JPH11315659A - 折戸用錠装置 - Google Patents
折戸用錠装置Info
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- JPH11315659A JPH11315659A JP10124545A JP12454598A JPH11315659A JP H11315659 A JPH11315659 A JP H11315659A JP 10124545 A JP10124545 A JP 10124545A JP 12454598 A JP12454598 A JP 12454598A JP H11315659 A JPH11315659 A JP H11315659A
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Abstract
時にラッチ本体が浴室床に接触しない錠装置とする。 【解決手段】 ラッチケース40とラッチ本体50と取
付部材60でラッチ24とし、その取付部材60を第1
扉14の戸先框20に固定してラッチケース40をスプ
リング66で上方に付勢してラッチ本体50をレール8
0の上端面80aよりも上方位置とする。第2扉15の
戸先框20に操作部材25を取付け、この操作部材25
のカム72とラッチケース40のカム49を閉鎖姿勢の
時に接してラッチケース40をスプリング66に抗して
下方に移動してラッチ本体50をレール80に係止す
る。
Description
付けられる折戸等に装着されて扉を閉鎖姿勢に保持する
錠装置に関する。
は、例えば実公昭62−5510号公報に示すものが知
られている。この折戸はドア枠と、戸先側を折り畳み自
在に連結した第1扉と第2扉を備え、第1扉の吊元側上
下に取付けた戸車をドア枠の上下枠に回転自在に支承
し、第2扉の吊元側上下に取付けた戸車をドア枠の上下
レールに回転及び摺動自在に支承して第1扉と第2扉を
直線状の閉鎖姿勢と折り畳み開放姿勢に移動して開閉す
るようにしてある。
閉鎖姿勢で保持するラッチを装着している。このラッチ
としては、例えば特開平8−184244号公報に示す
ものが知られている。このラッチは図1に示すようにラ
ッチケース1にラッチ本体2を出没自在に設けると共
に、そのラッチ本体2をスプリング3で突出付勢した形
状で、第1扉4の戸先側下部にラッチケース1を取付
け、ラッチ本体2を下枠のレール5における脱衣室側に
係止して第1扉と第2扉を閉鎖姿勢に保持する。
があると人が出入りしずらいから、図1に示すように、
浴室床6と脱衣室床7とレール5を同一高さとして人が
スムーズに出入りできるようにしたバイヤフリーの浴室
が提案されている。
がレール5に係合する形状であるから、そのラッチ本体
2はレール5の上端面よりも下方に突出している。この
ために、前述のように浴室床6と脱衣室床7とレール5
が同一高さであると、第1扉と第2扉を浴室側に突出し
て折り畳み開放姿勢とする時及び閉鎖姿勢とする時、つ
まり開閉時にラッチ本体2が浴室床6に接触し、扉をス
ムーズに開閉できないばかりか、ラッチ本体2を損傷し
たり、浴室床6に傷をつけたりする恐れがある。
ようにした折戸用錠装置を提供することを目的とする。
ース40と、このラッチケース40に上下動自在に設け
られ第1のスプリング55でラッチケース40の下面よ
りも突出付勢されたラッチ本体50と、前記ラッチケー
ス40に上下動自在に設けられ第2のスプリング66で
下方に付勢され折戸を形成する第1扉14の戸先側に固
定される取付部材60を備えたラッチ24、前記ラッチ
ケース40を第2のスプリング66に抗して取付部材6
0に抗して上方に移動する操作部材25で構成したこと
を特徴とする折戸用錠装置である。
チ24のラッチケース40にカム49を設け、折戸を形
成する第2扉15の戸先側に固定される本体70とカム
72で操作部材25とし、第1扉14と第2扉15が閉
鎖姿勢の時にカム49とカム72相互が接触してラッチ
ケース40が第2のスプリング66に抗して取付部材6
0に対して下方に移動し、第1扉14と第2扉15が折
り畳みされた時にカム49とカム72が離れてラッチケ
ース40が第2のスプリング66で取付部材60に対し
て上方に移動するようにした折戸用錠装置である。
15を開閉する時には操作部材25でラッチケース40
を取付部材60に対して第2のスプリング66に抗して
上方に移動することでラッチ本体50をレール80の上
端面80aよりも上方位置とすることができる。
床が同一高さであっても扉開閉時にラッチ本体50が浴
室床に接触することがなく、扉をスムーズに開閉できる
