JPH087009Y2 - すべり出し窓の開き防止装置 - Google Patents

すべり出し窓の開き防止装置

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JPH087009Y2
JPH087009Y2 JP7579491U JP7579491U JPH087009Y2 JP H087009 Y2 JPH087009 Y2 JP H087009Y2 JP 7579491 U JP7579491 U JP 7579491U JP 7579491 U JP7579491 U JP 7579491U JP H087009 Y2 JPH087009 Y2 JP H087009Y2
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JP
Japan
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shoji
frame
sliding
locking
sliding door
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7579491U
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English (en)
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JPH0519482U (ja
Inventor
洋治 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はすべり出し窓、特にす
べり出し障子の対向する側面の障子元部側一端と中間に
夫々一端を回動自在に軸支した第1,第2揺動レバーの
他端を枠に軸支して、これらの揺動レバーによる円弧軌
跡の合成により、障子元部が室外側下方へ移動すると共
に障子のすべり出し先部が窓外へ開くようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】前記すべり出し窓1は図2,3に示すよ
うにすべり出し障子7の左右框10,11の上端と中間
に対応して短、長の第1,第2揺動レバー14,15の
一端が回動自在に軸着してあり、各揺動レバー14,1
5の他端が左右枠5,6に軸着してある。そして各揺動
レバー14,15の描く円弧軌跡C3,C4の合成によ
り、障子下框9が室外側へすべり出すようになってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記構造のすべり出し
窓1では、障子閉鎖時に、下框9と下枠4間を施錠装置
20でロックしているので、障子閉鎖状態において室外
側からの負圧が作用すると、施錠装置20で互いにロッ
クされている下框9、下枠4間は室外へ開かないが、上
框8、上枠3間はロックされていないために室外へ開き
易いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記問題を解決
するためにすべり出し障子の対向する側面の障子元部側
一端に第1揺動レバーの一端を、中間に第2揺動レバー
の一端を回動自在に軸支し、各揺動レバーの他端を、前
記対向する側面と対応する枠に回動自在に軸支し、すべ
り出し障子のすべり出し先部から室外側へ開き、かつ、
すべり出し先部と窓枠間に施錠装置を備えたすべり出し
窓において、障子元部と対応する枠に、障子閉鎖状態に
おいて、正常開閉時に障子元部先端の描く第1軌跡より
枠側で、前記第1揺動レバーにより規制される障子元部
先端の第2軌跡より障子側に係止部分を設けた係止ピー
スを取付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】係止ピースの係止部分は障子元部先端の描く第
1軌跡より枠側であり、通常開閉時には障子開閉には支
障がない。障子閉鎖施錠状態で室外から負圧がかかると
前記第1軌跡より枠側の第2軌跡に従って障子元部先端
が開こうとするが、係止ピースの係止部分と障子元部先
端とが係止して障子元部の開きを防止する。
【0006】
【実施例】図2において、すべり出し窓1の窓枠2は、
上下枠3,4と左右枠5,6が枠組みされて構成してあ
る。この窓枠2に開閉自在に嵌め込まれるすべり出し障
子7は、障子元部に相当する上框8、すべり出し先部に
相当する下框9及び左右に対向する側面に相当する左右
框10,11が枠組され、ガラス12が嵌め込まれてい
る。左右框10,11の対応する左右枠方向の側面には
夫々取付金具13(図3)が固着され、この取付金具1
3には左右框10,11の上框8側の一端と長手方向の
中間に対応して、長さの短かい第1揺動レバー14と長
い第2揺動レバー15とが夫々一端を回動自在に軸支し
てある。第1,第2揺動レバー14,15の他端は左右
框10,11と対応する左右枠5,6に固着したベース
金具16の上部と下部に夫々回動自在に軸支してある。
各揺動レバー14,15の長さ及び取付位置は、これら
の室外側への円弧軌跡C3,C4の合成によって、上框
室内側先端8aが図1に示す正常開閉時の第1軌跡C1
に沿うように設定してある。この第1軌跡C1は室外側
への移動量に対して下降量が比較的大きく、上枠3から
下方へ遠ざかるようにして前方へ移動するような軌跡と
なっている。
【0007】障子下框9の左右中間にはロックハンドル
21が設けられている。障子閉鎖状態において、ロック
ハンドル21と係止される係止片22が下枠4に固着し
てあり、これらで施錠装置20が構成してある。
【0008】次に上枠3の下面には左右2か所に係止ピ
ース30がネジ31で固着してある。係止ピース30は
前記第1軌跡C1より上枠3側で、しかも、障子閉鎖施
錠状態において、前記第1揺動レバー14により規制さ
れる上框室内側先端8aの第2軌跡C2より障子7側に
係止部分31を備えている。従って第2軌跡C2は第1
揺動レバー14の枠側支点Pを中心とする円弧軌跡であ
る。
