JPH0231819Y2 - - Google Patents

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JPH0231819Y2
JPH0231819Y2 JP8488985U JP8488985U JPH0231819Y2 JP H0231819 Y2 JPH0231819 Y2 JP H0231819Y2 JP 8488985 U JP8488985 U JP 8488985U JP 8488985 U JP8488985 U JP 8488985U JP H0231819 Y2 JPH0231819 Y2 JP H0231819Y2
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door
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pins
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JP8488985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 スライド式扉の開閉機構であつて、扉を左右に
直線的に操作することで、開扉時には扉が枠体の
内側に入り、閉扉時には枠体の窓において扉が枠
体と同一面に位置するように構成し、外観品質が
良く、操作も容易にすることを可能とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子機器等における操作部、デイス
ク挿入部等に装着されるスライド式扉の開閉機構
に関し、詳しくは、扉が枠体の内側に入つている
方式のものに関する。
〔従来の技術〕
従来、スライド式の扉が枠体の内側に入つてい
る方式の開閉機構に関しては、第3図のaとbに
示すものがある。aは枠体1の内側に設けられる
扉2のピン3,6がガイドレール等により直線的
に案内されており、扉2の把手4を左右に直線的
に操作することで、扉2も左右に直線的に移動し
て窓5を開閉するように構成されている。bは扉
2のピン3,6が窓5の部分で表側に突出するよ
うに案内されており、閉扉時に窓5において扉2
が枠体1と同一面になるように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記従来の開閉機構のものにあつて
は、それぞれ一長一短がある。即ち、aでは直線
的操作のみであるから操作が容易であるが、閉扉
時にも窓5において扉2が枠体1の内側に入つて
おり、枠体1と扉2の間に段が付いて、外観品質
を損なう。また、bでは閉扉時の外観は良くなる
が、把手4の押込みと横移動の2つの動作を要
し、操作性に欠けるという問題がある。
本考案は、このような点に鑑みて創作されたも
ので、閉扉時の外観を良くすると共に、操作も一
方向のみの容易なものにすることが可能なスライ
ド式扉の開閉機構を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は実施例に対
応した第1図a,bに示すように、 枠体1の内側の窓5の上下に設置されるガイド
7,7′の溝8,8′が、主案内部8a,8a′と変
向部8b,8b′を有する。
主案内部8a,8a′は窓5の一端の扉2と枠体
1を同一面にする位置から傾いて設けられ、変向
部8b,8b′は主案内部8a,8a′の途中から窓
5の他端に扉2の向きを変えるように傾いて設け
られる。
そして、扉2の一方のピン3,3′は扉開閉時
に溝8,8′の主案内部8a,8a′のみを移動し、
これに対し他方のピン6,6′は閉扉時に主案内
部8a,8a′を、開扉時に変向部8b,8b′を移
動するように構成されている。
〔作用〕
上記構成に基づき、扉2の把手4を左右に直線
的に操作する場合に、ピン6,6′が溝8,8′の
変向部8b,8b′から出入りして自動的に扉2の
向きを変え、開扉時には扉2が枠体1の内側に入
り、閉扉時には窓5において扉2と枠体1が同一
面になる。
こうして、本考案によれば、左右の直線的操作
のみですみ、且つ閉扉時には枠体1と扉2の間に
段が付かなくなつて外観を良くすることが可能と
なる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図a,bにおいて、符号1はパネル状の枠
体であり、窓5が開口し、枠体1の内側の窓5の
上下にガイド7,7′が一体成形して平行に設置
される。扉2は窓5より若干小さく、その一端の
表側に把手4を有し、左右の上下にピン3と6、
3′と6が突出し、後方にスプリング等が付与さ
れている。
下方ガイド7の溝8における主案内部8aは閉
扉時にピン3により枠体1と扉2を同一面にする
位置0から、枠体1より順次遠ざかるように傾い
て直線的に設けられ、この主案内部8aの後方に
はピン3,6の間隔で開口する挿入部8c,8d
が設けられ、この主案内部8aの途中から窓5の
他端の上記位置0と同一位置には扉2の反把手側
下部に設けたピン6の横方向への動きを受けて、
扉2の動作方向を後方へとスライド変更させるよ
う溝8の一部をレ字状に切り欠いて傾斜部を形成
した変向部8bが傾いて設けられ、ピン6を案内
して扉2の向きを変えるようになつている。更
に、枠体1において窓5の他端の縁には、扉2と
干渉しないようにテーパ1aが施してある。
尚、上方ガイド7′の溝8′においても全く同様
に形成されている。
上記構成により、第2図aに示す閉扉時には扉
2の右側のピン3,3′が溝8,8′の主案内部8
a,8a′の端部の位置0にあり、左側のピン6,
6′が変向部8b,8b′に入つている。これによ
り、扉2は枠体1と同一面となるように位置し、
且つ窓5の内部に入つて塞いでいる。
そこで、扉2を開くため把手4を左側に押す
と、先ずピン6,6′がスプリング力等に抗して
変向部8b,8b′から出て主案内部8a,8a′に
入るようになり、こうして扉2は自動的に後方へ
傾く。そして、この傾斜状態で扉2は左側に移動
して枠体1の内側に入り、第2図bに示すように
窓5を開口する。一方、扉2を閉じるため把手4
を右側に押すと、扉2は右側に移動して窓5の内
部に入つて来る。そして、終端に達したところ
で、ピン6,6′はスプリング力等により変向部
8b,8b′に入つて上述のようになるのである。
尚、本考案は実施例の左引きの場合のみなら
ず、右引きの場合、更には上下方向のスライドの
場合にも同様に適用し得る。
〔考案の効果〕
以上述べてきたように、本考案によれば、扉の
把手を左右に直線的に操作するだけであるから、
操作が容易であり、閉扉時に扉が窓の内部に嵌合
して枠体と同一面になるので、外観品質も良い。
扉の左右の一方のピンを用いて自動的に扉の向
きを変える方式であるので、構成が簡単であり、
動作性も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の開閉機構の実施例を示す分
解斜視図、bはガイドの平面図、第2図a,bは
扉の開閉動作を示す斜視図、第3図a,bは従来
例を示す図である。 第1図において、1は枠体、2は扉、3,3′,
6,6′はピン、4は把手、5は窓、7,7′はガ
イド、8,8′は溝、8a,8a′は主案内部、8
b,8b′は変向部、8c,8d,8c′,8d′は扉
取付、取りはずし溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枠体1の内側の窓5の上下にガイド7,7′を
    平行に設置し、該ガイド7,7′の溝8,8′に一
    辺に把手4を有する扉2の把手4側の下部および
    上部に設けたピン3,3′と、反把手側下部及び
    上部に設けたピン6,6′を係合し、扉2の把手
    4により扉2を左右に移動することで窓5を開閉
    する開閉機構において、 上記ガイド7,7′の溝8,8′は、窓5の一端
    の扉2と枠体1を同一面にする位置から、枠体1
    より順次遠ざかるように傾いて設けられる主案内
    部8a,8a′を有し、 該主案内部8a,8a′の途中から窓5の他端
    に、上記扉2の上記反把手側下部及び上部に設け
    たピン6,6′の横方向への動きを受けて、該扉
    2の動作方向を後方へとスライド変更させるよう
    上記溝8,8′の一部をレ字状に切欠いた傾斜部
    を形成した変更部8b,8b′を有し、 上記溝8,8′の主案内部8a,8a′と上記変
    向部8b,8b′により上記扉2の把手4側の上記
    ピン3と3′、反把手側の上記ピン6と6′を別々
    又は一緒に案内するスライド式扉の開閉機構。
JP8488985U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0231819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8488985U JPH0231819Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP8488985U JPH0231819Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201380U JPS61201380U (ja) 1986-12-17
JPH0231819Y2 true JPH0231819Y2 (ja) 1990-08-28

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ID=30634780

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JPH0731581Y2 (ja) * 1990-03-05 1995-07-19 アルパイン株式会社 スライドドア装置
JP4650636B2 (ja) * 2006-05-19 2011-03-16 内外電機株式会社 電気機器収納用キャビネット
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JPS61201380U (ja) 1986-12-17

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