JP2571398B2 - 引違い直列サッシ - Google Patents

引違い直列サッシ

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JP2571398B2
JP2571398B2 JP62264934A JP26493487A JP2571398B2 JP 2571398 B2 JP2571398 B2 JP 2571398B2 JP 62264934 A JP62264934 A JP 62264934A JP 26493487 A JP26493487 A JP 26493487A JP 2571398 B2 JP2571398 B2 JP 2571398B2
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shoji
sash
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inward
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信義 田谷
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Nihon Kentetsu Co Ltd
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Nihon Kentetsu Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は引違いサッシ、特に障子閉鎖時に障子面が
枠の外部側面と同一面に納まるようにした引違い直列サ
ッシに関するものである。
(従来の技術) 従来、一方の障子を固定窓とし、他方の障子を可動に
し、可動の障子を閉じると他方の障子と面一になり、か
つ解放するとそれと重なるように室内側に移動できるよ
うにした片引きサッシ、また単一の固定窓で内倒し可能
にしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前者のものにおいては単に換気などのために
窓を少し開けたい場合、内倒し状態の解放ができず、後
者のものにおいては障子を清掃しようとする場合、十分
な作業スペースが確保できないという問題があった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、障
子閉鎖時に障子面が枠の外部側面と同一面に納まるよう
にしたものであって、内倒し及び片引き、引違い開放を
可能とした引違い直列サッシを提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) この発明による引違い直列サッシは、障子閉鎖時にお
いて外部側枠面と外部側障子面とが同一面に納まるよう
にしたものであって、一方の障子(A)はハンドル
(6)を所定角度回転させると引寄せ金具(9)とラッ
チ(9′)が対応の受け(9a)から外れるとともに、障
子上カマチ(A2)に設けたハズレドメ兼フレドメ(5)
のバネ作用により障子が内部側へ平行移動して横方向へ
走行でき、他方の障子(B)はハンドル(17)を所定角
度回転させて引くことにより内倒しとなり、さらに所定
角度回転させると内部側に移動し横方向に走行できるよ
うにしたことを特徴とする。
(作用) 一方の障子は、ハンドル操作により横方向の走行が可
能になり、他方の障子はハンドル操作により内倒し及び
横方向の走行が可能になる。
(実施例) 次に図面を参照してこの発明における引違い直列サッ
シを説明する。
第1図は概略全体図を示すもので、障子(A)、障子
(B)の閉鎖状態を示しており、この状態で障子(A)
及び障子(B)と障子枠(C)の外部側面は同一面に納
まるようになっている。
一方の障子(A)の構成は、第2図にその断面図を示
すように、障子下マカチ(A1)に下枠(C1)のレール
(3)を走行する起倒式戸車(2)が両側に配置され、
また障子上カマチ(A2)には両側に位置して上枠(C2)
のレール(4)と所定の関係をもってフレドメ兼ハズレ
ドメ(5)が設けられる。
また、この障子(A)の障子縦カマチ(A3)には操作
用のハンドル(6)とそれに連結されたロッド棒(7)
が備えられ、このロッド棒(7)には従来同様これと連
動する機構として、第5図に示すように、直線運動を90
度変換するコーナードライブ(8)及び引寄せ金具
(9)等が接続される。第5図において、10は第9図に
示すようにローラー(11)をピン(12)により取付けて
なる取付材である。
前記引寄せ金具(9)及び取付材(10)の設置位置に
対応して、下枠(C1)、上枠(C2)及び縦枠(C3)には
第8図、第10図に示す如きその受け(9a)、(10a)が
設けられる。なお、これらの構成は従来とほぼ同様であ
るので詳細な説明は省略するが、前記引寄せ金具(9)
と取付材(10)は耐風圧に応じてそのつど数を可変にす
ることができる。前記引寄せ金具(9)はハンドル解除
の特にラッチ(9′)が引っ込むことにより後記する他
方の障子(B)に備えられる引寄せ金具(20)の受け
(20a)に当接することなく開閉ができるものである。
障子(A)の障子縦カマチ(A3)には、第4図に示す
ように、障子の平行のガイドとしての戸当り(13)とク
ッション材(14)がネジで固定されて設けられる。戸当
り(13)の形状を第11図に、及びクッション材(14)の
形状を第12図に、そしてこれらの障子縦カマチ(A3)へ
の取付状態を第13図に示す。
前記フレドメ兼ハズレドメ(5)は、溝(5a)を有し
た倒L形状のガイド(5b)と、前記溝(5a)にバネ(5
c)を介してピン(5d)でもって回動可能に軸支された
フレドメ(5e)とから構成され、ガイド(5b)に設けた
透孔(5f)を介して障子上カマチ(A2)にネジ(図示せ
ず)固定される。前記バネ(5c)はフレドメ(5e)をガ
イド(5b)の水平部(5g)方向に戻るように付勢してお
り、また前記フレドメ(5e)は先細状になされ、前記ガ
イド(5b)の水平部(5g)との間に適当な間隙(5h)を
形成するようにしている。更に、前記フレドメ(5e)は
障子に取付けられた際、上枠(C2)との間隙(S1)を前
記起倒式戸車(2)とレール(3)との係り代(S2)よ
り小さくなるような高さ寸法を有したものとしており、
