JP2001107626A - 開閉体構造 - Google Patents
開閉体構造Info
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- JP2001107626A JP2001107626A JP29069099A JP29069099A JP2001107626A JP 2001107626 A JP2001107626 A JP 2001107626A JP 29069099 A JP29069099 A JP 29069099A JP 29069099 A JP29069099 A JP 29069099A JP 2001107626 A JP2001107626 A JP 2001107626A
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- opening
- latch member
- knob
- closing body
- latch
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- Granted
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Abstract
軽量化すると共に部品点数を削減し、更に組み付けも容
易な開閉体構造を提供する。 【解決手段】 本体に開閉可能に支持された開閉体を
選択的に閉状態で保持するべく、この本体に設けられた
係合孔にラッチ部材を選択的に係合するために開閉体に
設けられたラッチユニットが、ラッチ部材を係合位置と
係合解除位置との間で移動可能に支持するベース部材
と、開閉体の開閉操作及び上記ラッチ部材と係合孔との
係合状態解除のためベース部材に枢支されると共にラッ
チ部材に選択的に係合するノブと、ラッチ部材を係合方
向に付勢する第1のばねと、ノブ及びラッチ部材を係合
方向に付勢する第2のばねとを有し、ベース部材及びノ
ブが、枢軸または軸受を一体的に形成してなる樹脂から
なり、かつ枢軸に軸受を弾発的にはめ込む構造とするこ
とで、別途軸部材が不要となり部品点数が削減できると
共に組立も容易になる。
Description
支持された開閉体を選択的に閉状態で保持するための構
造に関するものである。
ローブボックスには、その開口部(本体)に開閉可能な
蓋(開閉体)が設けられている。また、この蓋を選択的
に閉状態で保持するべく、上記開口部に設けられた係合
孔に蓋側に設けられたラッチ部材を選択的に係合するよ
うになっている。
部材に上記係合孔に係合する位置と係合解除する位置と
の間で移動可能に支持されている。また、蓋を開閉操作
すると共にラッチ部材と係合孔との係合状態を解除する
べくベース部材に枢支され、かつラッチ部材に選択的に
係合するノブと、ラッチ部材及びノブを該ラッチ部材が
係合孔に係合する方向に付勢するばねとが設けられてい
る。
合孔に弾発的に係合し、ノブを操作することによりラッ
チ部材と係合孔との係合状態が解除され、蓋が開くよう
になっている。
を支持するベース部材がアルミニウム等を鋳造すること
により形成されていたため、開閉体が重くなるばかりで
なく、枢軸等更に組み付け用部品を必要とするなど部品
点数が多くなり、組立作業も煩雑であった。
点を解決するべく案出されたものであり、本体に開閉可
能に支持された開閉体を軽量化すると共に部品点数を削
減し、更に組み付けも容易な開閉体構造を提供すること
を目的とする。
べく、本発明では、本体に開閉可能に支持された開閉体
を選択的に閉状態で保持するべく、前記本体に設けられ
た係合孔と、ラッチ部材を前記係合孔に選択的に係合す
るべく前記開閉体に設けられたラッチユニットとから構
成され、前記ラッチユニットが、前記ラッチ部材を前記
係合孔に係合する位置と係合解除する位置との間で移動
可能に支持するベース部材と、前記開閉体を開閉操作す
ると共に前記ラッチ部材と前記係合孔との係合状態を解
除するべく前記ベース部材に枢支され、前記ラッチ部材
に選択的に係合するノブと、前記ラッチ部材を前記係合
孔に係合する方向に付勢する第1のばねと、前記ノブ及
び該ノブを介して前記ラッチを、該ラッチ部材が前記係
合孔に係合する方向に付勢する第2のばねとを有する開
閉体構造に於いて、前記ベース部材及び前記ノブが、前
記枢軸または前記軸受を一体的に形成してなる樹脂から
なり、かつ前記枢軸に前記軸受を弾発的にはめ込むもの
とした。これにより、軸部材を削減できると共に組立も
容易になる。また、前記枢軸が互いに離間する一対の軸
部からなり、前記軸受が互いに離間すると共に前記軸部
に対応する一対の軸受部からなり、前記第2のばねを各
枢軸間に設けられた板ばねとすることにより、ばねを軸
部間に収納でき、スペース効率が向上する。
について添付の図面を参照して詳細に説明する。
明が適用されたグローブボックス1の構造を示す要部側
断面図である。本体としてのグローブボックス1の開口
部1aには、開閉可能な開閉体としての蓋2が設けられ
ている。また、この蓋2を選択的に閉状態で保持するべ
く、上記開口部に係合孔3aを構成するバー3が設けら
れると共に蓋2側にラッチユニット4が設けられてい
る。
た樹脂製のベース部材5と、係合孔3aに係合する突出
位置と係合解除する没入位置との間で出没(移動)可能
なようにベース部材5の受容部6に受容・支持されたラ
ッチ部材7と、蓋2を開閉操作すると共にラッチ部材7
と係合孔3aとの係合状態を解除するべくベース部材5
に枢支され、かつアーム8aをもってラッチ部材7の段
部7aに選択的に係合する樹脂製のノブ8とを有してい
る。受容部6内のラッチ部材7とベース部材5との間に
は、圧縮コイルばねからなる第1のばね9が設けられ、
ラッチ部材7を係合孔3aに係合する方向に付勢してい
る。また、ノブ8とベース部材5との間には板ばねから
なる第2のばね10が設けられ、ノブ8を係合孔3aに
係合する方向に付勢している。尚、図1は後記する図2
のI−I線について見た断面である。
いに左右に離間する位置に一体形成された枢軸としての
一対の軸部11a・11bをノブ8に設けられた同じく
互いに左右に離間する位置に一体形成された一対の軸受
部12a・12bに受容することによりノブ8がベース
部材5に枢支されている。この構造により、ノブ8をベ
ース部材5に組み付けるには軸受部12a・12bに軸
部11a・11bを弾発的にはめ込めば良い。ここで、
軸部11a・11bの遊端にテーパを設けることではめ
込み易くなる。尚、本構成ではベース部材5に軸部を形
成し、ノブ8に軸受部を形成したが、ベース部材5に軸
受部を形成し、ノブ8に軸部を形成しても良いことは云
うまでもない。
軸受部12aと、軸部11b及び軸受部12bとの間に
受容されている。このように枢軸を左右に離間する軸部
11a・11bとし、その間に第2のばね10を受容す
ることでばねを効率良く収納でき、スペースの有効利用
