JPH0755743Y2 - スライドドア装置 - Google Patents

スライドドア装置

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JPH0755743Y2
JPH0755743Y2 JP10679190U JP10679190U JPH0755743Y2 JP H0755743 Y2 JPH0755743 Y2 JP H0755743Y2 JP 10679190 U JP10679190 U JP 10679190U JP 10679190 U JP10679190 U JP 10679190U JP H0755743 Y2 JPH0755743 Y2 JP H0755743Y2
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JP
Japan
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slide door
opening
case body
rib
door
Prior art date
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JP10679190U
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English (en)
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JPH0462593U (ja
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幸一 東條
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車載用のCDチェンジャなどの機器におけるス
ライドドア装置に関する。
[従来の技術] 第3図は従来のスライドドア装置を車載用のCDチェンジ
ャに適用した例を示す斜視図、第4図は、スライドドア
を一部閉じた状態にて示す断面図、第5図は第4図中A
−A′を切り口とする断面図である。
図中1は、車載用CDチェンジャの筐体であり、この筐体
1の前面にはプラスチック製のケース本体2が取り付け
られている。このケース本体2には、コンパクトディス
クが収納されたディスクカートリッジ(図示しない)を
装着するための開口部2aが形成されており、さらに上面
には長手方向に沿う溝2bが、また前面の下部にも長手方
向に沿う溝2cが形成されている。この溝2cは後述するス
ライドドア3の摺動爪3bをガイドするガイドレール2hに
よって、前面が覆われている。また、二つの溝2b,2cの
近傍には溝2b,2cと平行にリブ2d,2eが突設されており、
また、開口部2aの左右方向にはリブ2d,2eが、垂直方向
にはストッパリブ2f,2gが設けられている。
図中3は、断面略コの字状に形成されたスライドドアで
ある。このスライドドア3の裏面の上部には複数の摺動
爪3aが、また、裏面の下部にも同様に複数の摺動爪3bが
形成されている。そして、この上下の摺動爪3aと3bと
が、ケース本体2の上下の溝2bと2cとに挿入され、摺動
爪3bがガイドレール2hにガイドされることにより、スラ
イドドア3はケース本体2に摺動自在に保持される。ま
た、第5図に示すように、スライドドア3の裏面の縁部
には、一対の突条3c,3dが一体に突設され、その突条3c
と3dとの間に嵌着溝3eが形成されている。そして、スラ
イドドア3が開口部2aを封鎖するように移動したときに
は、第5図に示すようにスライドドア3の嵌着溝3eがス
トッパリブ2fに嵌着して、スライドドア3がケース本体
2に対してロックされるようになっている。尚、リブ2
d,2eはスライドドア3の裏面に常時当接して、ケース本
体2の前面からスライドドア3を浮かせた状態にて保持
するようになっているので、スライドドア3を移動させ
たときにケース本体2が傷つくことが防止されるように
なっている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のスライドドア装置においては、スライドドア
を移動させるときに、指を掛けるところがなく、スライ
ドドアの開閉操作が非常に困難であった。そこで、第6
図及び第7図に示すようにスライドドアの前面にノブを
設け、スライドドア3を移動させるようにした。
ところが、例えば第7図に示すようにノブ3fの押圧面3g
に指を掛け、スライドドア3を図の左方向へ押圧した場
合、押圧面3gには押圧面3gと垂直方向にFなる荷重が加
わる。この荷重Fは、垂直分力FV及び水平分力FHに分解
することができる。すなわち、スライドドア3は移動中
に常にケース本体2に押し付けられる方向に付勢される
ことになる。よって、スライドドア3の裏面の突条がケ
ース本体2のリブを乗り越えてスライドドア3がロック
される際に、突条とリブとが衝突し、スムーズなロック
動作が行なわれないという欠点があった。
本考案は上記従来の課題を解決するためのものであり、
ケース本体の開口部を開閉するためにスライドドアを移
動させた際に、スライドドアの裏面の突条がケース本体
のリブと衝突することなく、スムーズにスライドドアの
ロック動作を行なうことができるスライドドアの装置を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本考案は、開口部を有するケ
ース本体の前面に、前記開口部を覆う位置から開口部を
露出させる位置へ移動自在なスライドドアが取り付けら
れて成るスライドドア装置において、前記スライドドア
の前面に、このスライドドアの移動の際に指掛部となる
ノブを設けるとともに裏面に突条を形成し、また、前記
ケース本体の前面には、前記スライドドアが前記開口部
を覆う位置と開口部を露出させる位置とのいずれか一方
又は両方の位置にあるときに、前記突条と係合して前記
スライドドアをロックするリブが設けられ、且つこのリ
ブの開口部側には前記スライドドアの移動の際にスライ
ドドアの移動方向先端部分に当接する傾斜面がリブ方向
に向かって高くなるように形成されているものである。
〔作用〕
上記手段では、ケース本体の開口部を閉じる方向或は開
口部を露出させる方向にスライドドアを移動させると、
スライドドアの裏面の突条とケース本体の前面のリブと
が当接する前に、リブの一部分に連続的に形成された傾
斜面にスライドドアの移動方向先端部が当接して乗り上
がるようになっている。よってスライドドアの突条とケ
