JPH09150678A - コンソールボックス - Google Patents
コンソールボックスInfo
- Publication number
- JPH09150678A JPH09150678A JP7334124A JP33412495A JPH09150678A JP H09150678 A JPH09150678 A JP H09150678A JP 7334124 A JP7334124 A JP 7334124A JP 33412495 A JP33412495 A JP 33412495A JP H09150678 A JPH09150678 A JP H09150678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- box body
- rear end
- end part
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上面を閉鎖する位置から後壁に沿った位置に
開放するドアを備えたコンソールボックスにおいて、ボ
ックス本体の開放動作に必要なデッドスペースを無く
す。 【解決手段】 基端部がボックス本体２の側壁２ａにヒ
ンジされたアーム１３の先端部に、ドア側部の後端部を
ヒンジさせる。ドア側部における後端部よりも先方寄り
の位置にガイドピン１５を突設すると共に、このガイド
ピンをガイドするガイド溝２３を形成した側板２０を側
壁２ａに設ける。ガイド溝２３は、ドア１０を上方へ開
放させつつ後壁２ｄに沿った位置に下降させるように、
後方へ略水平に向い、次いでさらに後端部の回動経路に
追従して後壁２ｄから弓状に膨らむ形状に形成される。
開放するドアを備えたコンソールボックスにおいて、ボ
ックス本体の開放動作に必要なデッドスペースを無く
す。 【解決手段】 基端部がボックス本体２の側壁２ａにヒ
ンジされたアーム１３の先端部に、ドア側部の後端部を
ヒンジさせる。ドア側部における後端部よりも先方寄り
の位置にガイドピン１５を突設すると共に、このガイド
ピンをガイドするガイド溝２３を形成した側板２０を側
壁２ａに設ける。ガイド溝２３は、ドア１０を上方へ開
放させつつ後壁２ｄに沿った位置に下降させるように、
後方へ略水平に向い、次いでさらに後端部の回動経路に
追従して後壁２ｄから弓状に膨らむ形状に形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボックス本体の上
面を閉鎖するドアが、開放時に回動しつつボックス本体
のドア基端側の後壁に沿った位置に並置されるようにな
ったコンソールボックスに関するものである。
面を閉鎖するドアが、開放時に回動しつつボックス本体
のドア基端側の後壁に沿った位置に並置されるようにな
ったコンソールボックスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４はこの種の自動車の運転席と助手席
の間のコンソールボックス１を示すもので、ノブ４を摘
まんで運転席から助手席側へ向けて開放されるドア３を
備えたボックス本体２が設けられている。その開放は、
図３に示すように、ドア３に下設されたアーム８の基端
部が、ボックス本体２の側壁の上下前後の中間位置にピ
ン９でヒンジされることにより行われる。
の間のコンソールボックス１を示すもので、ノブ４を摘
まんで運転席から助手席側へ向けて開放されるドア３を
備えたボックス本体２が設けられている。その開放は、
図３に示すように、ドア３に下設されたアーム８の基端
部が、ボックス本体２の側壁の上下前後の中間位置にピ
ン９でヒンジされることにより行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これにより、同図Ａに
示す閉鎖状態から同図Ｃに示す状態に開放させる際に、
同図Ｂに示すように、ドア３の回動経路がボックス本体
２の後壁側上部のコーナ部分を通過するために、このコ
ーナに隙間Ａを要し、またボックス本体２にハッチング
で示すデッドスペースが生じ、その容量が減少する問題
がある。
示す閉鎖状態から同図Ｃに示す状態に開放させる際に、
同図Ｂに示すように、ドア３の回動経路がボックス本体
２の後壁側上部のコーナ部分を通過するために、このコ
ーナに隙間Ａを要し、またボックス本体２にハッチング
で示すデッドスペースが生じ、その容量が減少する問題
がある。
【０００４】本発明は、このような点に鑑みて、上面を
閉鎖する位置から後壁に沿った位置に開放するドアを備
えたボックス本体の開放動作に必要なデッドスペースを
無くすことのできるコンソールボックスを提供すること
を目的とする。
