JPH0743391Y2 - 間仕切り装置のロック構造 - Google Patents

間仕切り装置のロック構造

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JPH0743391Y2
JPH0743391Y2 JP1989020510U JP2051089U JPH0743391Y2 JP H0743391 Y2 JPH0743391 Y2 JP H0743391Y2 JP 1989020510 U JP1989020510 U JP 1989020510U JP 2051089 U JP2051089 U JP 2051089U JP H0743391 Y2 JPH0743391 Y2 JP H0743391Y2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数枚のパネルをヒンジ体により折り畳み自
在に連結した間仕切り装置におけるロック構造に関す
る。
[従来の技術] 従来から、折り畳みドア、開閉壁等の間仕切り装置とし
て、複数枚のパネルをヒンジ体により折り畳み自在に連
結した間仕切り装置が知られている。この従来の間仕切
り装置は、パネルをレールに対して平行に展延すること
で全閉状態とするものであるが、この場合のロック手段
としては第11図に示すようにパネル2またはヒンジ体1
の上部に上下動自在なローラ56を突出させ、このローラ
56をばねにより上方に向けて弾性付勢し、パネル56を閉
じる時にローラ56が上レール3b内に弾性的に弾入係止し
てロックするようにしていただけであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記したような従来例にあっては、閉成状態
において確かにローラ56が上レール3bに弾入してロック
されているが、外力が加わると、弾性的に係止していた
ローラが上レール3bから外れることがあり、ロック装置
としては十分ではなかった。そこで、他の従来例とし
て、例えば実開昭61-43361号公報には、中空連結具の内
部に固定ピンと、この固定ピンを弾性的に係止する挟持
体とを夫々収納すると共に、中空連結具の内部にて連結
手段であるスライド棒と該挟持体とを連結したドアのロ
ック操作装置が開示されているが、しかしながら、この
従来例では、中空連結具の内部に、スライド棒以外に、
固定ピン、挟持体等が夫々収納されているため、中空連
結具を細く且つ薄く形成することができず、このため、
パネルの折り畳み連結部分を体裁良く収めることができ
ないものであった。
本考案は上記した従来の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは、ロックが確実にで
き、しかも、落とし棒をレールから脱離した状態を確実
に保持できるのみならず、この落とし棒をレールから脱
離した状態を保持するための部材を、ロック状態、非ロ
ック状態のいずれかを外部から視認するための手段とし
て兼用することができ、さらに、中空形状のヒンジ体を
細く且つ薄く形成して、パネルの折り畳み連結部分を体
裁良く納めることができる間仕切り装置のロック構造を
提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の間仕切り装置のロック構造は、上下に長いヒン
ジ体1により隣り合うパネル2を回動自在に枢支して複
数枚のパネル2を折り畳み自在に連結すると共にパネル
2をレール3に沿って移動自在に取り付けた間仕切り装
置において、中空形状のヒンジ体1の端部から突出自在
となった落とし棒4をレール3にはめ込み自在とし、こ
の落とし棒4を上下移動操作する操作部5をヒンジ体1
の外面よりスライド自在に突出して設け、落とし棒4に
連結されるスチールテープ製の連結手段21をヒンジ体1
内に収納すると共に、連結手段21と操作部5とでヒンジ
体1の外面部分を挟むようにして連結手段21と操作部5
とを結合し、操作部5の裏面に長手方向に開口する縦凹
所39を一体形成し、落とし棒4のレール3から脱離する
方向への操作部5の移動時に縦凹所39内にはめ込まれ且
つ落とし棒4のレール3へのはめ込み方向への移動時に
外部に露出する係止突条部40をヒンジ体1の外面に突出
