JP2529611Y2 - 車両用灰血 - Google Patents

車両用灰血

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JP2529611Y2 JP10183390U JP10183390U JP2529611Y2 JP 2529611 Y2 JP2529611 Y2 JP 2529611Y2 JP 10183390 U JP10183390 U JP 10183390U JP 10183390 U JP10183390 U JP 10183390U JP 2529611 Y2 JP2529611 Y2 JP 2529611Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両用のスライド開閉式の灰皿に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、車両用灰皿としては例えば第7図に示すような
ものが知られている。これは、上方に開放されたインナ
ーケース1aと、このインナーケース1aを遮蔽するととも
に、その一部に入口部22aが形成されたアウターケース2
aと、上記入口部22aを遮蔽するリッド3aとからなり、上
記インナーケース1aとアウターケース2aとの接合部には
上記リッド3aを前後方向にスライド案内する案内凹溝17
aが形成され、この案内凹溝17a内に上記リッド3aの両端
縁が移動可能に嵌入されることにより、上記リッド3aは
閉状態(第7図に実線で示す状態)と、開状態(同図に
1点鎖線で示す状態)とに変換可能に構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の車両用灰皿において、その閉状態では、リ
ッド3aの上面301aと、アウターケース2aの上面201aとの
間に、アウターケース2aの板厚に相当する段差71aが形
成される。この段差71aにより、デザイン上の美感が損
われるおそれがある上に、上記リッド3aにより形成され
る窪み72aに塵などのごみが溜り易く、その掃除に手間
がかかるという問題がある。
また上記従来の車両用灰皿では、リッド3aの開、閉操
作のいずれも、上記リッド3aの突状操作部33aに指をか
けて押し引きすることにより行われる。したがって煙草
の灰を灰皿に入れる際には、リッドの開操作のために上
記操作部33aに指をかけて押し開く必要がある。このた
めに、特に、運転中の運転者が灰皿を使用する際には不
便である場合があり、閉状態のリッドをワンタッチで開
状態にすることができる灰皿の開発が要請されている。
この考案は、このような従来の課題を解決するために
なされたものであり、蓋体であるリッドと容器本体であ
るアウターケースとのそれぞれの上面が互いに面一の状
態で閉状態にすることができるとともに、ワンタッチで
上記リッドを開状態にすることができる車両用灰皿を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案の請求項1では
上面に入口部が貫通形成された容器本体と、上記入口部
を遮蔽する蓋体と、この蓋体と容器本体との間に介装さ
れ、上記蓋体を開方向に付勢するばね部材と、上記蓋体
を上記ばね部材に抗して位置固定する係止手段とからな
り、上記容器本体の相対向する内面には案内レール部が
形成され、上記蓋体には上記案内レール部と移動可能に
嵌合した案内突部が設けられ、上記案内レール部は容器
本体と蓋体との両者の上面が互いに面一の状態で入口部
が蓋体により閉止された閉状態と、蓋体が容器本体の内
側に後退して上記入口部が開放された開状態との間を、
上記蓋体が移動可能に支持されるように構成され、上記
係止手段は上記蓋体から突出さた爪と、上記爪と係合す
る方向に付勢された状態で上記容器本体に設けられ、上
記爪を上下方向に係脱可能に係止して上記蓋体を閉状態
に位置固定する係止部材とからなり、この係止部材はそ
の基端部が上記容器本体の上面に露出するとともに、上
下方向に係脱操作可能に配置されているように構成し
た。
また請求項2では、請求項1において、蓋体の爪部は
下向きに形成され、係止部材は、先端部に形成され、上
記爪と互いに係合する上向きの係止爪部と、基端部に形
成された押下げ操作用の押しボタン部と、これらの両者
を結合するアーム部とから構成され、上記係止部材は上
