JP2005247175A - 自動車のトランクルーム構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
トランクルームの後壁の上端縁に固着した樹脂カバーの開口部の開閉部材の耐久性を保持し、かつ外観の見栄えを向上した自動車のトランクルーム構造を提供する。
【解決手段】
ラッゲージドア2で開閉されるトランクルーム2の後壁3の上端縁の車幅方向に前記ラッゲージドア2に固定されているドアロック装置を通過させて前記後壁3に内蔵しているドアロック装置に係脱するための開口部5を有する樹脂カバー4を固着した自動車のトランクルーム構造において、前記樹脂カバー4の開口部5に前記ラッゲージドア2の開き状態では開口部5を塞ぎ、前記ラッゲージドア2の閉じ状態ではラッゲージドア2側のドアロック装置によって押動して回転しドドアロック装置の通過を許容する少なくとも樹脂カバー5と同じ材質の左右一対の蓋板6をスプリング13によって前記開口部5の塞ぎ方向に付勢して取り付けた。
【選択図】 図2
トランクルームの後壁の上端縁に固着した樹脂カバーの開口部の開閉部材の耐久性を保持し、かつ外観の見栄えを向上した自動車のトランクルーム構造を提供する。
【解決手段】
ラッゲージドア2で開閉されるトランクルーム2の後壁3の上端縁の車幅方向に前記ラッゲージドア2に固定されているドアロック装置を通過させて前記後壁3に内蔵しているドアロック装置に係脱するための開口部5を有する樹脂カバー4を固着した自動車のトランクルーム構造において、前記樹脂カバー4の開口部5に前記ラッゲージドア2の開き状態では開口部5を塞ぎ、前記ラッゲージドア2の閉じ状態ではラッゲージドア2側のドアロック装置によって押動して回転しドドアロック装置の通過を許容する少なくとも樹脂カバー5と同じ材質の左右一対の蓋板6をスプリング13によって前記開口部5の塞ぎ方向に付勢して取り付けた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、自動車の後部に設けられているトランクルーム構造に関するものである。
図1で示すように、ラッゲージドア2で開閉されるトランクルーム1の後壁3の上端縁の車幅方向に前記ラッゲージドア2に固定されているドアロック装置のロック部材又はストライカを通過させて前記後壁3に内蔵しているストライカ又はロック部材に係脱するための開口部5を有する樹脂カバー4を固着した自動車のトランクルーム構造が知られている。前記トランクルーム1の後壁3の上端縁の車幅方向に固着されている樹脂カバー4の目的については下記の通りである。
すなわち、トランクルーム1内に荷物等を高さのある後壁3の上端縁を乗り越えて一挙に積み卸しするには労力負担が大きいため、後壁3の上端縁に一旦荷物等を置いて積み卸しの労力を軽減している。 そのために、後壁3の上端縁に荷物等の載置用の棚として樹脂カバー4を固着している。
前記この樹脂カバー4に設けられている開口部5には、ラッゲージドア2を開いた状態で、この開口部5から視認することができる後壁3の上端縁を隠蔽し、かつ開口部4の見栄えを向上するために従来では図4で示すように、スリット14を有するゴム蓋板15を開口部4の下面に取付けていた。
しかしながら、ゴム蓋板15はラッゲージドア2の閉じ状態ではロック部材によって押されて折り曲げられ拡開されるため、ゴム蓋板15は折り曲げ癖が生じて拡げられてラッゲージドア2を開いたときに開口部4を塞ぐための弾性復元力がなくなり、開口部4を塞ぐためのゴム蓋板15の機能を喪失する問題点を有していた。
特開平07−257288公報
特開平08−011622公報
本発明の目的は、トランクルームの後壁の上端縁に固着した樹脂カバーの開口部の開閉部材の耐久性を保持し、かつ外観の見栄えを向上した自動車のトランクルーム構造を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、請求項1に記載の通り、ラッゲージドアと、このラッゲージドアで開閉されるトランクルームの後壁とにはロック装置を備え、ラッゲージドア側のロック装置を通過させるための開口部が開設されている樹脂カバーが前記トランクルームの後壁上端縁の車幅方向に固定されている自動車のトランクルーム構造において、カバーに設けられている開口部に、前記ラッゲージドアの開閉に連係して回転開閉可能に蓋板を設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の通り、ラッゲージドアと、このラッゲージドアで開閉されるトランクルームの後壁とに、ロック部材と、このロック部材がかみ合うストライカとからなるロック装置を備え、ラッゲージドア側のロック装置を通過させるための開口部が開設されているカバーが前記トランクルームの後壁上端縁の車幅方向に固定されている自動車のトランクルーム構造において、前記カバーの開口部に前記ラッゲージドアの開き状態では開口部を塞ぎ、前記ラッゲージドアの閉じ状態ではラッゲージドア側のロック装置によって押動して回転し前記ラッゲージドア側のドアロック装置の通過を許容する少なくとも前記カバーと同じ材質の左右一対の蓋板をスプリングによって前記開口部の塞ぎ方向に付勢して取り付けたことを特徴とするものである。