【0009】このような構成によれば、正常な障子開閉
動作は施錠を解除して下框9を室外へ開くと第1,第2
揺動レバー14,15の円弧軌跡C3,C4の合成によ
り、上框8の室内側先端8aは第1軌跡C1に沿って移
動する。この時、係止ピース30の係止部分31は第1
軌跡C1より上枠3側であって室内側先端8aは斜面3
2に沿って下方へ離れつつ移動するので、係止部分31
と上框8の室内側先端8aとは係止せず、開閉に何ら支
障がない。
【0010】次に障子閉鎖状態で施錠装置20により下
框9と下枠4間をロックした状態で室外側からの負圧が
かかった場合には、障子7は室外側へ引っ張られる。こ
の時、下框9と下枠4間は施錠装置20で堅固に連結し
てあるので、負圧の作用で両者間に隙間は生じない。一
方、上框8と上枠3間は、施錠装置がないので、室外側
へ開こうとし、しかもこの状態では上框8は第1揺動レ
バー14でその移動が規制されるために上框8の室内側
端部8aは第2軌跡C2に沿って開こうとする。しか
し、図1に示すように第2軌跡C2の障子7側に係止ピ
ース30の係止部分31があるので、室内側先端8aは
係止部分31と係止し、開きが防止される。
【0011】次に図4,5で他の例を示す。ここでは上
枠3に固着したベース41の左枠側折曲部41aに室内
側壁を右枠方向へ折曲げた係止ピース30Aが上下に揺
動自在にピン42で軸支してある。係止ピース30A
は、障子閉鎖状態(図4の実線)で上面の室内側部分4
3が上枠3の下面に当接し、その状態で前記同様第1軌
跡C1と第2軌跡C2との間に係止部分31Aを備えて
いる。また、係止ピース30Aの上面室外側部分44は
障子7が開いた時に、上框3の下面と当接し、係止ピー
ス30Aを図4の2点鎖線の位置に保持するようにして
ある。
【0012】この構成では障子7の通常開閉時には、室
内側先端8aの第1軌跡C1に沿う移動につれてピン4
2を中心に係止ピース30Aが揺動するので、障子7の
開閉には全く支障がない。一方、障子7の閉鎖施錠時に
は、室内側先端8aが係止ピース30Aを押上げて係止
ピース30Aの上面室内側部分43が上枠3の下面に当
接しているので、負圧によって室内側先端8aが開こう
としても、係止ピース30Aの係止部分31Aと係止し
て上框8が開くことを防止する。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案の装置では、すべり
出し障子の対向する側面と、この側面と対応する枠とを
夫々第1,第2揺動レバーで連結し、各揺動レバーの室
外側への円弧軌跡の合成により障子をすべり出し先部か
ら開くようにしたすべり出し障子において、障子元部と
対応する枠に、障子閉鎖状態において、正常開閉時に障
子元部先端の描く第1軌跡より枠側で、前記第1揺動レ
バーにより規制される障子元部先端の第2軌跡より障子
側に係止部分を設けた係止ピースを取付けたので、通常
開閉時には係止ピースの係止部分は障子元部先端の描く
第1軌跡より枠側であり、障子開閉には支障がない。障
子閉鎖状態で室外から負圧がかかると前記第1軌跡より
枠側の第2軌跡にしたがって障子元部先端が開こうとす
るが、係止ピースの係止部分と障子元部先端とが係止し
て障子元部の開きを防止することができ、雨、風の浸入
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部断面図である。
【図2】すべり出し窓の正面図である。
【図3】図2のIII−III断面拡大図である。
【図4】他の実施例の要部断面図である。
【図5】図4の正面図である。
【符号の説明】
1 すべり出し窓、 2 窓枠、 3 上枠、 4 下
枠、 5 左枠、6 右枠、 7 すべり出し障子、
8 上框、 9 下框、 10 左框、11 右框、
14 第1揺動レバー、 15 第2揺動レバー、20
施錠装置、 30 係止ピース、 31 係止部分、
C1 第1軌跡、 C2 第2軌跡

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すべり出し障子の対向する側面の障子元
    部側一端に第1揺動レバーの一端を、中間に第2揺動レ
    バーの一端を回動自在に軸支し、各揺動レバーの他端
    を、前記対向する側面と対応する枠に回動自在に軸支
    し、すべり出し障子のすべり出し先部から室外側へ開
    き、かつ、すべり出し先部と窓枠間に施錠装置を備えた
    すべり出し窓において、障子元部と対応する枠に、障子
    閉鎖状態において、正常開閉時に障子元部先端の描く第
    1軌跡より枠側で、前記第1揺動レバーにより規制され
    る障子元部先端の第2軌跡より障子側に係止部分を設け
    た係止ピースを取付けたことを特徴とするすべり出し窓
    の開き防止装置。
JP7579491U 1991-08-27 1991-08-27 すべり出し窓の開き防止装置 Expired - Lifetime JPH087009Y2 (ja)

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JP7579491U JPH087009Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 すべり出し窓の開き防止装置

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JP7579491U JPH087009Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 すべり出し窓の開き防止装置

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JPH0519482U JPH0519482U (ja) 1993-03-12
JPH087009Y2 true JPH087009Y2 (ja) 1996-02-28

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