JP2969165B2 - スイングアームを有するスライド鉄蓋 - Google Patents

スイングアームを有するスライド鉄蓋

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JP2969165B2
JP2969165B2 JP10061859A JP6185998A JP2969165B2 JP 2969165 B2 JP2969165 B2 JP 2969165B2 JP 10061859 A JP10061859 A JP 10061859A JP 6185998 A JP6185998 A JP 6185998A JP 2969165 B2 JP2969165 B2 JP 2969165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄蓋を開閉する方式と
して、開蓋時に蓋体を反転させず、若干引上げ後、その
ままスライドして作業する構成を提供するもので、人孔
鉄蓋、消火栓鉄蓋、その他各種鉄蓋等に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、角蓋構成としては、受枠の相対す
る2辺の内側に斜行するガイドレールを形成し、対応す
る蓋体の対応部位に該ガイドレール上を摺動する摺動片
を植設し、開蓋時は、蓋体の予め決められた一端面を引
上げ、そのまま直線的にスライド開蓋する方式があり、
丸型蓋の構成としては、一般的に180度開閉蝶番を兼
用する360度水平スライド旋回して開蓋する方式があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に鉄蓋は重いも
のであり、その開閉作業は困難を伴うものである。本発
明は、これを比較的軽い操作力で最小の運動範囲で開
蓋、閉蓋作業が完結する事を得る構成を提供する事を解
決すべき技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、角型をなす鉄蓋に於て、スライド開閉
する方向を設定し、該方向と平行をなす蓋体の相対する
2辺の肉厚を大とし、そのそれぞれ相対する面、すなわ
ち内側面に、スライド開蓋側を若干残してほぼ全長に亘
って端面を盲とした凹溝を形成し、該スライド開蓋側端
面の凹溝端の下面に一部切欠きを設け、閉蓋状態で受枠
の対応する部位に、該受枠下部に支点を有するスイング
アームを構成し、該スイングアームのスイングする先端
に、前記凹溝に係合する滑車等を構成し、閉蓋時、切欠
きを有する凹溝端に該滑車が係合状態に組立てられてな
る構成とするものであり、丸型の鉄蓋に於ては、開閉す
る蓋体の裏面、中心振分けに適宜ピッチで平行に二本の
肉厚大なるバーを一体的に構成し、それぞれ相対する
面、すなわち内側面に、若しくは、それぞれ外側面に、
スライド開蓋側を若干残してほぼ全長に亘って端面を盲
とした凹溝を形成し、該スライド開蓋側端面の凹溝端の
下面に一部切欠きを設け、閉蓋状態で受枠の対応する部
位に、該受枠下部に支点を有するスイングアームを構成
し、該スイングアームのスイングする先端に、前記凹溝
に係合する滑車等を構成し、閉蓋時、切欠きを有する凹
溝端に該滑車が係合状態に組立ててなる構成とするもの
であり、これは、角蓋に於ても同じ構成として可とする
ものである。
【0005】
【作用】本発明の動作、作用を説明すると、閉蓋状態に
於てスイングアームの先端の滑車は蓋体の二辺の内側面
に形成した凹溝、又は二本の肉厚大なるバーの内側面、
又は外側面に形成した凹溝、且つその下面に切欠きを有
する部位に係合しており、この状態から、開蓋用コジリ
部に開蓋工具を係合して上方向に引張り上げ、スライド
開蓋方向に若干引張ると、前記滑車が凹溝に形成した切
欠きに引掛かり、該滑車を保持するスイングアームがス
イングし、設定した角度迄旋回して止まり、この状態で
蓋体の厚み、更には該蓋体に一体的に構成した補強リブ
の高さを補償するリフトを持つよう構成することによ
り、上方向引張力を弛めると、該蓋体の重量は前記滑車
に掛ることになり、後はそのままスライド開蓋方向に引
張ると、前記蓋体の厚み、補強リブの高さに影響される
ことなく該滑車の転がり摩擦の抵抗だけでスライド開蓋
するものであり、閉蓋作業に於ては、そのまま逆に閉蓋
方向にスライドすることにより軽く移動し、最後に凹溝
の切欠部を有する側の盲部がストッパーとなり、ここで
前記滑車が当たり、このため、連動して前記スイングア
ームが開蓋方向と逆にスイングして最前状態となり、閉
