JPS6137537Y2 - - Google Patents

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JPS6137537Y2
JPS6137537Y2 JP1981093567U JP9356781U JPS6137537Y2 JP S6137537 Y2 JPS6137537 Y2 JP S6137537Y2 JP 1981093567 U JP1981093567 U JP 1981093567U JP 9356781 U JP9356781 U JP 9356781U JP S6137537 Y2 JPS6137537 Y2 JP S6137537Y2
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JP
Japan
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roof
opening
rails
connecting member
rail
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JP1981093567U
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JPS57204215U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、小さいルーフパネルを備えた自動
車でも、ルーフパネルに大きな開口を形成し、こ
の開口をルーフによつて大きく開放できるように
した自動車のスライドルーフに関するものであ
る。
従来、自動車のルーフパネルに形成した開口を
開閉するルーフは、一旦リフトさせたのちに後方
へスライドさせるように構成されていない(たと
えば実開昭50−31626号公報参照)ため、ルーフ
パネルの大きさに対して開口面積を大きく設定し
得ない問題があり、特に小さいルーフパネルを備
えた車種にあつては開口面積を小さく制限され
る。
ところで、自動車のスライドルーフに対する要
請としては、特にルーフを開放したときに、ルー
フが走行風等によつてガタつかないことが重要な
事項として挙げられる。
そこで、本考案は、自動車のスライドルーフに
要請される上記重要事項を損なうことなく、ルー
フパネルに対する開口面積を大きく形成し、この
大きく形成された開口部を大きく開放することが
できる自動車のスライドルーフを提供することを
目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、1は自動車の車体、2はフロ
ントグラス、3はリヤグラス、4はルーフパネ
ル、5はルーフで、このルーフ5によつてルーフ
パネル4に形成した開口6を開閉するようになつ
ている。
第2図および第3図において、上記ルーフ5
は、開口部6の左右両側に配置された連結部材7
によつて、ルーフパネル4の開口縁部4aに支持
されている1対のレール8,9上に載置されてい
る。
上記連結部材7は、一方のレール8に対応する
リンク7a1,7a2と、他方のレール9に対応する
リンク7b1,7b2とからなり、それぞれは、その
基端部をルーフパネル4の開口縁部4aに対して
ピン10によつて枢支され、かつ上端部をレール
8,9のスカート部8a,9aの外側壁にピン1
1により回動自在に連結している。
上記1対のレール8,9は、それぞれスカート
部8a,9aの上面に載置されるロアレール8
b,9bと、これらロアレール8b,9bの上側
に位置するアツパーレール8c,9cとで構成さ
れ、ロアレール8b,9bの上縁を幅方向外方に
折曲して形成した張出部8b1,9b1と、アツパー
レール8c,9cの下縁を幅方向内方に折曲して
形成した抱持部8c1,9c1との対向間隙にボール
20を介装し、アツパーレール8c,9cを長手
方向に往復移動自在にしている。
上記一方のレール8のスカート部8aの内側壁
表面には、その長手方向にわたつて第4図のよう
にラツク状の凹凸面12を形成し、この凹凸面1
2に係脱するロツク部材13をアツパーレール8
cに取付けている。なお、この凹凸面に代えて穴
を形成してロツク部材13を係脱させてもよいも
のである。
第5図において、14は駆動操作部材を示す。
この駆動操作部材14は、上記連結部材7を作動
させて、レール8,9およびルーフ5を昇降させ
るためのものであり、操作ハンドル15と1対の
スパイラルワイヤ16,17とで構成されてい
る。
上記操作ハンドル15は、回転基部にピニオン
15aを同時回転可能に取付けており、スパイラ
ルワイヤ16,17はアウタチユーブ18内に軸
動自在に挿通されて、それぞれの両端部16a,
16b,17a,17bを外部に露出している。
一方のスパイラルワイヤ16の一端部16aを
上記ピニオン15aに噛合させ、かつ他端16b
を連結部材7のリンク7b2に連結するとともに、
他方のスパイラルワイヤ17の一端17aをピニ
オン15aに噛合させ、かつ他端17bを連結部
材7のリンク7a2に連結している。
したがつて、操作ハンドル15を時計方向に回
転することによつて、スパイラルワイヤ16,1
7は矢印A方向に移動し、リンク7a1,7a2,7b
,7b2を起立させて、レール8,9とルーフ5
をリフトさせる。
また、このリフト状態から操作ハンドル15を
反時計方向に回転させることで、スパイラルワイ
ヤ16,17を反矢印方向に移動させ、レール
8,9とルーフ5を下降させることができる。
上記構成において、第6a図のように、ルーフ
5がルーフパネル4の開口6を閉塞した状態か
ら、開放させる場合は、まず操作ハンドル15を
時計方向に回動して上述の作動を得ることによつ
て、連結部材7のリンク7a1,7a2,7b1,7b2
起立させ、ルーフ5およびレール8,9をリフト