して設け、縦凹所39内に係止突条部40を弾性的に係止す
るばね手段Aを設けて成るものであって、このような構
成を採用することで、上記した本考案の目的を達成した
ものである。
[作用] しかして、操作部5を操作して、落とし棒4をレール3
にはめ込んでロックしたり、ロック解除したりするもの
であり、外力を加えないかぎりロックが解除されず、確
実にロックができ、しかも、操作部5をロック解除側に
移動した場合、ばね手段Aにより係止突条部40が弾性的
に係止されて、落とし棒4がレール3から脱離したロッ
ク解除状態が保持されるようになっており、また、この
ロック解除状態においては係止突条部40が縦凹所39内に
入っているため外部に露出せず、またロック状態におい
ては係止突条部40が外部に露出し、この結果、ロック状
態を保持するための部材である係止突条部40が外部から
見えるか見えないかによりロック状態の有無が一目で判
別できるようになった。さらに、係止突条部40、ばね手
段A等の係止機構部分が中空形状のヒンジ体1の外部に
夫々配設され、ヒンジ体1内にはスチールテープ製の連
結手段21だけが納められるので、連結手段21がヒンジ体
1内で薄く納まって、中空形状のヒンジ体1を細く且つ
薄く形成することができるようになった。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図乃至第6図には本考案の一実施例が示してある。
複数枚のパネル2がヒンジ体1を介して折り畳み自在に
連結してある。ヒンジ体1は断面リップ付きコ字状をし
た上下に長い中空形状の押し出し品により形成してあ
り、金属あるいは合成樹脂により形成してある。上下に
長いヒンジ体1の開口部8両端縁(すなわち開口部8両
端のリップ片7の先端)にはそれぞれ枢支部9が設けて
ある。パネル3の側端面には前後方向の一方の端部から
外側方に向けて被枢支部16が突設してある。そして、ヒ
ンジ体1の両側の枢支部9にそれぞれ隣り合うパネル2
の側端面の前後方向の一方の端部から外側方に突設した
被枢支部16を回動自在に枢支して複数枚のパネル2を折
り畳み自在に連結してある。第1図の実施例では間仕切
り装置として2枚のパネル2をヒンジ体1で回動自在に
連結した二つ折り扉の例が示してある。2枚のパネル2
のヒンジ体1を枢支した方と反対側の端部の上面部及び
下端部からそれぞれランナ10、ピボット11が突設してあ
り、ランナ10はレール3を構成する上レール3bにはめ込
んであり、またピボット11を下レール3aにはめ込んであ
る。これらランナ10、ピボット11は上下レール3b、3aに
対して走行自在となっているが、上レール3b及び下レー
ル3aの長手方向の両端のうちいずれか一方の端部寄りの
部分にはストッパ12がねじ具などにより着脱自在に取り
付けられ、このストッパ12のため一方のランナ10、一方
のピボット11がいずれも上レール3b、下レール3aに対し
て走行できないようになっており、このため、この走行
できない方のランナ10及びピボット11が二つ折り扉のレ
ール3に対する枢支側となっている。そして、他方のラ
ンナ10及びピボット11が上下レール3b、3aに対して走行
することでヒンジ体1を介してパネル2同士が折り畳ま
れたり展延されたりして間仕切り装置である二つ折り扉
が開閉するようになっている。
図中13は落とし棒ケースであって両側にはめ込み凹部14
が設けてあって、この両側のはめ込み凹部14をそれぞれ
断面リップ付きコ字状のヒンジ体1の開口部8の両側の
枢支部9にはめ込んであってねじ15により固着してあ
る。そして、この落とし棒ケース13をはめ込んで取り付
ける部分においては落とし棒ケース13の取り付けの邪魔
にならないように被枢支部16が切欠してある。落とし棒
ケース13内の縦溝17に落とし棒4が下方に突出自在には
め込んであり、落とし棒ケース13に設けた縦方向のスラ
イド孔18に上下スライド自在に連結具19を挿入し、この
連結具19を落とし棒4の上部の孔20に挿入し、更にスチ
ールテープのような連結手段21の下端部に設けた孔22に
挿入して固着してある。ここで連結具19の頭部は落とし
棒4を上下操作するためのヒンジ体1の下部に設けた下
