JPH0425375Y2 - - Google Patents

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JPH0425375Y2
JPH0425375Y2 JP1986027288U JP2728886U JPH0425375Y2 JP H0425375 Y2 JPH0425375 Y2 JP H0425375Y2 JP 1986027288 U JP1986027288 U JP 1986027288U JP 2728886 U JP2728886 U JP 2728886U JP H0425375 Y2 JPH0425375 Y2 JP H0425375Y2
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roof
ceiling
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side wall
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌のTバールーフに関する。
(従来技術) 従来、車輌のTバールーフにおいては、車輌屋
根の天井部から側壁部下方側にかけて左右一対の
窓開口部が形成され、該各窓開口部を開閉自在か
つ脱着自在に施蓋する蓋体が設けられたものがあ
る(実願昭56−185901号参照)。
前記蓋体の開閉機構を第8図に基いて説明する
と、蓋体7の左右方向車幅方向内方端にはヒンジ
メール40が取付けられ、そのヒンジメール40
は屋根1の下面に固着したヒンジフイーメール4
1に係脱自在に係合され、これにより蓋体7は左
右方向外方側が上方に傾斜するように回動自在で
ある。
また、蓋体7の前後両端部下方には左右方向の
長孔42を有するブラケツト43が突設され、前
記長孔42には連動杆44の上端部に設けられた
係合ピン45が摺動自在でかつ着脱自在に嵌合さ
れ、前記連動杆44の下端部は固定の起立片46
に横軸47廻りに回動自在に枢着されている。そ
して、駆動ケーブル13を介して、連動杆44を
横軸47廻りに回動させることにより係合ピン4
5が長孔42内を摺動し、蓋体7が窓開口部4を
開閉する。さらに、蓋体7を屋根1から取外すに
は、係止ピン45を長孔42から離脱させ、その
後蓋体7を車幅方向外方へ引張してヒンジメール
40をヒンジフイーメール41から抜取ればよ
い。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術によつて車室内の換気を図る際
は、まず、蓋体の左右方向外方側をチルトアツプ
させる。しかしながら、この状態では窓開口部の
左右方向中央側につれて漸次換気量は減少する。
そこで換気量を増すために蓋体を屋根から取外し
て窓開口部を全開状態にする。しかし、この場
合、取外した蓋体を収納する場所を設けなければ
ならず、また、取外し作業は厄介なものであつ
た。
そこで本考案は、蓋体を窓開口部全開状態にし
ても、蓋体を車輌屋根に取付けた状態で保持可能
な車輌のTバールーフを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために講じた具
体的手段の特徴とする処は、天井部2と左右側壁
部3とを備えた車輌屋根1の天井部2側から各側
壁部3下方側にかけて左右一対の窓開口部4が形
成され、該各窓開口部4を開閉自在に施蓋する蓋
体7を有する車輌のTバールーフにおいて、 前記蓋体7は屋根1の天井部2に対応する上部
7aと、側壁部3に対応する側部7bとを備え、 前記窓開口部4の前後両側に一対のガイドレー
ル9が天井部2から側壁部3にかけて配設され、
該ガイドレール9に、蓋体側部7bの下部をガイ
ドレール9に対して摺動自在かつ回動自在に支持
するスライド体11が支持され、該スライド体の
上方でかつガイドレール9と蓋体7との間には、
スライド体11の側壁部3から天井部2への移動
に連動して、蓋体7の上部7aを車幅方向中央側
の上方に移動させる昇降機構17を設けた点にあ
る。
(作用) 窓開口部4を開放するには、スライド体11を
屋根側壁部3から天井部2にかけて、ガイドレー
ル9に沿つて移動させる。すると、蓋体7とガイ
ドレール9の間に設けた昇降機構17がスライド
体11の移動に連動して、蓋体7の上部7aを左
右方向中央側上方に移動させて、窓開口部4全開
状態にする。このとき、蓋体7は車輌屋根1に取
付けた状態で保持できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第4図は第1実施例を示し、1は車
輌の屋根で、天井部2と、該天井部2の左右方向
外端から下方に比較的長く延設された側壁部3と
を有する。該屋根1には天井部2から側壁部3下
