JPH1122289A - 三連式引き戸装置 - Google Patents

三連式引き戸装置

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JPH1122289A
JPH1122289A JP19314297A JP19314297A JPH1122289A JP H1122289 A JPH1122289 A JP H1122289A JP 19314297 A JP19314297 A JP 19314297A JP 19314297 A JP19314297 A JP 19314297A JP H1122289 A JPH1122289 A JP H1122289A
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JP
Japan
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door
rails
leading
elastic body
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP19314297A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenji Tsuchikawa
善司 土川
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Publication of JPH1122289A publication Critical patent/JPH1122289A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めてシンプルな構造で簡単に扉にセットす
ることが出来る三連式引き戸装置を低コストで提供する
こと。 【解決手段】 互いに隣接して平行に配置された3本の
レールにそれぞれ移動自在に装着された第一の扉(1)、
第二の扉(2)並びに第三の扉(3)を含み、これら各扉の解
放位置から一端側にある第三の扉(3)を引き出したとき
にこの先導する第三の扉(3)の後端と中間に位置する第
二の扉(2)の先導端、及びこの第二の扉(2)の後端と第一
の扉(1)の先導端とで互いに当接して各扉が連動する連
結片(5)…が設けられ、更に一端側にある扉を解放位置
から引き出したときに所定位置で各扉が弾力的に接触し
て連動する弾性体(6)並びに接触体(7)…が扉の隣接する
部分に設けられている構造の三連式引き戸装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三枚の引き戸が連
動して開閉するようにした三連式引き戸装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、家具や建具の引き戸において、間
口の大きい箇所では三枚の扉を設けることが多くある。
このような引き戸は概ね手で開閉するものであるから、
扉枚数が増えた分だけ開閉操作が面倒である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の点に鑑み本出願
人は、一つの扉の開閉操作によって、他の扉も連動して
スムースに開閉するようにした機構を組み込んだ三連式
引き戸装置を特願平7−328411号て提案した。こ
の発明によれば、開閉操作性並びに動作性において優れ
ているが、扉へのセッテングや価格の面において難点が
ある。そこで本発明は、極めてシンプルな構造で簡単に
扉にセットすることが出来る引き戸装置を低コストで提
供することを主たる目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る引き戸装置は、互いに隣接して平行に配置され
た3本のレール4a、4b、4cにそれぞれ移動自在に
装着され且つ互いに重ね合わせた解放位置からレールに
沿って引き出された閉じ位置まで開閉出来るように形成
された第一の扉1、第二の扉2並びに第三の扉3とから
構成される。そしてこれら各扉の解放位置から一端側に
ある第三の扉3を引き出したときに、この先導する第三
の扉3の後端と中間に位置する第二の扉2の先導端、及
びこの第二の扉2の後端と第一の扉1の先導端とで互い
に当接して各扉が連動する連結片5…が設けられてい
る。更に一端側にある扉を解放位置から引き出したとき
に所定位置で各扉が弾力的に接触して連動する弾性体6
並びに接触体7…が扉の隣接する部分に設けられている
構造とした。
【0005】前記弾性体6は前記第二の扉2の中間部に
設置し、この弾性体6に弾力的に接触する接触体7…を
第一の扉1並びに第三の扉3の端部に設けるようにすれ
ば弾性体6の数を削減しコストの低減化を図ることが出
来る。
【0006】前記弾性体6は金属バネ板状のものや玉バ
ネ等のバネを利用したもの、あるいはゴム、スポンジ等
のクッション材を利用することができる。またその取り
付け位置は扉の上面が好ましいが側面であってもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1〜図5は本発明に係る引き戸装置の
一実施例を示すものであって、家具や建具等の天板の下
面に平行な3本のレール4a、4b、4cが設けられ、
これらレールにそれぞれスライダー8…を介して第一の
扉1、第二の扉2、第三の扉3が移動自在に取り付けら
れている。
【0008】而して、これら扉1、2、3は図1並びに
図2に示す互いに重ね合わせた解放位置から、図5に示
すようなレールに沿って引き出された閉じ位置まで開閉
出来るように形成されている。また、図1並びに図2の
解放位置から一端側にある第三の扉3を引き出したとき
に、この先導する第三の扉3の後端と中間に位置する第
二の扉2の先導端、及びこの第二の扉2の後端と第一の
扉1の先導端とで互いに当接して各扉が連動する連結片
5…が設けられている。更に前記第二の扉2の中間部上
面に稍上方に向かって盛り上がった金属板バネ状の弾性
体6が設置され、この弾性体6に弾力的に接触する接触
体7…が第一の扉1並びに第三の扉3の端部上面に設け
られている。本実施例では、前記した連結片5と接触体
7並びにスライダー8を一体的に形成して部品の簡素化
を図っているが、これらを分離して設けてもよい。
【0009】上記のごとく構成された引き戸装置に於い
て、各扉を解放した図1並びに図2の状態から第一の扉
1をロックした状態で第三の扉3を開放方向(図中右方
向)に引くと、先ず第三の扉3の後端(図の左端)の接
触体7が図3に示すように第二の扉2の弾性体6に接触
してその摩擦力により第二の扉2を引き連れて移動し、
図4の位置で第一の扉1の先端(図の右端)の接触体7
が弾性体6に接触する。更に第三の扉3を引くと、二つ
の接触体7,7のいずれか一方が弾性体6から遊離す
る。第三の扉3の接触体7が弾性体6から遊離した場合
は、第二の扉2を残して第三の扉3が移動してこれの後
端の連結片5が第二の扉2の連結片5に当接すると第二
