JP2002081255A - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2002081255A JP2001060513A JP2001060513A JP2002081255A JP 2002081255 A JP2002081255 A JP 2002081255A JP 2001060513 A JP2001060513 A JP 2001060513A JP 2001060513 A JP2001060513 A JP 2001060513A JP 2002081255 A JP2002081255 A JP 2002081255A
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晃浩 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面開口を開閉するスライドドアの取付けが
容易であるとともに、庫内空気の洩れ防止構造が簡単な
貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 氷取りだし口5の全閉位置では、スライ
ドドア11の下端に固定され両側端から突出する突出部
14の係合ロック傾斜面16に、板バネ26のくの字形
屈曲部27係合してスライドドア11を全閉位置に確実
にロックできるから、構成が簡易となりスライドドアの
取付けが容易となる。冷気洩れ防止部材13の裏面が貯
氷室4の前面4aに接触し、冷気洩れ防止部材13の突
出端をガイドレール部22の溝底23に接触させるとい
う簡単な構造で冷気洩れ防止を行うことができる。冷気
洩れ防止部材としては、貯氷室4の段差に弾接する冷気
洩れ防止用ラバー部材や、前面4aを先端が摺擦する弾
性ヒレ部材を用いることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドドアを貯
蔵室前面で上下動させ、貯蔵物の取り出し口を開閉する
ようにした貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平11−14239号に開示された
冷蔵庫の扉ユニットは、冷蔵庫前面に配設される扉枠体
により、一対の扉を上下方向に引き違い可能に保持する
とともに、各扉には錘を連結してバランスさせたもので
ある。この一対の扉を個々に上下動させることにより、
冷蔵庫の前面開口の上半分若しくは下半分を開閉するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記扉
ユニットは、扉がそれぞれ錘によりバランスされている
ため、扉ユニットが重くなり冷蔵庫前面への取付構造を
強固なものにする必要がある。また、扉枠体に一対の扉
を上下方向に引き違い可能い保持する構成であるため、
上下動する一対の扉と冷蔵庫の前面の隙間からの庫内冷
気の洩れ防止対策が複雑となる。本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、前面開口を開閉する
スライドドアの取付けが容易であるとともに、庫内空気
の洩れ防止構造が簡単な貯蔵庫を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された本発明の貯蔵庫は、前面に貯蔵
物の取り出し口を開口し、該取り出し口の左右両側縁に
沿ってガイドレールを配設し、該ガイドレールに上下動
を案内されて前記取り出し口を開閉するスライドドアを
設けた貯蔵庫において、前記スライドドアの下端の左右
両側にロック部材を固定するとともに、前記取り出し口
の全閉若しくは全開位置にスライドドアが移動したとき
前記ロック部材に弾接してロックし、前記取り出し口の
開閉時には移動するスライドドアの両側端面に弾接する
左右一対の弾接ロック部材を前記ガイドレールに設けた
ことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の貯蔵庫は、請求項1に記
載の構成において、前記弾接ロック部材を少なくともス
ライイドドアの開閉移動距離内に配設したことを特徴と
する。
【0006】請求項3に記載の貯蔵庫は、請求項1に記
載の構成において、前記スライドドアの開閉移動距離
を、該スライドドアの縦寸法より少なくし、開閉移動距
離の上端に移動したときのスライドドアの下端位置と、
開閉移動距離の下端に移動したときのスライドドアの上
端位置との間に、前記弾接ロック部材を配設したことを
特徴とする。
【0007】請求項4に記載の貯蔵庫は、請求項1乃至
請求項3の何れかに記載の構成において、前記スライド
ドアが上下動する際、前記貯蔵室の前面を摺擦する庫内
空気の洩れ防止部材を、スライドドアの裏面の下端縁に
沿って設けたことを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の貯蔵庫は、請求項1乃至
