JP2501270Y2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JP2501270Y2
JP2501270Y2 JP1988043220U JP4322088U JP2501270Y2 JP 2501270 Y2 JP2501270 Y2 JP 2501270Y2 JP 1988043220 U JP1988043220 U JP 1988043220U JP 4322088 U JP4322088 U JP 4322088U JP 2501270 Y2 JP2501270 Y2 JP 2501270Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
body case
main body
slider
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988043220U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01151587U (ja
Inventor
靖夫 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1988043220U priority Critical patent/JP2501270Y2/ja
Publication of JPH01151587U publication Critical patent/JPH01151587U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2501270Y2 publication Critical patent/JP2501270Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、本体ケース内に複数の商品収納部を横方向
に並設し、前記本体ケースの開口部を閉止する扉を、そ
の横幅方向の一端部の縦軸周りで開閉自在に本体ケース
に取付けてある自動販売機に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の自動販売機としては、第4図に示すよ
うに、前記本体ケース(07)の横幅方向の一端部の上下
両面に固着してある一対のヒンジ部材(02)間に、当該
本体ケース(07)の開口部を閉止する扉(01)の横幅方
向の一端部を枢着して、この扉(01)を、その横幅方向
の一端部の縦軸周りの揺動により、本体ケース(07)の
開口部に対して開閉揺動自在に構成していた。
しかしながら、従来、前記扉(01)は断熱のためにそ
の厚みに幅があり、しかも、扉(01)の裏面側(本体ケ
ース(07)側)には、商品見本の展示室等が突出する状
態で設けられている関係上、第4図に示すように、本体
ケース(07)を、扉枢支部側の横側面を壁面に近接させ
た状態で設置すると、扉(01)の遊端部側と壁面とが接
当する位置まで扉を揺動開放しても、扉(01)及び当該
扉(01)に装備された商品見本の展示室等が、本体ケー
ス(07)内の最も扉枢支部側に位置する商品収納部(0
8)の直前方に位置するため、この商品収納部(08)に
対して商品補給を行い難い問題がある。
そこで、実開昭54-152732号公報に開示されている技
術を利用して、本体ケース内の横幅方向で相対向する側
板内面のうち、扉取付け面となる一方の側板内面に、前
後方向に移動自在なスライダを設け、このスライダ前端
部に、扉の横幅方向一端部を縦軸芯周りで開閉揺動自在
に枢着して、扉をスライダ前端部の縦軸芯周りで90度開
動させたとき、当該扉を本体ケースの側板内面に沿って
本体ケース内に押し込み移動自在に構成することが考え
られる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記スライダを用いた自動販売機の扉
の開閉構造では、縦軸芯周りで90度開動された扉を本体
ケースの側板内面に沿って押し込むため、当該本体ケー
スの側板内面と最も扉枢支部側に位置する商品収納部と
の間に、扉の厚みのみならず扉に装備された商品見本の
展示室等が入り込むだけのスペースを確保しなければな
らないため、商品収納容積が減少する問題がある。
本考案の目的は、扉の開閉構造を工夫することによ
り、商品収納容積の減少を招来することなく、最も扉枢
支部側に位置する商品収納部に対する商品補給作業を容
易に行うことができ、しかも、扉の開動に要するスペー
スを小さくした状態で扉を開き操作することができるよ
うにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の特徴構成は、本
体ケース内に複数の商品収納部を横方向に並設し、前記
本体ケースの開口部を閉止する扉をその横幅方向の一端
部の縦軸周りで開閉自在に本体ケースに取付けてある自
動販売機であって、前記本体ケースの扉取付け面に、本
体ケースの開口部よりも前方に突出移動自在なスライダ
を設け、このスライダ前端部に、前記扉の横幅方向一端