し、ラッチ24を損傷したり、浴室床に傷をつけたりす
ることがない。
15を閉鎖姿勢とすればカム49とカム72が接してラ
ッチケース40が第2のスプリング66に抗して下方に
移動してラッチ本体50がレール80に係止するし、第
1扉14と第2扉15を若干折り畳みするとカム49と
カム72が離れてラッチケース40が第2のスプリング
66で上方に移動してラッチ本体50がレール80の上
端面80aよりも上方位置となる。
を操作しなくとも良いので、扉開閉操作が容易である。
10と下枠11と左右竪枠12,12とにより方形枠状
に枠組みされたドア枠13内には、戸先側をヒンジ等で
折り畳み自在に連結された第1扉14と第2扉15がけ
んどん式に装着してある。
2扉15が追従扉となって引手16を握って第2扉15
を手前に引くことで左勝手に開放するように構成してあ
る。
下框18と吊元框19と戸先框20をそれぞれ方形状に
框組みとし、その内部にガラス等のパネル体21を装着
したものであり、相対向する戸先框20,20がヒンジ
等で連結してあると共に、各吊元框19,19の上部及
び下部には上部戸車22及び下部戸車23がそれぞれ取
付けてある。
チ24が取付けてあり、第2扉15の戸先框20の下部
に操作部材25が取付けてあり、ラッチ24と操作部材
25で錠装置を形成している。第1扉14と第2扉15
を直線状の閉鎖姿勢とするとラッチ24で第1扉14と
第2扉15が閉鎖姿勢に保持される。なお、ラッチ24
と操作部材25は戸先框20の上部と下部に取付けても
良いし、上部に取付けても良いが、浴室に用いる折戸に
おいては水密性を高め、浴室内の使用者に脱衣室の外気
が直接作用することを防ぐために下部に取付けることが
好ましい。
は図3,図4に示すように浴室側の一側板26と脱衣室
側の他側板27と連結板28で内向凹部29と外向凹部
30を有する断面ほぼH字形の長尺材で、その内向凹部
29にパネル体21が装着される。第1扉14の戸先框
20の外向凹部30にラッチ24が挿入して取付けら
れ、第2扉15の戸先框20の外向凹部30に操作部材
25が挿入して取付けられる。
凹部30部分には突片31,32が相対向して一体的に
設けてある。第1扉14の戸先框20と第2扉15の戸
先框20はヒンジ33で折り曲げ自在に連結され、その
ヒンジ33は円孤面34を有する。
に示すように、ラッチケース40とラッチ本体50と取
付部材60を備えている。ラッチケース40は戸先框2
0の外向凹部30とヒンジ33の円孤面34で形成され
る空間部に挿入する本体41と戸先框20の端面に接す
るプレート42を有し、この本体41の下部にラッチ本
体取付部43、上部に取付部材取付部44を有してい
る。
ート42の下面まで貫通したラッチ本体挿通孔45が形
成してある。取付部材取付部44は本体41の一側面4
1aと一端面41bに開口し、かつ下部寄りに縦ガイド
溝46を有する凹陥形状で、その本体41の一側面41
aに戸先框20の一側板26に設けた突片31が嵌まり
込む凹溝47が形成してあり、縦ガイド溝46部分に孔
48が形成してある。前記プレート42の一側部にはカ
ム49が一体的に設けてある。
5に挿通する本体51と、この本体51の下面に一体的
に設けたV字状の突片52と、本体51の上面に一体的
に設けた一対の上向片53と突起54を有する。ラッチ
本体50はラッチ本体挿通孔45に挿通され、その本体
51の上面とラッチ本体取付部43の上部との間にスプ
リング55を設けて突片52がプレート42の下面より
も下方に突出した係止位置に付勢され、外力によってス
プリング55に抗して上方に移動して非係止位置とな
る。
1と、ほぼ矩形状の薄肉部62で矩形状であり、厚肉部
61にナット63が回転自在に設けてあると共に、その
ナット63のネジ孔63aと対向して孔64を有してい
る。薄肉部62は前記縦ガイド溝47にスライド自在に
嵌まり込むと共に、上下方向の長孔65を有し、取付部
材取付部44の孔48から挿入したピン69が長孔65
内を貫通しており、取付部材60はラッチケース40の
取付部材取付部44に上下動自在に取付けられる。この
取付部材60はスプリング66で下方に付勢されてい
る。取付部材60の一側面60aはラッチケース40の
本体41の一側面41aと面一で、かつ凹溝67が前記
凹溝47と連続するように形成してある。
20の外向凹部30とヒンジ33の円孤面34との空間
部に上下動自在に挿入されてカム49が戸先框20の一
側板26よりも浴室側に突出し、その一側板26に形成
した上下方向の長孔26aからナット63のネジ孔63
