JPH0429030Y2 - - Google Patents

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JPH0429030Y2
JPH0429030Y2 JP1984152666U JP15266684U JPH0429030Y2 JP H0429030 Y2 JPH0429030 Y2 JP H0429030Y2 JP 1984152666 U JP1984152666 U JP 1984152666U JP 15266684 U JP15266684 U JP 15266684U JP H0429030 Y2 JPH0429030 Y2 JP H0429030Y2
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guide rail
cord
piece
slat
operating
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はシヤツター等の操作コード収納装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、シヤツターの一種類としてその一側に垂
下された操作コードで各スラツトに設けられたス
リツトを開閉するものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような従来のシヤツターは、その一側に
垂下される操作コードがシヤツターの美観を損ね
るとともに、スラツトの巻上げ時に操作コードが
スラツトとともに巻込まれるおそれもあつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、スラ
ツトを操作するための操作コードを上部ボツクス
の一側から垂下させたシヤツター等において、2
個の滑車が取付けられた収納ランナーを上部ボツ
クス内にその長手方向に沿つて移動可能に設ける
とともに、上部ボツクスの一方側の端部にストツ
パと2個の透孔とを有するコードガイドを取付
け、前記収納ランナーの滑車に掛装したエンドレ
スの操作コードを前記透孔に夫々挿通し、かつ、
収納ランナーを付勢手段によりコードガイドの取
付位置と反対側の端部に向けて付勢したものであ
る。
(作用) 上記手段により、操作コード49不操作時には
収納ランナー53が自動的に上部ボツクス47他
側へ移動され、同操作コード49が上部ボツクス
47に沿い引き込まれるようにして収納される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明すると、窓に設置されるシヤツター1
は多数段のスラツト2が上下に伸縮可能に連結さ
れ、各スラツト2が伸びた状態にあるときは、第
1図に示すようにスリツト3が露出されて採光及
び通気が可能であり、各スラツト2が縮んだ状態
にあるときにはそのスリツト3が隠れるようにな
つている。窓の上部に設置されるケース4内には
両端にスラツトを巻取るための巻取りプーリー5
aを固着した巻取軸5が回転可能に支持され、最
上段のスリツト2はこの巻取軸5に連結されてい
る。そして、巻取軸5はその内部に設けられるス
プリング(図示しない)の付勢力により常にはス
ラツト2引上げ方向に付勢され、第2図に示すよ
うに各スラツト2のスリツト3が露出された状態
で最下段のスラツト2が後記する第二のガイドレ
ール7の下枠7aまで下降されたとき、巻取軸5
から垂下されるスラツト2の総重量と前記コイル
スプリングの付勢力とが釣合つて各スラツト2が
その状態に保持されるようになつている。
各スラツト2の両端を上下動可能に支持するた
めのガイドレールは、窓枠に沿つて固定される第
一のガイドレール6と、その第一のガイドレール
6の内側に位置する第二のガイドレール7とから
なつている。そして、第二のガイドレール7は下
端が下枠7aで連結されるとともに、その上端が
後記する蝶番40により第一のガイドレール6に
対し回動可能に支持されて、第3図に鎖線で示す
所定位置まで回動可能であり、この第二のガイド
レール7に沿つて各スラツト2が昇降されるよう
になつている。
その両ガイドレール6,7の形状を第4図に従
つて説明すると、第一のガイドレール6はアング
ル状の型材で形成され、窓枠(図示しない)に固
定される。その第一のガイドレール6の内側に位
置する第二のガイドレール7は四角筒状の枠体部
