JP3913448B2 - 貯氷庫 - Google Patents

貯氷庫 Download PDF

Info

Publication number
JP3913448B2
JP3913448B2 JP2000218668A JP2000218668A JP3913448B2 JP 3913448 B2 JP3913448 B2 JP 3913448B2 JP 2000218668 A JP2000218668 A JP 2000218668A JP 2000218668 A JP2000218668 A JP 2000218668A JP 3913448 B2 JP3913448 B2 JP 3913448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
slide door
ice storage
door
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000218668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002031446A (ja
Inventor
収 奥井
幹育 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2000218668A priority Critical patent/JP3913448B2/ja
Publication of JP2002031446A publication Critical patent/JP2002031446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3913448B2 publication Critical patent/JP3913448B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スライドドアを貯氷室前面下部に下降させ、氷取り出し口を開口するようにした貯氷庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の貯氷庫は、氷のストック量や取りだし易さ等の使い勝手を考慮して、貯氷室正面の上部に氷取り出し口xを開口し、図5(a)に示すように該氷取りだし口を閉じるスライドドアyを、上方に引き上げて開いたり、同図(b)に示すように左右方向にスライドさせて開いたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スライドドアyを上方に引き上げて氷取りだし口xを開くと、該スライドドアxが貯氷庫の上方へ飛び出してしまう。このため、貯氷庫の上面に載置した製氷機に収納スペースを設けたり、貯氷庫の背を高くする必要がある。また、左右方向にスライドさせるものは、開口の1/2〜2/3程度しか開放できないため、氷取り出し作業がし難かった。さらに、特開平10−238917号公報に開示されるように、ドアを手前側に倒して氷取り出し口を開くものもあるが、貯氷庫の前面にスペースが無い場合は、氷取り出し作業がし難いという問題点がある。本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、スライドドアを貯氷室前面で下降させ、氷取り出し口を開口するようにして、該氷取り出し口の下部の余剰スペースを有効利用した貯氷庫を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載された本発明の貯氷庫は、貯氷室の前面の上部に氷取り出し口を開口し、該氷取り出し口の両側縁に沿ってガイドレールを配設するとともに、ガイドレールにスライドドアを上下動可能に案内し、該スライドドアの前面の上部に取り付けたハンドルを引き上げてスライドドアを上昇させて前記氷取りだし口を閉じたとき、スライドドアの上端部が氷取りだし口の上縁に沿って配設したレール部材に係入し、前記氷取り出し口を開いたときは、該スライドドアが前記貯氷室の前面下部に下降するようにするとともに、前記貯氷室の前面に、前記氷取り出し口に対応する開口を形成したフロントパネルを取り付けて、該フロントパネルの背後で前記スライドドアを上下動するようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
請求項1に記載の貯氷庫によれば、ガイドレールに案内されるスライドドアを、該スライドドアの前面上部に取付けたハンドルにより上下動させて氷取りだし口を開閉する。そして、貯氷室の前面には、氷取り出し口に対応する開口を形成したフロントパネルを取り付けて、該フロントパネルの背後で前記スライドドアをハンドルにより上下動させて氷取り 出し口を開閉するようにしたから、氷取りだし口の開閉時にはスライドドアに直接触れることがなく、安全かつ清潔であるとともにサニタリー性が良好となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は貯氷庫1の正面図であって、右半分はフロントパネル2を省略して示してある。開口3を形成したフロントパネル2は、貯氷室4の前面4aを覆って取り付けられている。フロントパネル2の開口3は、貯氷室4の前面4aの上部に開口した氷取り出し口5に対応している。氷取り出し口5の下縁は、貯氷室4内に向かって下がる傾斜面5aが形成されている。また、氷取り出し口5の両側縁に沿って、ガイドレール6が配設されている。左右のガイドレール6の上端間には、氷取り出し口5の上端縁に沿って配置されたレール部材7が取り付けられている。図2及び図3に示すように、ガイドレール6及びレール部材7は、摩擦抵抗の小さい樹脂(高密度ポリエチレン樹脂)製であって、ガイドレール6にはガイド溝6aが、レール部材7には係入溝7aがそれぞれ形成されている。
【0007】