本発明によると、カバーの開口部をラッゲージドア側のロック部材によって開閉する左右一対の蓋板は、ロック部材によって押動され回転して拡開し、スプリングによって前記開口部の塞ぎ方向に付勢されているため、ラッゲージドアの開き状態で開口部を確実に塞ぐ耐久性を確保し、樹脂カバー部の外観の見栄えを向上する効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1はトランクルームであり、2は前記トランクルーム1を開閉するラッゲージドアである。3はトランクルーム1の後壁である。このラッゲージドア2とトランクルーム1の後壁3内とには、図示省略しているロック部材と、このロック部材がかみ合うストライカとからなるドアロック装置を備えている。このドアロック装置は車種によってロック部材がラッゲージドア2側に固定されている場合はトランクルーム1の後壁にストライカが内蔵され、ストライカがラッゲージドア2側に固定されている場合はトランクルーム1の後壁にロック部材が内蔵される2つの方式がある。
上記トランクルーム1の後壁3の上端縁には車幅方向に樹脂カバー4が固着されており、この樹脂カバー4にはラッゲージドア2に固定されているロック部材又はストライカを通過させて前記後壁3に内蔵しているロック装置のストライカ又はロック部材に係脱するための開口部5を有している。
本発明は、前記樹脂カバー4の開口部5に前記ラッゲージドア2の開き状態では開口部4を塞ぎ、前記ラッゲージドア2の閉じ状態で前記開口部5を開口する蓋板を回転開閉可能に設けたことを特徴とするものである。
その具体的な実施例について図2及び図3によって説明する。樹脂カバー4の開口部5の両側端に支持部7を設け、この支持部7に後述する蓋板6に設けられている支持軸10を回転可能に支持するための支持穴8と、この支持軸10から偏心した位置のガイド軸11を案内するための前記支持穴8を中心とした円弧のガイド溝9を備えている。
一方、左右一対の蓋板6は、蓋板6の基部の両側部に前記した支持軸10と、この支持軸10から偏心した位置のガイド軸11とを有しており、さらに、蓋板6の裏面の前記持軸10の軸線上に設けられたバネ受け12に取り付けられ、蓋板6の裏面に当接して開口部5を塞ぐ方向に蓋板6を付勢するスプリング13とから構成されている。
前記左右一対の蓋板6は少なくとも樹脂カバーと同じ材質と記載したが、必ずしも樹脂カバーと同じ材質に限定するものではなく、樹脂カバー5とは別の樹脂材あるいは金属板でもよい。
本発明は上記の通りの構造であるから、ラッゲージドア2の開き状態では左右一対の蓋板6はスプリング13による付勢により図2の実線で示すように樹脂カバー4の開口部5を塞いでいる。従って、ラッゲージドア2の開き状態では開口部5から後壁3の上端縁を隠蔽し、かつ開口部4の見栄えを向上する。
また、ラッゲージドア2の閉じ状態ではラッゲージドア2に固定されている図略のロック部材又はストライカによって左右一対の蓋板6は押し下げられ、支持軸10を回転中心にしてガイド軸11がガイド溝9に案内されて左右下方向に回転して図2の鎖線で示すように拡開し、ロック部材の通過を許容して後壁3に内蔵している図略のストライカ又はロック部材に係合する。
このように、本発明では、樹脂カバー4開口部5をラッゲージドア2側のロック部材又はストライカによって開閉する左右一対の蓋板6は、ロック部材によって押動回転して拡開し、スプリング13によって前記開口部5の塞ぎ方向に付勢されているため、ラッゲージドア2の開き状態で開口部を確実に塞ぐ耐久性を確保し、樹脂カバー部の外観の見栄えを向上する利点を有しているものである。
尚、上記の実施例では蓋板6は左右一対の観音開き構造で説明したが、開口部5を塞ぐ1枚の蓋板の一辺を開口部5の長手方向にヒンジによって回転開閉自在に取り付け、開口部5を塞ぐ方向にスプリングにより蓋板を付勢するようにすることも可能であり、本発明の範疇であることを付言する。
1 トランクルーム
2 ラッゲージドア
