーフパネル1の
開口部2を閉塞する全閉状態となる。
【0063】[スライドパネル3の下降]スライドパネ
ル3が図1に示すルーフパネル1の開口部2を閉塞する
全閉状態の位置から、駆動ケーブルをモータの駆動によ
り引くように移動すると、リヤシュー35が駆動ケーブ
ルによりガイドレール4のレール溝29及びレール溝3
0に沿って車体の後方に摺動し、リヤガイド6がリヤシ
ュー35と共にガイドレール4の長手方向に沿って車体
の後方に移動する。
【0064】リヤシュー35の駆動ケーブルによるガイ
ドレール4に対する車体の後方への摺動により、第2の
フロントガイド22がリヤシュー35と共にガイドレー
ル4の長手方向に沿って車体の後方に移動すると同時
に、誘導体12がリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の後方に移動し、揺動リンク2
3の支持ピン51が第2のフロントガイド22の誘導孔
48の傾斜部50に係合しながら上方に向って摺動し、
揺動リンク23が支持ピン47を支点として第1のフロ
ントガイド21に対して図1の反時計方向に回動し、フ
ロントシュー46が揺動リンク23の回動に伴って第1
のフロントガイド21と共にガイドレール4のレール溝
29及びレール溝30に沿って車体の後方に僅かに摺動
し、図16に示すように、揺動リンク23の支持ピン5
1は第2のフロントガイド22の誘導孔48の他端に位
置する。
【0065】揺動リンク23の第2のフロントガイド2
2の誘導孔48の傾斜部50による第1のフロントガイ
ド21に対する回動により、揺動リンク23の係合ピン
57がストッパ54の誘導部56に係合しながらガイド
溝55に向って下方に摺動し、揺動リンク23の支持ピ
ン53がブラケット52をガイドレール4に向って下方
に移動すると同時に、リンクブラケット5の前端がブラ
ケット52と共にガイドレール4に向って下方に移動
し、図16に示すように、揺動リンク23の係合ピン5
7はストッパ54の誘導部56の下方に位置する。
【0066】フロントシュー46のガイドレール4に対
する車体の後方への摺動により、ドレインシュー58が
ロッド62を介してフロントシュー46と共にガイドレ
ール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の
後方に摺動し、ブラケット59がドレインシュー58と
共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の後方に移
動し、図16に示すように、リヤドレイン24がブラケ
ット59と共にガイドレール4の上部をルーフパネル1
の収納部60に向ってフロントシュー46の移動量に相
当する距離だけ後退する。
【0067】リヤガイド6のガイドレール4に対する車
体の後方への移動により、リヤガイド6の長孔36がチ
ルトリンク9の支持ピン40に係合しながら車体の後方
に向って摺動し、チルトリンク9の係合ピン11がリヤ
ガイド6のカム部10の上縁に係合しながら従動すると
同時に、リヤガイド6のカム溝37の直線部39がチル
トリンク9の係合ピン42に係合しながら車体の後方に
向って摺動し、図16に示すように、リヤガイド6の前
縁寄りの傾斜面がガイドウェッジ7に対して車体の後方
に向って離脱し、チルトリンク9の支持ピン40がリヤ
ガイド6の長孔36の他端に位置すると共に、チルトリ
ンク9の係合ピン42がリヤガイド6のカム溝37の直
線部39の内端に位置し、チルトリンク9の係合ピン1
1はリヤガイド6のカム部10の上縁に位置する。
【0068】リヤガイド6の前縁寄りの傾斜面のガイド
ウェッジ7に対する後方への離脱により、ガイドウェッ
ジ7の誘導孔8がチルトリンク9の支持ピン44に係合
しながら下方に向って摺動し、ガイドウェッジ7がガイ
ドレール4に向って下方に移動すると同時に、リンクブ
ラケット5の後端がスライドパネル3の自重によりガイ
ドウェッジ7と共にガイドレール4に向って下方に移動
し、図16に示すように、チルトリンク9の支持ピン4
4がガイドウェッジ7の誘導孔8の上端に位置する。
【0069】誘導体12のガイドレール4に対する車体
の後方への移動により、誘導体12のガイドピン13が
スライド部材15の第1の係合部16をチャンネル14
の長手方向に沿って車体の後方に移動すると同時に、ス
ライド部材15が誘導体12のガイドピン13によりチ
ャンネル14の長手方向に沿って車体の後方に摺動し、
図16に示すように、スライド部材15の第2の係合部
17がチャンネル14の長手方向に沿って車体の後方に
移動し、スライド部材15の第2の係合部17の誘導溝
64がチルトリンク9を係合ピン11の支軸部41を介
してガイドレール4の長手方向に沿って車体の後方に移
動する。
【0070】リンクブラケット5の前端の揺動リンク2
3による下方への移動により、スライド部材15の第1
の係合部16の誘導溝63が誘導体12に固定したガイ
ドピン13に係合しながら下方に向って摺動し、図16
に示すように、誘導体12のガイドピン13がスライド
部材15の第1の係合部16の誘導溝63の上方に位置
する。
【0071】リンクブラケット5の後端のスライドパネ
ル3の自重による下方への移動により、スライド部材1
5の第2の係合部17の誘導溝64がチルトリンク9の
係合ピン11の支軸部41に係合しながら下方に向って
摺動し、図16に示すように、チルトリンク9の係合ピ
ン11の支軸部41がスライド部材15の第2の係合部
17の誘導溝64の上方に位置する。
【0072】リンクブラケット5の前端及び後端の下方
への移動により、図16に示すように、スライドパネル
3がリンクブラケット5と共にルーフパネル1の開口部
2よりガイドレール4に向って下降する。
【0073】[スライドパネル3の後退]スライドパネ
ル3が図16に示すルーフパネル1の開口部2よりガイ
ドレール4に向って下降した状態の位置から、駆動ケー
ブルをモータの駆動により引くように移動すると、リヤ
シュー35が駆動ケーブルによりガイドレール4のレー
ル溝29及びレール溝30に沿って車体の後方に摺動
し、リヤガイド6がリヤシュー35と共にガイドレール
4の長手方向に沿って車体の後方に移動する。
【0074】リヤシュー35の駆動ケーブルによるガイ
ドレール4に対する車体の後方への摺動により、第2の
フロントガイド22がリヤシュー35と共にガイドレー
ル4の長手方向に沿って車体の後方に移動すると同時
に、誘導体12がリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の後方に移動し、第1のフロン
トガイド21が揺動リンク23の支持ピン47を介して
第2のフロントガイド22と共にガイドレール4の長手
方向に沿って車体の後方に移動し、フロントシュー46
が第1のフロントガイド21と共にガイドレール4のレ
ール溝29及びレール溝30に沿って車体の後方に摺動
する。
【0075】フロントシュー46のガイドレール4に対
する車体の後方への摺動により、ドレインシュー58が
ロッド62を介してフロントシュー46と共にガイドレ
ール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の
後方に摺動し、ブラケット59がドレインシュー58と
共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の後方に移
動すると同時に、図17に示すように、リヤドレイン2
4がブラケット59と共にガイドレール4の上部をルー
フパネル1の収納部60に向って後退し、リヤドレイン
24をルーフパネル1の収納部60に収納する。
【0076】ドレインシュー58のガイドレール4に対
する車体の後方への摺動により、ドレインシュー58の
後縁がガイドレール4の底壁25の後端寄りの上部に設
けたストッパに当接し、ストッパがドレインシュー58
のガイドレール4のレール溝29及びレール溝30に対
する車体の後方への摺動を阻止する。
【0077】第1のフロントガイド21のガイドレール
4に対する車体の後方への移動により、図17に示すよ
うに、揺動リンク23の係合ピン57がストッパ54の
ガイド溝55を通ってガイドレール4のレール溝30に
係合しながら車体の後方に向って摺動し、ブラケット5
2が揺動リンク23の支持ピン53を介して第1のフロ
ントガイド21と共にガイドレール4の長手方向に沿っ
て車体の後方に移動する。
【0078】リヤガイド6のガイドレール4に対する車
体の後方への移動により、チルトリンク9が支持ピン4
0及び係合ピン42を介してリヤガイド6と共にガイド
レール4の長手方向に沿って車体の後方に移動すると同
時に、ガイドウェッジ7がチルトリンク9の支持ピン4
4を介してリヤガイド6と共にガイドレール4の長手方
向に沿って車体の後方に移動する。
【0079】ガイドウェッジ7及びブラケット52のガ
イドレール4に対する車体の後方への移動により、リン
クブラケット5がガイドウェッジ7及びブラケット52
と共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の後方に
移動し、図17に示すように、スライドパネル3がリン
クブラケット5と共にルーフパネル1の収納部60に向
って後退し、スライドパネル3をルーフパネル1の収納
部60に収納し、ルーフパネル1の開口部2が開放状態
となる。
【0080】その後、サンシェード34の取手を手で掴
んでルーフパネル1の収納部60に向かって移動するこ
とにより、サンシェード34がガイドレール4の案内溝
31に沿って車体の後方に向かって移動し、サンシェー
ド34をルーフパネル1の収納部60に収納する。
【0081】[スライドパネル3の前進]スライドパネ
ル3が図17に示すルーフパネル1の収納部60に後退
した状態の位置から、駆動ケーブルをモータの駆動によ
り押すように移動すると、リヤシュー35が駆動ケーブ
ルによりガイドレール4のレール溝29及びレール溝3
0に沿って車体の前方に摺動し、リヤガイド6がリヤシ
ュー35と共にガイドレール4の長手方向に沿って車体
の前方に移動する。
【0082】リヤシュー35の駆動ケーブルによるガイ
ドレール4に対する車体の前方への摺動により、第2の
フロントガイド22がリヤシュー35と共にガイドレー
ル4の長手方向に沿って車体の前方に移動すると同時
に、誘導体12がリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の前方に移動し、第1のフロン
トガイド21が揺動リンク23の支持ピン47を介して
第2のフロントガイド22と共にガイドレール4の長手
方向に沿って車体の前方に移動し、フロントシュー46
が第1のフロントガイド21と共にガイドレール4のレ
ール溝29及びレール溝30に沿って車体の前方に摺動
する。
【0083】第1のフロントガイド21のガイドレール
4に対する車体の前方への移動により、図16に示すよ
うに、揺動リンク23の係合ピン57がガイドレール4
のレール溝30に係合しながら車体の前方に向って摺動
し、ブラケット52が揺動リンク23の支持ピン53を
介して第1のフロントガイド21と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の前方に移動すると同時に、ガ
イドウェッジ7がリンクブラケット5を介してブラケッ
ト52と共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の
前方に移動し、ガイドウェッジ7の誘導孔8がチルトリ
ンク9を支持ピン44を介してガイドレール4の長手方
向に沿って車体の前方に移動する。
【0084】揺動リンク23の係合ピン57のガイドレ
ール4のレール溝30に対する車体の前方への摺動によ
り、図16に示すように、揺動リンク23の係合ピン5
7がストッパ54のガイド溝55を通って誘導部56の
下方の前壁に当接し、ストッパ54が揺動リンク23を
介してリンクブラケット5のガイドレール4に対する車
体の前方への移動を阻止する。
【0085】ガイドウェッジ7及びブラケット52のガ
イドレール4に対する車体の前方への移動により、リン
クブラケット5がガイドウェッジ7及びブラケット52
と共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の前方に
移動し、図16に示すように、スライドパネル3がリン
クブラケット5と共に収納部60よりルーフパネル1の
開口部2に向って前進する。
【0086】フロントシュー46のガイドレール4に対
する車体の前方への摺動により、ドレインシュー58が
ロッド62を介してフロントシュー46と共にガイドレ
ール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の
前方に摺動し、ブラケット59がドレインシュー58と
共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の前方に移
動すると同時に、図16に示すように、リヤドレイン2
4がブラケット59と共にガイドレール4の上部を収納
部60よりルーフパネル1の開口部2に向って前進す
る。
【0087】[スライドパネル3の上昇]スライドパネ
ル3が図16に示すルーフパネル1の開口部2よりガイ
ドレール4に向って下降した状態の位置から、駆動ケー
ブルをモータの駆動により押すように移動すると、リヤ
シュー35が駆動ケーブルによりガイドレール4のレー
ル溝29及びレール溝30に沿って車体の前方に摺動
し、リヤガイド6がリヤシュー35と共にガイドレール
4の長手方向に沿って車体の前方に移動する。
【0088】リヤシュー35の駆動ケーブルによるガイ
ドレール4に対する車体の前方への摺動により、第2の
フロントガイド22がリヤシュー35と共にガイドレー
ル4の長手方向に沿って車体の前方に移動すると同時
に、誘導体12がリヤシュー35と共にガイドレール4
の長手方向に沿って車体の前方に移動し、揺動リンク2
3の支持ピン51が第2のフロントガイド22の誘導孔
48の傾斜部50に係合しながら直線部49に向って下
方に摺動し、揺動リンク23が支持ピン47を支点とし
て第1のフロントガイド21に対して図16の時計方向
に回動し、フロントシュー46が揺動リンク23の回動
に伴って第1のフロントガイド21と共にガイドレール
4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の前方
に僅かに摺動し、図1に示すように、揺動リンク23の
支持ピン51は第2のフロントガイド22の誘導孔48
の直線部49の傾斜部50寄りに位置する。
【0089】揺動リンク23の第2のフロントガイド2
2の誘導孔48の傾斜部50による第1のフロントガイ
ド21に対する回動により、揺動リンク23の係合ピン
57がストッパ54の誘導部56に係合しながら上方に
向って摺動し、揺動リンク23の支持ピン53がブラケ
ット52をガイドレール4に対して上方に移動すると同
時に、リンクブラケット5の前端がブラケット52と共
にガイドレール4に対して上方に移動し、図1に示すよ
うに、揺動リンク23の係合ピン57はストッパ54の
誘導部56の上方に嵌合する。
【0090】リヤガイド6のガイドレール4に対する車
体の前方への移動により、リヤガイド6の長孔36がチ
ルトリンク9の支持ピン40に係合しながら車体の前方
に向って摺動し、チルトリンク9の係合ピン11がリヤ
ガイド6のカム部10の上縁に係合しながら従動すると
同時に、リヤガイド6のカム溝37の直線部39がチル
トリンク9の係合ピン42に係合しながら車体の前方に
向って摺動し、図1に示すように、リヤガイド6の前縁
寄りの傾斜面がガイドウェッジ7に当接し、チルトリン
ク9の支持ピン40がリヤガイド6の長孔36の中央付
近に位置すると共に、チルトリンク9の係合ピン42が
リヤガイド6のカム溝37の直線部39の傾斜部38寄
りに位置し、チルトリンク9の係合ピン11はリヤガイ
ド6のカム部10の上縁に位置する。
【0091】リヤガイド6の前縁寄りの傾斜面のガイド
ウェッジ7に対する当接により、ガイドウェッジ7の誘
導孔8がチルトリンク9の支持ピン44に係合しながら
上方に向って摺動し、ガイドウェッジ7がリヤガイド6
の前縁寄りの傾斜面に係合しながらガイドレール4に対
して上方に移動すると同時に、リンクブラケット5の後
端がガイドウェッジ7と共にガイドレール4に対して上
方に移動し、図1に示すように、チルトリンク9の支持
ピン44がガイドウェッジ7の誘導孔8の下端に位置す
る。
【0092】誘導体12のガイドレール4に対する車体
の前方への移動により、誘導体12のガイドピン13が
スライド部材15の第1の係合部16をチャンネル14
の長手方向に沿って車体の前方に移動すると同時に、ス
ライド部材15が誘導体12のガイドピン13によりチ
ャンネル14の長手方向に沿って車体の前方に摺動し、
図1に示すように、スライド部材15の第2の係合部1
7がチャンネル14の長手方向に沿って車体の前方に移
動し、スライド部材15の第2の係合部17の誘導溝6
4がチルトリンク9を係合ピン11の支軸部41を介し
てガイドレール4の長手方向に沿って車体の前方に移動
する。