操作部6となっており、下操作部6は被枢支部16の下端
部の切り欠き部23間に位置するものであり、下操作部6
を上下に移動することで落とし棒4を上下操作できるよ
うになっている。縦溝17内には側壁に沿って上下方向の
中央部が突曲した板ばね24が設けてあり、落とし棒4を
上昇させて落とし棒4の上端部に側方に向けて突設した
係止部25が板ばね24の突曲部26より上に位置する状態に
おいては、突曲部26により係止部25が下方に落下するの
が防止されて引き上げられた状態となるものである。
ヒンジ体1のリップ片7を設けた方と反対側の中央縦片
27の上下方向の略中央部分には縦長孔28が設けてある。
操作部5のうち一方(図面においては表側)の操作部5
は中空形状のヒンジ体1の外部に配設されたスライド台
座29の表面側につまみ30を設けて構成してあり、スライ
ド台座29の裏面側には突部31が突設してある。この突部
31は縦長孔28に上下スライド自在にはめ込んである。第
3図の実施例では突部31の上部には上突片32が突設して
あり、ヒンジ体1内に位置するスチールテープのような
連結手段21の上部の孔33を突部31にはめ込むとともに上
突片32に引っ掛け、さらに係止具36を孔33の下部に挿入
して突部31の下部の凹部34に嵌め込んで凹部34の内壁に
設けた係止溝部35に係止具36の先端の係止爪部37を係止
し、係止具36の当たり部38をスチールテープのような連
結手段21の表面に当接させ、このことにより連結手段21
と操作部5とで中空形状のヒンジ体1の外面部分を挟む
ようにして両者5,21を連結し、また突部31が縦長孔28か
ら抜けないようにようになっている。スライド台座29の
裏面には背方及び上方に開口した縦凹所39が設けてあ
り、縦凹所39内には側壁に沿って後述の係止突条部40を
係止するためのばね手段Aを構成する板ばね24が配設し
てあり、この板ばね24の上下方向の略中央部分には突曲
部26が設けてある。またヒンジ体1の中央縦片29の表面
側には係止突条部40が突設してある。そして、操作部5
を上方にスライドさせた時、縦凹所39の上開口から縦凹
所39内に係止突条部40が入り、係止突条部40が板ばね24
の突曲部26の下方に位置した状態で操作部5が上にスラ
イドした位置で停止される。この時連結手段21を介して
落とし棒4が上方に引き上げられた状態となっている。
また、操作部5を下方にスライドさせると、突曲部26が
係止突条部40を乗り越えて下降し、係止突条部40よりも
操作部5のスライド台座29が下方に位置して係止突条部
40が外部に露出するようになっている。この場合、落と
し棒4は下方に移動されて下レール3bにはめ込まれた状
態となる。したがって、係止突条部40が露出している
と、ロック状態であることが確認され、係止突条部40が
露出していないと非ロック状態であることが確認される
ものである。他方の操作部5である裏側の操作部5′に
設けた接続片41が被枢支部16の間から差し込んであっ
て、この接続片41は突部31の孔42に差し込まれ、更に接
続片41の先端部がスライド台座29の表面側においてつま
み30をスライド台座29にねじ具43により取り付ける際に
このねじ具43により同時に取り付けられるものである。
この場合、表面側においては操作部5が突出し、裏面側
においては被枢支部16間から裏側の操作部5′が突出す
ることになる。そして、本実施例にあっては、裏側の操
作部5′を使用しない時にはねじ具43を取り外すこと
で、裏側の操作部5′を取り外すことができる。また、
つまみ30を使用しない時には、つまみ30に代えて第3図
の破線で示すような台座カバー44を取付けることができ
る。
しかして、間仕切り装置である二つ折り扉を閉じた状態
で、操作部5または下操作部6を操作して落とし棒5を
下レール3a内にはめ込むことでロックをするものであ
る。そして、ロック解除をするには操作部5または下操
作部6を操作して落とし棒5を下レール3aから上方に引
き上げるものである。ここで、中空形状のヒンジ体1の
外面より突出した操作部5の裏面に縦凹所39を一体形成
し、該縦凹所39内にヒンジ体1の外面に突出して設けた
係止突条部40を弾性的に係止するばね手段Aを設け、落