記係止爪部が上記爪と係合するロック状態と、その係合
が外れた解除状態との間を上下動可能に配置されている
ように構成した。
さらに請求項3では、請求項1または請求項2におい
て、案内レール部は前端規制部と、この前端規制部から
所定量下位まで斜め後方に下降する斜め通路部と、この
斜め通路部の下端に連続して後方に延びる水平通路部
と、この水平通路部の後端の後端規制部とから構成さ
れ、上記前端規制部に案内突部が位置したときに蓋体が
閉状態となり、上記後端規制部に案内突部が位置したと
きに上記蓋体が開状態となるように、上記案内レール部
が容器本体に配置されているように構成した。
〔作用〕
上記請求項1の構成によれば、係止手段により蓋体は
ばね部材の付勢力に抗して閉状態に位置固定され、この
閉状態では案内レール部により案内突部が支持されて蓋
体は容器本体の上面と互いに面一の状態に支持され、ま
た上記係止手段の係止を解除することにより蓋体は上記
ばね部材の付勢力により引かれ、これにより案内突部が
上記案内レール部に案内され、容器本体の内側に後退し
て入口部が開放された開状態となる。
また、請求項2の構成によれば、上記請求項1の作用
に加えて係止部材が付勢されているために、この付勢力
によって係止爪部と蓋体の爪とが互いに係合して蓋体は
ロック状態に位置固定され、押しボタン部を付勢力に抗
して押し下げ操作することにより上記係合が外れた解除
状態となり、蓋体は上記ばね部材の付勢力により開状態
になる。
さらに請求項3の構成によれば、上記請求項1または
請求項2の作用に加えて前端規制部もしくは後端規制部
により案内突部の移動が止められることにより、蓋体は
閉状態もしくは開状態に保たれることにより、蓋体は閉
状態もしくは開状態に保たれ、また両状態間の蓋体の移
動は斜め通路部および水平通路部により案内される。
〔実施例〕
第1図および第2図において、車両用灰皿はインナー
ケース1と、アウターケース2と、リッド(蓋体)3と
コイルスプリング(ばね部材)4と、係止手段5とから
なり、上記インナーケース1とアウターケース2とによ
りほぼ直方体の容器本体が形成される。上記インナーケ
ース1は底板部11と、前板部12および後板部13と、左板
部14および右板部15とからなる上方に開放された直方体
状の容器で、これらが合成樹脂などにより一体的に形成
されている。その上端開口部10には、上記アウターケー
ス2との取付縁16が前,後板部12,13および左,右板部1
4,15の上端から連続して外側に突出するように形成され
ている。
上記左、右板部14,15には、互いに相対向する内面に
前後で一対の案内凹溝(案内レール部)17が形成されて
いる。この案内凹溝17は、前端規制部170から斜め通路
部171が連続し、この斜め通路部171により斜め後方に所
定量だけ下降して水平通路部172に至り、この水平通路
部172が後端規制部173まで後方に延びるように配置され
ている。
上記アウターケース2は、上記インナーケース1の上
端開口部10を覆う大きさの板状板20により構成され、そ
の周囲には嵌合縁部21が上記インナーケース1の取付縁
16に外嵌するように下方に垂下形成されている。この嵌
合縁部21が取付縁16に嵌合された状態で、上記インナー
ケース1とアウターケース2とは上記取付縁16を貫通し
たねじ18によって互いに連結されている。また上記板状
体20の前半部(第1図および第2図の左半部)には平面
視で四角形の入口部22が貫通形成され、この入口部22か
ら煙草の灰が入れられる。この入口部22には、第2図お
よび第3図に示すように左右方向(第1図の奥行き方
向)に相対向する内周端面の下側に凹段部221が形成さ
れている。
リッド3は、第1図および第2図に示すように上記入
口部22とほぼ同じ大きさの板状体30により構成され、そ
の下面四隅の所定位置には支持変31が垂下形成され、そ
れぞれの支持片31には横断面形状が円形の突軸(案内突
部)32が外側方に所定量だけ突出するように設けられて
いる。上記板状体30はその前後方向の長さが入口部22の
それよりも所定量だけ短く設定され、その後端部には目
隠し縁部34が板状体20の厚みに相当する量だけ下位から
後方(第1図および第2図の右方)に所定量だけ突出す
るように屈曲形成されている。また板状体30には、その
前端部上面に凹部33、前端面の左右方向(第1図の奥行
き方向)のほぼ中央に前方に突出する爪35がそれぞれ形