の扉2も引き連れて図5の閉じ位置まで移行させること
が出来る。また前記した図4の位置で、第一の扉1の接
触体7が弾性体6から遊離した場合は第三の扉3は第二
の扉2を引き連れて移動し、各連結片5…が当接する図
5の閉じ位置まで移行させることが出来る。また扉を開
放するときは前記した動作の逆となる。また、上記の説
明では第一の扉1をロックした状態で第三の扉3を開放
した場合を説明したが、逆に、第三の扉3をロックして
第一の扉1を解放するようにしてもよく、あるいはいず
れの扉もロックしないでどちらからでも開閉するように
してもよい。
【0010】前記弾性体6は金属バネ板状のものや玉バ
ネ等のバネを利用したもの、あるいはゴム、スポンジ等
のクッション材を利用することができる。またその取り
付け位置は扉の上面が好ましいが側面であってもよい
【0011】前記実施例では、弾性体6を第二の扉2の
中間部に設置し、この弾性体6に弾力的に接触する接触
体7…を第一の扉1並びに第三の扉3の両端部分に設け
たが、この接触体と弾性体の関係を逆にして設置するこ
とも可能である。また弾性体の数を増やして設置しても
よい。また上記実施例ではスライダー8を介してレール
に嵌め込んだ引き戸タイプの実施例を示したが、図6に
示すように前記スライダーに代えて滑動ローラー10を設
けて断面チャンネル状のレール4a、4b、4cに滑動
自在に嵌め込む吊り戸形式としてもよい。
【0012】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば、第一若しくは
第三の扉を常時固定して実質的な壁面として構成するよ
うにしてもよい。その他本発明では前記の構成要件を備
え、かつ前記の目的を達成し、下記の効果を有する限り
においては適宜に改変して実施することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の引き戸装置は上記のごとく構成
したものであるから、構成部品が少なく、しかも極めて
簡単な構造で形成でき、これによりセッテングが容易で
しかも確実に動作させることが出来ると共に非常に安価
に提供することが出来る、といった顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引き戸装置の一実施例を示す斜視
図。
【図2】上記装置の動作を示す平面図で、扉の解放位置
を示す。
【図3】図2同様の平面図で開き動作の第1過程を示
す。
【図4】図2同様の平面図で開き動作の第2過程を示
す。
【図5】図2同様の平面図で、扉の閉じ位置を示す。
【図6】本発明にかかる引き戸装置の他の実施例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 第一の扉 2 第二の扉 3 第三の扉 4a、4b、4c レール 5 連結片 6 弾性体 7 接触体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣接して平行に配置された3本の
    レール(4a)、(4b)、(4c)にそれぞれ移動自在に装着され
    且つ互いに重ね合わせた解放位置からレールに沿って引
    き出された閉じ位置まで開閉出来るように形成された第
    一の扉(1)、第二の扉(2)並びに第三の扉(3)を含み、こ
    れら各扉の解放位置から一端側にある第三の扉(3)を引
    き出したときにこの先導する第三の扉(3)の後端と中間
    に位置する第二の扉(2)の先導端、及びこの第二の扉(2)
    の後端と第一の扉(1)の先導端とで互いに当接して各扉
    が連動する連結片(5)…が設けられ、更に一端側にある
    扉を解放位置から引き出したときに所定位置で各扉が弾
    力的に接触して連動する弾性体(6)並びに接触体(7)…が
    扉の隣接する部分に設けられている三連式引き戸装置。
  2. 【請求項2】 互いに隣接して平行に配置された3本の
    レール(4a)、(4b)、(4c)にそれぞれ移動自在に装着され
    且つ互いに重ね合わせた解放位置からレールに沿って引
    き出された閉じ位置まで開閉出来るように形成された第
    一の扉(1)、第二の扉(2)並びに第三の扉(3)を含み、こ
    れら各扉の解放位置から一端側にある第三の扉(3)を引
    き出したときにこの先導する第三の扉(3)の後端と中間
    に位置する第二の扉(2)の先導端、及びこの第二の扉(2)
    の後端と第一の扉(1)の先導端とで互いに当接して各扉
    が連動する連結片(5)…が設けられ、更に前記第二の扉
    (2)の中間部に弾性体(6)が設置され、この弾性体(6)に
    弾力的に接触する接触体(7)…が第一の扉(1)並びに第三
    の扉(3)の端部に設けられている三連式引き戸装置。
JP19314297A 1997-07-02 1997-07-02 三連式引き戸装置 Pending JPH1122289A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19314297A JPH1122289A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 三連式引き戸装置

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JP19314297A JPH1122289A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 三連式引き戸装置

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JPH1122289A true JPH1122289A (ja) 1999-01-26

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ID=16302990

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JP19314297A Pending JPH1122289A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 三連式引き戸装置

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JP (1) JPH1122289A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101195057B1 (ko) 2011-03-28 2012-10-29 코르텍 주식회사 반자동 및 연동형 3중 미닫이 도어 조립체
KR20190084546A (ko) * 2018-01-08 2019-07-17 주식회사 엔비스 도어 장치

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