請求項3の何れかに記載の構成において、前記貯蔵室の
前面に、該前面から後退する段差を形成し、前記スライ
ドドアを移動させて前記取りだし口を全閉したとき、該
段差に弾接する庫内空気の洩れ防止用ラバー部材を、ス
ライドドアの裏面の下端縁に沿って設けたことを特徴と
する。
【0009】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の貯蔵庫によれ
ば、スライドドアを貯蔵物の取りだし口の全閉位置若し
くは全開位置に移動させると、該スライドドアの下端の
左右両側に固定したロック部材に、ガイドレールに設け
た左右一対の弾接ロック部材が弾接してスライドドアを
ロックする。また、スライドドアの上下動の際には、弾
接ロック部材がスライドドアの両側端面に弾接する。従
って、スライドドアを全閉位置若しくは全開位置に確実
にロックできる。そして、上下動するスライドドアに
は、弾接ロック部材が弾接して制動力が作用するから、
スライドドアが自由落下してしまうことがない。従来は
扉に錘を連結してバランスさせ扉の自由落下を防止して
いたが、本件の場合は、弾接ロック部材をスライドドア
の両側端面に弾接させるのみであるので、全体構成が軽
量となり貯蔵庫前面への装着が容易となる。
【0010】請求項2に記載の貯蔵庫によれば、弾接ロ
ック部材を少なくともスライイドドアの開閉移動距離内
に配設したから、スライドドアの開閉移動中は常時弾接
ロック部材が両側端面に弾接し、スライドドアのガタツ
キを防止して円滑に開閉移動できる。
【0011】請求項3に記載の貯蔵庫によれば、スライ
ドドアの開閉移動距離を、該スライドドアの縦寸法より
少なくし、開閉移動距離の上端に移動したときのスライ
ドドアの下端位置と、開閉移動距離の下端に移動したと
きのスライドドアの上端位置との間に、前記弾接ロック
部材を配設したから、スライドドアが上端に移動する
と、該スライドドアの下端両側に設けたロック部材に弾
接ロック部材が弾接してロックする。スライドドアの下
降移動中は、弾接ロック部材が両側端面に弾接する。従
って、弾接ロック部材は上記の位置に配設する一組だけ
で済む。
【0012】請求項4に記載の貯蔵庫によれば、スライ
ドドアが上下動する際、スライドドアの裏面の下端縁に
沿って設けた庫内空気の洩れ防止部材が、貯蔵室の前面
を摺擦する。従って、スライドドアの全閉時、該スライ
ドドアと貯蔵室の前面との隙間を塞ぐことができ、庫内
空気の洩れを防止できる。また、この構成を貯氷庫や冷
却貯蔵庫に採用すれば、断熱性能を向上できるととも
に、冷気洩れを防止できて前面に結露を生じることがな
い。
【0013】請求項5に記載の貯蔵庫によれば、スライ
ドドアの全閉時、スライドドアの裏面の下端縁に沿って
設けた庫内空気の洩れ防止用ラバー部材が、貯蔵庫の前
面から後退する段差に弾接する。従って、該スライドド
アと貯蔵庫の前面との隙間が塞がれ庫内空気の洩れを確
実に防止できる。また、スライドドアの上下動の際に
は、庫内空気の洩れ防止部材が貯蔵室の前面を摺擦し
て、傷を付けたりスライドドアの上下動の抵抗となった
りすることもない。庫内空気の洩れ防止用ラバー部材を
用いたから、スライドドアの全閉位置が一定でなくばら
ついてもその分撓んで弾接でき、確実にスライドドアと
貯蔵室の前面との隙間を塞ぐことができ、貯氷庫や冷却
貯蔵庫等にも適用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明を貯氷庫
に適用した第1実施形態について添付図面を参照して説
明する。図1は貯氷庫1の正面図であって、右半分はフ
ロントパネル2を省略して示してある。開口3を形成し
たフロントパネル2は、貯氷室4の前面4aを覆って取
り付けられている。フロントパネル2の開口3は、貯氷
室4の前面4aの上部に開口した氷取り出し口5に対応
している。氷取り出し口5の下縁は、貯氷室4内に向か
って下がる傾斜面5aが形成されている。
【0015】また、氷取り出し口5の両側縁に沿って、
ガイドレール6が配設されている。左右のガイドレール
6の上端間には、氷取り出し口5の上端縁に沿って配置
されたレール部材7が取り付けられている。図2及び図
3に示すように、ガイドレール6及びレール部材7は、
摩擦抵抗の小さい樹脂(高密度ポリエチレン樹脂)製で
あって、ガイドレール6にはガイド溝6aが、レール部
材7には係入溝7aがそれぞれ形成されている。
【0016】ポリエチレン樹脂製のスライドドア11
は、前面上部にハンドル12が取り付けられ、裏面の下
端縁に沿ってジュラコン(商品名)製の冷気洩れ防止部
材13がチャンネル部材により固定されている。該冷気
洩れ防止部材13の両側端は、スライドドア11の両側
端よりも突出させ、その突出部14をロック部材として