aにビス68をネジ込んで取付部材60を戸先框20に
取付ける。
先框20の外向凹部30とヒンジ33の円孤面34との
間の空間部に挿入する形状の本体70と、この本体70
に一体的に設けた戸先框20の端面に接するプレート7
1と、このプレート71に一体的に設けたカム72を備
えている。本体70の一側面70aに突片31が挿入す
る凹溝73と孔74が形成してあり、その孔74と対向
してナット75が取付けてある。
し、戸先框20の一側板26に形成した上下方向の長孔
26aからビス76を孔74よりナット75にネジ込ん
で操作部材25を取付ける。これによって、カム72が
戸先框20の一側板26よりも浴室側に突出し、このカ
ム72がラッチ24のカム49と相対向する。
時には図3,図4に示すようにラッチ24のカム49の
カム面49aと操作部材25のカム72のカム面72a
に接してラッチケース40はラッチ本体50とともにス
プリング66に抗して下方に移動し、ラッチ本体50の
突片52が図3に示すように下枠11のレール80上端
面80aよりも下方に突出した係止位置となる。
ようにラッチ本体50の突片52の一方の傾斜面52a
がレール80の脱衣室側に係止して第1扉14と第2扉
15を閉鎖姿勢に保持する。
5を浴室側に引くと第1扉14と第2扉15の戸先側が
折り畳みされて浴室側に突出する。この時、ラッチ本体
50の突片52の一方の傾斜面52aがレール80に押
しつけられて上向きの力が作用しラッチ本体50はスプ
リング55に抗して上方に移動して突片52がレール8
0を乗り越える。レール80を乗り越えるとラッチ本体
50はスプリング55で下方に突出付勢される。
が図10,図11に示すように浴室側に若干突出すると
戸先框20相互が離れてラッチ24のカム49のカム面
49aと操作部材25のカム72のカム面72aが離れ
る。これによって、ラッチケース40がラッチ本体50
とともにスプリング66によって上方に移動し、ラッチ
本体50の突片52がレール80の上端面80aよりも
上方位置となり、第1扉14と第2扉15を開放姿勢と
する時にラッチ本体50が浴室床と接触しない。
鎖姿勢とする時には図10,図11に示す状態よりも閉
鎖姿勢に向けて移動することでカム片49のカム面49
aとカム片72のカム面72aが接触開始してラッチケ
ース40がスプリング66に抗して下方に移動し、ラッ
チ本体50の突片52の他方の傾斜面52bがレール8
0の浴室側に接触してラッチ本体50が上方に移動して
レール80を乗り越え、閉鎖姿勢となるとラッチ本体5
0の突片52の一方の傾斜面52aがレール80の脱衣
室側に係止する。
上端面80aが面一であっても扉開閉時にラッチ本体5
0が浴室床に接することがなく、第1扉14と第2扉1
5をスムーズに開閉できるし、ラッチ24を損傷した
り、浴室床を傷つけることがない。
材25は戸先框20の一側板26に形成した上下方向の
長孔26aからビス68,76をネジ込んで取付けてあ
るから、そのラッチ24、操作部材60の取付け位置を
調整して閉鎖姿勢の時にラッチ本体50がレール80に
係止し、開放する時にはラッチ本体50がレール80の
上端面80aよりも上方位置となるようにできる。
20に形成した鉤形状の溝に沿って上下動する摘みと、
この摘みとラッチケース40を連結する連杆で形成し、
扉開閉時に摘みを移動して連杆を介してラッチケース4
0を取付部材60に対して上方に移動して保持し、閉鎖
姿勢となったら摘みを下方に移動してラッチケース40
を取付部材60に対して下方に移動するようにしても良
い。
4と第2扉15を開閉する時には操作部材25でラッチ
ケース40を取付部材60に対して第2のスプリング6
6に抗して上方に移動することでラッチ本体50をレー
ル80の上端面80aよりも上方位置とすることができ
る。
床が同一高さであっても扉開閉時にラッチ本体50が浴
室床に接触することがなく、扉をスムーズに開閉できる
し、ラッチ24を損傷したり、浴室床に傷をつけたりす
ることがない。
と第2扉15を閉鎖姿勢とすればカム49とカム72が
接してラッチケース40が第2のスプリング66に抗し
て下方に移動してラッチ本体50がレール80に係止す
るし、第1扉14と第2扉15を若干折り畳みするとカ
ム49とカム72が離れてラッチケース40が第2のス
プリング66で上方に移動してラッチ本体50がレール
80の上端面80aよりも上方位置となる。
を操作しなくとも良いので、扉開閉操作が容易である。
ある。
る。
ある。
浴室床、7…脱衣室床、13…ドア枠、14…第1扉、
15…第2扉、20…戸先框、24…ラッチ、25…操