8の前方にガイド部9が一体に形成され、スラツ
ト2の端部がそのガイド部9内を移動するように
なつている。枠体部8の後面内側及び側面後部に
はその第二のガイドレール7の全長にわたつて取
付溝10,11がそれぞれ設けられ、その後面側
の取付溝10には密閉部材としてのゴムパツキン
12が嵌合され、側面後部の取付溝11には同じ
く密閉部材としてのモヘヤ13が嵌合固定されて
いる。そして、第4図に示すように第二のガイド
レール7が第一のガイドレール6に対して回動し
ていない状態では、ゴムパツキン12及びモヘヤ
13が第一のガイドレール6の内側面に密接して
両ガイドレール6,7間の気密及び水密を確保す
るようになつている。
シヤツター1の両側において、第一及び第二の
ガイドレール6,7の間には支持杆14が設けら
れ、第二のガイドレール7が第3図に鎖線で示す
所定位置まで回動されると、同支持杆14により
第二のガイドレール7がその所定位置に保持され
るようになつている。その支持杆14の詳細な構
造を第5図において説明すると、支持杆14は四
角筒状の下部杆15とその下部杆15に出没可能
に支持される板状の上部杆16とからなり、下部
杆15は支持ブラケツト17を介して第一のガイ
ドレール6に回動可能に支持され、上部杆16も
支持ブラケツト18を介して第二のガイドレール
7に回動可能に支持されている。
下部杆15及び上部杆16には第二のガイドレ
ール7を第3図に示す所定位置に保持するための
公知の保持装置(図示しない)が設けられてい
る。この保持装置は第二のガイドレール7を第3
図矢印A方向へ支持杆14の最大ストロークまで
回動させたのち、若干引き戻せば上部杆16が下
部杆15内へ没入不能となつて第二のガイドレー
ル7が第3図に鎖線で示す所定位置に保持され、
この状態から第二のガイドレール7を再度矢印A
方向へ回動させれば、上部杆16が下部杆15内
へ没入可能となつて同図に実線で示すように第二
のガイドレール7を第一のガイドレール6に沿う
位置まで回動できるようになつている。
上記のような支持杆14には第二のガイドレー
ル7を第3図に鎖線で示す所定位置に確実に保持
するためのロツク装置19が設けられている。そ
のロツク装置19を第6図及び第7図に基づいて
説明すると、下部杆15の上端一側には支持筒2
0が固着され、その支持筒20にはロツク軸21
が回転可能に支持されている。支持筒20の周面
上には鍵型の係止孔22が設けられ、支持筒20
内のロツク軸21からその係止孔22内へピン2
3が突出されている。従つて、ロツク軸21はピ
ン23が係止孔22内を移動する範囲内で支持筒
20に対し移動可能となつている。なお、ピン2
3はロツク軸21に対し出没可能にかつ常には付
勢手段で突出状態に保持されており、そのピン2
3をロツク軸21内に没入させれば同ロツク軸2
1を支持筒20から抜出し可能となつている。
ロツク軸21の先端部はやや縮径されて下部杆
15内に突出され、その縮径部の基端と下部杆1
5との間にはコイルスプリング24が配設されて
いる。従つて、ロツク軸21は下部杆15を支点
とするコイルスプリング24の付勢力により常に
は第7図矢印B方向へ付勢されている。ロツク軸
21の基端部には操作つまみ25が一体に形成さ
れ、その外周面には滑り止めのためのローレツト
26が刻設されている。
上部杆16の下端部にはロツク軸21の先端部
を挿通し得るロツク孔27が設けられ、前記保持
装置が作動して上部杆16が下部杆15内に没入
不能となつたとき、そのロツク孔27はロツク軸
21の延長上に位置するようになつている。そし
て、この状態でロツク軸21をコイルスプリング
24の付勢力に抗しながら支持筒20内へ挿入す
れば、第7図に示すように同ロツク軸21先端が
ロツク孔27に嵌合されて上部杆16が下部杆1
5に対し移動不能に固定されるようになつてい
る。
第二のガイドレール7の下枠7a中央部には同
第二のガイドレール7を第一のガイドレール6に
沿う垂直状態に保持するための固定装置28が設
けられている。その固定装置28を第8図〜第1
0図に基づいて説明すると、第二のガイドレール
7の下枠7aは断面ほぼ四角筒状をなし、左右方
向中間部に固定装置28を取付けるための開口部
29が設けられている。その開口部29には第二
のガイドレール7を回動操作するための把持片3
0が固定されている。把持片30はその下部が第
二のガイドレール7の下枠7aに沿う形状に折曲
げられ、その上面及び側面にそれぞれ透孔31,