その上面には傾斜案内面15が形成され、下面には係合
ロック面16が形成されている。
【0017】上記構成のスライドドア11は、ガイドレ
ール6により案内されて上下動する。このとき、スライ
ドドア11の両側端部がガイドレール6のガイド溝6a
に嵌まって摺擦する。また、この上下動の際、冷気洩れ
防止部材13の裏面は、貯氷室4の前面4aを摺擦す
る。レール部材7の係入溝7aには、上昇して氷取りだ
し口5を全閉したスライドドア11の上端部が係入する
ようになっている。
【0018】また、貯氷室4の前面4aには、図4に示
すように左右のガイドレール6の下端に連続させて、ガ
イド部材21が対称状に配設されている。ガイド部材2
1は、それぞれスライドドア11の両側端を嵌めて案内
するガイドレール部22が形成されている。そして、ス
ライドドア11の上下動の際には、冷気洩れ防止部材1
3の突出部14の突出端がガイドレール部22の溝底2
3を摺擦する。
【0019】また、溝底23には上下2箇所に開口2
4,25が形成されている。該開口24,25には、そ
れぞれガイド部材21に固定した弾接ロック部材である
板バネ26のくの字形屈曲部27を突出させて、板バネ
26のバネ弾力をスライドドア11の両側端面若しくは
冷気洩れ防止部材13の突出部14に作用させる。
【0020】そして、スライドドア11を上昇させて氷
取り出し口5を全閉したとき、上方の板バネ26のくの
字形屈曲部27が冷気洩れ防止部材13の突出部14の
係合ロック面16に係合してロックするようになってい
る。また、開口24の下部口縁24a及び開口25の上
下の口縁25a,25bは、それぞれ溝底23の裏側で
ある外側へ屈曲させて、溝底23を摺擦する冷気洩れ防
止部材13の突出部14やスライドドア11の側端面
に、傷が付いたり偏磨耗したりしないようにしている。
【0021】貯氷室4の前面4aの下部には、スライド
ドア11が下降して氷取り出し口5を開いたとき、該ス
ライドドア11の下端が当接するストッパ28が固定さ
れている。該ストッパ28には、当接時の衝撃を吸収す
る緩衝パッド29が取り付けられている。そして、スト
ッパ28の下方には、貯氷室4の前面4aを伝い落ちる
水滴を集める樋30が固定されている。樋30には、集
まった水滴を貯氷庫1の下部に排出するドレンパイプ3
1が取り付けられている。
【0022】上記構成の貯氷庫1は、ハンドル12を引
き上げると、冷気洩れ防止部材13の突出部14の傾斜
案内面15が、順次下方及び上方の板バネ26のくの字
形屈曲部27を開口25,24外に排除しながら上昇す
る。そして、氷取りだし口5を全閉すると、上方の板バ
ネ26のくの字形屈曲部27が冷気洩れ防止部材13の
突出部14の係合ロック面16に係合して下降不能にロ
ックする。
【0023】このとき、スライドドア11の両側端部
が、ガイドレール6のガイド溝6aに嵌まり、上端部が
氷取りだし口5の上縁に沿って配設したレール部材7の
係入溝7aに係入する。さらに、冷気洩れ防止部材13
の裏面が貯氷室4の前面4aに接触し、冷気洩れ防止部
材13の突出端がガイドレール部22の溝底23に接触
しているから、氷取り出し口5が気密に閉塞され冷気洩
れが生じることがない。
【0024】板バネ26のバネ弾力に抗してハンドル1
2を押し下げると、冷気洩れ防止部材13の突出部14
のロック傾斜面16が、板バネ26のくの字形屈曲部2
7を開口24外へ排除してスライドドア11が下降す
る。冷気洩れ防止部材13の突出部14が板バネ26の
くの字形屈曲部27を通過すると、該くの字形屈曲部2
7が開口24からガイドレール部22に突出して、スラ
イドドア11の側端面に弾接してバネ弾力を作用させ
る。これにより、下降するスライドドア11に一定の制
動力が及ぶ。
【0025】スライドドア11が下降端に近づき、冷気
洩れ防止部材13の突出部14のロック傾斜面16が下
方の板バネ26のくの字形屈曲部27を開口24外へ排
除して、該くの字形屈曲部27を通過すると、上記と同
様にスライドドア11の側端面にバネ弾力が作用する。
上下2個の板バネ26のバネ弾力が作用して、下降する
スライドドア11に及ぶ制動力が増加する。そして、ス
ライドドア11の下端がストッパ28の緩衝パッド29
に当接して停止し、氷取り出し口5を全開する。
【0026】上記作用の貯氷庫1は、氷取りだし口5の
全閉位置では、スライドドア11の下端に固定され両側
端から突出する突出部14の係合ロック傾斜面16に、
板バネ26のくの字形屈曲部27が係合してスライドド
ア11を全閉位置に確実にロックできる。そして、上下
動するスライドドア11には、板バネ26が弾接して制
動力が作用するから、スライドドア11が自由落下して
しまうことがない。
【0027】また、スライドドア11の全閉時、該スラ
イドドア11と貯氷室4の前面4aとの隙間を塞ぐこと
ができ断熱性能を向上できるとともに、冷気洩れを防止
できて貯氷室4の前面4aに結露を生じることがない。
そして、冷気洩れ防止部材13の裏面が貯氷室4の前面
4aに接触し、冷気洩れ防止部材13の突出端がガイド
レール部22の溝底23に接触しているから、氷取り出
し口5が気密に閉塞され冷気洩れが生じることがない。
【0028】さらに、水滴がスライドドア11に付着し
て滑りやすくなっても、係合ロック面14をスライドド
ア11の両側端から突出させて、板バネ26のくの字形
屈曲部27を係合させてロックするようにしたから、確
実にスライドドア11を全閉位置に保持することができ
る。
【0029】また、板バネ26のくの字形屈曲部27が
突出する開口24の下部口縁24a及び開口25の上下
の口縁25a,25bは、それぞれ溝底23の裏側であ
る外側へ屈曲させているから、溝底23を摺擦する冷気
洩れ防止部材13の突出部14やスライドドア11の側
端面に、傷が付いたり偏磨耗したりすることがなく軽快
にスライドドア11を開閉できる。
【0030】さらに、氷取り出し口5の下縁を貯氷室4
内に向かって下がる傾斜面5aとしたから、氷を掬い出
すスコップ等が当たって氷取り出し口5の口縁に傷を付
けることもなく、取り出し損なった氷は、貯氷室4内に
滑り落ち口縁上に残ってしまうこともない。そして、冷
気洩れ防止部材13の両端部に係合ロック形成して一体
成形部品としたから、別々に取り付ける必要がなく取り
付け作業が簡単となる。
【0031】尚、係合ロック面14をスライドドア11
の両側端から突出させる代わりに、図5に示すようにス
ライドドア11の両側面に係合凹部11aを形成し、板
バネ26のくの字形屈曲部27を係合させてスライドド
ア11をロックするようにしてもよい。
【0032】また、上下2箇所に配設した板バネ26の
上方のものを、図6に示すようにスライドドア11の開
閉移動距離L内に配設することにより、スライドドア1
1の開閉移動中は、少なくとも上下の何れかの板バネ2
6のくの字形屈曲部27をスライドドア11の両側端面
に弾接させることができ、スライドドアのガタツキを防
止して円滑に開閉移動できる。
【0033】さらに、図7に示すようにスライドドア1
1の開閉移動距離Lを、該スライドドア11の縦寸法w
より少なくする。そして、開閉移動距離Lの上端に移動
して、氷取りだし口5を全閉したときのスライドドア1
1の下端位置raと、開閉移動距離Lの下端に移動して
氷取りだし口5を全開したときのスライドドアの上端位
置rbとの間に板バネ26を配設する。
【0034】これにより、左右で一対の板バネ26を一
組用意するだけで、全閉位置では板バネ26のくの字形
屈曲部27が、スライドドア11の下端に設けた冷気洩
れ防止部材13の突出部14係合ロック面16に係合し
てロックできる。また、スライドドア11が下降移動し
て開閉移動距離Lの下端の全開位置に達するまで、くの
字形屈曲部27がスライドドア11の側端面に弾接し
て、下降するスライドドア11に一定の制動力を及ぼす
ことができる。
【0035】上記したスライドドア11は下降させて氷
取りだし口5を開くが、図8に示すようにスライドドア
11を上昇させて、貯氷庫1の前面の下方に設けた開口
3に対応する氷取りだし口5を開く形態とすることもで
きる。
【0036】(第2実施形態)図9は本発明の第2実施
形態を示した断面図である。図9に示すように冷気洩れ
防止用部材13の代わりに、冷気洩れ防止用ラバー部材
33をチャンネル部材によりスライドドア11の裏面の
下端縁に沿って取り付け、スライドドア11が全閉位置
にロックされた時、貯氷室4の前面4aから後退する段
差4bに弾接するようにしたものである。これにより、
スライドドア11と貯氷室4の前面4aとの隙間が塞が
れ冷気洩れを確実に防止できる。
【0037】そして、スライドドア11の上下動の際に
は、冷気洩れ防止用ラバー部材33の先端が貯氷室4の
前面4aに摺擦しないように隙間を設けてある。冷気洩
れ防止用ラバー部材33であるから、スライドドア11
の全閉位置が一定でなくばらついても、確実に段差4b
に弾接でき、スライドドア11と貯氷室4の前面4aと
の隙間を塞ぐことができる。
【0038】図10は、本発明の第2実施形態の変形例
を示した断面図である。図10に示すように冷気洩れ防
止部材として、貯氷室4の前面4aを先端で摺擦する弾
性ヒレ部材43を、スライドドア11の裏面の下端縁に
沿って取り付け、スライドドア11と貯氷室4の前面4
aとの隙間を塞ぎ、冷気洩れを防止するようにしたもの
である。弾性ヒレ部材43であるから、貯氷室4の前面
4aに傷を付けることもなく、スライドドア11の上下
動に殆ど影響を及ぼすこともない。
【0039】上記実施形態では貯氷庫を例示して説明し
たが、本発明は冷蔵庫や冷凍庫等の冷却貯蔵庫や単なる
貯蔵庫のスライドドアにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貯氷庫の正面図であって、右半分はフロントパ
ネルを省略して示してある。
【図2】スライドドアが全閉された状態の図1に於ける
A−A線拡大断面図である。
【図3】同、B−B線拡大断面図である。
【図4】全閉位置でスライドドアがロックされた状態を
示した要部の拡大断面図である。
【図5】ロック形態の変形例を示した要部の正面図であ
る。
【図6】スライドドアをロックする板バネの配設位置を
示した説明図である。
【図7】スライドドアをロックする板バネの他の配設位
置を示した説明図である。
【図8】スライドドアの開閉形態を示した説明図であ
る。
【図9】第2実施形態を示した要部の拡大断面図であ
る。
【図10】第2実施形態の変形例を示した要部の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1...貯氷庫 2...フロントパネル 3...開口 4...貯氷室 4a...前面 4b...段差 5...氷取り出し口 5a...傾斜面 6...ガイドレール 6a...ガイド溝 7...レール部材 7a...係入溝 11...スライドドア 13...冷気洩れ防止部材 14...突出部 15...傾斜案内面 16...係合ロック面 21...ガイド部材 22...ガイドレール部 23...溝底 24,25...開口 24a,25a,25b...口縁 26...板バネ 27...くの字形屈曲部 33... 冷気洩れ防止用ラバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥井 収 豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ電機株 式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA08 KB21 KB22 KB25 KC02 KC04 KC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に貯蔵物の取り出し口を開口し、該
    取り出し口の左右両側縁に沿ってガイドレールを配設
    し、該ガイドレールに上下動を案内されて前記取り出し
    口を開閉するスライドドアを設けた貯蔵庫において、 前記スライドドアの下端の左右両側にロック部材を固定
    するとともに、前記取り出し口の全閉若しくは全開位置
    にスライドドアが移動したとき前記ロック部材に弾接し
    てロックし、前記取り出し口の開閉時には移動するスラ
    イドドアの両側端面に弾接する左右一対の弾接ロック部
    材を前記ガイドレールに設けたことを特徴とする貯蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 前記弾接ロック部材を少なくともスライ
    イドドアの開閉移動距離内に配設したことを特徴とする
    請求項1に記載の貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記スライドドアの開閉移動距離を、該
    スライドドアの縦寸法より少なくし、開閉移動距離の上
    端に移動したときのスライドドアの下端位置と、開閉移
    動距離の下端に移動したときのスライドドアの上端位置
    との間に、前記弾接ロック部材を配設したことを特徴と
    する請求項1に記載の貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記スライドドアが上下動する際、前記
    貯蔵室の前面を摺擦する庫内空気の洩れ防止部材を、ス
    ライドドアの裏面の下端縁に沿って設けたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の貯蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記貯蔵室の前面に、該前面から後退す
    る段差を形成し、前記スライドドアを移動させて前記取
    りだし口を全閉したとき、該段差に弾接する庫内空気の
    洩れ防止用ラバー部材を、スライドドアの裏面の下端縁
    に沿って設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れかに記載の貯蔵庫。
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JP2016089447A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 株式会社Lixil鈴木シャッター 防水装置

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