閉鎖する位置から後壁に沿った位置に開放するドアを備
えたボックス本体の開放動作に必要なデッドスペースを
無くすことのできるコンソールボックスを提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、ボックス本体の上面を閉鎖するドアが、
開放時にボックス本体のドア基端側の後壁に沿った位置
に回動するようになったコンソールボックスにおいて、
基端部がボックス本体の側壁にヒンジされたアームの先
端部に、ドア側部の後端部をヒンジさせ、ドア側部にお
ける後端部よりも先方寄りの位置にガイドピンを突設す
ると共に、このガイドピンをガイドするガイド溝を形成
した側板を側壁に設け、ガイド溝が、ドアを上方へ開放
させつつ後壁に沿った位置に下降させるように、後方へ
略水平に向い、次いでさらに後端部の回動経路に追従し
て後壁から弓状に膨らむ形状に形成されたことを特徴と
する。
成するために、ボックス本体の上面を閉鎖するドアが、
開放時にボックス本体のドア基端側の後壁に沿った位置
に回動するようになったコンソールボックスにおいて、
基端部がボックス本体の側壁にヒンジされたアームの先
端部に、ドア側部の後端部をヒンジさせ、ドア側部にお
ける後端部よりも先方寄りの位置にガイドピンを突設す
ると共に、このガイドピンをガイドするガイド溝を形成
した側板を側壁に設け、ガイド溝が、ドアを上方へ開放
させつつ後壁に沿った位置に下降させるように、後方へ
略水平に向い、次いでさらに後端部の回動経路に追従し
て後壁から弓状に膨らむ形状に形成されたことを特徴と
する。
【０００６】ドア側部の後端部がアームの先端部にヒン
ジされることにより、ボックス本体の後壁側上部のコー
ナ部分を通過することなくドアが後壁に並置される。ガ
イドピンが最初に略水平のガイド溝にガイドされること
により、上面での開放速度を制限されてスムーズに開放
する。
ジされることにより、ボックス本体の後壁側上部のコー
ナ部分を通過することなくドアが後壁に並置される。ガ
イドピンが最初に略水平のガイド溝にガイドされること
により、上面での開放速度を制限されてスムーズに開放
する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１及び図２を基に本発明の一実
施形態によるコンソールボックスについて説明する。１
０は、図４の場合と同様なボックス本体２のノブ４で運
転席側から助手席側へ開放されるドアである。ボックス
本体２の両側の側壁２ａの上下前後の中間部分には、ア
ーム１３の基端部に形成されたピン孔１６を回転自在に
挿通させるピン１２が突設されている。アーム１３の先
端部にはピン１４が突設され、ドア１０の側部の後端部
分のピン孔１４ａが回転自在に挿通される。これによ
り、基端部がヒンジされたアーム１３に、ドア１０の後
端部がリンク式にヒンジされる。
施形態によるコンソールボックスについて説明する。１
０は、図４の場合と同様なボックス本体２のノブ４で運
転席側から助手席側へ開放されるドアである。ボックス
本体２の両側の側壁２ａの上下前後の中間部分には、ア
ーム１３の基端部に形成されたピン孔１６を回転自在に
挿通させるピン１２が突設されている。アーム１３の先
端部にはピン１４が突設され、ドア１０の側部の後端部
分のピン孔１４ａが回転自在に挿通される。これによ
り、基端部がヒンジされたアーム１３に、ドア１０の後
端部がリンク式にヒンジされる。
【０００８】２０はアーム１３をカバーする側板であ
り、ピン１２を挿入させるピン孔２５が形成されると共
に、段部２１ａを有する突起２１をボックス本体２のフ
ランジ部２ｂの端部２ｃに係合させ、残り３個所の突起
２２（１個所のみ示す）と共に、四方を側壁２ａの係合
穴１９（２個所のみ示す）へ係合させることにより、ア
ーム１３をその回動を許容するようにカバーしている。
り、ピン１２を挿入させるピン孔２５が形成されると共
に、段部２１ａを有する突起２１をボックス本体２のフ
ランジ部２ｂの端部２ｃに係合させ、残り３個所の突起
２２（１個所のみ示す）と共に、四方を側壁２ａの係合
穴１９（２個所のみ示す）へ係合させることにより、ア
ーム１３をその回動を許容するようにカバーしている。
【０００９】側板２０は、ガイドピン１５をガイドし、
かつ略水平に後方へ向う水平部分２３ａ及び後方、即ち
助手席側へ弓状に膨らむ弓状部分２３ｂより構成された
ガイド溝２３を形成するように、側壁２ａから後方へ突
出する形状に形成されている。
かつ略水平に後方へ向う水平部分２３ａ及び後方、即ち
助手席側へ弓状に膨らむ弓状部分２３ｂより構成された
ガイド溝２３を形成するように、側壁２ａから後方へ突
出する形状に形成されている。
【００１０】アーム１３の基端部のボックス本体２の側
壁２ａへのヒンジ位置は、後壁２ｄになるべく接近させ
てドア１０を並置させるためには、側壁２ａへ上下の中
間位置に設定し、その際ドア１０の回動経路を小さくす
るには前方へ設定するのが好ましいが、ガイドピン１５
の移動経路が短くなるために回動操作のスムーズさを損
なうことを配慮する必要がある。ガイドピン１５の前後
方向の位置設定は、ドア開放の速度を抑制してスムーズ
に開放させる程度に後壁２ｄのコーナ部から前方へ設定
する。
壁２ａへのヒンジ位置は、後壁２ｄになるべく接近させ
てドア１０を並置させるためには、側壁２ａへ上下の中
間位置に設定し、その際ドア１０の回動経路を小さくす
るには前方へ設定するのが好ましいが、ガイドピン１５
の移動経路が短くなるために回動操作のスムーズさを損
なうことを配慮する必要がある。ガイドピン１５の前後
方向の位置設定は、ドア開放の速度を抑制してスムーズ
に開放させる程度に後壁２ｄのコーナ部から前方へ設定
する。
【００１１】このように構成されたコンソールボックス
１のドア１０の動作を図２を参照して説明する。ドア１
０をノブ４を摘まんで同図Ａに示す閉鎖状態から上後方
へ操作すると、ガイドピン１５がガイド溝２３の水平部
分２３ａに沿って後方へ滑動することにより、ドア１０
はリンク式にアーム１３を下方へ回動させて、同図Ｂに
示すように、ボックス本体２の上面を徐々に開放しつつ
下降する。さらに、ドア１０を下後方へ操作すると、ガ
イドピン１５は弓状部分２３ｂに沿って下降し、ドア１
０はさらに開放しつつ下降して後壁２ｄに沿った位置に
並置され、同図Ｃに示す状態に完全に開口する。ドア１
０の回動経路がデッドスペースを発生しない位置に形成
され、したがって図３Ｂに示すように、ドア１０がより
大きく垂直方向へ回動した状態から下降するために、開
放時にコンソールボックス１との間に生じる隙間を狭く
でき、小物等がコンソールボックス１に落ちることがな
くなる。
１のドア１０の動作を図２を参照して説明する。ドア１
０をノブ４を摘まんで同図Ａに示す閉鎖状態から上後方
へ操作すると、ガイドピン１５がガイド溝２３の水平部
分２３ａに沿って後方へ滑動することにより、ドア１０
はリンク式にアーム１３を下方へ回動させて、同図Ｂに
示すように、ボックス本体２の上面を徐々に開放しつつ
下降する。さらに、ドア１０を下後方へ操作すると、ガ
イドピン１５は弓状部分２３ｂに沿って下降し、ドア１
０はさらに開放しつつ下降して後壁２ｄに沿った位置に
並置され、同図Ｃに示す状態に完全に開口する。ドア１
０の回動経路がデッドスペースを発生しない位置に形成
され、したがって図３Ｂに示すように、ドア１０がより
大きく垂直方向へ回動した状態から下降するために、開
放時にコンソールボックス１との間に生じる隙間を狭く
でき、小物等がコンソールボックス１に落ちることがな
くなる。
【００１２】尚、前述の実施形態において、ピン１２及
びアーム１３間にコイルばねを装着することにより、ド
アを閉鎖方向へ付勢することも考えられる。この場合、
図２Ｃに示す開放時にドア１０の閉鎖方向への移動を拘
束するロック具を追加する。
びアーム１３間にコイルばねを装着することにより、ド
アを閉鎖方向へ付勢することも考えられる。この場合、
図２Ｃに示す開放時にドア１０の閉鎖方向への移動を拘
束するロック具を追加する。
【００１３】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ドア後端部がア
ームの先端部にリンクされることにより、ボックス本体
の容量を削減すること無くドアをその基端側の後壁に沿
った位置に開放可能となる。同様に、ドア後端部のリン
ク結合により後壁の背後に必要なドアの移動経路の幅を
狭くでき、その隙間に小物等が落ちることも無くなる。
ガイド溝が水平部を有することによりドアの開放が穏や
かに行われる。
ームの先端部にリンクされることにより、ボックス本体
の容量を削減すること無くドアをその基端側の後壁に沿
った位置に開放可能となる。同様に、ドア後端部のリン
ク結合により後壁の背後に必要なドアの移動経路の幅を
狭くでき、その隙間に小物等が落ちることも無くなる。
ガイド溝が水平部を有することによりドアの開放が穏や
かに行われる。
【図１】本発明の一実施形態によるコンソールボックス
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】同コンソールボックスの動作を原理的に示す図
である。
である。
【図３】従来のコンソールボックスの動作を説明する図
である。
である。
【図４】本発明が適用されるコンソールボックスの斜視
図である。
図である。
１ コンソールボックス ２ ボックス本体 ２ａ 側壁 ２ｄ 後壁 １０ ドア １３ アーム １５ ガイドピン ２３ ガイド溝
Claims (1)
- 【請求項１】 ボックス本体の上面を閉鎖するドアが、
開放時にボックス本体のドア基端側の後壁に沿った位置
に回動するようになったコンソールボックスにおいて、 基端部がボックス本体の側壁にヒンジされたアームの先
端部に、ドア側部の後端部をヒンジさせ、 前記ドア側部における前記後端部よりも先方寄りの位置
にガイドピンを突設すると共に、このガイドピンをガイ
ドするガイド溝を形成した側板を前記側壁に設け、 前記ガイド溝が、前記ドアを上方へ開放させつつ後壁に
沿った位置に下降させるように、後方へ略水平に向い、
次いでさらに前記後端部の回動経路に追従して前記後壁
から弓状に膨らむ形状に形成されたことを特徴とするコ
ンソールボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7334124A JPH09150678A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | コンソールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7334124A JPH09150678A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | コンソールボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09150678A true JPH09150678A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18273796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7334124A Pending JPH09150678A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | コンソールボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09150678A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2365489A (en) * | 2000-05-30 | 2002-02-20 | Nifco Inc | Lid supporting mechanism |
| KR100422870B1 (ko) * | 2001-08-09 | 2004-03-12 | 현대자동차주식회사 | 차량의 콘솔트레이커버용 힌지장치 |
| JP2006315524A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Nippon Plast Co Ltd | 車両用収納ボックスのヒンジ構造 |
| CN102673482A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-19 | 郑州日产汽车有限公司 | 车载多功能置物盒 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7334124A patent/JPH09150678A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2365489A (en) * | 2000-05-30 | 2002-02-20 | Nifco Inc | Lid supporting mechanism |
| KR100422870B1 (ko) * | 2001-08-09 | 2004-03-12 | 현대자동차주식회사 | 차량의 콘솔트레이커버용 힌지장치 |
| JP2006315524A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Nippon Plast Co Ltd | 車両用収納ボックスのヒンジ構造 |
| JP4643358B2 (ja) * | 2005-05-12 | 2011-03-02 | 日本プラスト株式会社 | 車両用収納ボックス |
| CN102673482A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-19 | 郑州日产汽车有限公司 | 车载多功能置物盒 |
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