JPH031985Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH031985Y2
JPH031985Y2 JP1985053890U JP5389085U JPH031985Y2 JP H031985 Y2 JPH031985 Y2 JP H031985Y2 JP 1985053890 U JP1985053890 U JP 1985053890U JP 5389085 U JP5389085 U JP 5389085U JP H031985 Y2 JPH031985 Y2 JP H031985Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
stile
connecting piece
indoor side
shutters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985053890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61170693U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985053890U priority Critical patent/JPH031985Y2/ja
Publication of JPS61170693U publication Critical patent/JPS61170693U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH031985Y2 publication Critical patent/JPH031985Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、雨戸の開閉を連続に行なわせるため
の雨戸連結装置に関するものである。
[従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点] 従来、雨戸の開閉操作は、雨戸1枚1枚を個々
に開閉し、戸袋内に収納した場合には倒れたり、
雨戸の戸袋からの出入れは取出し側にて1枚毎に
操作して手数を要し、しかも面倒であつた。
そこで隣接雨戸同志を一連状に連結して引出
し、収納できるようにしたものが、例えば実開昭
56−91869号公報において知られている。しかし
ながらこの連結装置は、一方の雨戸上面に移動部
材を左右方向移動自在に設け、該移動部材に枢支
した連結片の他端部を、他方の雨戸上面の端部に
枢支して、隣接雨戸同志を雨戸上面で連結する構
成であるから、先頭雨戸を、上記連結部に近い上
側で強制的に移動させるようにした電動式のもの
においてはそれなりに有効であるが、例えば手動
で開閉操作するものにこれをそのまま用いた場
合、手動操作に基づき開閉操作力が作用する位置
が、上方連結部から相当離れた下方中途位置とな
る。しかるに先行雨戸が後続雨戸を引張る位置は
雨戸上側であるため、先行雨戸は、どうしても上
側が残り下側が進んだ傾斜状になつてしまい円滑
な雨戸開閉ができないという問題が有つて採用す
ることはできない。
そこで連結装置を、雨戸の屋内側面に形成する
ことを試み、実願昭57−182705号(実開昭59−
85889号公報)として出願した。しかしながらこ
のものは、連結片の両端部が、前記雨戸上面に連
結装置を形成した従来のものと同様、雨戸の前後
厚内および左右幅内の位置でそれぞれ枢支されて
いたため、雨戸収納時においては前後方向を向く
連結片が、連結片他端部を枢支する側の縦框に干
渉し、また引出時においては左右方向を向く連結
片が、連結片一端部を枢支する側の縦框に干渉す
ることになり、この結果、縦框は、連結片が干渉
する部位を切欠かざるを得ないことになるが、縦
框を切欠くことは面倒かつ煩雑である許りで無
く、縦框は、雨戸の四周枠を構成する重要な強度
メンバーであるため、前記切欠くことによつて強
度が低下してしまううえに、歪が生じる等の欠点
が有つて採用できないものである。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一層することができる雨戸の開閉を連続に行な
わせる雨戸連結装置を提供することを目的として
創案されたものであつて、左右に隣接する雨戸の
互いに対向する縦框同志に、該両縦框の押込み接
当で先行して戸袋に収納された雨戸を戸袋奥側に
横送りさせるべく傾斜面を形成すると共に、雨戸
屋内側面に設けた案内部材に移動部材を左右方向
移動自在に設け、該移動部材に一端部が枢支され
た連結片の他端部を隣接雨戸に揺動自在に枢支し
て、連結片を、隣接雨戸同志が戸袋に前後方向重
合状に収納された収納姿勢では前後方向に向き、
戸袋から引出されて左右方向面一状に連なる引出
姿勢では左右方向を向くよう揺動変姿させてなる
雨戸連結装置において、前記案内部材は、雨戸の
左右縦框間に介装され、屋内側面が開口した長溝
状で、左右両端部が縦框によつて塞がれた案内レ
ールとし、移動部材は、上記案内レールを走行す
る走行ローラに、縦框の屋内側面よりも屋内側に
位置するよう走行ローラから屋内側に向けて突出
形成して、縦框屋内側面よりも屋内側に突出した
位置に連結片の一端部を枢支し、さらに連結片の
他端部は、縦框屋内側面よりも屋内側に突出する
よう縦框に一体的に設けた取付金具の縦框左右外
側面よりも外側方に突出した部位に枢支して、前
記連結片の揺動変姿を縦框に干渉しない縦框より
も屋内側および左右方向外側で行う構成にしたこ
とを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、雨戸屋内
側面に連結装置を形成したものでありながら、縦