ース本体のリブとが衝突することなくスムーズなロック
動作が行なわれるようになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、従来例と同一の構成については、同一符号を
付して説明を省くものとする。
第1図および第2図は、本考案によるスライドドア装置
の実施例であるCDチェンジャを示す図面であり、第1図
は全体斜視図、第2図はスライドドアの動作説明図であ
る。
第1図および第2図に示すようにプラスチック製のケー
ス本体2の開口部2aの下端部には、ガイドレール2hが長
手方向に延びて設けられている。このガイドレール2hの
端部には、ケース本体2の前面に向かって緩やかに傾斜
した傾斜面2iが一体に形成されており、この傾斜面2iの
端部はストッパリブ2fの一部に連続している。通常、ス
ライドドア3はリブ2d,2eによってケース本体2の前面
から浮き上がった状態で保持されているため、ガイドレ
ール2hの前面はスライドドア3の裏面とは接触しない
が、スライドドア3が第2図に示す位置から図の左方向
へ移動したときには、スライドドア3の裏面の一端3hが
傾斜面2iに摺接しながら乗り上がり、ケース本体2の前
面から離れる方向にわずかに移動するようになってい
る。
従って、スライドドア3の裏面の一端3h側に設けられた
突条3c,3dはストッパリブ2fと係合する前にケース本体
2から離れる方向に持ち上げられるため、例えスライド
ドア3のノブ3fに第7図中に示す力FVが加わったとして
も、突条3cがストッパリブ2fを乗り越えることが可能と
なる。また、スライドドア3の裏面の一端3hの、ケース
本体2の傾斜面2iと対応する位置に、傾斜面2iと略同等
の傾斜角を有する突状部材を設けることによって、スラ
イドドア3の一端3hがより円滑に傾斜面2i上を摺動する
ようにしてもよい。
なお、傾斜面2iをガイドレール2hの一端のみでなく両端
に設けることにより、スライドドア3が開口部2aを露出
する方向へ移動したときのロック動作も円滑にすること
ができる。また、上記傾斜面2iは必ずしもガイドレール
2h上に無くとも良く、例えば、ケース本体の溝2b,2c内
に設けることで同様の効果を得ることも可能である。
なお、本実施例ではCDチェンジャのスライドドア装置に
ついて説明したが、本考案の対象はCDチェンジャに限る
ものではなく、スライドドア装置を使用する各種機器に
適用できることは言うまでもない。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、ケース本体の前面
にスライドドアが摺動自在に取り付けられて成るスライ
ドドア装置においてスライドドアをケース本体にロック
する際に、スライドドアの移動方向先端部をケース本体
の前面から離れる方向へ移動させる傾斜面を設けたこと
により、ロック部材であるスライドドアの突条とケース
本体のリブとが衝突することなく、スライドドアをケー
ス本体に対してスムーズにロックさせることが可能とな
る。よって、スライドドアを移動させてロックする際に
必要な押圧力が軽減され、操作性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案によるスライドドア装置
の実施例であるCDチェンジャを示す図面であり、第1図
は全体斜視図、第2図はスライドドアの動作説明図、第
3図は従来のスライドドアを車載用のCDチェンジャに適
用した例を示す斜視図、第4図は同スライドドアを一部
閉じた状態にて示す断面図、第5図は第4図のA−A′
断面図、第6図は従来のスライドドアにノブを取り付け
たときの斜視図、第7図は同スライドドアの動作説明図
である。 2…ケース本体、2a…開口部、2f,2g…ストッパリブ、2
i…傾斜面、3…スライドドア、3f…ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有するケース本体の前面に、前記
    開口部を覆う位置から開口部を露出させる位置へ移動自
    在なスライドドアが取り付けられて成るスライドドア装
    置において、前記スライドドアの前面に、このスライド
    ドアの移動の際に指掛部となるノブを設けるとともに裏
    面に突条を形成し、また、前記ケース本体の前面には、
    前記スライドドアが前記開口部を覆う位置と開口部を露
    出させる位置とのいずれか一方又は両方の位置にあると
    きに、前記突条と係合して前記スライドドアをロックす
    るリブが設けられ、且つこのリブの開口部側には前記ス
    ライドドアの移動の際にスライドドアの移動方向先端部
    分に当接する傾斜面がリブ方向に向かって高くなるよう
    に形成されていることを特徴とするスライドドア装置
JP10679190U 1990-10-09 1990-10-09 スライドドア装置 Expired - Lifetime JPH0755743Y2 (ja)

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JP10679190U JPH0755743Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 スライドドア装置

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JP10679190U JPH0755743Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 スライドドア装置

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Publication Number Publication Date
JPH0462593U JPH0462593U (ja) 1992-05-28
JPH0755743Y2 true JPH0755743Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31853025

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JP10679190U Expired - Lifetime JPH0755743Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 スライドドア装置

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