作部材、40…ラッチケース、49…カム、49a…カ
ム面、50…ラッチ本体、52…突片、55…スプリン
グ、60…取付部材、66…スプリング、70…本体、
72…カム、72a…カム面、80…レール、80a…
上端面。
Claims (2)
- 【請求項1】 ラッチケース40と、このラッチケース
40に上下動自在に設けられ第1のスプリング55でラ
ッチケース40の下面よりも突出付勢されたラッチ本体
50と、前記ラッチケース40に上下動自在に設けられ
第2のスプリング66で下方に付勢され折戸を形成する
第1扉14の戸先側に固定される取付部材60を備えた
ラッチ24、 前記ラッチケース40を第2のスプリング66に抗して
取付部材60に抗して上方に移動する操作部材25で構
成したことを特徴とする折戸用錠装置。 - 【請求項2】 ラッチ24のラッチケース40にカム4
9を設け、 折戸を形成する第2扉15の戸先側に固定される本体7
0とカム72で操作部材25とし、 第1扉14と第2扉15が閉鎖姿勢の時にカム49とカ
ム72相互が接触してラッチケース40が第2のスプリ
ング66に抗して取付部材60に対して下方に移動し、
第1扉14と第2扉15が折り畳みされた時にカム49
とカム72が離れてラッチケース40が第2のスプリン
グ66で取付部材60に対して上方に移動するようにし
た請求項1記載の折戸用錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12454598A JP3520493B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 折戸用錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12454598A JP3520493B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 折戸用錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11315659A true JPH11315659A (ja) | 1999-11-16 |
JP3520493B2 JP3520493B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=14888139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12454598A Expired - Fee Related JP3520493B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 折戸用錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3520493B2 (ja) |
Cited By (3)
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JP2006077499A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Om Kiki Corp | 戸板取付具 |
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JPH08184244A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Ykk Architect Prod Kk | ドアのラッチ |
-
1998
- 1998-05-07 JP JP12454598A patent/JP3520493B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4570426B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2010-10-27 | オーエム機器株式会社 | 戸板取付具 |
JP2008308905A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Nippon Door Check Mfg Corp | 折戸用扉保持装置 |
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---|---|
JP3520493B2 (ja) | 2004-04-19 |
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