JPS6227672Y2 - - Google Patents

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JPS6227672Y2
JPS6227672Y2 JP1982063076U JP6307682U JPS6227672Y2 JP S6227672 Y2 JPS6227672 Y2 JP S6227672Y2 JP 1982063076 U JP1982063076 U JP 1982063076U JP 6307682 U JP6307682 U JP 6307682U JP S6227672 Y2 JPS6227672 Y2 JP S6227672Y2
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JP
Japan
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door
hinge
hinged
free end
blind
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982063076U
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English (en)
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JPS58165186U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は家具の製造並びに販売業界に利用され
る召合せ部の目隠し機能を備え、且つ左右何れの
戸からでも開閉自在とした家具に使用する開き戸
装置に係る。
(従来の技術) 従来目隠し板を備えた左右両開き扉を主とする
家具の発明として特開昭55−61687号公報に示さ
れるように、家具本体の前面開口部の両側端部に
一対の開き扉の夫々の外側端部を蝶着し、少なく
とも一方の開き扉の内端部に目隠し板を、該目隠
し板に穿設してなるばか孔にピンを遊通して保持
すると共に、該ピンの頭部と目隠し板との間にバ
ネ部材を介在し、且つ目隠し板の一端を相手方の
開き戸の内端部に重合するよう突出させた構成も
のがあつた。
この家具による扉を開閉する場合は、目隠し板
が自在に回動するので、そのまま左右何れかの扉
からでも自在に開閉することの出来て、又左右一
方のみの開扉を可能とした目隠し板を有する扉を
備えたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記従来の家具は閉扉時の召合せ部の間
隙を隠す機能を備え、且つ左右何れの扉からも自
在に開閉することは出来ても目隠し板付きの扉を
開閉するときは、前記目隠し板の先端側が、他方
の扉の於ける突き合せ縁に当接しながら開閉され
る為、これを頻度に開け建てした場合、擦られた
突き合せ縁に傷が付き、塗装等が落ちて体裁を著
しく損ねると共に、目隠し板とかバネ部材等の取
り付けに手数がかかつて製作上にも不便を来たす
問題点を有するものであつた。
本考案は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、スプリングにより屈曲状態に
保持される蝶番の固定翼を一方開き戸に於ける自
由端内側に固定し、他方の目隠し可動翼は閉戸
時、他方開き戸の自由端内面へ当接可能な位置へ
突出させ、又開戸時スプリングの付勢により回動
し蝶番が屈曲状態となつて、一方開き戸の開放を
可能とした閉戸時召合せ部の間隙隠蔽と、左右何
れの戸からも自在に開閉することの出来る開閉時
の擦すりに起因する損傷の皆無並びに、製作時の
作業能率の向上を図つた家具に使用する開き戸装
置の提供を目的としたものである。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するための本考案に係る家具
に使用する開き戸装置は、後記実施例に示すよう
に、箱体1へ観音開き状に取り付けた開き戸6,
7と、一方の開き戸6へ付設した固定翼9と目隠
し可動翼10とからなる蝶番8と、蝶番8に設け
た該蝶番8の屈曲状態を保持するスプリング14
と、開き戸近傍に設けた突部材17,18とより
構成し、前記蝶番8の可動翼9は一方の開き戸6
に於ける自由端15内面に固定し、又目隠し可動
翼10の先端側は閉戸時、他方開き戸7の自由端
16内面へ重なり、半開戸状態でスプリング14
の付勢により他方開き戸7の自由端16と突部材
17,18との間に位置する構成である。
(作用) 本考案に係る家具に使用する開き戸装置を例え
ば食器戸棚へ施して使用する場合は図面第1図に
示すように、家具を構成する箱体1の開口部に開
き戸6,7を観音開き状に蝶着し、更にこの左右
の両開き戸6,7に於ける一方開き戸6の自由端
15側内面に蝶番8の固定翼9を取付けて、目隠
し可動翼10を自在に回動し得るようにし、更に
箱体1の内面で開き戸6,7近傍に突部材17,
18を突設して、前記開き戸6,7の開閉を行な
うもので、例えば閉戸状態より箱体1内の食器等
を出し入れするとき、蝶番8を取り付けた一方の
開き戸6のみを開放した場合、この開き戸6に付
設した蝶番8の目隠し可動翼10は突部材17,
18に規制され固定翼9と面一状となつて両開き
戸6,7に於ける自由端の両対応部の間隙Sを閉
塞している状態から、スプリング14の付勢によ
り回動しながら傾斜し先端が他方開き戸7の自由
端16と突部材17,18との間より外れ開き戸
6の開放を可能とする。
又この開き戸6を閉じる場合は、これをそのま
ま閉じれば蝶番8の目隠し可動翼10は、スプリ
ング14に付勢され傾斜した状態で先端が他方開
き戸7の自由端16と、前記突部材17,18と
の間に位置しながら、この突部材17,18に接
して回動し、固定翼9と面一状となつて他方開き
戸7の自由端16内面に重なり、この目隠し可動
翼10により開き戸6,7に於ける両自由端1
6,17間の間隙Sを閉塞し、目隠し板の作用を
して前記間隙Sからの虫とか塵埃の侵入を防止す
るものである。
尚他方開き戸7は前記蝶番8に規制されること
なく自在に開閉できるので、これの単独或いは一
方開き戸6との同時開閉を可能とするものであ
る。
(実施例) 次ぎに本考案に係る家具に使用する両開き戸装
置を図面第1図乃至第3図に基づいて説明する。
図中1は食器棚等を構成する箱体で、間隔を隔
てて配列した左右一対の側板2,3の上下に天板
4と底板5とを取り付け、更に之等の後端に背板
(図示せず)を張設して箱状とし、且つ前端の開
口部に開き戸6,7を蝶番(図示せず)により観
音開き状に取り付けてある。
8は一方の開き戸6に取付けた蝶番で、ビス孔
を開けた固定翼9と、少なくとも箱体1の内面上
下間の寸法に見合う長さとした目隠し可動翼10
