JP3071581U - 揺動開閉式採光窓 - Google Patents

揺動開閉式採光窓

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JP3071581U
JP3071581U JP2000001323U JP2000001323U JP3071581U JP 3071581 U JP3071581 U JP 3071581U JP 2000001323 U JP2000001323 U JP 2000001323U JP 2000001323 U JP2000001323 U JP 2000001323U JP 3071581 U JP3071581 U JP 3071581U
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JP
Japan
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gas spring
fixed frame
movable frame
roller
window
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2000001323U
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English (en)
Inventor
正典 小林
武男 稲垣
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動枠及び蝶番に作用するガススプリングの
推力を大幅に軽減し、且つ固定枠側のブラケットを下方
へ突出させることなく可動枠の開窓方向への付勢力を大
きくし得る揺動開閉式採光窓を提供する。 【解決手段】 可動枠が固定枠の一縁に開閉自在に蝶着
され、可動枠と固定枠に連設されたガススプリングによ
って可動枠が開窓方向に付勢される揺動開閉式採光窓に
おいて、可動枠の側部にガイドレールを設け、一端にロ
ーラを付設したリンクをローラ部を前記ガイドレールに
係合させると共に他端を固定枠に軸支して設け、ガスス
プリングの上端をリンクに軸支し下端を固定枠に軸支し
た揺動開閉式採光窓。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ガススプリングを用いた揺動開閉式採光窓の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、図１に示すように、ドーム３等を取り付けた可動枠２を固定枠１に 蝶番５により蝶着し、一端をブラケット７を介して固定枠１に軸支し他端をブラ ケット６を介して可動枠２に軸支したガススプリング４によって、可動枠２を開 窓方向に付勢するように構成した揺動開閉式採光窓は広く知られている（特開平 １０−３１７６０８号公報等）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、 上記従来の揺動開閉式採光窓では、ガススプリングの推力が、 固定枠、可動枠、及び蝶番の全てに作用するのでこれらの強度を大きくする必要 があり、また可動枠の開窓方向への付勢力を大きくするためには、ガススプリン グを軸支する固定枠側のブラケット７を下方へ突出させる必要があった。本考案 はかかる従来の問題点を解消し、可動枠及び蝶番に作用するガススプリングの推 力を大幅に軽減し、且つ固定枠側のブラケットを下方へ突出させることなく可動 枠の開窓方向への付勢力を大きくし得る揺動開閉式採光窓の提供を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、可動枠が固定枠の一縁に開閉自在に蝶着され、可動枠と固定枠に 連設されたガススプリングによって可動枠が開窓方向に付勢される揺動開閉式採 光窓において、可動枠の側部にガイドレールを設け、一端にローラを付設したリ ンクをローラ部を前記ガイドレールに係合させると共に他端を固定枠に軸支して 設け、ガススプリングの一端をリンクに軸支し他端を固定枠に軸支したことを特 徴とする揺動開閉式採光窓によって解決される。
【０００５】
【考案の実施の形態】
以下本考案を図示した実施例により具体的に説明する。図２は、本考案の一例 を示す一部縦断斜視図である。同図において、１０はリンクで、その下端はブラ ケット１２を介して固定枠１に軸支され、上端に付設されたローラ１１は、可動 枠２の側部に設けたガイドレール８に係合して滑動するようなっている。ガスス プリング４は、上端がリンク１０の上部途中に軸支され、下端はブラケット１２ を介して固定枠１に軸支されている。また、ガイドレール８にはストッパ９が設 けてあり、可動枠２はローラ１１がストッパ９に当たる位置まで開窓されるよう になっている。
【０００６】 かかる揺動開閉式採光窓においては、ガススプリング４の推力は、リンク１０ と固定枠２に直接作用し、可動枠２と蝶番５にはほとんど作用しないので、可動 枠２の開窓方向への付勢力を大きくするためにガススプリング４の推力を大きく しても、可動枠２と蝶番５の強度は大きくする必要がない。また、リンクを介し て可動枠を開窓方向へ付勢するので、ガススプリングの固定枠側のブラケットを 下方に突出させることなく、可動枠２の開窓方向への付勢力を大きくすることが 可能である。
【０００７】 尚、図２の例では、ガススプリング４の上端はリンク１０の上部途中に軸支さ れているので、リンク１０には曲げやねじりの力も作用するが、図３に示すよう に、リンク１０の上端に付設したローラ１１と同軸に軸支すると、リンク１０に 作用する力は引張力のみとなるのでリンク１０の強度は小さくて済み、極端な場 合、紐でも使用可能となる。
【０００８】 また、図３の例では、ガススプリング４の下端にローラ１４を設け、該ローラ １４にはスライドハンドル１５を連設し、スライドハンドル１５の右端を持ち上 げてローラ１４を固定枠１の底面上に沿って水平方向に滑動させることにより、 ローラ１４の位置、即ちガススプリング４の下端の固定枠１への軸支位置を自在 に調整できるようになっている。この場合、ガススプリング４の下端の軸支位置 が右方向へ移動するほど（リンク１０の軸支位置から離れるほど）、ガススプリ ング４による可動枠２の開窓方向への付勢力が大きくなるので、可動枠２が重い 場合は、ガススプリング４の軸支位置を右方向へ移動させ、軽い場合は左方向へ 移動させればよい。尚、固定枠１の側部に複数穿設されたピン孔１６は、適当な 軸支位置でピン孔１６にピンを差し込んでガススプリング４の軸支位置を固定す るためのものである。
【０００９】 更に、図４に示すように、ガススプリング４の上部に螺合部１７を形成してお けば、ガススプリング４が損傷した場合等に、その上端部は可動枠２に軸支した 状態のままで、本体部のみ螺合状態を解除して取り外し、新たなガススプリング ４の本体と簡易に取り替えることができるという利点がある。
【００１０】
【考案の効果】
上述のように構成された本考案によれば、可動枠及び蝶番に作用するガススプ リングの推力が大幅に軽減されるので可動枠と蝶番の強度を大きくする必要がな く、またリンクを介して可動枠を開窓方向へ付勢するので、付勢力を力を大きく するためにガススプリングの固定枠側のブラケットを下方に突出させる必要がな い。また、ガススプリング上端をリンクの上端に付設したローラと同軸に軸支す れば、リンクに作用する力は引張力のみとなるので強度の小さいリンクの使用で 済み、また、ガススプリング下端の固定枠への軸支位置を調整自在にすれば、可 動枠の重さに応じてガススプリングの付勢力を自在に調整でき、更にガススプリ ングの上部に螺合部を形成すれば、ガススプリングの本体部のみを容易に取り替 えることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の揺動開閉式採光窓を示す一部縦断斜視図
である。
【図２】本考案に係わる揺動開閉式採光窓の一例を示す
一部縦断斜視図である。
【図３】本考案に係わる揺動開閉式採光窓の他の例を示
す一部縦断斜視図である。
【図４】本考案に係わる揺動開閉式採光窓に用いるガス
スプリングの上部に螺合部を形成した例を示す部分拡大
図である。
【符号の説明】
１ 固定枠 ２ 可動枠 ３ ドーム ４ ガススプリング ５ 蝶番 ８ ガイドレール ９ ストッパ １０ リンク １１ ローラ １４ ローラ １５ スライドハンドル １６ ピン孔 １７ 螺合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 稲垣 武男 千葉県野田市二ツ塚121−１ 株式会社明 邦 野田工場内