3 後壁
4 樹脂カバー
5 開口部
6 蓋板
7 支持部
8 支持穴
9 ガイド溝
10 支持軸
11 ガイド軸
12 バネ受け
13 スプリング
2 ラッゲージドア
3 後壁
4 樹脂カバー
5 開口部
6 蓋板
7 支持部
8 支持穴
9 ガイド溝
10 支持軸
11 ガイド軸
12 バネ受け
13 スプリング
Claims (2)
- ラッゲージドアと、このラッゲージドアで開閉されるトランクルームの後壁とにはロック装置を備え、ラッゲージドア側のロック装置を通過させるための開口部が開設されている樹脂カバーが前記トランクルームの後壁上端縁の車幅方向に固定されている自動車のトランクルーム構造において、カバーに設けられている開口部に、前記ラッゲージドアの開閉に連係して回転開閉可能に蓋板を設けたことを特徴とする自動車のトランクルーム構造。
- ラッゲージドアと、このラッゲージドアで開閉されるトランクルームの後壁とに、ロック部材と、このロック部材がかみ合うストライカとからなるロック装置を備え、ラッゲージドア側のロック装置を通過させるための開口部が開設されているカバーが前記トランクルームの後壁上端縁の車幅方向に固定されている自動車のトランクルーム構造において、前記カバーの開口部に前記ラッゲージドアの開き状態では開口部を塞ぎ、前記ラッゲージドアの閉じ状態ではラッゲージドア側のロック装置によって押動して回転し前記ラッゲージドア側のドアロック装置の通過を許容する少なくとも前記カバーと同じ材質の左右一対の蓋板をスプリングによって前記開口部の塞ぎ方向に付勢して取り付けたことを特徴とする自動車のトランクルーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004061793A JP2005247175A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 自動車のトランクルーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004061793A JP2005247175A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 自動車のトランクルーム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005247175A true JP2005247175A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35028081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004061793A Pending JP2005247175A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 自動車のトランクルーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005247175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146506A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Mazda Motor Corp | 自動車の後部開閉装置 |
JP2007217908A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Toyota Boshoku Corp | ストライカカバー |
US20140265377A1 (en) * | 2013-03-12 | 2014-09-18 | Ford Global Technologies, Llc | Retractable striker cover assembly for vehicle |
-
2004
- 2004-03-05 JP JP2004061793A patent/JP2005247175A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10794083B2 (en) | 2013-03-12 | 2020-10-06 | Ford Global Technologies, Llc | Retractable striker cover assembly for vehicle |
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