框を切欠く必要が無いようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において、1は雨戸であつて、該雨戸1
の縦框1aには隣接する雨戸1の縦框1aと重な
り合い、両縦框1a同志の押込み接当で先行して
戸袋に収納された雨戸1を戸袋奥側に横送りさせ
ることのできる傾斜面2を設けてある。また、雨
戸1の左右縦框1a間には、縦断面が略C状をし
て屋内側が開口3となつた長溝状で、左右両端部
が縦框1aによつて塞がれた案内レール4を介装
している。5は略L状に成形した移動部材であつ
て、該移動部材5に軸支した走行ローラ6が前記
案内レール4を左右方向に向けて移動するもので
あるが、移動部材5は、縦框1aの屋内側面より
も屋内側に位置するよう走行ローラ6よりも屋内
側に向けて突出形成されている。そしてこの移動
部材5に穿設した長孔5aに、連結片8の一端部
に設けたピン9が縦軸回りに揺動自在でかつ左右
移動自在に軸承されている。尚、ピン9には連結
片8を移動部材5に向けて押圧するスプリング1
0を設けてある。
一方、隣接雨戸1の一方の縦框1aには取付金
具7が一体的に取付けられるが、該取付金具7
の、縦框屋内側面よりも屋内側でしかも縦框左右
外側面よりも外側方に突出した部位に、前記連結
片8の他端部が縦軸回りに揺動自在に枢支されて
おり、これによつて連結片8は、雨戸1を戸袋1
1に重合状に収納した場合から一連状に引出され
た場合において、縦框1aに接触することのない
屋外側および左右方向外側で前後方向から左右方
向に揺動変姿して縦框1aに干渉しないように構
成されている。
尚、戸袋11内には傾斜した誘導板12,12
aを設け、雨戸1の横送りの誘導をして雨戸の出
入を容易に行なわせるようにしてある。
叙述のごとく構成された本考案の実施例におい
て、雨戸1を開ける(戸袋11に収納する)場
合、連接している雨戸1を戸袋11内に押込み、
雨戸1先端が戸袋11内の先方側誘導板12に当
たつて移動が止まり、更に後続雨戸1を押込むと
先行雨戸1は、縦框1aの傾斜面2によつて横方
向、即ち戸袋の鏡板11a側、つまり奥側に押込
まれる。この時、取付金具7に軸支した連結片8
は移動部材5に設けた長孔5aに沿つて移動しな
がら回動する。そして更に後続雨戸1を戸袋11
内に押込むと、移動部材5は案内レール3に沿つ
て移動し、このようにして先行雨戸1に対して後
続雨戸1は並列状に収納される。さらに後続雨戸
1を押込むことによつてこの動作が順次繰り返さ
れることになり、そうして全ての雨戸1が戸袋1
1内に重合状に収納される。また雨戸を閉じる場
合は、最後に収納された雨戸1(先行雨戸)を引
き出すと、それに応動して隣接する雨戸1の走行
ローラ6が案内レール3に沿つて移動して案内レ
ール3の端縁を塞ぐ縦框1aに当つて移動停止
し、この状態でさらに先行雨戸1を引くと後続雨
戸1が自動的に引き出されて縦框1aの傾斜面2
に徐々に重なり、このようにして雨戸1は連続的
に引き出されて閉じられる。従つて雨戸1の開閉
操作を連続的に行ない得ると共に、戸袋11内に
収納された場合においても隣接雨戸同志は連結状
態になつているので倒れるようなこともない。
この様に本考案においては、雨戸1の連続的な
引出しおよび収納をすることができるが、移動部
材5および連結片8等の各部材からなる連結装置
が雨戸1の上面部でなく屋内側面に形成されてお
り、従つて、手動操作をする場合のように開閉操
作力が働く引掛け位置に対応させて左右の縦框1
a間に上記連結装置を自由に形成することがで
き、雨戸上面に形成するもののように雨戸1の連
続開閉が損なわれてしまうような不具合が無く、
円滑な開閉を行うことができる。
しかもこのものは、隣接雨戸1同志を連結する
連結片8が、雨戸が収納されたときから一連状に
引出されたときに前後方向から左右方向に揺動変
姿することになるが、この揺動変姿をする連結片
8は、従来のように縦框1aに何ら干渉すること
無く縦框1aの周囲で揺動変姿する。この結果、
従来の雨戸屋内側面に連結装置を形成したものの
ように縦框1aを切欠く必要が全く無く、もつて
雨戸1の成形が簡略化される許りでなく、縦框1
aの強度が損なわれることがなくなつて、連結装
置が雨戸屋内側面に無いものと同様の強度メンバ
ーとしてそのまま用いることができる。しかも案
内レール3は、縦框1aのあいだに介装されて左
右両端部が縦框1aによつて塞がれており、この
結果、縦框1aが走行ローラ6の移動規制部材と
して用いられて、案内レール3に専用の移動規制
部材を設ける必要が無く、もつて構造の簡略化と
共に部品の兼用化が計れることになる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、雨戸は連結片によつて一連状に連
結され、戸袋への収納および引出しを連続的に行
うことができるものであるが、連結片が設けられ
る連結装置は、雨戸の上面でなく屋内側面に形成
される。この結果、手動開閉するものに対応させ
て手掛け位置に上記連結装置を形成することがで
き、雨戸上面に形成したもののように、手掛け位
置と連結位置とが上下に大きく離れてしまい、雨
戸の円滑な開閉が損なわれてしまうような不具合
が無い。
しかも上記連結片が、雨戸の引出しおよび収納
に際し、前後方向および左右方向に揺動変姿する
ことになるが、この揺動変姿位置は、縦框に干渉
することのない縦框の外周側となる。この結果、
従来の雨戸屋内側面に連結装置を形成したものの
ように縦框をいちいち切欠く必要が無く、もつて
雨戸の製造が簡単になる許りでなく、縦框の強度
が何ら損なわれることがなくなつて、縦框を連結
装置が雨戸屋内側面に無いものと同様の強度メン
バーとしてそのまま用いることができる。そのう
え案内レールは、左右縦框間に介装されていて両
端部が縦框によつて塞がれることになり、この結
果、縦框が走行ローラの移動規制部材として用い
られることになつて、案内レールに専用の移動規
制部材を設ける必要が無く、もつて構造の簡略化
と共に部品の兼用化が計れることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る雨戸連結装置の実施例を
示したものであつて、第1図、第2図はそれぞれ
連結状態を示す要部平面図、第3図は要部側面
図、第4図は案内部材の要部斜視図、第5図は戸
袋部の概略平面図、第6図は雨戸連結部の要部斜
視図である。 図中、1は雨戸、1aは縦框、2は傾斜面、3
は案内レール、5は移動部材、5aは長孔、6は
走行ローラ、7は取付金具、8は連結片、9はピ
ン、10はスプリング、11は戸袋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に隣接する雨戸の互いに対向する縦框同志
    に、該両縦框の押込み接当で先行して戸袋に収納
    された雨戸を戸袋奥側に横送りさせるべく傾斜面
    を形成すると共に、雨戸屋内側面に設けた案内部
    材に移動部材を左右方向移動自在に設け、該移動
    部材に一端部が枢支された連結片の他端部を隣接
    雨戸に揺動自在に枢支して、連結片を、隣接雨戸
    同志が戸袋に前後方向重合状に収納された収納姿
    勢では前後方向に向き、戸袋から引出されて左右
    方向面一状に連なる引出姿勢では左右方向を向く
    よう揺動変姿させてなる雨戸連結装置において、
    前記案内部材は、雨戸の左右縦框間に介装され、
    屋内側面が開口した長溝状で、左右両端部が縦框
    によつて塞がれた案内レールとし、移動部材は、
    上記案内レールを走行する走行ローラに、縦框の
    屋内側面よりも屋内側に位置するよう走行ローラ
    から屋内側に向けて突出形成して、縦框屋内側面
    よりも屋内側に突出した位置に連結片の一端部を
    枢支し、さらに連結片の他端部は、縦框屋内側面
    よりも屋内側に突出するよう縦框に一体的に設け
    た取付金具の縦框左右外側面よりも外側方に突出
    した部位に枢支して、前記連結片の揺動変姿を縦
    框に干渉しない縦框よりも屋内側および左右方向
    外側で行う構成にしたことを特徴とする雨戸連結
    装置。
JP1985053890U 1985-04-11 1985-04-11 Expired JPH031985Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053890U JPH031985Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053890U JPH031985Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61170693U JPS61170693U (ja) 1986-10-23
JPH031985Y2 true JPH031985Y2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=30575172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985053890U Expired JPH031985Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH031985Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691869U (ja) * 1979-12-17 1981-07-22
JPS5971882U (ja) * 1982-11-05 1984-05-16 立山アルミニウム工業株式会社 雨戸装置
JPS5985889U (ja) * 1982-12-02 1984-06-09 三和シヤツタ−工業株式会社 雨戸の連結装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61170693U (ja) 1986-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2718675A (en) Reversible sash hardware
US5189837A (en) Single sliding sash
JPH031985Y2 (ja)
GB2239284A (en) Slide and plug door or window
JPH02178487A (ja) 戸袋なし雨戸
JP4386506B2 (ja) 窓用ステー
JPS5920550Y2 (ja) スライド扉の密閉装置
JPH02120487A (ja) 扉の走行案内装置
JPS6313817A (ja) 自動車のスライドドア開閉方法
JP2571398B2 (ja) 引違い直列サッシ
JPH0725425Y2 (ja) 折り戸の構造
JP2621043B2 (ja) 車両のサイドウインド
JPS61109885A (ja) 連動開閉装置
JPH0547251Y2 (ja)
JPS6329100Y2 (ja)
JPH0247198Y2 (ja)
JPS6133810Y2 (ja)
JPS6129902Y2 (ja)
JP2524338Y2 (ja) 直列状に閉鎖される引戸式開閉戸
JP2595267Y2 (ja) シャッターパネルの可動式框補強装置
JPS63312488A (ja) 横引シャッターのシャッター枠装置
JPH021427Y2 (ja)
JPS6330567Y2 (ja)
JPH0446469Y2 (ja)
JP2539224Y2 (ja) 跳出し引違いサッシの上部跳出し装置