JP3113462B2 - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP3113462B2
JP3113462B2 JP05220163A JP22016393A JP3113462B2 JP 3113462 B2 JP3113462 B2 JP 3113462B2 JP 05220163 A JP05220163 A JP 05220163A JP 22016393 A JP22016393 A JP 22016393A JP 3113462 B2 JP3113462 B2 JP 3113462B2
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謙治 加藤
隆一 木下
浩二 宇城
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納箱の前面開口に開
閉自在な扉を備えたキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、収納箱の前面開口に開閉自在な扉
を取り付けて形成されたキャビネットが種々提供されて
いる。これらのものにおいては、扉11はロ字状の支持
枠3内に板材10を取着して構成されており、例えば、
板材10として両面鏡を取り付けるようにすることで扉
11を開いた状態であっても閉じた状態であっても鏡を
見ることができるようになっている。そして、両面鏡を
支持する支持枠3は図6に示されるように縦枠2と横枠
1とで構成されており、縦枠2の端部外面より横枠1の
端部に固着具30を打入することで縦枠2と横枠1とを
相互に連結し、板材10を支持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、縦枠2と横枠1とは一本の固着具3
0によって連結固定されているだけであるために取り付
け強度が弱いものとなっており、特に板材10が両面鏡
のように重量物である場合には扉11の開閉に伴って縦
枠2と横枠1との連結部位にがたつきが生じたり、縦枠
2と横枠1とが外れるという問題があった。また、縦枠
2と横枠1とを連結している固着具30が扉11を開い
た状態では外観上見えることとなり、ねじ止め部分が見
えて見栄えが悪いという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、支持枠を構成する縦枠と横枠との連結強度が
高いと共に縦枠と横枠とのねじ止め部分が外観上見えた
りすることがなく、強度が高く且つ見栄えの良いキャビ
ネットを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一対の横枠1の端部間に縦枠2を配設
してロ字状の支持枠3を形成し、L字状に形成される連
結金具4の一片を横枠1の端面に凹設された差し込み孔
1aに挿入すると共に連結金具4の他片を縦枠2の端面
に凹設された差し込み孔2aに挿入し、枢支側となる各
縦枠2の端部外面に蝶番5を配設し、蝶番5の連結片6
とこれに対応する横枠1の差し込み孔1aに挿入された
連結金具4とを固着具7にて連結固定し、蝶番5が取り
付けられた部位を除いて連結金具4の各片を縦枠2また
は横枠1の内面側より打入される固着具8にて縦枠2ま
たは横枠1に連結固定し、横枠1と縦枠2の内面に凹設
された嵌合凹所9に周端縁を係合するようにして支持枠
3内に板材10を取着して扉11を形成し、収納箱12
の前面開口に上記扉11の一端に設けられた蝶番5を取
着し、収納箱12の前面開口に扉11を開閉自在に取り
付けたものである。
【0006】また、請求項2記載のものにあっては、扉
11の一端の上下端がそれぞれ軸着された部位と反対側
に位置する収納箱12の前面開口端部に前面側に開口す
る凹み13を凹設し、この凹み13によって扉11を開
く場合に指を挿入するための操作凹部14を形成したも
のである。
【0007】
【作用】しかして、連結金具4を用いて縦枠2と横枠1
を固着具8にて相互に連結固定することで支持枠3を構
成する縦枠2と横枠1との連結強度を高いものとするこ
とができ、また、固着具8は縦枠2と横枠1の内面側よ
り打入されるようになっているために縦枠2と横枠1と
のねじ止め部分が外観上見えたりすることがない。
【0008】また、収納箱12の上下端に操作凹部14
を凹設することで収納箱12の上下端に共通の把手機能
を持たせることができ、1つのキャビネットによって右
吊元または左吊元の設置状態に対応することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。キャビネットは図1に示されるように収納箱
12の前面開口に開閉自在な扉11を取り付けて主体が