成されている。さらに上記板状体30の左右方向の両端縁
には、第2図および第3図に示すようにその下側部分に
突縁300が上記入口部22の凹段部221と接触するように突
出形成されている。
上記突軸32は、第1図に示すようにインナーケース1
の案内凹溝17と対応するように配置されるとともに、第
3図に示すように上記案内凹溝17に移動可能に嵌入する
ように、その突出長さが設定されている。すなわち前後
の突軸32がそれぞれ対応する案内凹溝17内に嵌入され、
第1図に示すように例えば前側の突軸32が前側の案内凹
溝17の前端規制部170に位置する状態で、後側の突軸32
も後側の案内凹溝17の前端規制部170に位置するように
されている。
そして上記突軸32と案内凹溝17とは、リッド3がその
閉状態と開状態とにおいてアウターケース2の入口部22
に対して以下に説明する相対位置に配置されるように構
成されている。すなわち第1図に実線で示す閉状態で
は、突軸32が前端規制部170に位置し、これによりリッ
ド3はその板状体30が入口部22を遮蔽するとともに、そ
の上面301とアウターケース2の上面201とが互いに面一
になるように支持される。また第1図に2点鎖線で示す
開状態では、突軸32が後端規制部173に位置し、これに
より上記リッド3はその前端部を除いて板状体30がアウ
ターケース2の板状体20の下側に隣接して配置され、凹
部33が後端部に露出した状態の入口部22からインナーケ
ース1の内部に煙草の灰を入れることが可能となる。な
お上記閉状態においては、リッド3と入口部22の後端縁
との間にはリッド3の開閉移動のための余裕代としての
隙間35が形成され、この隙間35を遮蔽するために目隠し
縁34が設けられている。
コイルスプリング4は、第1図および第2図に示すよ
うにリッド3の後端部とインナーケース1の後板部13の
内面との間に掛け渡され、リッド3の開状態で縮んだ状
態、閉状態で伸びた状態となるように配置されている。
このコイルスプリング4により、リッド3は閉状態にお
いて開方向に付勢される。
係止手段5は、リッド3に形成された下向きの爪35
と、この爪35を係脱可能に係止する係止部材51とこの係
止部材51を付勢するコイルスプリング52とから構成され
ている。上記係止部材51は、第4図に示すように側面視
でL字状に形成され、基端部の拡径された押しボタン部
511と、先端部に形成された上向きの係止爪部512と、こ
れら両者を結合するL字形のアーム部513とから形成さ
れている。
アウターケース2には、第2図、第4図および第5図
に示すようにその前端部に上記押しボタン部511を上下
動可能に収容する貫通穴231と、上記爪35を収容する凹
所232とが形成され、またインナーケース1には上記貫
通穴231と凹所232とに連通し、アーム部513を上下動可
能に収容する凹所161が形成されている。上記貫通穴231
には、押しボタン部511がその上面を上方に露出させて
配置され、この押しボタン部511の下側にはコイルスプ
リング52が上記押しボタン部511を上方に付勢するよう
に配置されている。つまり上記係止部材51は、上記コイ
ルスプリング52によって、上向きの係止爪部512がリッ
ド3の下向きの爪35に対して係止する方向に付勢され
る。
第4図に実線で示すように爪35と係止爪部512とが互
いに係合したロック状態では、リッド3がコイルスプリ
ング4の付勢力に抗して閉状態に位置固定され、また同
図に1点鎖線で示すように押しボタン部511がコイルス
プリング52に抗して押されて上記係合が外れた解除状態
では、上記リッド3がコイルスプリング4の引張り付勢
力により後方に移動し、案内凹溝17に案内されて開状態
(第1図2点鎖線参照)に至る。
上記構成において、突軸32を案内凹溝17に嵌入させる
とともにコイルスプリング4を接続することによりリッ
ド3をインナーケース1に組付け、その後、係止部材51
およびコイルスプリング52を配設したアウターケース2
を上記インナーケース1上に重ねてねじ18によって連結
することにより灰皿Aが組立られる。そしてこの灰皿A
は、例えば第6図に示すようにフロントシートの運転席
101と助手席102との間のコンソール103に配置される。
この灰皿Aは、通常は、啓二部材51によりロック状態
にされてリッド3が閉状態に保たれ、これにより入口部
22は上記リッド3により閉止されている。この閉止状態
では、アウターケース2とリッド3との上面201,301が
互いに面一に保たれるとともに、上記係止部材51により
リッド3がコイルスプリング4の引張り付勢力に抗して
位置固定される。しかも入口部22の凹段部221とリッド
3の突縁300とが互いに接触しているために、入口部22
とリッド3との接合面から灰が外部に飛散することが防
止される。
そして上記リッド3を開状態にするには、アウターケ
ース2の前端部上面に露出している押しボタン部511を
押し下げ操作すればよい。この押し下げ操作により、第
4図に1点鎖線で示すように係止爪部512が下動して爪3
5との係合が外れる。このため上記リッド3はコイルス
プリング4の引張り付勢力により後方に引かれ、突軸32
が第1図に1点鎖線で示すように、案内凹溝17の前端規
制部170から斜め通路部171通って斜め下方に案内され、
板状体30の上面301が板状体20の下面より下位となるま
で平行移動し、続いて水平通路部172により後端規制部1
73まで後方に水平移動する。そしてこの後端規制部173
でその移動が止められて上記リッド3が開状態となる
(第1図2点鎖線参照)。これにより入口部22は開かれ
て煙草の灰を入れることが可能となる。
再び、閉状態に戻すには、凹部33に指をかけてコイル
スプリング4に抗して手前に引出せばよい。これにより
突軸32は上記開状態への移動とは逆に、後端規制部173
から水平通路部172を前方に移動し、斜め通路部171に案
内されて斜め上方に前端規制部170まで平行移動し、こ
の前端規制部170に至ることにより爪35が係止爪部512を
乗越えてロック状態となり、リッド3は上記コイルスプ
リング4に抗して閉状態に位置固定される。
このように、この実施例によれば、リッド3が閉状態
においては、従来の灰皿(第7図参照)における段差71
aや窪み72aなどの存在を無くして上面を平滑にすること
ができ、いわゆるフラッシュサーフェイス化を図ること
ができる。これによりリッド3の上面にごみなどが溜る
のを防止することができるとともに、デザイン面から外
観の向上を図ることができる。
しかも上記リッド3は、その閉状態では係止手段5に
よりロックされて確実に上記閉状態を保ことができ、ま
たその押しボタン部511を押し下げ操作するだけのワン
タッチ操作により容易かつ確実に開状態にすることがで
きる。さらに、これら閉状態と開状態との間の変換は案
内凹溝17によって案内されるために確実に行うことがで
き、所定の閉状態もしくは開状態に確実にすることがで
きる。
なお上記実施例における他の態様を以下に説明する。
A.上記実施例では、案内凹溝17により案内レール部を構
成しているが、これに限らず、例えば上下一対の突条に
より凹状の案内レール部、あるいは1本の突条により凸
状の案内レール部を構成してもよい。この凹状の案内レ
ール部の場合には、案内突部として上記案内レール部を
上下から摺動可能に挟むように構成すればよい。
B.上記実施例では、突軸32により案内突部を構成してい
るが、これに限らず、例えば上記案内凹溝内を転動する
案内ローラにより構成してもよい。
C.上記実施例では、リッドが前方に移動することにより
開状態、手前に引くことにより閉状態にすることができ
るように構成したが、これに限らず、例えば前後逆に構
成してもよい。
D.上記実施例では、相対向する内面に形成した前後一対
の案内凹溝によりリッドが上下方向および水平方向に平
行移動するように案内しているが、これに限らず、例え
ば一つの案内凹溝によりリッドの移動案内をさせてもよ
い。この場合には、一つの案内凹溝に沿って2つの突軸
が移動案内されるように構成すればよい。
E.上記実施例では、係止手段における係止部材51を上下
方向に平行移動可能に支持し、この上下動により爪35と
の係脱が行われるように構成したが、これに限らず、例
えば上記係止部材をそのアーム部で水平軸回わりに回転
可能に支持し、その水平軸回りの回転運動により上記爪
との係脱が行われるように構成してもよい。この場合に
は、リッド側の爪を上向き、係止部材側の係止爪部を下
向きに形成し、押しボタン部を押し下げ操作することに
より両者の係合が外れるようにすればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の請求項1の車両用灰
皿によれば、閉状態において、蓋体であるリッドと容器
本体であるアウターケースとの両者の上面を互いに面一
の状態にすることができ、灰皿において、いわゆるフラ
ッシュサーフェイス化を図ることができる。これにより
リッドの上面にごみなどが溜るのを防止することができ
るとともに、デザイン面から外観の向上を図ることがで
きる。
しかも上記リッドの閉状態から開状態への開操作を係
止手段の係合を外すだけのワンタッチ操作により容易に
行うことができ、また上記リッドは上記係止手段により
確実に閉状態にロックすることができる。
また請求項2によれば、上記請求項1による効果に加
えて上記リッドをロック状態に確実に保ことができると
ともに、押しボタン部の押し下げ操作というワンタッチ
操作により上記ロックを解除してリッドを容易かつ迅速
に開状態にすることができる。
さらに請求項3によれば、上記請求項1または請求項
2による効果に加えて上記リッドは、案内レール部に案
内されてスムースに開閉移動させることができ、しかも
上記案内レール部により確実に所定の閉状態もしくは開
状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面説明図、第2図は
上記実施例の分解斜視図、第3図は第1図のIII−III線
における断面説明図、第4図は係止手段の拡大断面説明
図、第5図は第4図の平面説明図、第6図は上記実施例
の灰皿が車両に設置された状態を示す斜視図、第7図は
従来の車両用灰皿を示す断面説明図である。 1……インナーケース、2……アウターケース、3……
リッド、4……コイルスプリング、5……係止手段、17
……案内凹溝、22……入口部、32……突軸、35……爪、
51……係止部材、52……コイルスプリング、511……押
しボタン部、512……係止爪部、513……アーム部、A…
…車両用灰皿。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に入口部が貫通形成された容器本体
    と、上記入口部を遮蔽する蓋体と、この蓋体と容器本体
    との間に介装され、上記蓋体を開方向に付勢するばね部
    材と、上記蓋体を上記ばね部材に抗して位置固定する係
    止手段とからなり、上記容器本体の相対向する内面には
    案内レール部が形成され、上記蓋体には上記案内レール
    部と移動可能に嵌合した案内突部が設けられ、上記案内
    レール部は容器本体と蓋体との両者の上面が互いに面一
    の状態で入口部が蓋体により閉止された閉状態と、蓋体
    が容器本体の内側に後退して上記入口部が開放された開
    状態との間を、上記蓋体が移動可能に支持されるように
    構成され、上記係止手段は上記蓋体から突出された爪
    と、上記爪と係合する方向に付勢された状態で上記容器
    本体に設けられ、上記爪を上下方向に係脱可能に係止し
    て上記蓋体を閉状態に位置固定する係止部材とからな
    り、この係止部材はその基端部が上記容器本体の上面に
    露出するとともに、上下方向に係脱操作可能に配置され
    ていることを特徴とする車両用灰皿。
  2. 【請求項2】蓋体の爪部は下向きに形成され、係止部材
    は、先端部に形成され、上記爪と互いに係合する上向き
    の係止爪部と、基端部に形成された押下げ操作用の押し
    ボタン部と、これらの両者を結合するアーム部とから構
    成され、上記係止部材は上記係止爪部が上記爪と係合す
    るロック状態と、その係合が外れた解除状態との間を上
    下動可能に配置されていることを特徴とする請求項1記
    載の車両用灰皿。
  3. 【請求項3】案内レール部は前端規制部と、この前端規
    制部から所定量下位まで斜め後方に下降する斜め通路部
    と、この斜め通路部の下端に連続して後方に延びる水平
    通路部と、この水平通路部の後端の後端規制部とから構
    成され、上記前端規制部に案内突部が位置したときに蓋
    体が閉状態となり、上記後端規制部に案内突部が位置し
    たときに上記蓋体が開状態となるように、上記案内レー
    ル部が容器本体に配置されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の車両用灰皿。
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