JP4467680B2 - 開閉体構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体に開閉可能に支持された開閉体を選択的に閉状態で保持するための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の車室内に設けられたグローブボックスには、その開口部(本体)に開閉可能な蓋(開閉体)が設けられている。また、この蓋を選択的に閉状態で保持するべく、上記開口部に設けられた係合孔に蓋側に設けられたラッチ部材を選択的に係合するようになっている。
【0003】
上記ラッチ部材は、蓋に設けられたベース部材に上記係合孔に係合する位置と係合解除する位置との間で移動可能に支持されている。また、蓋を開閉操作すると共にラッチ部材と係合孔との係合状態を解除するべくベース部材に枢支され、かつラッチ部材に選択的に係合するノブと、ラッチ部材及びノブを該ラッチ部材が係合孔に係合する方向に付勢するばねとが設けられている。
【0004】
そして、蓋を閉めることでラッチ部材が係合孔に弾発的に係合し、ノブを操作することによりラッチ部材と係合孔との係合状態が解除され、蓋が開くようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来は上記ラッチ部材を支持するベース部材がアルミニウム等を鋳造することにより形成されていたため、開閉体が重くなるばかりでなく、枢軸等更に組み付け用部品を必要とするなど部品点数が多くなり、組立作業も煩雑であった。
【0006】
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決するべく案出されたものであり、本体に開閉可能に支持された開閉体を軽量化すると共に部品点数を削減し、更に組み付けも容易な開閉体構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するべく、本発明は、開閉体構造であって、本体(グローブボックス1)と、前記本体に開閉可能に支持された開閉体(蓋2)と、係合孔(3a)を形成するように前記本体に配設されたバー(3)と、前記開閉体に設けられ、受容部(6)が形成されたベース部材(5)と、前記受容部に出没自在に支持され、前記受容部から突出する方向に変位することによって前記バーと当接可能になるとともに前記係合孔と係合可能になる一方、前記受容部に没入する方向に変位することによって前記係合孔との係合を解除するラッチ部材(7)と、前記ベース部材に枢支され、回動することによって前記ラッチ部材と選択的に係合し、前記ラッチ部材を前記受容部に没入する方向に変位させるともに、前記開閉体を開閉操作するノブ(8)と、前記ベース部材と前記ラッチ部材との間に設けられ、前記ラッチ部材を前記受容部から突出させる方向に付勢するばね(第1のばね9)と、前記受容部の前記ラッチ部材と相対する内面に前記ラッチ部材の出没方向に沿って延設された少なくとも1つのリブ(6b)とを有することを特徴とする。これにより、軸部材を削減できると共に組立も容易になる。また、前記ベース部材が、前記ノブの枢軸(11a,11b)及びその軸受の一方を一体的に形成してなる樹脂からなり、前記ノブが、前記枢軸及び前記軸受(12a,12b)の他方を一体的に形成してなる樹脂からなり、前記ノブの枢軸が前記軸受に弾発的にはめ込まれ、前記枢軸が互いに離間する一対の軸部からなり、前記軸受が互いに離間すると共に前記軸部に対応する一対の軸受部からなることを特徴とする。これにより、スペース効率が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1は、自動車の車室内に設けられた本発明が適用されたグローブボックス1の構造を示す要部側断面図である。本体としてのグローブボックス1の開口部1aには、開閉可能な開閉体としての蓋2が設けられている。また、この蓋2を選択的に閉状態で保持するべく、上記開口部に係合孔3aを構成するバー3が設けられると共に蓋2側にラッチユニット4が設けられている。
【0010】
上記ラッチユニット4は、蓋2に固定された樹脂製のベース部材5と、係合孔3aに係合する突出位置と係合解除する没入位置との間で出没(移動)可能なようにベース部材5の受容部6に受容・支持されたラッチ部材7と、蓋2を開閉操作すると共にラッチ部材7と係合孔3aとの係合状態を解除するべくベース部材5に枢支され、かつアーム8aをもってラッチ部材7の段部7aに選択的に係合する樹脂製のノブ8とを有している。受容部6内のラッチ部材7とベース部材5との間には、圧縮コイルばねからなる第1のばね9が設けられ、ラッチ部材7を係合孔3aに係合する方向に付勢している。また、ノブ8とベース部材5との間には板ばねからなる第2のばね10が設けられ、ノブ8をラッチ部材7と係合する方向と逆方向に付勢している。尚、図1は後記する図2のI−I線について見た断面である。
【0011】