方側にかけて左右一対の窓開口部4が形成され、
該窓開口部4の周縁内方側には窓開口部4と略対
応する開口部5を有するフレーム6が設けられて
いる。
7は前記窓開口部4に対応する上部7a及び側
部7bを備えかつ窓開口部4を開閉する蓋体で、
金属板、ガラス板又は合成樹脂等からなり、周縁
部にウエザストリツプ8が嵌着されている。
9は前後一対のガイドレールで、窓開口部4の
前後両側に配置されており、各ガイドレール9
は、天井部2に対応する窓開口部4の左右内端側
から側壁部3に対応する窓開口部4の下端側に至
る「く」字形に形成されて屋根1に固定のフレー
ム6上にボルト固定されている。また、ガイドレ
ール9には上方に開口した断面がC字状の案内溝
10が長手方向に形成されている。
蓋体7の側部7b下方側にはスライド体11が
配設され、ガイドレール9の案内溝10に摺動自
在に内嵌されている。また、スライド体11は蓋
体7の側部7b下端に、ブラケツト12を介し
て、相対回動自在に連結されている。
13は駆動ケーブルで、該駆動ケーブル13の
一端部側は、ガイドレール9の案内溝10内を挿
通されて、スライド体11に連結されている。
14は駆動ピニオンで、左右窓開口部4の左右
方向中央側で、かつ天井部2の下方に配置され
て、両駆動ケーブル13を係合すると共に、駆動
モータ15と連動連結されている。
16は駆動ケーブル13を案内するガイドチユ
ーブである。
17は昇降機構で、蓋体7の前後両側かつ内方
側に配置されており、第1リンク18、第2リン
ク19及びスライダ−34等から成り、前記スラ
イド体11と連動して蓋体7の上部7aを屋根天
井部2の左右方向中央側の上方に移動させるもの
である。
前記スライダ−34は前記スライド体11の上
方に位置し、ガイドレール9の案内溝10内に摺
動自在に内嵌され、駆動ケーブル13に連結され
ている。
前記第1リンク18の下端は前記スライダ−3
4に枢着され、中途部は屈曲されており、上端は
蓋体上部7aの左右方向内方側にブラケツト20
を介して枢着されている。
前記第2リンク19は一端が第1リンク18の
中途部に枢結され、他端がガイドレール9の上面
の屋根天井部2側の中途部に固設されたブラケツ
ト21に枢着されている。
前記第1実施例の構成では、蓋体7が第2図の
実線で示すように、窓開口部4を閉鎖する閉鎖位
置にある状態から、駆動モータ15を作動させ
て、駆動ケーブル13により、スライド体11及
びスライダ−34を上方に摺動させれば、スライ
ド体11が蓋体側部7bの下部を上方に移動させ
ると共に、スライダ−34が第1リンク18の下
端を上方に移動させる。すると、第1リンク18
は第2リンク19の他端を支点として弧を描くよ
うに左右方向中央側に移動する。而してスライド
体11の上方の移動により蓋体側部7bを上方に
移動させ、スライド体11の上方の移動に連動し
て昇降機構17が蓋体上部7aを左右方向中央側
の上方へ移動させて、第2図の仮想線で示すよう
に、蓋体7が窓開口部4を開放する。したがつ
て、窓開口部4を全開状態にしても蓋体7は屋根
1に取付けた状態で保持できるので蓋体を取外し
て収納する必要がない。
第5図乃至第7図は第2実施例を示し、第1実
施例との相違点を述べる。
ガイドレール9は断面略コの字状の内外案内溝
22,23が対向して形成されており、内案内溝
22の内側にケーブル案内溝24が連通されてい
る。
スライド体11は前後に内外一対の第1,2支
軸を有し、該第1,2支軸には前記内外案内溝2
2,23に摺動自在に案内されるローラ25が回
転自在に外嵌されている。
また、スライド体11は前記ケーブル案内溝2
4に案内されると共に、駆動ケーブル13の一端
部側に連結される保持部28を有する。29は第
3支軸で、スライド体11の後端上部内方に形成
され、該第3支軸にはローラ25が回転自在に外
嵌されている。
35はリフタであり、前端にガイドレール9の
内外案内溝22,23に摺動自在に案内されるロ
ーラ30を有する。また、リフタ35の上部は蓋
体側部7bの下端にボルト.ナツト31,32で
2ケ所固定されている。そして、リフタ35の後
端側に後下りのカム溝33が形成され、このカム
溝33にスライド体11の第3支軸29のローラ
25が摺動自在に内嵌されている。
そして前記リフタ35とスライド体11で昇降
機構17を構成している。
前記第2実施例の構成では、蓋体7が窓開口部
4を閉鎖する閉鎖位置から、スライド体11を上
方に摺動させれば、第3支軸29がリフタ35の
カム溝33内を移動し、第7図の実線で示すチル
トアツプ状態になる。なお、リフタ35には第3
支軸29がカム溝33内を移動する間はリフタ3
5の動きを規制し、第3支軸29がカム溝33の
後端部に達したときに規制を解除するストツパ
(図例省略)が設けられている。
さらに、スライド体11を屋根側壁部3側から