とし棒4に連結されるスチールテープ製の連結手段21を
ヒンジ体1内に収納すると共に、連結手段21と操作部5
とでヒンジ体1の外面部分を挟むようにして連結手段21
と操作部5とを結合したことにより、係止突条部40、ば
ね手段A等の係止機構部分が、操作部5と同様、中空形
状のヒンジ体1の外部に夫々配設され、ヒンジ体1内に
はスチールテープ製の連結手段21だけが納められる形と
なり、しかもヒンジ体1の外面部分を該スチールテープ
製の連結手段21と操作部5とで挟むことにより、連結手
段21がヒンジ体1内で薄く納まって、中空形状のヒンジ
体1を細く且つ薄く形成することができ、従って、パネ
ルの折り畳み連結部分を体裁良く納めることができるも
のである。
なお、添付図面の実施例ではヒンジ体1の上端部に上部
に上下動自在なローラ56を突出させ、このローラ56をば
ねにより上方に向けて弾性付勢し、パネル2を閉じる時
にローラ56が上レール3b内に弾性的に弾入係止するよう
にすることを併用してある。この弾性的に係止するロー
ラ56を併用すると、一時的な仮ロックをする場合には落
とし棒4を引き上げた状態でローラ56を弾性的に上レー
ル3bに弾性係止するようにしてもよい。
添付図面において57は開口部の縦枠、58は横枠であって
上レール3bは横枠58に取り付けられる。
第7図乃至第9図には本考案の他の実施例が示してあ
る。この実施例ではつまみ受け45からボルト46を突設
し、このボルト46を連結手段21の上部の孔33に挿通し、
更に突部31からスライド台座29の表面側に貫通した孔47
に嵌挿し、更につまみ30の孔48に嵌挿してナット49にて
締め付けて取り付けるようになっている。つまみ30の表
面側にはナット49を隠すためのキャップ50が取り付けら
れる。つまみ受け45の一端部側は先端程次第に薄くなっ
ており、この薄くなった部分が被枢支部16間から若干外
に突出し、ここで裏側の操作部5′の後端部がねじ具51
により着脱自在に取り付けてある。そして、この実施例
では裏側の操作部5′が必要でない場合にはねじ具51を
外すのみで裏側の操作部5′のみを取り外すことができ
る。
第10図には本考案の更に他の実施例が示してある。この
実施例では、スライド台座29の裏面から突出した突部31
を縦長孔28に上下にスライド自在にはめ込み、この突部
31にスチールテープ製の連結手段21の上部の孔33にはめ
込んで取り付け、更に被枢支部16間から裏側の操作部
5′に設けた接続片41が差し込んであり、この接続片41
の先端がスライド台座29の裏面の凹み52内に差し込ま
れ、L型をした一対の支持プレート53の連結片53bをそ
れぞれ接続片41の両側に沿って凹み52内に挿入するとと
もに当片53aを中央縦片27の縦長孔28の縁付近の裏面側
に当て、この状態でスライド台座29の側部から挿入した
ねじ具54でスライド台座29、2つの支持プレート53、接
続片41を連結するものである。ここで、スライド台座2
9、2つの支持プレート53は2箇所以上(添付図面では
2箇所)で連結してあるが、スライド台座29、2つの支
持プレート53及び接続片41の連結は上記連結より少ない
箇所(添付図面では1箇所)で連結してある。すなわ
ち、第10図において1つのねじ具54に対しては接続片41
は固定されるが、もう1つのねじ具54に対しては切り欠
き溝55部分をはめ込んであるだけであり、固定している
方のねじ具54を外して接続片41を引き抜くことで裏側の
操作部5′を取り外すことができるものである。この
時、2つの支持プレート53とスライド台座29とはもう一
つのねじ具54により固定されているので、接続片41を外
す際に2つの支持プレート53が外れることがないもので
ある。
なお上記各実施例にあっては、間仕切り装置として二つ
折り扉の例を示したが2枚以上のパネル2をヒンジ体1
を介して折り畳み自在に連結してレール3に走行自在と
した開閉壁であってもよいものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のようにヒンジ体の端部から突
出自在になった落とし棒をレールにはめ込み自在とし、
この落とし棒を上下移動操作する操作部をヒンジ体の外
面にスライド自在に設けてあるので、落とし棒をレール