部を縦軸周りで開閉揺動自在に枢着するとともに、前記
扉と本体ケースとの間には、閉じ姿勢にある扉が所定角
度回動したとき前記スライダの前方への引き出し移動を
許容する規制部材を設けてある点にある。
〔作用〕
本体ケース内の複数の商品収納部に商品補給を行うた
めに扉を開き操作したとき、扉がその横幅方向の一端部
の縦軸周りで所定角度回動するまでは、スライダの前方
への引き出し移動が規制部材により阻止されているの
で、扉の初期開動は縦軸周りの揺動のみとなる。それ故
に、閉じ姿勢にある扉の初期開動時に、その扉の前方側
で先端回動移動軌跡外の近傍に補給商品を載置していて
も、この補給商品が扉の開動に邪魔になることはない。
そして、扉が縦軸周りで所定角度回動すると、前記規
制部材による規制が解除され、扉を本体ケースの開口部
よりも前方に引き出し移動させることができるから、扉
の枢支部側端面と、本体ケース内の最も扉枢支部側に位
置する商品収納部との間に、商品補給のための大きな空
間を現出することができる。
〔考案の効果〕
したがって、本考案の自動販売機によれば、従来の扉
開閉構造に比して、商品収納容積の減少を招来すること
なく、最も扉枢支部側に位置する商品収納部に対する商
品補給作業を容易に行うことができ、しかも、閉じ姿勢
にある扉を開動させる際、その開動初期は縦軸周りの揺
動運動に規制し、所定角度回動してから前方に引き出し
操作するから、例えば、扉を前方に引き出してから縦軸
周りで揺動させる場合に比して、扉の開動に要するスペ
ーサが少なくて済み、その分だけ補給商品を本体ケース
の前面側に近接した位置に載置することが可能となり、
この面でも商品補給作業の容易化を促進することができ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は、本体ケース(7)の開口部を閉止する前面
扉(1)をその横幅方向の一端部の縦軸まわりで開閉自
在に本体ケース(7)に取付けてある自動販売機を示
し、前面扉(1)に硬貨の選別等をおこなう装置
(3)、商品取出し口(4)、商品展示室(5)、商品
選択ボタン部(6)等が設けてある。前記本体ケース
(7)には、それぞれが独立のカセットにしてある複数
の商品収納部(8)を横方向に並設してあり、駆動手段
(図示せず)により、需要者の選択した商品のみが前記
商品収納部(8)の下部に形成した口より落下し、案内
板(9)によって前記の商品取出し口(4)へ商品を導
くようになっている。
第1図、第2図に示すように、前記本体ケース(7)
の扉取り付け面には、本体ケース(7)の開口部よりも
前方に突出移動自在な上下一対のスライダ(12A)を設
け、これら両スライダ(12A)の前端部に、全面扉
(1)の横幅方向一端部を縦軸まわりで開閉揺動自在に
枢着している。各スライダ(12A)は、本体ケース
(7)側板の内面に取り付けたガイドレール(13)にロ
ーラ装置(14)を介して出退自在に案内されており、ス
ライダ(12A)の退避した位置と引出した位置とを確定
するための凹溝(13a),(13a)をガイドレール(13)
が備えている。
前記商品収納部(8)は、先に述べたようにカセット
になっており、第1図に示すように、図面上で最も左側
(本体ケース(7)内の最も前面扉(1)の枢支部側)
の商品収納部(8a)を交換する際には、前面扉(1)を
スライダ(12A)の前端部の縦軸まわりで揺動開放した
のち、この前面扉(1)をスライダ(12A)と共にガイ
ドレール(13)から前方に引き出し移動する。また、前
面扉(1)を閉じているとき、及び、前面扉(1)の開
放側への揺動途中で、当該前面扉(1)に不用意な引き
出し移動が生じないようにとの配慮の構成として、第1
図、第3図に示すように、前記扉(1)と本体ケース
(7)との間の相対応する箇所に、閉じ姿勢にある扉
(1)が閉じ姿勢から所定角度(例えば、70°以上、好
ましくは70〜90°の範囲)回動されたときに自動的に係
合解除されて、スライダ(12A)と共に扉(1)の前方
への引き出し移動を許容するフック状の規制部材(15
a),(15b)を設けてある。
この実施例の場合、所定角度回動され、前方へ引き出
し移動された開き姿勢にある扉(1)を閉じるに際して
は、扉(1)を開き姿勢のまま本体ケース(7)側に押
し込み操作したのち、扉(1)を閉じ姿勢に回動操作す
る。
別の実施例としては、商品収納部(8)がカセット式
であるものに限らず、商品を直接に補給するような構成
であっても良い。本体ケース(7)の一面の半分に担当
する大きさの扉を備えた自動販売機であっても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動販売機の扉を開放した状態の斜視図、第2
図は要部を示す側面図、第3図は要部を示す平面図であ
る。第4図は従来の自動販売機の平面図である。 (1)……扉、(7)……本体ケース、(8)……商品
収納部、(12A)……スライダ、(15a),(15b)……
規制部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(7)内に複数の商品収納部