蓋を完了するものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面に基ずいて説明する。
図1に於て1はスライド開閉する蓋体、2は該蓋体1の
スライド方向と平行をなす相対する2辺の内側面に構成
した切欠部3を有し、両端を盲とし、スライド開蓋側を
若干残した部分4を有する凹溝、5は該蓋体1の要部に
構成した開蓋用コジリ部、6は補強リブ、7は該凹溝2
に係合し、転動又は滑動する滑車8をスイング端に有す
るスイングアーム、9は受枠、10は前記スイングアー
ム7を受枠9に回転自在に支承する該受枠9に構成した
承部、11は設置路面を示すものであり、図2は開蓋初
期の状態を示し、開蓋用コジリ部5に開蓋工具12を係
合し、矢印Aに蓋体1を引張り上げ、そのまま矢印Bに
スライド開蓋方向に若干引張ると、前記滑車8が凹溝2
に形成した切欠部3に引掛かり、該滑車8を保持するス
イングアーム7が矢印Cに旋回して止まり、この時の滑
車8の高さ位置Hが、補強リブ6の下面がこの状態で受
枠9の上面と接触しない寸法として構成するものであ
り、この状態で矢印A引張力を弛めると、前記滑車8の
切欠部3に対する係合が外れ、該蓋体1の重量は滑車8
に掛ることになり、次に図3は開蓋中期〜後期の状態を
示し、そのままスライド開蓋方向、矢印Dに引張ると開
蓋作業を終了するものである。尚、図1は閉蓋状態を示
し、閉蓋作業は、該開蓋作業の逆を行えばよいものであ
る。更に、本実施例に於て、凹溝2は蓋体1のスライド
方向と平行をなす相対する2辺の内側面に構している
が、該凹溝2を2本の平行した補強リブ6のそれぞれ内
側面、又は外側面に構成しても可とするものである。
【0007】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、蓋体1を開
閉する動作が直線スライド方式で無駄が無く、開蓋初期
に該蓋体1を引張り上げ、そのまま矢印Bにスラスライ
ド開蓋方向に若干引張る自然の操作で滑車8をスイング
端に有するスイングアーム7が矢印Cに旋回し、最大角
度で停止した状態で該滑車8が蓋体1の重量を支承する
ため、その後の操作力は滑車8の転動又は滑動による転
がり摩擦の抵抗だけでスライド開蓋するため軽く移動
し、且つ、前記スイングアーム7の長さ、位置関係を適
切に選ぶことにより、蓋体1の厚み、補強リブの高さに
影響されることなく開閉作業が行はれるものであり、そ
の実用性、有用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したスイングアームを有するスラ
イド鉄蓋の閉蓋状態を示す正面断面図
【図2】図1を開蓋初期状態とした正面断面図
【図3】図1を開蓋中期〜後期状態とした正面断面図
【符号の説明】
1、蓋体 6、補強リブ 2、凹溝 7、スイングアー
ム 3、切欠部 8、滑車 5、開蓋用コジリ部 9、受枠 10、承部 12 開蓋工具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角型の鉄蓋に於て、スライド開閉する方
    向を設定し、該方向と平行をなす蓋体の相対する2辺の
    肉厚を大とし、そのそれぞれ相対する面、すなわち内側
    面に、スライド開蓋側を若干残してほぼ全長に亘って端
    面を盲とした凹溝を形成し、閉蓋状態で受枠の対応する
    部位に、該受枠下部に支点を有するスイングアームを構
    成し、該スイングアームのスイングする先端に、前記凹
    溝に係合する滑車を構成し、閉蓋時、該凹溝端に該滑車
    が係合状態に組立てられてなることを特徴とするスイン
    グアームを有するスライド鉄蓋。
  2. 【請求項2】 角型、又は丸型の鉄蓋に於て、開閉する
    蓋体の裏面、中心振分けに適宜ピッチで平行に二本の肉
    厚大なるバー(強度メンバーを兼ねるリブ)を一体的に
    構成し、2辺のそれぞれ相対する面、すなわち内側面
    に、若しくは、それぞれ外側面にスライド開蓋側を若干
    残してほぼ全長に亘って端面を盲とした凹溝を形成し、
    閉蓋状態で受枠の対応する部位に、該受枠下部に支点を
    有するスイングアームを構成し、該スイングアームのス
    イングする先端に、前記凹溝に係合する滑車を構成し、
    閉蓋時、該凹溝端に該滑車が係合状態に組立てられてな
    ることを特徴とするスイングアームを有するスライド鉄
    蓋。
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