JP2621043B2 - 車両のサイドウインド - Google Patents

車両のサイドウインド

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JP2621043B2
JP2621043B2 JP7142388A JP7142388A JP2621043B2 JP 2621043 B2 JP2621043 B2 JP 2621043B2 JP 7142388 A JP7142388 A JP 7142388A JP 7142388 A JP7142388 A JP 7142388A JP 2621043 B2 JP2621043 B2 JP 2621043B2
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JP
Japan
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glass
front glass
side window
vehicle
guide rail
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JP7142388A
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敏隆 西井
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、車両のサイドウインドに関する。
b. 従来の技術 車両側面の窓枠内の前後位置に前ガラスおよび後ガラ
スを設け、前ガラスの前端部を窓枠の前端部にヒンジ結
合して、前ガラスの後部を水平方向のスイングにより開
閉可能とした先行技術(実開昭60−78615号公報)が知
られている。
この先行技術は、第13図ないし第15図のように、前ガ
ラス100をヒンジ101,102を介して窓枠1に支持し、前ガ
ラス100を後ガラス103の外側に送り出し、前ガラス100
が外側に送り出された後に後ガラス103をスライドさせ
て開けるようにしてある。
c. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、この先行技術では前ガラス100を外側
に送り出してから、後ガラス103を開けるので、後ガラ
ス103を開けるために、前ガラス100を動かさなければな
らなかった。
本発明は、上記課題を解決し、前ガラスのみを自由に
開閉することができると共に後ガラスは固定式で済むの
で構成が単純となる車両のサイドウインドを提供するこ
とを目的とする。
d. 課題を解決するための手段 車両側面の窓枠内に、前ガラスおよび後ガラスを配置
し、一方のガラスを上下に分割して車両窓枠に固定する
と共に、この上下のガラスの相互間にガイドレールを設
け、このガイドレールにガイドされるガイドローラを、
上記他方のガラスの一端部に一方を軸支されたヒンジの
他方に回動自在に支持したことにある。
e. 作用 前ガラスを後方に引くと、ヒンジの一方が回動して前
ガラスを後ガラスの外側に押し出す。次いで、ガイドレ
ールに沿ってガイドローラが回転して前ガラスを後ガラ
スの外側に沿って後方に移動する。
f. 実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図ないし第5図において、1は自動車のサイドボ
ディ2に設けられたサイドウインドであり、これは開閉
可能な前ガラス3と固定された後ガラス4とで構成され
ている。
サイドボディ2はアウタパネル2aおよびインナパネル
2bで構成されており、このサイドボディ2の前後に2つ
の開口穴5,6を形成すると共に後側開口穴6を2つに仕
切ってある。開口穴5,6の周縁にはそれぞれウェザース
トリップ7が設けられている。上記前側開口穴5の上下
縁部にはガイドレール8が装着され、これらガイドレー
ル8にガイドされるガイドローラ9が前ガラス3の前側
裏面上下部にそれぞれ設けられている。ガイドレール8
は、前側縁部では、サイドボディ2の内側に入り込み、
後側縁部では外側に出るように形成されている。
上記上下に分割された後側開口61,62の上下縁部には
それぞれホルダ101,102,11が装着されており、上下縁部
のホルダ101,102はネジ10aを介して上部ガラス41の上端
部と下部ガラス42の下端部を固定すると共に、中間のホ
ルダ11は両端部を介して上部ガラス41の下縁部と下部ガ
ラス42の上縁部を挾持している。このホルダ11はその中
間をコ字形に形成して後述するガイドローラのガイドレ
ール12を形成してある。13はホルダ11の挾持部と上部お
よび下部ガラス41,42との間に介在されたパッキングで
ある。
上記ガイドレール12には、前ガラス3をスライドさせ