図2に良く示すように、ベース部材5に互いに左右に離間する位置に一体形成された枢軸としての一対の軸部11a・11bをノブ8に設けられた同じく互いに左右に離間する位置に一体形成された一対の軸受部12a・12bに受容することによりノブ8がベース部材5に枢支されている。この構造により、ノブ8をベース部材5に組み付けるには軸受部12a・12bに軸部11a・11bを弾発的にはめ込めば良い。ここで、軸部11a・11bの遊端にテーパを設けることではめ込み易くなる。尚、本構成ではベース部材5に軸部を形成し、ノブ8に軸受部を形成したが、ベース部材5に軸受部を形成し、ノブ8に軸部を形成しても良いことは云うまでもない。
【0012】
一方、第2のばね10は、軸部11a及び軸受部12aと、軸部11b及び軸受部12bとの間に受容されている。このように枢軸を左右に離間する軸部11a・11bとし、その間に第2のばね10を受容することでばねを効率良く収納でき、スペースの有効利用が可能となっている。
【0013】
図3に良く示すように、受容部6に受容されたラッチ部材7には、出没方向に延在する左右一対のリブ7b・7cが形成されている。また、受容部6にもこれに対応するガイド用凹部6aが形成されている。このガイド用凹部6aには、3つのがた調整用のリブ6bが形成され、例えばベース部材5成形のための抜きテーパによるがたを調整するようになっている。
【0014】
以下に、上記グローブボックス1に於ける蓋2の開閉動作について説明する。まず、蓋2を閉めるにはこの蓋2を開口1aに向けて押し込み、バー3に押し当てることによりラッチ部材7を第1のばね9の付勢力に抗して受容部6に没入させ、係合孔3aに係合させれば良い(図4)。また、蓋2を開くには、軸部11a・11bを中心としてノブ8を傾動させ、これによりアーム8aをもってラッチ部材7を第1のばね9及び第2のばね10の付勢力に抗して受容部6に没入させることでラッチ部材7が係合孔3aから外れてその係合状態が解除され、更にノブ8を引っ張ることにより、蓋2が開く(図5)。
【0015】
【発明の効果】
上記した説明により明らかなように、本発明による開閉体構造によれば、本体に開閉可能に支持された開閉体を選択的に閉状態で保持するべく、この本体に設けられた係合孔にラッチ部材を選択的に係合するために開閉体に設けられたラッチユニットが、ラッチ部材を係合位置と係合解除位置との間で移動可能に支持するベース部材と、開閉体の開閉操作及び上記ラッチ部材と係合孔との係合状態解除のためベース部材に枢支されると共にラッチ部材に選択的に係合するノブと、ラッチ部材を係合孔に係合する方向に付勢する第1のばねと、ノブ及びラッチ部材を、ラッチ部材が係合孔に係合する方向に付勢する第2のばねとを有し、ベース部材及びノブが、枢軸または軸受を一体的に形成してなる樹脂からなり、かつ枢軸に軸受を弾発的にはめ込む構造とすることで、別途軸部材が不要となり部品点数が削減できると共に組立も容易になる。また、上記した枢軸及び軸受が互いに離間する一対の軸部及び軸受部からなり、かつ上記第2のばねを各枢軸間に設けられた板ばねとすることで、ばねを軸部間に収納でき、スペース効率が向上し、装置の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車室内に設けられ、本発明が適用されたグローブボックスの構造を示す要部側断面図。
【図2】図1の平面部分断面図。
【図3】図2の部分拡大図。
【図4】図1及び図2のグローブボックスの蓋の開閉動作を示す図1と同様な図。
【図5】図1及び図2のグローブボックスの蓋の開閉動作を示す図3と同様な図。
【符号の説明】
1 グローブボックス
1a 開口部
2 蓋
3 バー
3a 係合孔
4 ラッチユニット
5 ベース部材
6 受容部
6a ガイド用凹部
6b リブ
7 ラッチ部材
7a 段部
7b・7c リブ
8 ノブ
9 第1のばね
10 第2のばね
11a・11b 軸部
12a・12b 軸受部

Claims (2)

  1. 本体と、
    前記本体に開閉可能に支持された開閉体と、
    係合孔を形成するように前記本体に配設されたバーと、
    前記開閉体に設けられ、受容部が形成されたベース部材と、
    前記受容部に出没自在に支持され、前記受容部から突出する方向に変位することによって前記バーと当接可能になるとともに前記係合孔と係合可能になる一方、前記受容部に没入する方向に変位することによって前記係合孔との係合を解除するラッチ部材と、
    前記ベース部材に枢支され、回動することによって前記ラッチ部材と選択的に係合し、前記ラッチ部材を前記受容部に没入する方向に変位させるともに、前記開閉体を開閉操作するノブと、
    前記ベース部材と前記ラッチ部材との間に設けられ、前記ラッチ部材を前記受容部から突出させる方向に付勢するばねと、
    前記受容部の前記ラッチ部材と相対する内面に前記ラッチ部材の出没方向に沿って延設された少なくとも1つのリブと
    を有することを特徴とする開閉体構造。
  2. 前記ベース部材が、前記ノブの枢軸及びその軸受の一方を一体的に形成してなる樹脂からなり、
    前記ノブが、前記枢軸及び前記軸受の他方を一体的に形成してなる樹脂からなり、
    前記ノブの枢軸が前記軸受に弾発的にはめ込まれ、
    前記枢軸が、互いに離間する一対の軸部からなり、
    前記軸受が、互いに離間すると共に前記軸部に対応する一対の軸受部からなることを特徴とする請求項1に記載の開閉体構造。
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