ポリエチレン樹脂製のスライドドア11は、前面上部にハンドル12が取り付けられ、裏面の下端縁に沿ってジュラコン(商品名)製の冷気洩れ防止部材13がチャンネル部材により固定されている。図2に示すようにハンドル12は、フロントパネル2の開口3内に突出している。そして、冷気洩れ防止部材13の両側端は、スライドドア11の両側端よりも突出させ、その突出部14をロック部材としてその上面には傾斜案内面15が形成され、下面には係合ロック面16が形成されている。このスライドドア11は、ガイドレール6により案内されて上下動する。このとき、スライドドア11の両側端部がガイドレール6のガイド溝6aに嵌まって摺擦する。また、この上下動の際、冷気洩れ防止部材13の裏面は、貯氷室4の前面4aを摺擦する。レール部材7の係入溝7aには、上昇して氷取りだし口5を全閉したスライドドア11の上端端が係入するようになっている。
【0008】
また、貯氷室4の前面4aには、図4に示すように左右のガイドレール6の下端に連続させて、ガイド部材21が対称状に配設されている。ガイド部材21は、それぞれスライドドア11の両側端を嵌めて案内するガイドレール部22が形成されている。そして、スライドドア11の上下動の際には、冷気洩れ防止部材13の突出部14の突出端がガイドレール部22の溝底23を摺擦する。また、溝底23には上下2箇所に開口24,25が形成されている。該開口24,25には、それぞれガイド部材21に固定した弾接ロック部材である板バネ26のくの字形屈曲部27を突出させて、板バネ26のバネ弾力をスライドドア11の両側端面若しくは冷気洩れ防止部材13の突出部14に作用させる。
【0009】
そして、スライドドア11を上昇させて氷取り出し口5を全閉したとき、上方の板バネ26のくの字形屈曲部27が冷気洩れ防止部材13の突出部14の係合ロック面16に係合してロックするようになっている。また、開口24の下部口縁24a及び開口25の上下の口縁25a,25bは、それぞれ溝底23の裏側である外側へ屈曲させて、溝底23を摺擦する冷気洩れ防止部材13の突出部14やスライドドア11の側端面に、傷が付いたり偏磨耗したりしないようにしている。
【0010】
貯氷室4の前面4aの下部には、スライドドア11が下降して氷取り出し口5を開いたとき、該スライドドア11の下端が当接するストッパ28が固定されている。該ストッパ28には、当接時の衝撃を吸収する緩衝パッド29が取り付けられている。そして、ストッパ28の下方には、貯氷室4の前面4aを伝い落ちる水滴を集める樋30が固定されている。樋30には、集まった水滴を貯氷庫1の下部に排出するドレンパイプ31が取り付けられている。
【0011】
上記構成の貯氷庫1は、フロントパネル2の開口3内に突出するハンドル12を引き上げると、冷気洩れ防止部材13の突出部14の傾斜案内面15が、順次下方及び上方の板バネ26のくの字形屈曲部27を開口25,24外に排除しながら上昇する。そして、氷取りだし口5を全閉すると、上方の板バネ26のくの字形屈曲部27が冷気洩れ防止部材13の突出部14の係合ロック面16に係合して下降不能にロックする。このとき、スライドドア11の両側端部が、ガイドレール6のガイド溝6aに嵌まり、上端部が氷取りだし口5の上縁に沿って配設したレール部材7の係入溝7aに係入する。さらに、冷気洩れ防止部材13の裏面が貯氷室4の前面4aに接触し、冷気洩れ防止部材13の突出端がガイドレール部22の溝底23に接触しているから、氷取り出し口5が気密に閉塞され冷気洩れが生じることがない。
【0012】
板バネ26のバネ弾力に抗してハンドル12を押し下げると、冷気洩れ防止部材13の突出部14のロック傾斜面16が、板バネ26のくの字形屈曲部27を開口24外へ排除してスライドドア11が下降する。冷気洩れ防止部材13の突出部14が板バネ26のくの字形屈曲部27を通過すると、該くの字形屈曲部27が開口24からガイドレール部22に突出して、スライドドア11の側端面に弾接してバネ弾力を作用させる。これにより、下降するスライドドア11に一定の制動力が及ぶ。
【0013】
スライドドア11が下降端に近づき、冷気洩れ防止部材13の突出部14のロック傾斜面16が、下方の板バネ26のくの字形屈曲部27を開口24外へ排除して該くの字形屈曲部27を通過すると、上記と同様にスライドドア11の側端面にバネ弾力が作用する。上下2個の板バネ26のバネ弾力が作用して、下降するスライドドア11に及ぶ制動力が増加する。そして、スライドドア11の下端がストッパ28の緩衝パッド29に当接して停止し、氷取り出し口5を全開する。
【0014】
上記構成の貯氷庫1は、氷取り出し口5の開放時におけるスライドドア11の収納スペースとして、貯氷室4の前面4aの余剰スペースを有効利用できる。また、貯氷室4の前面4aとスライドドア11の間隔は、ガイドレール6及びレール部材7の取り付け面からそれぞれガイド溝6a及び係入溝7aまでの寸法であって狭いから、製氷された氷が落ち込んだり挟まったりすることがなく、スライドドア11の開閉に不都合を生じることがない。さらに、氷取り出し口5の開閉は、スライドドア11の前面上部に取付けてフロントパネル2の開口3内に突出させたハンドル12により、スライドドア11を上下動させて行う。そして、その上下動は貯氷室4の前面に取付けたフロントパネル2の背後で行われるから、氷取り出し口5の開閉時にはスライドドア11に直接触れることがなく、安全かつ清潔であるとともにサニタリー性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貯氷庫の正面図であって、右半分はフロントパネルを省略して示してある。
【図2】スライドドアが全閉された状態の図1に於けるA−A線拡大断面図である。
【図3】同、B−B線拡大断面図である。
【図4】全閉位置でスライドドアがロックされた状態を示した要部の拡大断面図である。
【図5】従来例を示した説明図である。
【符号の説明】
1...貯氷庫
2...フロントパネル
3...開口
4...貯氷室
4a...前面
5...氷取り出し口
6...ガイドレール
6a...ガイド溝
7...レール部材
7a...係入溝
11...スライドドア
12 ... ハンドル

