JPS5916477Y2 - 小窓付きドア - Google Patents
小窓付きドアInfo
- Publication number
- JPS5916477Y2 JPS5916477Y2 JP12420578U JP12420578U JPS5916477Y2 JP S5916477 Y2 JPS5916477 Y2 JP S5916477Y2 JP 12420578 U JP12420578 U JP 12420578U JP 12420578 U JP12420578 U JP 12420578U JP S5916477 Y2 JPS5916477 Y2 JP S5916477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- small
- small window
- guide
- window opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小窓付きドアに関し、特に詳述すれば、ドアに
設けた小扉を、室内側へと移動させ、次いで、下降させ
ることで小窓を開放させるようにした小窓付ドアに関す
る。
設けた小扉を、室内側へと移動させ、次いで、下降させ
ることで小窓を開放させるようにした小窓付ドアに関す
る。
家屋等に装着したドア部分からの通風は、一般には、ド
アを開放して行うが、これは、防犯、防虫、或いは、室
外側から室内側が良く見えてしまう等の理由で好ましく
はない。
アを開放して行うが、これは、防犯、防虫、或いは、室
外側から室内側が良く見えてしまう等の理由で好ましく
はない。
このため、ドアに小扉を備える小窓を設けることが威さ
れているが、従来の小扉には、小窓開口部に収納した小
扉を直角に室内側へと倒す構成のため、室内側への張出
しが大きく、美観を損い且つ室内側スペースを多くとる
と共に、防虫効果が期待できない欠点がある。
れているが、従来の小扉には、小窓開口部に収納した小
扉を直角に室内側へと倒す構成のため、室内側への張出
しが大きく、美観を損い且つ室内側スペースを多くとる
と共に、防虫効果が期待できない欠点がある。
それ故、本考案の目的は、ドアの室内側壁壁面の美観を
保ち且つ室内側スペースを充分に確保できるよう小扉を
ドアの壁面に沿って摺動可能とした小窓付きドアを提供
することにある。
保ち且つ室内側スペースを充分に確保できるよう小扉を
ドアの壁面に沿って摺動可能とした小窓付きドアを提供
することにある。
本考案の実施例を述べる。
第1図は、小窓付きドア1の背面を示すが、ドア本体2
に形成した小窓開口部3に小扉4を収容保持させた状態
を示し、第2図は、小扉4を、ドア本体2の室内側下方
へ移動させ、防虫網5を張設した小窓用開口部3を開放
した状態を示す。
に形成した小窓開口部3に小扉4を収容保持させた状態
を示し、第2図は、小扉4を、ドア本体2の室内側下方
へ移動させ、防虫網5を張設した小窓用開口部3を開放
した状態を示す。
ドア1に設けた小窓用開口部3の両側壁6に沿ってガイ
ド部材7を固定させる。
ド部材7を固定させる。
ガイド部材7は、ガイド溝8を有するガイド部分と防虫
網5を張設させるための溝9を備える片10を有するエ
ツジ部分とからなる。
網5を張設させるための溝9を備える片10を有するエ
ツジ部分とからなる。
ガイド部分は、窓開口部側壁6に沿い且つ段部10′を
有する基板11と、該基板11と一体の方形中空部を形
成する壁材12とからなり、壁材2には、小窓開口部3
側に開放する穴13を長手方向にあけ、ガイド溝8を形
成する。
有する基板11と、該基板11と一体の方形中空部を形
成する壁材12とからなり、壁材2には、小窓開口部3
側に開放する穴13を長手方向にあけ、ガイド溝8を形
成する。
段部10′から室外側へと延在する基板11と、側壁6
との間にはエツジ部分の基板13が位置する。
との間にはエツジ部分の基板13が位置する。
エツジ部分は、さらに、基板13と一体の小窓開口部へ
と延在する片10を有し、試片10の先端部には室内側
へと開口する溝9を形成する。
と延在する片10を有し、試片10の先端部には室内側
へと開口する溝9を形成する。
ガイド部分とエツジ部分とからなるガイド部材7は、第
3図に示すようにビス14で、小窓用開口部3を構成す
る周縁材15に固定させられる。
3図に示すようにビス14で、小窓用開口部3を構成す
る周縁材15に固定させられる。
左右のガイド部材7は、対称形に配置される。
小窓用開口部の上下側壁16には、ガイド部材7と同形
状の上下枠17が、同様にして、周縁材18に固定され
る。
状の上下枠17が、同様にして、周縁材18に固定され
る。
かくして、ドア1の小窓用開口部側壁に枠組が固定され
ることになる。
ることになる。
エツジ部分の溝9に、スプライン19を用いて防虫網5
の側縁を固定させ、開口部に防虫網5を張設させる。
の側縁を固定させ、開口部に防虫網5を張設させる。
スプライン19は、溝9の内部に圧入される突部20と
、溝9から室内側へと突出する弾力部21とを有する。
、溝9から室内側へと突出する弾力部21とを有する。
この弾力部21は、後述する如く、小扉4を窓開口部3
に収納した時、小扉4と接触し、シール作用をすると共
に、小扉4のエツジ部分への当りを弱める緩衝作用をな
す。
に収納した時、小扉4と接触し、シール作用をすると共
に、小扉4のエツジ部分への当りを弱める緩衝作用をな
す。
図示したスプライン21は、中実形であるが、中空形状
としても良く、弾力部分21の形状は、エツジ部分の形
状、大きさに応じて選定する。
としても良く、弾力部分21の形状は、エツジ部分の形
状、大きさに応じて選定する。
図示例では、小扉4が開口部に出入れ可能であるが、固
定された部材とのシールの目的で、該スプラインを用い
ることができる。
定された部材とのシールの目的で、該スプラインを用い
ることができる。
ヒンジ部材22を、ガイド部材7の溝8に沿って摺動可
能に配する。
能に配する。
ヒンジ部材22は、プレート23より突出する対の離間
したピン24を有し、該ピン24の先端部には、好まし
くは樹脂からなる滑車25を回転自在に取付ける。
したピン24を有し、該ピン24の先端部には、好まし
くは樹脂からなる滑車25を回転自在に取付ける。
滑車25は、ガイド部分の溝8内に摺動自在に挿入され
る。
る。
プレート23には、長穴26があけられる。
該長穴26は、室内側から室外側へと上向きに延在する
。
。
この傾斜した長穴26は、小扉4を操作する際、その自
重で小扉の室内側への移動を容易にさせる。
重で小扉の室内側への移動を容易にさせる。
本例では、対のピン24を用いたが、一本でもよく、長
穴26を、又、別形状にしてもよい。
穴26を、又、別形状にしてもよい。
小扉4の左右框27は、対称形をなすので一方について
説明する。
説明する。
框27は断面コの字状をなし、その基板28の両端から
延在する側壁29を有し、室内外の側壁29と基板28
とを中空形状を作るよう連結し、その底壁30を小扉4
の周縁材壁面に接触させた時、両側壁29間に、周縁材
の端部が位置し、且つ基板28と周縁材との間に空間3
1を作るようにする。
延在する側壁29を有し、室内外の側壁29と基板28
とを中空形状を作るよう連結し、その底壁30を小扉4
の周縁材壁面に接触させた時、両側壁29間に、周縁材
の端部が位置し、且つ基板28と周縁材との間に空間3
1を作るようにする。
該空間31を利用してピン32′を框27に固定させる
。
。
左右框27は、中空部を介してビス32を周縁材33に
ねじ込むことで、周縁材33に固定される。
ねじ込むことで、周縁材33に固定される。
小扉4の上框は、特に図示しないが、左右框と同形状を
有し、同様にして周縁材に固定される。
有し、同様にして周縁材に固定される。
小扉4の下框34は、方形中空部材であり、該部材内に
は、ラッチ35がスプリング36の力により下向きに付
勢されるように配され且つその先端が溝8内に挿入可能
にさせる。
は、ラッチ35がスプリング36の力により下向きに付
勢されるように配され且つその先端が溝8内に挿入可能
にさせる。
ラッチ35には、ラッチレバー37を固定し、該ラッチ
レバー37は、下框17に固定したハンドル38の側板
39の長穴40内を上下動可能にさせる。
レバー37は、下框17に固定したハンドル38の側板
39の長穴40内を上下動可能にさせる。
下框34と下枠17との間には覆材41を配し、これを
下框に固定させる。
下框に固定させる。
又、下枠17には、室内側へと延在する摺動ピース42
を固定させる。
を固定させる。
かように構成された小窓付きドア1は、その小扉4を移
動させ、小窓を開放させるには、先ず、ラッチレバー3
7をスプリング36の力に抗して上方へ移動させ、ラッ
チ35の先端を溝8から外す。
動させ、小窓を開放させるには、先ず、ラッチレバー3
7をスプリング36の力に抗して上方へ移動させ、ラッ
チ35の先端を溝8から外す。
次いで゛、ハンドル38を室内側へ引き出すことにより
、ピン24を中心として、小扉4を揺動させる。
、ピン24を中心として、小扉4を揺動させる。
同時に、小扉4は、ピン32′がヒンジ部材22の長穴
26を滑って動き小扉4をドア1の室内側に位置させる
。
26を滑って動き小扉4をドア1の室内側に位置させる
。
下方へ小扉4を下げれば、ヒンジ部材22が、該部材に
固定されたピンが溝8に挿入されているので、溝8に沿
って下降する。
固定されたピンが溝8に挿入されているので、溝8に沿
って下降する。
摺動ピース42は、小扉4のドア1への当り防止と案内
をさせる働きをする。
をさせる働きをする。
最下部位置で、ヒンジ部材22は、下枠17上に載り、
小扉は静止する。
小扉は静止する。
ドア1の下部に、ラッチ35を受ける穴を有するピース
43を固定し、小扉4を開けた時、該穴にラッチ43を
差し込み、小扉4の動きを防止させるとよい。
43を固定し、小扉4を開けた時、該穴にラッチ43を
差し込み、小扉4の動きを防止させるとよい。
又、ドア1の表面材内にマグネットを埋め込み、且つ小
扉4の適所にマグネットを取付け、磁性により前述効果
を得ることもできる。
扉4の適所にマグネットを取付け、磁性により前述効果
を得ることもできる。
小扉4の小窓開口部への収納は、小扉4を上方に持ち上
げ、ヒンジ部材22が最上位置にきた時、長穴26に沿
って小扉4を移動させ、小窓開口部に小扉4を収納させ
ればよい。
げ、ヒンジ部材22が最上位置にきた時、長穴26に沿
って小扉4を移動させ、小窓開口部に小扉4を収納させ
ればよい。
この際、スプライン19は、小扉4に対するクッション
とシール材としての働きをする。
とシール材としての働きをする。
ラッチレバー37を上げて、小扉4を小窓開口部内に完
全に収容し、ラッチ35を溝内に差し込むことで、ドア
本体1に小扉4を固定させる。
全に収容し、ラッチ35を溝内に差し込むことで、ドア
本体1に小扉4を固定させる。
小扉4を開けた時は、防虫網5により防虫効果を作る。
前述実施例では、小扉を小窓部分で支承案内させるので
、ドア本体の背面に、レール等を必要とせず、美観を損
うことはない。
、ドア本体の背面に、レール等を必要とせず、美観を損
うことはない。
又、小扉は、ドア本体に沿って昇降するので、スペース
的損失がない。
的損失がない。
気密性にも優れ、防虫網を張設したスプラインが、タイ
ト材として作用し且つ小扉に対する緩衝材としても極め
て有効な作用をする。
ト材として作用し且つ小扉に対する緩衝材としても極め
て有効な作用をする。
さらに、防虫網の張設は、室内への虫の侵入を防止する
。
。
第1図は小窓の閉った状態のドアの背面図、第2図はド
アの背面図、第3図は第1図の矢視III −IIIよ
りみた断面図、第4図は第3図の矢視IV−IVよりみ
た断面図、第5図は、ラッチレノく−およびノ\ンドル
を示す部分断面図である。 図中:1・・・・・・小窓付きドア、4・・・・・・小
窓、5・・・・・・防虫網、7・・・・・・ガイド部材
、19・・・・・・スプライン、22・・・・・・ヒン
ジ部材。
アの背面図、第3図は第1図の矢視III −IIIよ
りみた断面図、第4図は第3図の矢視IV−IVよりみ
た断面図、第5図は、ラッチレノく−およびノ\ンドル
を示す部分断面図である。 図中:1・・・・・・小窓付きドア、4・・・・・・小
窓、5・・・・・・防虫網、7・・・・・・ガイド部材
、19・・・・・・スプライン、22・・・・・・ヒン
ジ部材。
Claims (2)
- (1)ドアに設けた小窓用開口部側壁の両側に沿って固
定したガイド部材に、ヒンジ部材を、前記ガイド部材の
ガイド溝に沿って上下動可能に保持し、該ヒンジ部材に
設けた長穴に、小扉に固定したピンを挿入し、前記小扉
を前記長穴に沿って前記ドアの小窓用開口部から室内側
へと移動可能とさせ且つ前記小扉を上下動可能としたこ
とを特徴とする小窓付きドア。 - (2)前記ガイド部材が、前記ガイド溝を有するガイド
部分と、前記小窓開口部に延在する片を有し且つ試片に
網を固定させる溝を設けているエツジ部分とからなるこ
とを特徴とする第(1)項記載の小窓付きドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12420578U JPS5916477Y2 (ja) | 1978-09-09 | 1978-09-09 | 小窓付きドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12420578U JPS5916477Y2 (ja) | 1978-09-09 | 1978-09-09 | 小窓付きドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5540182U JPS5540182U (ja) | 1980-03-14 |
JPS5916477Y2 true JPS5916477Y2 (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=29084005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12420578U Expired JPS5916477Y2 (ja) | 1978-09-09 | 1978-09-09 | 小窓付きドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916477Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62205235A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-09 | Showa Alum Corp | 溶融金属の処理装置 |
-
1978
- 1978-09-09 JP JP12420578U patent/JPS5916477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5540182U (ja) | 1980-03-14 |
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