かつ障子(A)閉鎖状態において、第2図に示す如くレ
ール(4)とバネ(5c)の力に抗し室内側に傾倒される
関数になるように設けられる。
第7図(a)は障子(A)の閉鎖時における起倒式戸
車(2)の状態を示す断面図、第7図(b)は障子
(A)の閉鎖解除時における起倒式戸車(2)の状態を
示す断面図を示す。
以上の構成により障子(A)は、ハンドル(6)を第
1図の状態から所定角度、この例では180度回転させる
と、受け(9a)よりラッチ(9′)が外れるとともに、
障子上カマチ(A2)に設けたハズレドメ兼フレドメがバ
ネ(5c)の戻力により内部側に押し戻され、第2図に二
点鎖線で示す位置まで移動し、ガイド(5b)とフレドメ
(5e)との間隙(5h)により上枠(C2)のレール(4)
にそって横方向に走行が可能となる。なお、閉鎖する場
合は、障子(A)を縦枠(C3)に戸当り(13)に当るま
で移動しハンドル(6)を元の位置に戻せばよい。
他方の障子(B)の構成は、第3図にその断面図を示
すように、障子下カマチ(B1)に下枠(C1)のレール
(15)を走行する戸車装置(16)が両側に配置されてい
る。
また、この障子(B)も障子(A)と同様に障子縦カ
マチ(B3)には操作用のハンドル(17)とそれに連結さ
れたロッド棒(18)が備えられ、このロッド棒(18)に
は従来同様これと連動する機構として、第6図に示すよ
うに、直線運動を90度変換するコーナードライブ(19)
及び引寄せ金具(20)等が接続されるなど、構成は従来
とほぼ同様であるので詳細な説明は省略するが、この発
明の一つの特徴は、ハンドル(17)の操作により連動す
る障子(B)の両端に位置した部材にアダプター(21)
が設けられ、かつ下枠(C1)のこれと対応した位置にポ
ジションプレート(22)が設けられる。なお、(20a)
は前記引寄せ金具(20)の設置箇所に対応して下枠(C
1)、上枠(C2)に設けられた受けである。
第15図(a)、(b)、(c)は障子(B)における
ハンドル(17)の位置とその時の障子の状態を示す説明
図である。第15図(a)に示す障子(B)閉鎖時におけ
るハンドル(17)の位置から、第15図(b)に示すよう
にハンドル(17)を所定角度、この例では90度回転する
と内倒し状態で開放でき、この状態から第15図(c)に
示すように更に所定角度、この例では30度回転すると横
方向に走行できるように構成される。なお、ハンドル
(17)を内倒し状態から更に所定角度(30度)回転した
ときには、障子(B)は戸車装置(16)の作動により障
子(A)と当らない位置まで移動することは言うまでも
ない。
以上の構成により、障子(B)はハンドルを所定角度
(90度)回転させて引くことにより内倒しとなり、更に
所定角度(約30度)回転させると内部側に移動し横方向
に走行できる。
(発明の効果) この発明によれば、内倒し解放による換気ができ、か
つFIXが引違いになるため清掃が容易にできるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る引違い直列サッシを実施した一例
を示すもので、第1図は概略全体図、第2図は第1図の
A−A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4図
は第1図のC−C断面図、第5図は障子(A)の障子周
りの金物を概略的に示す説明図、第6図は障子(B)の
障子周りの金物を概略的に示す説明図、第7図(a)、
(b)は戸車の取付状態を示す断面図、第8図は障子
(A)閉鎖時における引寄せ金具と受けの関係を示す断
面図、第9図(a)、(b)は取付材を示す正面図、平
面図、第10図(a)、(b)は取付材の受けを示す正面
図、平面図、第11図(a)、(b)は戸当りを示す正面
図、平面図、第12図(a)、(b)はクッション材を示
す正面図、平面図、第13図はその取付状態を示す断面
図、第14図はフレドメ兼ハズレドメを示す斜視図、第15
図(a)、(b)、(c)は障子(B)におけるハンド
ルの位置とその時の障子の状態を示す説明図で、(a)
は障子閉鎖時、(b)は内倒し時、(c)は横方向に走
行時を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】障子閉鎖時において外部側枠面と外部側障
    子面とが同一面に納まるようにしたものであっで、一方
    の障子(A)はハンドル(6)は所定角度回転させると
    引寄せ金具(9)のラッチ(9′)が対応の受け(9a)
    から外れるとともに、障子上カマチ(A2)に設けたハズ
    レドメ兼フレドメ(5)のバネ作用により障子が内部側
    へ平行移動して横方向へ走行でき、他方の障子(B)は
    ハンドル(17)を所定角度回転させて引くことにより内
    倒しとなり、更に所定角度回転させると内部側に移動し
    横方向に走行できるようにしたことを特徴とする引違い
    直列サッシ。
JP62264934A 1987-10-19 1987-10-19 引違い直列サッシ Expired - Lifetime JP2571398B2 (ja)

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JPH01105890A JPH01105890A (ja) 1989-04-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348488B1 (ko) * 2010-10-27 2014-01-07 (주)엘지하우시스 수평밀착창호
KR101280118B1 (ko) * 2010-10-27 2013-07-05 (주)엘지하우시스 수평밀착창호

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886276A (ja) * 1981-11-17 1983-05-23 日本軽金属株式会社 引き違いサツシ
JPS6137370U (ja) * 1984-08-09 1986-03-08 不二サッシ株式会社

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JPH01105890A (ja) 1989-04-24

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