Claims (1)

  1. 貯氷室の前面の上部に氷取り出し口を開口し、該氷取り出し口の両側縁に沿ってガイドレールを配設するとともに、ガイドレールにスライドドアを上下動可能に案内し、該スライドドアの前面の上部に取り付けたハンドルを引き上げてスライドドアを上昇させて前記氷取りだし口を閉じたとき、スライドドアの上端部が氷取りだし口の上縁に沿って配設したレール部材に係入し、前記氷取り出し口を開いたときは、該スライドドアが前記貯氷室の前面下部に下降するようにするとともに、前記貯氷室の前面に、前記氷取り出し口に対応する開口を形成したフロントパネルを取り付けて、該フロントパネルの背後で前記スライドドアを上下動するようにしたことを特徴とする貯氷庫。
JP2000218668A 2000-07-19 2000-07-19 貯氷庫 Expired - Fee Related JP3913448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000218668A JP3913448B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 貯氷庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000218668A JP3913448B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 貯氷庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002031446A JP2002031446A (ja) 2002-01-31
JP3913448B2 true JP3913448B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=18713586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000218668A Expired - Fee Related JP3913448B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 貯氷庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3913448B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018091571A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 株式会社ハーマン 防熱板

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4644271B2 (ja) * 2008-06-09 2011-03-02 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP5033258B2 (ja) * 2011-09-20 2012-09-26 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP6236235B2 (ja) * 2013-07-04 2017-11-22 ホシザキ株式会社 貯蔵庫の扉開閉構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018091571A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 株式会社ハーマン 防熱板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002031446A (ja) 2002-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6942257B2 (en) Cabinet latch
US7017956B2 (en) Lock mechanism and opening-closing device
CN109476251B (zh) 汽车用托盘
JP3913448B2 (ja) 貯氷庫
CN111936013B (zh) 用于抽屉拉出引导装置的抽屉轨道、抽屉拉出引导装置、家具和连接方法
US4198785A (en) Movable threshold door seal
JP3603763B2 (ja) 吊り下げ式引き違い戸
JP4212438B2 (ja) 食器洗い機
JP4257146B2 (ja) 収納ボックス
JP4133115B2 (ja) 引戸錠
JP4326128B2 (ja) 貯氷庫
JP2529614Y2 (ja) 車両用灰皿
JP4274445B2 (ja) ミラーキャビネット
JP2002081255A (ja) 貯蔵庫
JP2529611Y2 (ja) 車両用灰血
JP4133527B2 (ja) 食器洗い機の扉ロック装置
KR100656609B1 (ko) 도어 글라스 홀딩장치
JPH0122058Y2 (ja)
JP2529612Y2 (ja) 車両用灰皿
KR100568663B1 (ko) 자동차용 도어 윈도우 레귤레이터
JP2529613Y2 (ja) 車両用灰皿
JP2003239649A (ja) 開口部装置
JP2002038803A (ja) 貯氷庫
GB2359588A (en) Stay for a wing and frame construction
JPH0610073Y2 (ja) 家具類の引戸開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3913448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees