JPH037496Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH037496Y2
JPH037496Y2 JP20061186U JP20061186U JPH037496Y2 JP H037496 Y2 JPH037496 Y2 JP H037496Y2 JP 20061186 U JP20061186 U JP 20061186U JP 20061186 U JP20061186 U JP 20061186U JP H037496 Y2 JPH037496 Y2 JP H037496Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoji
guide groove
frame
connecting rod
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20061186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63106874U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20061186U priority Critical patent/JPH037496Y2/ja
Publication of JPS63106874U publication Critical patent/JPS63106874U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH037496Y2 publication Critical patent/JPH037496Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、火災発生時などに室内に充満する煙
を排出する排煙窓に関する。
〔従来の技術〕
実公昭52−27263号公報に示すような排煙窓が
知られている。
すなわち、第9に示すように窓枠aの下部に枢
着した連結開閉杆bを障子cに突出した支持腕d
に枢着すると共に、窓枠aの下部と障子cの下部
とに亘つて係止機構eを取付け、第10図に示す
ように窓枠aに形成した案内溝fに案内具gを摺
動自在に設けると共に、この案内具gの軸hを障
子cの上部に取着した案内受具iで支承して、係
止機構eを作動して窓枠aと障子cとの係止を解
除すると障子cが自重によつて第9図仮想線で示
すように室外側に開放するようにした排煙窓であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる排煙窓であると、窓枠cの上部が案内受
具i、軸h、案内具gを介して窓枠aの案内溝f
に沿つて下降することによつて連結開閉杆bと支
持腕dとにより下部が室外側に突き出すようにし
て開放するが、障子cが閉じている時に障子cは
窓枠aに垂直姿勢で保持されていると共に、障子
cの摺動抵抗があるから係止機構eを係止解除し
た時に障子cが前述のようにして開放するとは限
らず、障子cが自重で垂直姿勢を維持して開放し
ない場合もあり、開放動作が不確実になる。
また、連結開閉杆bと支持腕dが窓枠aより室
外側に大きく突出しているから見栄えが悪いもの
となる。
そこで、本考案は障子上部が窓枠に沿つて下降
しながら障子下部が室外側に突出して開放すると
共に、開放動作が確実となり、しかも障子を閉じ
た時の見栄えが良いようにした排煙窓を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
竪枠に上部案内溝と中間案内溝を設けると共
に、下部に開閉連結杆を上下方向回動自在に連結
し、障子上框に取付けた案内子を上部案内溝に嵌
挿すると共に、この案内子に回転自在に支承した
連杆を中間部案内溝に嵌挿した摺動子に枢着連結
し、その摺動子とバネ部材で下方に付勢すると共
に、下枠と下框とに亘つて係脱自在なる係止機構
を取付け、前記上部案内溝と上部より下部に向け
て室外側に傾斜させると共に、前記開閉連結杆を
障子竪框外面に枢着連結して、バネ部材のバネ力
と上部案内溝とで障子を確実に開放できると共
に、障子を閉じた時に連結杆と開閉連結杆が竪框
内面と竪框内面との間に収納するようにしたもの
である。
〔実施例〕
排煙窓は第8図に示すように、窓枠Aに障子B
を室外側に開放するように取付けたもので、窓枠
Aは上枠1と下枠2と左右竪框3,3で方形枠と
なり、障子Bは上框4と下框5と左右竪枠6,6
で方形枠となつた内部にガラス7を装着してあ
る。
前記上枠1は第1図に示すように、上向コ字状
の長尺材となり、その内壁1aには室内側当り部
8が一体形成されていると共に、その室内側当り
部8には上横シール材イが室外側に向けて装着さ
れている。
前記下枠2は第1図に示すように階段形状とな
り、室外側の水切り部2aと室内側の高部2bと
中間の取付部2cとを有し、取付部2cには下横
シール材ロが室外側に向けて装着してある。
前記竪枠3は第3図に示すように、断面略コ字
状の長尺材となり、その内壁3aには室内側戸当
り部9が一体形成され、その戸当り部9に縦シー
ル材ハが室外側に向けて装着されていると共に、
縦シール材ハと上,下横シール材イ,ロは四周連
続している。
前記竪枠3の内壁3aの上部には上部から下部
に向けて室外側に傾斜した上部案内溝10を有す
る上部案内具11がビスで固着され、中間部には
垂直となつた中間部案内溝12を有する中間部案
内具13が取着してあり、この中間部案内具13
は上板14と下板15とに亘つて一対のL型板1
6,16を取付けたもので、中間部案内溝12は
略コ字状となつていると共に、摺動子17が抜け
出ないように挿入され、この摺動子17には連結
杆18の一端が枢着連結されていると共に、摺動
子17と上板14との間にバネ部材19が取付け
られ、下板15の上部には衝撃吸収性ゴムより成
る緩衝材20が設けてある。
前記竪枠3の内壁3a下部にはコ字状のブラケ
ツト21を介して開閉連結杆22の一端がピン2
3で上下回動自在に連結され、この開閉連結杆2
2の他端は障子Bの竪框6の外壁6aにブラケツ
ト24とピン25で上下方向に回動自在に連結さ
れている。
前記上框4の上壁4aには案内子26が固着さ
れ、その端部は前記上部案内溝10に摺動及び回
動自在に嵌挿していると共に、前記連結杆18の
他端が回動自在に嵌合連結されている。
前記下框5と下枠2とに亘つて係止機構30が
取付けられ、該係止機構30は下框5の下壁5a
に固着した係止受具31と下枠2の取付部2cに
設けた係止具32とより成り、係止具32はハウ
ジング33内に出没自在に設けられ、かつバネ3
4で突出付勢してある。
このようであるから、障子Bを閉じて係止具3
2を係止受具31に係合することで障子Bを閉じ
位置に保持できる。
この時、案内子26は上部案内溝10に沿つて
上方に摺動し、連結杆18が案内子26とともに
移動して摺動子17が中間部案内溝12に沿つて
上方に摺動するからバネ部材19が圧縮されると
共に、開閉連結杆22がピン23,25を支点と
して回動して連結杆18とともに竪枠3の内面と
竪框6の内面との間に収納される。
前述の状態より係止具32をバネ34に抗して
引き下げて係止具31と離脱すると、バネ部材1
9のバネ力で摺動子17が押し下げられるから連
結杆19が下方に移動し、案内子26が上部案内
溝10に沿つて下降し、かつ上部案内溝10は上
部より下部に向けて室外側に傾斜しているから、
障子Bの上部が斜め下方室外側に移動して開閉連
結杆22を介して障子Bの下部が室外側に突出す
るように開放し、ある程度開放するとバネ部材1
9のバネ力によらず障子Bの自重で第1図に示す
ように開放する。
障子Bが開放した状態では案内子26が上部案
内溝10の下端に位置して障子上部が窓枠Aに支
持され、開閉連結杆22で窓枠Aに支持されるの
で、障子Bは窓枠Aは安定した状態で支持されて
風で煽られたりすることがない。
前記竪枠3の内壁3aと下枠2の高部2bとに
亘つて索条ガイド40が取付けてあり、該索条ガ
イド40はブロツク41の中空部42内にプーリ
43を回転自在に支承したもので、第5図に示す
ようにそのブロツク41がビス44で竪枠3の内
壁3aに取着してあると共に、第6図,第7図に
示すように下向孔45より第1,第2索条46,
47が挿入され、その第1,第2索条46,47
はプーリ43を経て横向孔48及び竪枠3の戸当
り部9における縦シール材ハより外側に形成した
孔49より端部中間プーリ50、端部方向変換プ
ーリ51に巻掛けられ、第1索条46は前記係止
具32に連結されていると共に、第2索条46は
下枠2の取付部2cにブラケツト52を介して取
付けた方向変換プーリ53を経て障子Bの下框5
に連結してある。
つまり、第7図に示すように係止具32は板3
2aにフツク32bを固着したもので、その板3
2aの上部に第1索条46を掛け渡して取付部2
cに連結してある。
第6図に示すようにブロツク41の下向孔45
にはコイルバネ53が取着され、このコイルバネ
54内に第1,第2索条46,47が挿通してあ
ると共に、第1,第2索条46,47の端部には
障子開閉動作の文字が記入された第1,第2把手
54,55が連結してある。
前記端部プーリ50は竪枠3に取付けたブラケ
ツト55の上部に支承され、端部方向変換プーリ
51は下部に支承されている。
このようであるから、第1把手54を持つて第
1索条46を引くと係止具32がバネ34に抗し
て押し下げられて係止受具31と離れ、前述のよ
うに障子Bが開放する。
この時、障子Bの開放により第2索条47が急
激に引き上げられて第2把手55が急上昇する
が、コイルバネ54に当接して他の部分に衝突す
ることが防止される。
また、障子bが開放された状態より第2把手5
5を持つて第2索条47を引き下げると障子Bの
下部が窓枠A側に引き寄せられて係止受具31と
係止具32とが係合して障子Bが閉じ状態で保持
される。
また、第1,第2索条46,47は竪枠3の戸
当り部9における縦シール材ハより外側で、下横
シール材ロより上側に形成した孔49より室外側
に挿通しているので、窓枠Aと障子Bとの間のシ
ール効果を損なうことなしに第1,第2索条4
6,47を室内側より室外側に配設できる。
〔考案の効果〕
障子Bと窓枠Aとは開閉連結杆22で回動自在