32が設けられている。透孔31の下方位置には
支軸33が取付片34に回転可能に支持され、そ
の取付片34の上端は把持片30の透孔31両側
に固定されている。その支軸33には操作片35
の中央部が回動可能に支持されるとともに、コイ
ルスプリング36が巻装され、そのコイルスプリ
ング36の一端は操作片35に当接し他端は把持
片30に当接している。そして、操作片35は把
持片30を支点とするコイルスプリング36の付
勢力により常に第9図矢印C方向へ付勢されるよ
うになつている。
支軸33には前記操作片35と一体に回動する
回動片37が回動可能に支持されている。その回
動片37の先端にはくちばし状の係止部38が形
成され、第9図に示すように第一のガイドレール
6の下枠6aから突出される係止舌片39に係合
するようになつている。そして、この状態では前
記コイルスプリング36の付勢力により係止部3
8が係止舌片39に確実に係合されるので、第二
のガイドレール7は第一のガイドレール6に対し
回動不能に固定されるようになつている。一方、
係止部38と係止舌片39との係合を解除するに
は、第10図に示すように操作片35をコイルス
プリング36の付勢力に抗して把持片30側へ回
動させれば、回動片37が回動されて係止部38
が係止舌片39から外れるようになつている。
又、第二のガイドレール7が回動して第一のガイ
ドレール6から開いた状態から、同第二のガイド
レール7を閉じるとき、回動片37はコイルスプ
リング36の付勢力に抗してその係止部38先端
が係止舌片39を乗越えるため、同係止部38が
係止舌片39に自動的に係合するようになつてい
る。
第二のガイドレール7はその上端が第一のガイ
ドレール6に回動可能に支持されているが、その
詳細な構造を第11図及び第12図に従つて説明
すると、シヤツター1両側の第一ガイドレール6
上部には蝶番40が固定されている。その蝶番4
0は第一の取付片41と第二の取付片42とが軸
43に回動可能に支持されたものであり、その第
一の取付片41が第一のガイドレール6に固定さ
れ、第二の取付片42は第二のガイドレール7上
端の枠体部8に嵌合されネジ44により固定され
ている。従つて、第二のガイドレール7はその上
端が第一のガイドレール6から蝶番40を介して
回動可能に吊下支持されている。
蝶番40の第一の取付片41はその上部が水平
方向に直角に屈曲されてケース支持面45が形成
され、第一のガイドレール6の蝶番40上方位置
には掛止片46が上方へ突出されている。そし
て、前記シャツター1のケース4は第12図に示
すようにその背面上縁部が掛止片46に掛止めさ
れ、ケース側面のブラケツト4a内面に設けられ
るL型の支持片48が蝶番40のケース支持面4
5上に支持されている。従つて、ケース4は掛止
片46及び蝶番40のケース支持面45により第
一のガイドレール6に支持されている。
第2図に示すように、上部ボツクスとしてのマ
グサ47の一端からは無端状の操作コード49を
取出し可能となつている。この操作コード49
は、同図に示すようにシヤツター1が引き下ろさ
れて、巻取軸5内のスプリングのスラツト巻上げ
方向への付勢力と、巻取軸5から吊下支持される
スラツト2の総重量とが釣合つた状態から各スラ
ツト2のスリツト3を閉じる場合、あるいはスリ
ツト3が閉じられた状態から同図に示すようにス
リツト3を開く場合に使用される。そして、その
操作コード49の下端縁には把手50が取着さ
れ、ケース4内に回転可能に支持されるプーリー
51に掛装されている。
プーリー51の後方には同プーリー51の回転
に基づいて巻取軸5一端のウオームホイール52
に噛合うウオーム(図示しない)が設けられてい
る。そして、第2図に示すスリツト3が開いた状
態から操作コード49を操作してプーリー51を
一方へ回転させれば、そのウオームがウオームホ
イール52に噛合つてプーリー51の回転をウオ
ームホイール52に伝達可能な状態となる。この
状態でさらに操作コード49を同方向へ操作すれ
ば、巻取軸5が回転されてスラツト2が下降さ
れ、第1図に示すように下段のスラツト2からの
スリツト3が順次閉じれるようになつている。
一方、各スラツト2のスリツト3が閉じられた
状態から操作コード49によりプーリー51を他
方へ回転させると、巻取軸5が前記とは逆方向に
回転されてスラツト2が巻上げられ、上段のスラ
ツト2からそのスリツト3が順次露出されるよう
になつている。そして、最下段のスラツト2のス
リツト3が露出された後には前記ウオームとウオ
ームホイール52との噛合いが外れこの状態では
巻取軸5内のスプリングの付勢力を利用してスラ
ツト2を巻上げることができるようになつてい
る。
操作コード49はマグサ47内を移動可能に設
けられた収納ランナー53を介してマグサ47下
方へ導かれる。すなわち、第13図に示すよう
に、マグサ47の前記プーリー51側端部には2
つの透孔54,55を設けたコードガイド56が
固定され、操作コード49はその透孔54,55
にそれぞれ挿通されている。又、コードガイド5
6の同じくプーリー51側端部には収納ランナー
53の移動限度を設定するためのストツパ57が
上方へ突出されている。
収納ランナー53には操作コード49を掛装す
るための2つの滑車58,59が取付位置に若干
の差を設けた状態でそれぞれ回転可能に支持さ
れ、その両滑車58,59には前記プーリー51
からコードガイド56の透孔54,55に至る操
作コード49がそれぞれ掛装されている。又、収
納ランナー53の一端にはコードカイド56のス
トツパ57に当接する当接部60が突出され、他
端にはコイルスプリング61が接続されている。
そのコイルスプリング61は第2図に示すよう
に、基端がマグサ47の一方側の端部に支持さ
れ、収納ランナー53をマグサ一方側の端部方向
(第2図矢印D方向)へ付勢するようになつてい
る。
従つて、収納ランナー53はそのコイルスプリ
ング61の付勢力により、第14図に示すように
常にはマグサ47一方側の端部まで移動され、こ
の状態では操作コード49がその把手50を残し
てマグサ47内に引込まれるようになつている。
そして、把手50の操作によりコイルスプリング
61の付勢力に抗して操作コード49を下方へ引
けば、第2図及び第15図に示すように収納ラン
ナー53がマグサ47一端のコードガイド56の
ストツパ57に当接するまで移動され、この状態
で操作コード49を操作して前記プーリー51を
回転操作できるようになつている。
次に、上記のように構成されたシヤツター1の
作用を説明する。
さて、上記のようなシヤツター1を組立てるに
は、まずスラツト2を巻着した巻取軸5を回転可
能に支持したケース4を第一のガイドレール6に
取り付ける。すなわち、第12図に示すようにケ
ース4の上縁両側を第一のガイドレール6上端部
の掛止片46に掛止めするとともに、ケース4両
端部内側面に設けられる支持片48を掛止片46
下方の蝶番40のケース支持面45に載置すれ
ば、ケース4を掛止片46及び蝶番40のケース
支持面45を介して第一のガイドレール6に支持
される。次に、下枠7aで連結された第二のガイ
ドレール7の上端を蝶番40の第二の取付片42
に嵌合してネジ止めし、同第二のガイドレール7
の下部と第一のガイドレール6との間に支持杆1
4を取付ければ、第二のガイドレール7は第一の
ガイドレール6に対し第3図に鎖線で示す所定位
置を最大限として回動可能であり、その所定位置
では支持杆14により移動不能に保持される。
従つて、このシヤツター1はそのケース4が掛
止片46とケース支持面45により容易に支持さ
れ、そのケース支持面45は第二のガイドレール
7を支持するための蝶番40に設けられているた
め、蝶番40とケース支持面45とを別個に設け
る必要はなく、部品点数を削減することができ
る。又、第二のガイドレール7は第一のガイドレ
ール6に第一の取付片41で固定された蝶番40
の第二の取付片42にその上端を嵌合してネジ止
めすれば、第一のガイドレール6に対して回動可
能に支持されるので、予め第一のガイドレール6
に固定された掛止片46及び蝶番40のケース支
持面45にケース4を支持した後、その蝶番40
の第二の取付片42に第二のガイドレール7を固
定すればケース4と第二のガイドレール7とを正
確な相対位置で取付けることができる。
さらに、蝶番40と第二のガイドレール7との
連結は蝶番40の第二の取付片42を第二のガイ
ドレール7上端の枠体部8に嵌合してネジ止めす
る構成であるので、組立後は蝶番40が屋外方向
(第3図左方)から見えることはなく、このシヤ
ツター1の美観を向上させることができる。
上記のように組立られたシヤツター1は、第二
のガイドレール7に設けられた取付溝10,11
にそれぞれゴムパツキン12、モヘヤ13が取着
されている。そして、第3図に実線で示すように
第二のガイドレール7を第一のガイドレール6に
対して閉じると、第4図に示すようにゴムパツキ
ン12及びモヘヤ13がそれぞれ第一のガイドレ
ール6に密接される。従つて、同図に示すように
第二のガイドレール7を第一のガイドレール6に
沿うように閉じた状態で、スラツト2を第二のガ
イドレール7に沿つて下枠7aまで下降させ、操
作コード49を操作して各スラツト2のスリツト
3を閉じれば、シヤツター1前後の気密性を確保
することができるとともに、雨水等の侵入も確実
に防止することができる。
第二のガイドレール7を第一のガイドレール6
に対し回動させると、両ガイドレール6,7間に
設けられる支持杆14が同第二のガイドレール7
の回動に伴つて垂直状態から徐々に傾動され、こ
れと同時に上部杆16が下部杆15から徐々に露
出される。そして、第二のガイドレール7は第3
図に鎖線で示す所定位置まで回動されると、上部
杆16がそれ以上露出不能となつて第二のガイド
レール7のそれ以上の回動が規制され、その状態
から第二のガイドレール7を若干戻せば前記保持
装置が作動して上部杆16が下部杆15内へ没入
不能となるため、第二のガイドレールはその所定
位置に保持される。この状態では第二のガイドレ
ール7を開放方向へ若干回動させれば、保持装置
は解除されるため、窓外からの風により保持装置
が解除され、意に反して第二のガイドレール7が
閉じられるおそれがある。そこで、いま第6図に
示す状態にあるロツク装置19にロツク軸21を
コイルスプリング24の付勢力に抗しながら係止
孔22に沿つて支持筒20内へ挿入しかつ回動さ
せると、第7図に示すようにロツク軸21の先端
部が上部杆16のロツク孔27に嵌合される。す
ると、上部杆16は下部杆15に対し移動不能に
固定されるため、この状態では窓外からの風によ
り第二のガイドレール7が閉じられることはな
い。
又、上記の状態から第二のガイドレール7を閉
じる場合には、ロツク軸21を係止孔22に沿つ
て回動させると、コイルスプリング24の付勢力
により同ロツク軸21が第6図に示す状態に復帰
される。この状態で第二のガイドレール7を開放
方向へ若干回動させれば、保持装置が解除される
ため、同第二のガイドレール7を第3図に実線で
示すように閉じることができる。
第二のガイドレール7の下枠7aに設けられた
固定装置28は同第二のガイドレール7を閉じた
とき、第9図に示すように係止部38が第一のガ
イドレール6の下枠6aから突出される係止舌片
39に係合する。従つて、第二のガイドレール7
を第一のガイドレール6に沿うように閉じれば、
固定装置28により第二のガイドレール7は第一
のガイドレール6に対し回動不能に保持される。
この状態から、第二のガイドレール7を回動さ
せて第一のガイドレール6に対し開く場合には、
操作片35を把持片30側へ回動させると、第1
0図に示すように係止部38と係止舌片39との
係合が外れる。そして、この状態で操作片35及
び把持片30を同方向に押せば、第二のガイドレ
ール7を回動させて第一のガイドレール6に対し
開くことができる。
従つて、このロツク装置19は両ガイドレール
6,7を閉じたときには第二のガイドレール7を
第一のガイドレール6に沿う垂直状態に確実に保
持することができるとともに、第一のガイドレー
ル6を開く場合には係止部38と係止舌片39と
の係合を解除する操作及びこれに続く第二のガイ
ドレール7を回動させる操作を操作片35及び把
持片30を押す一連の操作として行うことができ
る。
第2図に示すように、各スラツト2のスリツト
3が露出され、最下段のスラツト2が第二のガイ
ドレール7の下枠7aに当接するまで下降された
状態から、そのスリツト3を閉じるには、操作コ
ード49を操作して巻取軸5をスラツト2下降方
向に回転させる。すなわち、第15図に示すよう
に操作コード49はコイルスプリング61の付勢
力により常にはマグサ47の一方側の端部に位置
するようになつている収納ランナー53により、
その把持50を除いてマグサ47内に引込まれて
おり、巻取軸5を回転させるためにまず把手50
を下方へ引くと、収納ランナー53はこいるスプ
リング61の付勢力に抗して第14図矢印E方向
へ移動され、第13図及び第15図に示すよう
に、やがてはその当接部60がコードガイド56
のストツパ57に当接する。すると、収納ランナ
ー53はそれ以上同方向へ移動できなくなり、こ
の状態で操作コード49を一方へ操作すれば、プ
ーリー51が回転されて巻取軸5が回転され、各
スラツト2のスリツト3が閉じられる。
