JPH0731581Y2 - スライドドア装置 - Google Patents

スライドドア装置

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JPH0731581Y2
JPH0731581Y2 JP1990022000U JP2200090U JPH0731581Y2 JP H0731581 Y2 JPH0731581 Y2 JP H0731581Y2 JP 1990022000 U JP1990022000 U JP 1990022000U JP 2200090 U JP2200090 U JP 2200090U JP H0731581 Y2 JPH0731581 Y2 JP H0731581Y2
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JP
Japan
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slide door
case body
opening
front surface
door
Prior art date
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Application number
JP1990022000U
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English (en)
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JPH03112978U (ja
Inventor
勝彦 高木
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車載用のCDチェンジャなどの機器におけるス
ライドドア装置に係り、特にケース本体の前面をスライ
ドドアが移動しても、ケース本体前面に傷が付くこのと
ないスライドドア装置に関する。
〔従来の技術〕
車載用のCDチェンジャでは、そのケース本体(ノーズピ
ーズ)の前面に、ディスクマガジンを挿入する開口部が
設けられている。そしてこの開口部を覆うスライドドア
が、このケース本体の前面に摺動自在に設けられてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように、ケース本体の前面にスライドドアを移動
自在に設けた場合、スライドドアの裏面がケース本体の
前面を摺動することになる。この種の装置では、ケース
本体の前面が化粧板となっており通常はプラスチック材
によって製作されている。よってスライドドアが摺動す
ると、ドアの裏面がケース本体の前面に当たり、この前
面に傷を付けることがある。このようにスライドドアの
開閉動作によりケース本体の前面に傷が付けられると、
製品の外観を損ね、製品価値が低下することになる。
本考案は上記従来の課題を解決するものであり、ケース
本体の開口部を開閉するためスライドドアを移動させた
際に、スライドドアの裏面がケース本体の前面に当たら
ないようにして、ケース本体前面に傷が付くのを防止で
きるようにしたスライドドア装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるスライドドア装置は、開口部を有するケー
ス本体の前面に、前記開口部を覆う位置から開口部を露
出させる位置へ移動するスライドドアが取付けられてお
り且つ、前記ケース本体の前面には、スライドドアの裏
面に対向し且つスライドドアの移動方向に沿って延びる
リブが突設されていることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記手段では、ケース本体の開口部を閉じまたは露出さ
せるためにスライドドアを移動させると、このスライド
ドアの裏面は、ケース本体の前面にてドアの移動方向に
沿って形成されたリブを摺動する。スライドドアの裏面
はこのリブによってケース本体の前面から浮き上がる。
スライドドアがこのリブ上を摺動することにより、スラ
イドドアの裏面がケース本体の前面に直接に当たること
はない。よってスライドドアの開閉動作により、ケース
本体の前面に傷が付けられることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案によるスライドドア装置の実施例として
CDチェンジャの一部を示す斜視図、第2図はスライドド
アを外した状態を示す斜視図、第3図は第1図のIII−I
II断面図、第4図は第3図のIV−IV断面図である。
第1図において、符号1は車載用CDチェンジャの筺体を
示している。この筺体1の前面にプラスチック製のケー
ス本体(ノーズピース)2が取付けられている。このケ
ース本体2には、ディスクカートリッジを装着するため
の開口部2aが形成されている。符号3はスライドドアで
ある。このスライドドア3は、ケース本体2の前面に取
付けられて図の左右方向へ移動できるようになってい
る。スライドドア3が図の左側へ移動したときに開口部
2aが閉塞され、右側へ移動したときに開口部2aが開放さ
れる。このスライドドア3の開閉動作は手動にて行なわ
れる。
第2図ならびに第3図に示すように、ケース本体3の上
面には長手方向に沿う溝2bが、また前面の下部にも長手
方向に沿う溝2cが形成されている。スライドドア3の裏