    (8)を横方向に並設し、前記本体ケース(7)の開口
    部を閉止する扉(1)をその横幅方向の一端部の縦軸周
    りで開閉自在に本体ケース(7)に取付けてある自動販
    売機であって、前記本体ケース(7)の扉取付け面に、
    本体ケース(7)の開口部よりも前方に突出移動自在な
    スライダ(12A)を設け、このスライダ(12A)前端部
    に、前記扉(1)の横幅方向一端部を縦軸周りで開閉揺
    動自在に枢着するとともに、前記扉(1)と本体ケース
    (7)との間には、閉じ姿勢にある扉(1)が所定角度
    回動したとき前記スライダ(12A)の前方への引き出し
    移動を許容する規制部材(15a),(15b)を設けてある
    自動販売機。
JP1988043220U 1988-03-30 1988-03-30 自動販売機 Expired - Lifetime JP2501270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988043220U JP2501270Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988043220U JP2501270Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01151587U JPH01151587U (ja) 1989-10-19
JP2501270Y2 true JP2501270Y2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=31269626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988043220U Expired - Lifetime JP2501270Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2501270Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5417381B2 (ja) * 2011-06-07 2014-02-12 タキゲン製造株式会社 筐体の持出し回転型ヒンジ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715881B2 (ja) * 1975-12-03 1982-04-01

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757180Y2 (ja) * 1978-04-14 1982-12-08
JPS5715881U (ja) * 1980-06-30 1982-01-27
JPS63179388U (ja) * 1987-05-11 1988-11-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715881B2 (ja) * 1975-12-03 1982-04-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01151587U (ja) 1989-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2501270Y2 (ja) 自動販売機
JP2001148066A (ja) 洗濯物収納装置
JP2021085291A (ja) 開閉体
JP2512647Y2 (ja) 収納ボックス
JP2527475B2 (ja) ヒンジ
JP3663822B2 (ja) 自動販売機
JP2589775B2 (ja) 自動販売機の商品取出口
JPH09150678A (ja) コンソールボックス
JP3106861B2 (ja) 自動販売機のカップ機構引出し装置
JPS647423Y2 (ja)
JP3691666B2 (ja) 収納家具
US6168246B1 (en) Article providing apparatus which has excellent loading capacity and enables reduction in its installation area
JPH0317797A (ja) 自動販売機の扉体開閉機構
JPS6141908Y2 (ja)
JPS6224381Y2 (ja)
JPH076448Y2 (ja) 扉付き収納家具
JPH01177692A (ja) 自動販売機の断熱内扉装置
JPH0716869Y2 (ja) 収納体の扉開閉構造
JP2537365Y2 (ja) 家具における抽斗装置
JPH0744762A (ja) 自動販売機
JPH076449Y2 (ja) キャビネット等の扉開放機構
JPH04112295A (ja) 自動販売機の扉固定装置
JPH031985Y2 (ja)
JPS6234388Y2 (ja)
JP2567663Y2 (ja) 収納装置