JP4632218B2 - 扉のハンドル装置 - Google Patents

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Inventor
昌弘 幸得
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美和ロック株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は扉のハンドル装置に関する。更に詳しくは、扉に設けられたラッチ錠を操作できる可動型のハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のハンドル装置としては、例えば、実開平4−27069号公報又は特開平8−260772号公報等に示されたものを挙げることができる。
【0003】
しかしながら、これらのハンドル装置は、ハンドル及び作用レバー(ラッチに関連させた作動片)がいずれも水平軸をもって枢着させてあり、ハンドルを垂直軸(鉛直軸)で枢着させ、かつ作用レバーを水平軸で枢着させるようなハンドル装置に対しては、前出の公報に開示された技術をそのまま適用させることはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、前述のような事情に鑑み、ハンドルの揺動軸が垂直をなし作用レバーの揺動軸が水平をなしていても、スムーズな作動が達成でき、かつ構造が簡単な扉のハンドル装置を提供することを目的として提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、扉の表面に固定された台座に垂直軸で枢着されると共に、水平方向に延在する操作レバーと、この操作レバーの外端に固設された縦長のハンドルと、扉面に平行な水平軸により上記台座に枢着された作用レバーと、上記操作レバーの内端及び作用レバーの内端の一方に開口した長孔及び他方に突設された垂直な駆動ピンの組からなる連係手段とを有し、上記長孔及び駆動ピンを相互に係合させることにより、連係手段を介して、操作レバーの内端と作用レバーの内端とを連結すると共に、操作レバー及び作用レバーを夫々常態位置に向け付勢し、ハンドルの押し引き操作で作用レバーを揺動変位させて錠箱のラッチを制御するとき、駆動側の長孔及び駆動ピンの一方の上記垂直軸回りの回動を従動側の他方の上記水平軸回りの回動に連係させることにより、操作レバーの回動を作用レバーの回動に変換するようにし、このとき、長孔及び駆動ピンの組で構成された連係手段が、夫々平行ではない垂直軸又は水平軸に固設された両レバーの揺動におけるねじれの現象を逃すようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基いてこの発明について説明する。
この発明のハンドル装置は、出入口としての扉10に設けるときは室外側及び室内側の両表面に取り付けるのが普通であるが、戸棚や物入れの扉に設けるときはその外方の面にのみ取り付ければ済む。
【0007】
図示の実施例においては、扉10の室外側の表面に装着したハンドル装置を示しており、室内側の表面に装着したハンドル装置についてはその表示を省略してある。
【0008】
図1及び図2において、符号10は扉、1は扉10の表面に呼び付けねじ91等で固定した台座、2は台座1の取付穴11に嵌め込み取付ねじ92等で固設した中空の保持枠をそれぞれ示す。
【0009】
前記の保持枠2は1枚の板材を折り曲げて成り、コ字状の本体部21、取付用のフランジ部22及び後述の作用レバー7を取り付けるための一対の取付片23、23を備えている。符号24は保持枠2のカバー部材である。
【0010】
前記の保持枠2内には2つの部片、すなわち下駄状の部片31及びL字状の板部片32を結合して成る操作レバー3が垂直軸3a(鉛直軸)で揺動可能に枢着してあり、その外端には止めねじ93等によりハンドル4が固定してある。
【0011】
また、操作レバー3の内端には長孔51が設けてあり、この長孔51には後記の作用レバー7の駆動ピン52が可動の状態で嵌め込んである。
【0012】
長孔51と駆動ピン52の組は、操作レバー3と作用レバー7との間で作動を伝える連係手段5として働く。なお、この連係手段5において、図示例とは逆にして、長孔(51)を作用レバー7の内端に設けると共に、駆動ピン(52)を操作レバー3の内端に設けるようにしても同様に作動する。
【0013】
前記の操作レバー3は製作の都合上2つの部片31、32で作られているが、1つの部片として製作してもよいことは勿論である。そして、ハンドル4の矢印A方向への操作により共に揺動する操作レバー3は、該操作レバー3に固定されたピン61と保持枠2に設けられた長孔62とで構成された揺動制限手段6により、その揺動の範囲が制限される。
【0014】