面の上部には摺動爪3aが、また裏面の下部には摺動爪3b
が形成されている。そして上記各摺動爪3aと3bがケース
本体2の上下の溝2bと2cに挿入されている。第3図に示
すように、スライドドア3に設けられた一対の摺動爪3a
と3bは、ケース本体2の各溝2bと2cに対して上下から掴
み込む状態に挿入されているため、スライドドア3のケ
ース本体2からの離脱が防止されており、また溝2bと2c
に沿ってドア3が開閉方向へ移動できるようになってい
る。
第2図に示すように、ケース本体2の前面には、上下に
平行に形成されたリブ2dと2eが突設されている。このリ
ブ2dと2eは、スライドドア3の移動方向に沿って形成さ
れている。また開口部2aの左右両縁部には、この縁部に
沿って上下方向に延びるリブ2fと2gが形成されている。
なお前記リブ2bも開口部2aの上縁部に沿う位置に延びて
いる。第3図に示すように、前記各リブ2d,2e,2f,2g
は、それぞれスライドドア3の内面に当たるようになっ
ている。よってスライドドア3が第1図の左右方向へ移
動して開口部2aの開閉が行なわれる際、スライドドア3
の裏面は、ケース本体2の前面のA面ならびにB面など
から浮いており、よってスライドドア3によりA面やB
面などを傷付けることがない。またスライドドア3は、
その移動方向に沿って延びる2本の平行なリブ2dと2e上
を摺動して移動するため、摺動抵抗が小さく、よって手
動による開閉動作が軽くなる。
この実施例では、ケース本体2に形成されたリブのう
ち、2dと2eで示すものが、スライドドア3のガイドレー
ルとして機能するとともに、スライドドア3の上部と下
部をケース本体2の前面から浮かす機能を発揮する。ま
たスライドドア3が図の左右方向へ移動する際、開口部
2aの右縁に沿うリブ2gが常にスライドドア3の裏面に対
向している。よってスライドドア3が開閉動作する際、
リブ2gによって常にドア中央部分がケース本体前面に当
たるのが防止されている。よってスライドドア3がプラ
スチック材料により薄肉に形成されるなどしてやや変形
しやすいものであっても、ドア裏面がA面またはB面に
当たるのが防止できる。
さらに、第1図、第3図ならびに第4図に示すように、
スライドドア3の裏面の縁部(第1図の図示左側の縁
部)には、突条3cと3dが一体に突設され、この突条3cと
3dの間に嵌着溝3eが形成されている。スライドドア3が
第1図において右側へ移動し、開口部2aが開放されたと
きには、第4図に鎖線で示すように、スライドドア3の
前記嵌着溝3eが、開口部2aの右縁のリブ2gに嵌着し、ス
ライドドア3が開放状態で軽くロックされる。またスラ
イドドア3が第1図の左方向へ移動し、開口部2aを覆う
状態になったときに、スライドドア3の裏面の嵌着溝3e
が開口部2aの左縁のリブ2fに嵌着し、スライドドア3が
閉塞状態で軽くロックされる。なお上記各ロック位置か
らスライドドア3を開放方向または閉塞方向へ移動させ
ると、第4図に示す突条3cまたは3dがリブ2fまたは2gを
乗り越し、上記ロックは軽い力で解除できる。
なお図の実施例では、CDチェンジャについて示したが、
本考案の対象はこのチェンジャに限られず、スライドド
アを有する各種製品に実施することができる。
〔効果〕
以上のように本考案によれば、ケース本体の前面をスラ
イドドアが移動する際に、ケース本体の前面に形成され
たリブにより、スライドドアが浮き上がった状態とな
る。よってスライドドアの裏面によりケース本体の前面
が傷付けられることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は車載
用のCDチェンジャのケース本体部分を示す斜視図、第2
図はスライドドアを外した状態を示す斜視図、第3図は
第1図のIII−III断面図、第4図は第3図のIV−IV断面
図である。 2…ケース本体、A,B…ケース本体の前面、2a…開口
部、2d〜2g…リブ、3…スライドドア、3e…嵌着溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有するケース本体の前面に、前記
    開口部を覆う位置から開口部を露出させる位置へ移動す
    るスライドドアが取付けられており且つ、前記ケース本
    体の前面には、スライドドアの裏面に対向し且つスライ
    ドドアの移動方向に沿って延びるリブが突設されている
    スライドドア装置。
JP1990022000U 1990-03-05 1990-03-05 スライドドア装置 Expired - Lifetime JPH0731581Y2 (ja)

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JPH03112978U JPH03112978U (ja) 1991-11-19
JPH0731581Y2 true JPH0731581Y2 (ja) 1995-07-19

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ID=31525028

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KR200448369Y1 (ko) * 2007-11-30 2010-04-07 정금남 위조 지폐 감별기
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