した第6b図の状態を得る。
つぎに、ロツク部材13を操作して、ロツク部
材13とレール8のスカート部8aの内側壁表面
に形成されているラツク状の凹凸面12との係合
を解き、つづいてルーフ5を後方へスライドさせ
ることによつて、ルーフ5とともにレール8,9
におけるアツパーレール8c,9cがロアレール
8b,9b上をスライドして第6c図に示す状
態、つまりアツパーレール8c,9cの先端部が
ロアレール8b,9bの後端部に嵌合した安定し
た状態で開口6を大きく開放させることができ
る。
上記第6c図の状態を得たのち、ロツク部材1
3をラツク状の凹凸面12にロツクさせることで
開放状態を保持することができ、また、ロツク部
材13をロツクすることなく第6c図状態よりさ
らに後方へルーフ5をスライドさせれば、ルーフ
5を取り外すこともできる。
一方、上記第6c図で示した開放状態から、ル
ーフ5によつて開口6を閉塞する場合には、ロツ
ク部材13のロツクを解除したのち、ルーフ5を
前方にスライドさせて第6b図の状態を得、しか
るのち操作ハンドル15を反時計方向に回動して
連結部材7のリンク7a1,7a2,7b1,7b2を倒す
ことによつて、レール8,9とルーフ5が降下し
て開口6を閉塞した第6a図の状態を得ることが
できる。
以上説明したように、この考案によれば、ルー
フを昇降可能とし、このルーフをリフト状態とし
て後方へスライドさせるようにしてあることか
ら、ルーフパネルの小さい車種であつても開口を
大きく形成して大きく開放することができる。
また、車体前後方向に離間して設けられた連結
部材をルーフパネルとロアレールとに回動自在に
取付けることによりルーフの昇降を可能にしてあ
ることから、ルーフを閉じるときには、ロアレー
ルがルーフパネルの所定位置に必ず収容されるこ
とを約束することができる。
このため、ルーフのスライドを約束するロアレ
ールとアツパーレールとの間に無理な負担を及ぼ
すことはなく、更に、このロアレールとアツパー
レールとでルーフのスライド機構を構成してある
ため、ルーフ開放時にあつても安定した状態でル
ーフを支持することができ、したがつて長期にわ
たつてガタの生じにくいものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスライドルーフを備え
た自動車の全体的斜視図、第2図はルーフとレー
ルのリフト状態を示す横断面図、第3図は同縦断
側面図、第4図は一方のレールにおけるスカート
部に形成したラツク状凹凸面を示す一部斜視図、
第5図は駆動手段と連結部材との関連を示す平面
図、第6a図ないし第6c図は動作手順を示す説
明図である。 4……ルーフパネル、4a……開口縁部、5…
…ルーフ、6……開口、7……連結部材、8,9
……1対のレール、8b,9b……ロアレール、
8c,9c……アツパーレール、14……駆動操
作部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルに形成した開口を開閉するルーフ
    であつて、 上記ルーフパネル開口部の左右両側の開口縁部
    に、夫々、車体前後方向に離間して設けられ、該
    開口縁部に対して一端が回動自在に取付けられた
    連結部材と、 該連結部材の他端に回動自在に取付けられ、車
    体前後方向に伸びる左右一対のロアレールと、 上記ルーフの車室側内面に一体に設けられ、上
    記ロアレールに対して摺動自在に嵌合されたアツ
    パーレールと、 上記連結部材を起立させ、上記ロアレールをリ
    フト状態とする駆動操作部材とを備え、 上記ロアレールがリフト状態のとき上記ルーフ
    を後方にスライド可能としたことを特徴とする自
    動車のスライドルーフ。
JP1981093567U 1981-06-23 1981-06-23 Expired JPS6137537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981093567U JPS6137537Y2 (ja) 1981-06-23 1981-06-23

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JP1981093567U JPS6137537Y2 (ja) 1981-06-23 1981-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204215U JPS57204215U (ja) 1982-12-25
JPS6137537Y2 true JPS6137537Y2 (ja) 1986-10-30

Family

ID=29888528

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JP1981093567U Expired JPS6137537Y2 (ja) 1981-06-23 1981-06-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61211127A (ja) * 1985-03-16 1986-09-19 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用サンル−フ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816891Y2 (ja) * 1977-05-25 1983-04-05 トヨタ自動車株式会社 自動車用サンル−フ装置

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JPS57204215U (ja) 1982-12-25

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