に連結され、障子Bの上部は案内子26を介して
窓枠Aの上部案内溝10に沿つて上下動自在に支
承されていると共に、その案内子26は連結杆1
8とバネ部材19とで下方に付勢され、しかも上
部案内溝10は上部から下部に向けて室外側に傾
斜しているので、係止機構30で垂直姿勢に保持
されている障子Bを、係止機構30を離脱するこ
とで最初はバネ部材19のバネ力で、それ以降は
自重により障子上部が窓枠に沿つて下降しながら
障子下部が室外側に突出するように確実に開放す
る。
また、連結杆18の上部は上框4に、開閉連結
杆22は竪框6の外面にそれぞれ連結してあるの
で、障子Bを閉じた時に連結杆18と開閉連結杆
22とが竪枠3の内面と竪框6の外面との間に収
納されて外部に突出しているから、障子を閉じた
時の見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の実施例を示し、第1
図は障子を開放した状態の縦断面図、第2図は障
子を閉じた状態の竪框部分の縦断面図、第3図は
その上部横断面図、第4図は中間部横断面図、第
5図は索条ガイド取付部の横断面図、第6図は第
5図の−線断面図、第7図は第1,第2索条
配設状態説明用の斜視図、第8図は排煙窓の正面
図、第9図は従来例の概略縦断面図、第10図は
障子上部と竪枠との連結部の斜視図である。 Aは窓枠、Bは障子、2は下枠、3は竪枠、4
は上框、5は下框、6は竪框、10は上部案内
溝、12は中間部案内溝、17は摺動子、18は
連結杆、19はバネ部材、22は開閉連結杆、3
0は係止機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠Aの竪枠3内面に、上部より下部に向けて
    室外側に傾斜した上部案内溝10と中間部案内溝
    12とを設けると共に、下部に開閉連結杆22の
    一端を枢着連結し、この開閉連結杆22の他端を
    障子Bの竪框6外面に枢着連結すると共に、障子
    Bの上框4に取付けた案内子26を前記上部案内
    溝10に摺動自在に嵌挿し、この案内子26に回
    転自在に支承した連結杆18を前記中間案内溝1
    2に嵌挿した摺動子17に回転自在に連結すると
    共に、この摺動子17をバネ部材19で下方に付
    勢し、前記窓枠Aの下杆2と障子Bの下框5とに
    亘つて係脱自在なる係止機構30を取付けたこと
    を特徴とする排煙窓。
JP20061186U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH037496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20061186U JPH037496Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20061186U JPH037496Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63106874U JPS63106874U (ja) 1988-07-11
JPH037496Y2 true JPH037496Y2 (ja) 1991-02-25

Family

ID=31163282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20061186U Expired JPH037496Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH037496Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63106874U (ja) 1988-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH037496Y2 (ja)
JPH037497Y2 (ja)
JP3079037B2 (ja) シャッター
JPH0627741Y2 (ja) 高所用突き出しサッシ窓
JP2586456Y2 (ja) 外倒し窓の開閉装置
JPH04202991A (ja) 玄関扉用の小窓装置
JPH0138239Y2 (ja)
JP3178696B2 (ja) 倒し窓
JPH0332710Y2 (ja)
JPS6132066Y2 (ja)
JP2561136Y2 (ja) 雨戸装置
JPH0429030Y2 (ja)
JPH0523732Y2 (ja)
JPS5923178Y2 (ja) 開き窓の開閉固定装置
JP3203503B2 (ja) 吊り戸の障子下部気密・水密構造
JP3153502B2 (ja) 出 窓
JP3464997B2 (ja) 障子のあおり止め装置
JPS6127550B2 (ja)
JPH0636214Y2 (ja) 天窓における手動開閉装置
JPH0435495Y2 (ja)
JPH0225914Y2 (ja)
JPH025005Y2 (ja)
JPS6317837Y2 (ja)
JPH0138238Y2 (ja)
JPS5916477Y2 (ja) 小窓付きドア