にはめ込んでロックしたり、ロック解除したりするもの
であり、外力を加えないかぎりロックが解除されず、確
実にロックができるものであり、また、操作部に長手方
向に開口する縦凹所を設け、落とし棒のレールから脱離
する方向への操作部の移動時に縦凹所内にはめ込まれ且
つ落とし棒のレールへのはめ込み方向への移動時に外部
に露出する係止突条部をヒンジ体の外面に突出して設
け、縦凹所内に係止突条部を弾性的に係止するばね手段
を設けてあるので、操作部をロック解除側に移動した場
合、ばね手段により係止突条部が弾性的に係止されて、
落とし棒がレールから脱離したロック解除状態が保持で
きるのはもちろんのこと、このロック解除状態において
は係止突条部が縦凹所内に入っているため外部に露出せ
ず、更にロック状態においては係止突条部が外部に露出
するため、ロック状態を保持するための部材である係止
突条部が外部から見えるか見えないかによりロック状態
の有無が一目で判別できるものであり、このことにより
落とし棒をレールから脱離した状態を保持するための部
材を、ロック状態、非ロック状態のいずれかを外部から
視認するための手段として兼用することができるもので
ある。また、上記縦凹所は中空形状のヒンジ体の外面よ
り突出した操作部の裏面に一体形成され、さらに係止突
条部、ばね手段等の係止機構部分は該中空形状のヒンジ
体の外部に夫々配設されており、一方、ヒンジ体内には
落とし棒に連結されるスチールテープ製の連結手段が収
納されると共に、この連結手段と操作部とでヒンジ体の
外面部分を挟むようにして連結手段と操作部とが結合さ
れているから、スチールテープ製の連結手段がヒンジ体
内で薄く納まって、中空形状のヒンジ体を細く且つ薄く
形成することができ、その結果、パネルの折り畳み連結
部分を体裁良く納めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体分解斜視図、第2図は同上の全体
斜視図、第3図は本考案の一実施例の分解斜視図、第4
図(a)(b)(c)(d)(e)は同上の下操作部部
分の横断面図、斜視図、平面図、縦断面図、正面図、第
5図は操作部部分の断面図、第6図は同上の操作部を下
降させた状態の斜視図、第7図は本考案の他の実施例の
分解斜視図、第8図(a)(b)(c)(d)は同上の
操作部分の正面図、平断面図、縦断面図及び裏側の操作
部部分の背面図、第9図は同上の板ばねの他の実施例を
示す斜視図、第10図(a)(b)は本考案の更に他の実
施例の分解斜視図及び断面図、第11図は従来例の斜視図
であって、1はヒンジ体、2はパネル、3はレール、4
は落とし棒、5は操作部、39は縦凹所、40は係止突条
部、Aはばね手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に長いヒンジ体により隣り合うパネル
    を回動自在に枢支して複数枚のパネルを折り畳み自在に
    連結すると共にパネルをレールに沿って移動自在に取り
    付けた間仕切り装置において、中空形状のヒンジ体の端
    部から突出自在になった落とし棒をレールにはめ込み自
    在とし、この落とし棒を上下移動操作する操作部をヒン
    ジ体の外面よりスライド自在に突出して設け、落とし棒
    に連結されるスチールテープ製の連結手段をヒンジ体内
    に収納すると共に、連結手段と操作部とでヒンジ体の外
    面部分を挟むようにして連結手段と操作部とを結合し、
    操作部の裏面に長手方向に開口する縦凹所を一体形成
    し、落とし棒のレールから脱離する方向への操作部の移
    動時に縦凹所内にはめ込まれ且つ落とし棒のレールへの
    はめ込み方向への移動時に外部に露出する係止突条部を
    ヒンジ体の外面に突出して設け、縦凹所内に係止突条部
    を弾性的に係止するばね手段を設けて成る間仕切り装置
    のロック構造。
JP1989020510U 1989-02-23 1989-02-23 間仕切り装置のロック構造 Expired - Lifetime JPH0743391Y2 (ja)

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