とを夫々の軸受筒11,12に挿貫した枢軸13
を介して連結し、且つこの枢軸13には一端を固
定翼9へ、他端を目隠し可動翼10へ当接したス
プリング14を外装して、固定翼9は一方開き戸
6に於ける自由端15の内側面に固定し、且つ目
隠し可動翼10は回動自在とし、且つ先端側が閉
戸時、他方開き戸7の自由端16内面へ重なつ
て、両自由端間の間隙Sを閉塞する目隠し板の作
用をし、半開戸状態でスプリング14の付勢によ
り他方開き戸7と後記突部材との間に位置しなが
ら傾斜して、一方開き戸6の単独開閉を可能とす
る。
17,18は箱体1の天板4と底板5とに突設
した突部材で、天板4と底板5とに於ける前端側
の中央に上下対応的に設けて、閉戸時スプリング
14により箱体内側に付勢された目隠し可動翼1
0の当接を可能とする。
尚この突部材17,18は上下に対応させて設
けてあるが、破損等により上下何れか一方のみで
もその機能は発揮する。
以上この実施例の家具に使用する開き戸装置を
使用した場合、両開き戸6,7を閉じた状態より
目隠し板をなす蝶番8を付設した一方の開き戸6
を開けるときは、平面平板状となつて両開き戸
6,7に於ける両自由端15,16間の間隙Sを
閉塞する蝶番8の目隠し可動翼10は、スプリン
グ14により付勢されて回動し傾斜した先端側が
他方開き戸7の自由端16と、突部材17,18
との間より抜けて前記一方の開き戸6のみの開放
を可能とするもので、又開き戸6を閉じた場合も
スプリング14により付勢された目隠し可動翼9
の先端側は、他方開き戸7の自由端16と突部材
17,18との間に入り、更にこの突部材17,
18に当つて傾斜が戻されながら、前記先端側が
他方開き戸7の自由端16の内面に重なつて、目
隠し可動翼10は両自由端15,16の間隙Sを
閉塞する目隠し板の作用をするものである。
ハ 考案の効果 前記のように本考案に係る家具に使用する開き
戸装置は、箱体へ観音開き状に取り付けた開き戸
と、一方の開き戸へ付設した固定翼と目隠し可動
翼とからなる蝶番と、蝶番に設けて該蝶番の屈曲
状態を保持するスプリングと、開き戸近傍に設け
た突部材とより構成し、前記蝶番の固定翼は一方
開き戸に於ける自由端内面に固定し、且つ目隠し
可動翼の先端側は閉戸時、他方開き戸の自由端内
面に重なり、半開戸状態でスプリングの付勢によ
り他方開き戸の自由端と突部材との間に位置する
構成であるから、閉戸時、両開き戸に於ける自由
端間の間隙は目隠し可動翼により閉塞されて、虫
とか塵埃の侵入を防ぐと共に、目隠し板の機能を
備えた蝶番付きの一方の開き戸と、これに対応す
る他方の開き戸とからなる観音開き状の開き戸に
於ても夫々を格別に開け建てすることが出来て、
然も蝶番に於けるスプリングの付勢により目隠し
可動翼を傾斜した状態で開け建てするので、この
目隠し可動翼が他方開き戸の自由端に接触しなが
ら回動するものではないから、開け建てに際し、
目隠し可動翼の他方開き戸の自由端への接触に起
因する損傷はなく、従つて該損傷による体裁を損
ねることもないし、又蝶番等の取付けも簡単であ
るから製作上にも利点のある特有の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る家具に使用する開き
戸装置を施した家具の正面図、第2図は第1図に
示すA−A線の横断平面図、第3図は蝶番の一部
を切欠いた状態の斜視図である。 尚図中1は箱体、6,7は左右両開き戸、8は
蝶番、9は固定翼、10は目隠し可動翼、14は
スプリング、15,16は自由端、17,18は
突部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体へ観音開き状に取り付けた開き戸と、一方
    の開き戸へ付設した固定翼と目隠し可動翼からな
    る蝶番と、蝶番に設けて該蝶番の屈曲状態を保持
    するスプリングと、開き戸近傍に設けた突部材と
    より構成し、前記蝶番の固定翼は一方の開き戸に
    於ける自由端内面に固定し、目隠し可動翼の先端
    側は閉戸時、他方開き戸の自由端内面へ重なり、
    且つ半開戸状態でスプリングの付勢により他方開
    き戸の自由端と突部材との間に位置することを特
    徴とした家具に使用する開き戸装置。
JP6307682U 1982-04-27 1982-04-27 家具に使用する開き戸装置 Granted JPS58165186U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6307682U JPS58165186U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 家具に使用する開き戸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6307682U JPS58165186U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 家具に使用する開き戸装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165186U JPS58165186U (ja) 1983-11-02
JPS6227672Y2 true JPS6227672Y2 (ja) 1987-07-15

Family

ID=30073197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6307682U Granted JPS58165186U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 家具に使用する開き戸装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58165186U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3653155A (en) * 1970-04-03 1972-04-04 Pemko Mfg Co Double door astragal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3653155A (en) * 1970-04-03 1972-04-04 Pemko Mfg Co Double door astragal

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Publication number Publication date
JPS58165186U (ja) 1983-11-02

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