が可能となっている。
れたラッチ部材7には、出没方向に延在する左右一対の
リブ7b・7cが形成されている。また、受容部6にも
これに対応するガイド用凹部6aが形成されている。こ
のガイド用凹部6aには、3つのがた調整用のリブ6b
が形成され、例えばベース部材5成形のための抜きテー
パによるがたを調整するようになっている。
蓋2の開閉動作について説明する。まず、蓋2を閉める
にはこの蓋2を開口1aに向けて押し込み、バー3に押
し当てることによりラッチ部材7を第1のばね9の付勢
力に抗して受容部6に没入させ、係合孔3aに係合させ
れば良い(図4)。また、蓋2を開くには、軸部11a
・11bを中心としてノブ8を傾動させ、これによりア
ーム8aをもってラッチ部材7を第1のばね9及び第2
のばね10の付勢力に抗して受容部6に没入させること
でラッチ部材7が係合孔3aから外れてその係合状態が
解除され、更にノブ8を引っ張ることにより、蓋2が開
く(図5)。
発明による開閉体構造によれば、本体に開閉可能に支持
された開閉体を選択的に閉状態で保持するべく、この本
体に設けられた係合孔にラッチ部材を選択的に係合する
ために開閉体に設けられたラッチユニットが、ラッチ部
材を係合位置と係合解除位置との間で移動可能に支持す
るベース部材と、開閉体の開閉操作及び上記ラッチ部材
と係合孔との係合状態解除のためベース部材に枢支され
ると共にラッチ部材に選択的に係合するノブと、ラッチ
部材を係合孔に係合する方向に付勢する第1のばねと、
ノブ及びラッチ部材を、ラッチ部材が係合孔に係合する
方向に付勢する第2のばねとを有し、ベース部材及びノ
ブが、枢軸または軸受を一体的に形成してなる樹脂から
なり、かつ枢軸に軸受を弾発的にはめ込む構造とするこ
とで、別途軸部材が不要となり部品点数が削減できると
共に組立も容易になる。また、上記した枢軸及び軸受が
互いに離間する一対の軸部及び軸受部からなり、かつ上
記第2のばねを各枢軸間に設けられた板ばねとすること
で、ばねを軸部間に収納でき、スペース効率が向上し、
装置の小型化が可能となる。
たグローブボックスの構造を示す要部側断面図。
作を示す図1と同様な図。
作を示す図3と同様な図。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体に開閉可能に支持された開閉体を
選択的に閉状態で保持するべく、前記本体に設けられた
係合孔と、ラッチ部材を前記係合孔に選択的に係合する
べく前記開閉体に設けられたラッチユニットとから構成
され、 前記ラッチユニットが、前記ラッチ部材を前記係合孔に
係合する位置と係合解除する位置との間で移動可能に支
持するベース部材と、 前記開閉体を開閉操作すると共に前記ラッチ部材と前記
係合孔との係合状態を解除するべく前記ベース部材に枢
支され、前記ラッチ部材に選択的に係合するノブと、 前記ラッチ部材を前記係合孔に係合する方向に付勢する
第1のばねと、 前記ノブ及び該ノブを介して前記ラッチを、該ラッチ部
材が前記係合孔に係合する方向に付勢する第2のばねと
を有し、 前記ベース部材が、前記ノブの枢軸及びその軸受の一方
を一体的に形成してなる樹脂からなり、 前記ノブが、前記枢軸及び前記軸受の他方を一体的に形
成してなる樹脂からなり、 前記ノブの枢軸が前記軸受に弾発的にはめ込まれている
ことを特徴とする開閉体構造。 - 【請求項2】 前記枢軸が互いに離間する一対の軸部
からなり、 前記軸受が互いに離間すると共に前記軸部に対応する一
対の軸受部からなり、 前記第2のばねが、各枢軸間に設けられた板ばねからな
ることを特徴とする請求項1に記載の開閉体構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29069099A JP4467680B2 (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 開閉体構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP4467680B2 JP4467680B2 (ja) | 2010-05-26 |
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ID=17759255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29069099A Expired - Fee Related JP4467680B2 (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 開閉体構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4467680B2 (ja) |
TW (1) | TW448263B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030006501A (ko) * | 2001-07-13 | 2003-01-23 | 기아자동차주식회사 | 차량의 소물함 장치 |
WO2012029445A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | 株式会社ホンダロック | グローブボックス装置 |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29069099A patent/JP4467680B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-09-29 TW TW89120180A patent/TW448263B/zh active
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012052355A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Honda Lock Mfg Co Ltd | グローブボックス装置 |
CN103080449A (zh) * | 2010-09-01 | 2013-05-01 | 本田制锁有限公司 | 杂物箱装置 |
US9309700B2 (en) | 2010-09-01 | 2016-04-12 | Kabushiki Kaisha Honda Lock | Glove compartment device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW448263B (en) | 2001-08-01 |
JP4467680B2 (ja) | 2010-05-26 |
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