天井部2に移動させることにより、第3支軸29
がカム溝33の後端部を引動して、第7図の仮想
線で示す窓開口部4全開状態となる。
なお、本考案は前記第1,2実施例に限定され
ることはなく、モータ駆動ではなく手動式として
も良く、また、駆動モータを1つにして、左右兼
用しても良い。
(考案の効果) 以上詳述した本考案の構成によれば、蓋体を車
輌屋根の窓開口部全開状態にしても、蓋体は屋根
に取付けた状態で保持されるので蓋体を脱着する
作業が不要であり、また、取外した蓋体の収納場
所もいらない。また、一般に、屋根1に窓開口部
4を形成すると屋根1の強度が低下するが、窓開
口部4の前後にガイドレール9を屋根1側に固定
することで該ガイドレール9によつて屋根1の窓
開口部14周囲が補強される。そして、本考案で
は、特に、ガイドレール9を「く」字形に形成し
て、屋根1の天井部2に対応する窓開口部4の左
右内端側から側壁部3に対応する窓開口部4の下
端側に至り配設しているので、屋根1の天井部2
だけでなく、側壁部3の窓開口部4周囲をも補強
することができ、これによつて、屋根1の側壁部
3における換気量および開放感を大とすべく、側
壁部3に対応する窓開口部4の開口面積を大きく
形成しても、大きな強度低下をきたすということ
がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は第3図の−
線断面図、第3図は外観斜視図、第4図は第3
図の−線断面図、第5図乃至第7図は本考案
の第2実施例を示し、第5図は分解斜視図、第6
図は要部の断面図、第7図は動作説明図、第8図
は従来例を示す側断面説明図である。 1……車輌屋根、2……天井部、3……側壁
部、4……窓開口部、7……蓋体、9……ガイド
レール、17……昇降機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天井部2と該天井部2の左右外端から下方に延
    設した左右側壁部3とを備えた車輌屋根1の天井
    部2側から各側壁部3下方側にかけて左右一対の
    窓開口部4を形成し、該各窓開口部4を、天井部
    2に対応する上部7aと、側壁部3に対応する側
    部7bとを備えて成る蓋体7により開閉自在に施
    蓋するようにした車輌のTバールーフにおいて、 前記窓開口部4の前後両側の屋根1側に、天井
    部2に対応する窓開口部4の左右内端側から側壁
    部3に対応する窓開口部4の下端側に至る一対の
    ガイドレール9を固定し、 該ガイドレール9に、蓋体側部7bの下部をガ
    イドレール9に対して摺動自在かつ回動自在に支
    持するスライド体11を支持し、該スライド体の
    上方でかつガイドレール9と蓋体7との間に、ス
    ライド体11の側壁部3から天井部2への移動に
    連動して蓋体7の上部7aを左右方向中央側の上
    方に移動させる昇降機構17に設けたことを特徴
    とする車輌のTバールーフ。
JP1986027288U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0425375Y2 (ja)

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JP1986027288U JPH0425375Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP1986027288U JPH0425375Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JPS62137823U JPS62137823U (ja) 1987-08-31
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JP1986027288U Expired JPH0425375Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116127A (ja) * 1984-06-30 1986-01-24 Nissan Shatai Co Ltd 車両用スライドル−フ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116127A (ja) * 1984-06-30 1986-01-24 Nissan Shatai Co Ltd 車両用スライドル−フ

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JPS62137823U (ja) 1987-08-31

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