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 可動枠が固定枠の一縁に開閉自在に蝶着
    され、可動枠と固定枠に連設されたガススプリングによ
    って可動枠が開窓方向に付勢される揺動開閉式採光窓に
    おいて、可動枠の側部にガイドレールを設け、一端にロ
    ーラを付設したリンクをローラ部を前記ガイドレールに
    係合させると共に他端を固定枠に軸支して設け、ガスス
    プリングの上端をリンクに軸支し下端を固定枠に軸支し
    たことを特徴とする揺動開閉式採光窓。
  2. 【請求項２】 ガススプリングの上端をリンクに付設し
    たローラと同軸に軸支した請求項１記載の揺動開閉式採
    光窓。
  3. 【請求項３】 ガススプリング下端の固定枠への軸支位
    置を調整自在となした請求項１又は２記載の揺動開閉式
    採光窓。
  4. 【請求項４】 ガススプリング下端にローラを付設した
    請求項３記載の揺動開閉式採光窓。
  5. 【請求項５】 ローラに、該ローラを固定枠の底面上に
    おいて滑動させるためのスライドハンドルを連設した請
    求項４記載の揺動開閉式採光窓。
  6. 【請求項６】 固定枠側部に、ガススプリング下端を適
    宜位置に固定するためのピンを差し込む複数のピン孔を
    穿設した請求項３〜５のいずれか１項に記載の揺動開閉
    式採光窓。
  7. 【請求項７】 ガススプリング上部に螺合部を形成し、
    ガススプリング上端部を可動枠に軸支した状態でガスス
    プリング本体部を着脱自在となした請求項２〜７のいず
    れか１項に記載の揺動開閉式採光窓。
  8. 【請求項８】 ガイドレールにローラの滑動を停止する
    ストッパを設けた請求項１〜７のいずれか１項に記載の
    揺動開閉式採光窓。
JP2000001323U 2000-03-08 2000-03-08 揺動開閉式採光窓 Expired - Lifetime JP3071581U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007375A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Haseko Corp 屋上点検ハッチ
JP7474535B1 (ja) 2023-07-18 2024-04-25 アクシス株式会社 戸開動用付勢装置

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JP2012007375A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Haseko Corp 屋上点検ハッチ
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