符号33は上述の垂直軸3aに管体を介して巻装された第1戻しばねで、両端が操作レバー3と保持枠2に掛け止められ、操作レバー3及びハンドル4を矢印Aとは逆向きの常態位置に向け付勢させている。
【0015】
次に、作用レバー7について詳しく述べる。作用レバー7は、保持枠2の一部をなす両側の取付片23、23で支持された水平軸7aによりその保持枠2内に枢着されており、水平軸7aに管体を介して巻装された第2戻しばね71により常態位置に向け付勢させてある。第2戻しばね71の両端は作用レバー7と保持枠2に掛け止められている。
【0016】
図示例の作用レバー7の内端側はコ字状に形成され、そこに駆動ピン52が突設してある。この駆動ピン52は操作レバー3の内端に設けた長孔51に嵌め込まれ、連係手段5を構成することは上述した通りである。
【0017】
図示例のハンドル装置は扉10の前に立った通行者(操作者)がハンドル4を手前に引くことによって開扉できるようにしてあるが、この発明のハンドル装置はハンドル4を押すことにより開扉できるようにすることもできる。
【0018】
なお、ハンドル4を引くタイプとするか押すタイプとするかについては、扉の開き勝手によって決められる。
【0019】
上記の作用レバー7は、扉10内に掘り込んで設けられたラッチ錠20のラッチ30に連係させてあり、ハンドル4の押し引きの操作により操作レバー3及び連係手段5を介し作動される。そして、その作用レバー7の外端でラッチを後退させ又はラッチの後退を許容させ、もって開扉を可能とさせる。
【0020】
図1において、ハンドル4及び扉10の下方に設けた下部組立部40、すなわち、別の保持枠2、操作レバー3、垂直軸3a、第1戻しばね33及び揺動制限手段6等は、ハンドル4が縦に長いものとされているために設けたもので、そのハンドル4が短く小型のものである場合には下部組立部40は省略することができる。
【0021】
図に示す扉10の閉鎖状態において、ハンドル4を手で掴み、該ハンドル4を操作レバー3と共に第1戻しばね33に抗して矢印A方向に引き垂直軸3aの回りに揺動させると、連係手段5を介し作用レバー7が第2戻しばね71に抗して水平軸7aの回りに矢印B方向に揺動するので、作用レバー7の外端に連係させたラッチ錠20のラッチ30をストライク(図示しない)に対する係止状態から解除させることができる。そして、そのままハンドル4を引き続ければ、扉10は矢印C方向に開放させることができる。
【0022】
逆に、扉10を閉鎖させハンドル4から手を離せば、変位していた各部材は戻しばね33、71の付勢力により、当初の常態位置に戻る。
【0023】
前記の作動について、互に連係する操作レバー3と作用レバー7とは、それぞれの軸3a,7aの向きが異なるためその係合部においてねじれの現象が生じる関係にあるが、長孔51及び駆動ピン52の組で構成された連係手段5は両レバー3、7の揺動におけるねじれの現象を逃がすことができ、両レバー3、7は摩擦によって引掛かったりすることがなく共にスムーズな揺動作用を呈する。
【0024】
【発明の効果】
以上に説明したこの発明の扉のハンドル装置は、ハンドル及び操作レバーの揺動軸が垂直をなし、作用レバーの揺動軸が水平をなしているに関わらず、ラッチ錠におけるラッチの解・施錠において極めてスムーズに作動し、また、全体としての構造も極めて簡単であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の扉のハンドル装置を示す縦断側面図。
【図2】その横断平面図。
【符号の説明】
10 扉
20 ラッチ
30 ラッチ
2 保持枠
3 操作レバー
3a 垂直軸
33 戻しばね
4 ハンドル
5 連係手段
51 長孔
52 駆動ピン
7 作用レバー
7a 水平軸
71 戻しばね

Claims (1)

  1. 扉の表面に固定された台座に垂直軸で枢着されると共に、水平方向に延在する操作レバーと、この操作レバーの外端に固設された縦長のハンドルと、扉面に平行な水平軸により上記台座に枢着された作用レバーと、上記操作レバーの内端及び作用レバーの内端の一方に開口した長孔及び他方に突設された垂直な駆動ピンの組からなる連係手段とを有し、上記長孔及び駆動ピンを相互に係合させることにより、連係手段を介して、操作レバーの内端と作用レバーの内端とを連結すると共に、操作レバー及び作用レバーを夫々常態位置に向け付勢し、ハンドルの押し引き操作で作用レバーを揺動変位させて錠箱のラッチを制御するとき、駆動側の長孔及び駆動ピンの一方の上記垂直軸回りの回動を従動側の他方の上記水平軸回りの回動に連係させることにより、操作レバーの回動を作用レバーの回動に変換するようにし、このとき、長孔及び駆動ピンの組で構成された連係手段が、夫々平行ではない垂直軸又は水平軸に固設された両レバーの揺動におけるねじれの現象を逃すようにしたことを特徴とする扉のハンドル装置。
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