又、このような操作コード49の操作の後、同
操作コード49を手放せば、第14図に示すよう
にコイルスプリング61の付勢力により収納ラン
ナー53がマグサ47一端へ移動され、操作コー
ド49はその把手50を除いてマグサ47内へ収
納される。
従つて、前記のような操作コード49の収納装
置によれば、操作コード49の不使用時には同操
作コード49をマグサ47内へ自動的に引込んで
収納することができる。そして、無端状の操作コ
ード49は収納ランナー53の2個の滑車58,
59にそれぞれ掛装されているため収納のランナ
ー53が移動されると、同収納ランナー53の移
動距離の2倍の長さが引込まれるので、シヤツタ
ーの高さがマグサ47の長さより大きいシヤツタ
ーにおいても操作コード49を確実に収納するこ
とができる。
さらに、収納ランナー53の滑車58,59は
同収納ランナー53がコードガイド56のストツ
パ57に当接して移動不能となつた後には、操作
コード49を案内するプーリーとして作用するの
で、同操作コード49を円滑に操作することがで
きる。
なお、この操作コード収納装置はブラインドに
も応用することができるが、その場合には収納ラ
ンナーをブラインドのヘツドボツクス内において
移動させるようにしてもよい。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案は、上部ボツクス
47一側に設けられる操作コード49は、その不
使用時には付勢手段61により上部ボツクス47
他側へ移動される収納ランナー53により、上部
ボツクス47に沿つて自動的に引込まれ、そして
引込まれる長さは操作コードが2個の滑車にそれ
ぞれ掛装されているため、同収納ランナーの移動
距離の2倍の長さが引込まれるので、シヤツター
の高さがマグサの長さより大きいシヤツターにお
いても操作コードを確実に収納することができ
る。更にこの考案ではシヤツター等の美観を向上
させることができるとともに、スラツト2の巻上
げ時における操作コード49の巻込みも防止する
ことができるので円滑な操作を行うことができる
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したシヤツターの正
面図、第2図は同じくその背面図、第3図は同じ
くその側面図、第4図はガイドレールの断面図、
第5図は支持杆の正面図、第6図はそのロツク装
置の正面図、第7図は同じくそのロツク装置の断
面図、第8図は固定装置の斜視図、第9図及び第
10図はその固定装置の作動を示す断面図、第1
1図はケース及び第二のガイドレールの取付部分
を示す分解斜視図、第12図は同じくその側断面
図、第13図はマグサ内の収納ランナーを示す断
面図、第14図及び第15図は収納ランナーの作
用図である。 マグサ……47、操作コード……49、収納ラ
ンナー……53、コイルスプリング……61。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スラツトを操作するための操作コードを上部ボ
    ツクスの一側から垂下させたシヤツター等におい
    て、2個の滑車58,59が取付けられた収納ラ
    ンナー53を上部ボツクス47内にその長手方向
    に沿つて移動可能に設けるとともに、上部ボツク
    ス47の一方側の端部にストツパ57と2個の透
    孔54,55とを有するコードガイド56を取付
    け、前記収納ランナー53の滑車58,59に掛
    装したエンドレスの操作コード49を前記透孔5
    4,55に夫々挿通し、かつ、収納ランナー53
    を付勢手段61によりコードガイド56の取付位
    置と反対側の端部に向けて付勢したことを特徴と
    するシヤツター等の操作コード収納装置。
JP1984152666U 1984-10-09 1984-10-09 Expired JPH0429030Y2 (ja)

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JPS54131U (ja) * 1977-04-28 1979-01-05

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Patent Citations (1)

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