【0093】リンクブラケット5の前端の揺動リンク2
3による上方への移動により、スライド部材15の前端
寄りの第1の係合部16の誘導溝63が誘導体12のガ
イドピン13に係合しながら上方に向って摺動し、図1
に示すように、誘導体12のガイドピン13がスライド
部材15の第1の係合部16の誘導溝63の中央付近に
位置する。
【0094】リンクブラケット5の後端のリヤガイド6
の前縁寄りの傾斜面による上方への移動により、スライ
ド部材15の第2の係合部17の誘導溝64がチルトリ
ンク9の係合ピン11の支軸部41に係合しながら下方
に向って摺動し、図1に示すように、チルトリンク9の
係合ピン11の支軸部41がスライド部材15の第2の
係合部17の誘導溝64の下方に位置する。
【0095】フロントシュー46のガイドレール4に対
する車体の前方への摺動により、ドレインシュー58が
ロッド62を介してフロントシュー46と共にガイドレ
ール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の
前方に摺動し、ブラケット59がドレインシュー58と
共にガイドレール4の長手方向に沿って車体の前方に移
動し、リヤドレイン24がブラケット59と共にガイド
レール4の上部をフロントシュー46の移動量に相当す
る距離だけ前進し、図1に示すように、リヤドレイン2
4はルーフパネル1の開口部2の後縁及びスライドパネ
ル3の後端の下方に位置する。
【0096】リンクブラケット5の前端及び後端のガイ
ドレール4に対する上方への移動により、図1に示すよ
うに、スライドパネル3がリンクブラケット5と共にル
ーフパネル1の開口部2に向って上昇し、スライドパネ
ル3の全周のウェザストリップ19がルーフパネル1の
開口部2の水切片18の内側に圧接し、ルーフパネル1
の開口部2をスライドパネル3により閉塞した全閉状態
となる。
【0097】その後、サンシェード34の取手を手で掴
んでルーフパネル1の収納部60から車体の前方に向っ
て移動することにより、サンシェード34がガイドレー
ル4の案内溝31に沿って車体の前方に移動し、サンシ
ェード34はルーフパネル1の開口部2を閉塞するスラ
イドパネル3の下方に位置し、スライドパネル3を通過
する光線をサンシェード34により遮蔽する。
【0098】また、スライドパネル3が図1に示すルー
フパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態において、雨
水がルーフパネル1の開口部2の後縁の水切片18とス
ライドパネル3の後端のウェザストリップ19との間を
通って車室内に侵入すると、雨水はリヤドレイン24の
両端からガイドレール4,4の雨樋32,32に流れた
後、雨水をフレームの後枠の水抜きパイプ及びドレイン
ホースを通って車室外に排出する。
【0099】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のサンルー
フ装置によれば、スライドパネルがルーフパネルの開口
部を閉塞する全閉状態において、第1の案内体をガイド
レールの長手方向に沿って車体の後方に移動することに
より、チルトリンクの係合ピンが第1の案内体のカム部
に係合しながら従動し、第1の案内体が第2の案内体に
対して車体の後方に向って離脱するので、第2の案内体
の誘導孔がチルトリンクの他端に係合しながらガイドレ
ールに向って下方に摺動し、第2の案内体がスライドパ
ネルの自重によりガイドレールに向って下方に移動する
と同時に、支持体が第2の案内体と共にガイドレールに
向って下方に移動し、スライドパネルを支持体と共にル
ーフパネルの開口部よりガイドレールに向って下降させ
ることができ、従来のようにリヤガイドの上下幅を大き
く取る必要がないので、ガイドレールと支持体との間隔
が第1の案内体及び第2の案内体の幅程度まで狭くな
り、装置全体の上下方向の寸法を小さくすることがで
き、車の天井が低くならないので、車室内の居住性を良
くすることができる。
【0100】また、スライドパネルのルーフパネルの開
口部に対する下降に際し、誘導体が第1の案内体と共に
ガイドレールの長手方向に沿って車体の後方に移動する
ので、誘導体のガイドピンがスライド部材の第1の係合
部をガイド部材の長手方向に沿って車体の後方に移動す
ると同時に、スライド部材を誘導体のガイドピンにより