るガイドローラ14が係合されており、このガイドローラ
14は、水平軸に支持された走行ローラ141と、垂直軸に
支持されたガイドローラ142とで構成されている。
走行ローラ141およびガイドローラ142を支持した支持
枠15は、第6図のように前ガラス3の後端部に一方16a
を固定されたヒンジ16の他方16bに軸支されている。17
は、第10図のように支持枠15の抜けを防止するストッパ
ーであり、これはガイドレール12の先端部に装着されて
いる。18は第7図ないし第9図のようにヒンジ16の他方
16bに設けられた板バネのストッパーであり、これは前
ガラス3の開放時に支持枠15に設けられた軸19に係止さ
れるものである。
20は第11図および第12図のように前ガラス3の前部に
設けられたロック機構であり、これはサイドボディ2に
装着されたストライカ21に係合してロックされる。ロッ
ク機構20は前ガラス3に固定されたベース22と、このベ
ース22にピン23を介して軸支された鉤24と、この鉤24を
一方に付勢するスプリング25とで構成されている。スト
ライカ21はネジ26を介してサイドボディ2に固定されて
いる。
次に、上記構成によるサイドウインドを使用する場合
について説明する。
前ガラス3を開けるには、ロック機構20を解除して、
前ガラス3を後方にスライドさせると、前ガラス3は、
ヒンジ16の軸および他方16bが回動することにより後ガ
ラス4の外側に押し出される。そして、さらに前ガラス
3を後方に引くと、ヒンジ16の他方16bがストッパー18
の軸19に係止された状態で、前ガラス3の摺動が行なわ
れる。すなわち、前ガラス3は走行ローラ14、およびガ
イドローラ142に支持されて後方に移動する。また、前
ガラス3を閉めるには、前方に押すと、ガイドレール12
に沿って前ガラス3が移動し、ストッパー17に係止され
る。そして、ヒンジ16が回動して、内側に入り込み、後
ガラス24と同一面になって閉じられる。
g. 発明の効果 以上述べたように本発明による車両のサイドウインド
によれば、前後に配置されたガラスの一方を全く動かさ
ずに他方のガラスの開閉が行なわれるので、極めて構成
が単純化し得る。また、閉じた状態で前ガラスと後ガラ
スは同一面に位置するので、外観上優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両のサイドウインドの一実施例
を示す概念図、第2図は第1図のサイドウインドを拡大
して示す概念斜視図、第3図は第1図のA−A線断面
図、第4図は第1図のB−B線断面図、第5図はガイド
ローラ部分を示す横断面図、第6図は第5図のヒンジ部
分を示す斜視図、第7図および第8図はヒンジのストッ
パー部分を示す概念図、第9図は第7図のストッパーを
示す斜視図、第10図は支持枠の移動を制限するストッパ
ーを示す斜視図、第11図および第12図は前ガラスのロッ
ク機構を示す斜視図、第13図は従来の車両のサイドウイ
ンドを示す概念図、第14図および第15図は第13図の横断
面図である。 1……サイドウインド、2……サイドボディ、 3……前ガラス、4……後ガラス、 41……上部ガラス、42……下部ガラス、 12……ガイドレール、14……ガイドローラ、 141……走行ローラ、142……ガイドローラ、 15……支持枠、16……ヒンジ、 17,18……ストッパー、19……軸、 20……ロック機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両側面の窓枠内に、前ガラスおよび後ガ
    ラスを配置し、一方のガラスを上下に分割して車両窓枠
    に固定すると共に、この上下のガラスの相互間にガイド
    レールを設け、このガイドレールにガイドされるガイド
    ローラを、上記他方のガラスの一端部に一方を軸支され
    たヒンジの他方に回動自在に支持したことを特徴とする
    車両のサイドウインド。
JP7142388A 1988-03-25 1988-03-25 車両のサイドウインド Expired - Lifetime JP2621043B2 (ja)

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JP4685275B2 (ja) * 2001-06-11 2011-05-18 株式会社クボタ 作業車の運転キャビン用サイドドア
JP5440865B2 (ja) * 2010-04-02 2014-03-12 豊田合成株式会社 車両用ドア

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JPH01244919A (ja) 1989-09-29

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