ガイド部材の長手方向に沿って車体の後方に摺動するこ
とができ、スライド部材の第2の係合部がチルトリンク
を係合ピンを介してガイドレールの長手方向に沿って車
体の後方に移動するので、チルトリンクの第1の案内体
に対する車体の前後方向へのガタ付きをスライド部材の
第2の係合部により規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のサンルーフ装置の要部切断正
面図
【図2】図1の要部側断面図
【図3】ガイドレールの拡大断面図
【図4】図1の要部正面図
【図5】図4の要部側断面図
【図6】図4の別位置の要部側断面図
【図7】図4の別位置の要部側断面図
【図8】図4の別位置の要部側断面図
【図9】図1の要部正面図
【図10】図9の要部側断面図
【図11】図9の別位置の要部側断面図
【図12】図9の別位置の要部側断面図
【図13】図9の別位置の要部側断面図
【図14】図4の要部側断面図
【図15】スライドパネルのチルトアップ状態を示す要
部切断正面図
【図16】スライドパネルの下降状態を示す要部切断正
面図
【図17】ルーフパネルの開口部の開放状態を示す要部
切断正面図
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 開口部 3 スライドパネル 4 ガイドレール 5 リンクブラケット 6 リヤガイド 7 ガイドウェッジ 8 誘導孔 9 チルトリンク 10 カム部 11 係合ピン 12 誘導体 13 ガイドピン 14 チャンネル 15 スライド部材 16 第1の係合部 17 第2の係合部 18 水切片 19 ウェザストリップ 20 保持枠 21 第1のフロントガイド 22 第2のフロントガイド 23 揺動リンク 24 リヤドレイン 25 底壁 26 側壁 27 仕切り壁 28 立上り壁 29 レール溝 30 レール溝 31 案内溝 32 雨樋 33 ブラケット 34 サンシェード 35 リヤシュー 36 長孔 37 カム溝 38 傾斜部 39 直線部 40 支持ピン 41 支軸部 42 係合ピン 43 係止ピン 44 支持ピン 45 フック 46 フロントシュー 47 支持ピン 48 誘導孔 49 直線部 50 傾斜部 51 支持ピン 52 ブラケット 53 支持ピン 54 ストッパ 55 ガイド溝 56 誘導部 57 係合ピン 58 ドレインシュー 59 ブラケット 60 収納部 61 ワイヤ 62 ロッド 63 誘導溝 64 誘導溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフパネルに開口部を設け、前
    記ルーフパネルの開口部にスライドパネルを配設すると
    共に、前記ルーフパネルの開口部の両側に前記車体の前
    後方向に沿って互いに平行な前記スライドパネルを案内
    するガイドレールをそれぞれ配設し、前記スライドパネ
    ルの両側下部に前記ガイドレールの長手方向に沿って互
    いに平行な支持体をそれぞれ配設し、前記ガイドレール
    に第1の案内体を移動自在に設けたサンルーフ装置にお
    いて、前記支持体に第2の案内体を設け、前記第2の案
    内体に誘導孔を設け、前記第1の案内体と前記第2の案
    内体との間に前記スライドパネルの後端を上下方向に移
    動するチルトリンクを設け、前記チルトリンクの一端寄
    りを前記第1の案内体に移動自在に係合し、前記チルト
    リンクの他端を前記第2の案内体の誘導孔に移動自在に
    係合し、前記第1の案内体に前記チルトリンクを起伏す
    るカム部を形成し、前記チルトリンクの一端に前記第1
    の案内体のカム部に従動する係合ピンを設け、前記第1
    の案内体の前方に誘導体を移動自在に配設し、前記誘導
    体にガイドピンを設け、前記支持体の下部に前記ガイド
    レールの長手方向に沿ってガイド部材を配設し、前記ガ
    イド部材にスライド部材を摺動自在に設け、前記スライ
    ド部材に前記ガイドピン及び係合ピンに係合する第1の
    係合部及び第2の係合部をそれぞれ形成したことを特徴
    とするサンルーフ装置。
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