構成されている。収納箱12は内部が収納空間12aと
なっており、前面開口の周縁からは外側方に向けてフラ
ンジ12bが突設されている。フランジ12bの上下端
の一端寄りには前面に開口する凹み13が凹設されてお
り、この凹み13によって操作凹部14が形成されてい
る。ここで、操作凹部14は後述する扉11の端部が軸
着されるフランジ12bの端部と反対側の端部にそれぞ
れ形成されている。フランジ12bには支持枠3に取り
付けられたマグネット20を受けるためのマグネットキ
ャッチ21が設けられており、マグネット20がマグネ
ットキャッチ21に磁着することで扉11を閉じた状態
で保持することができるようになっている。
【0010】収納箱12の前面開口に取り付けられる扉
11は図2、図3に示されるように支持枠3に板材10
を取り付けて主体が構成されており、板材10としては
例えば、両面鏡が用いられる。支持枠3は一対の横枠1
の端部間に縦枠2を架設して構成されており、縦枠2と
横枠1とはL字状の連結金具4によって相互に連結固定
されている。縦枠2と横枠1は図3に示されるように端
面に差し込み孔1a,2aが凹設された本体15の端部
より本体15の長手方向に沿って一対の支持片16を突
設して構成されており、各支持片16間に板材10の端
縁が挿入される嵌合凹所9が形成されている。17は各
支持片16の内面より突設された支持突片であり、軟質
のPVC等によって形成されている。縦枠2と横枠1と
は各枠2,1の端面に凹設された差し込み孔1a,2a
に連結金具4の各片を挿入し、図3(b)に示されるよ
うに各枠2,1の内面より打入された固着具8を連結金
具4に連結することで連結金具4によって相互に連結固
定されている。ここで、枢支側となる縦枠2の端部に差
し込まれた連結金具4の片は横枠1の差し込み孔1aに
差し込まれた状態で図3(a)に示されるように蝶番5
を連結固定する固着具7によって横枠1と共に蝶番5に
連結固定されている。
【0011】蝶番5は縦片18aと横片18bとで断面
L字状に形成される受け金具18に連結片6を回動自在
に軸着して構成されており、連結片6を縦枠2の端部外
面に当接し、連結片6の外面より打入される固着具7を
縦枠2内の連結金具4の片に連結することで連結金具4
と縦枠2と蝶番5とが相互に連結固定されている。受け
金具18の端部からは下方に向けて連結片6の回動範囲
を規制する規制突片19が突設されている。
【0012】扉11は蝶番5の受け金具18の縦片18
aを図4に示されるように収納箱12のフランジ12b
に連結固定することで収納箱12の前面開口に開閉自在
に取り付けられている。そして、連結金具4を用いて縦
枠2と横枠1とを固着具8にて相互に連結固定すること
で板材10を支持するための支持枠3を構成する縦枠2
と横枠1との連結強度が高いものとなり、また、固着具
8は縦枠2と横枠1の内面側より打入されるようになっ
ているために縦枠2と横枠1とのねじ止め部分が外観上
見えたりすることがないようになっている。また、収納
箱12の上下端に操作凹部14を凹設することで収納箱
12の上下端に共通の把手機能が形成されており、右吊
元とする場合には図4に示されるように蝶番5が正面か
ら見て右側に位置するように収納箱12を壁面等に埋設
することで右吊元として設置することができ、また、左
吊元とする場合には図5に示されるように蝶番5が正面
から見て左側に位置するように収納箱12を壁面等に埋
設することで左吊元として設置することができるもので
ある。つまり、キャビネットを右吊元または左吊元で設
置する場合、収納箱12の上下端に共通の把手機能が形
成されているためにキャビネットを上下反転させること
で対応することができるものであり、1つのキャビネッ
トによって把手部分の位置が変わったりするようなこと
なく右吊元または左吊元の設置状態に対応することがで
きるようになっている。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、一対の横枠の端
部間に縦枠を配設してロ字状の支持枠を形成し、L字状
に形成される連結金具の一片を横枠の端面に凹設された
差し込み孔に挿入すると共に連結金具の他片を縦枠の端
面に凹設された差し込み孔に挿入し、枢支側となる各縦
枠の端部外面に蝶番を配設し、蝶番の連結片と縦枠の一
端とを固着具にて連結固定し、蝶番が取り付けられた部
位を除いて連結金具の各片を縦枠または横枠の内面側よ
り打入される固着具にて縦枠または横枠に連結固定し、
横枠と縦枠の内面に凹設された嵌合凹所に周端縁を係合
するようにして支持枠内に板材を取着して扉を形成し、
収納箱の前面開口に上記扉の一端に設けられた蝶番を取
着し、収納箱の前面開口に扉を開閉自在に取り付けてあ
るので、連結金具を用いて縦枠と横枠とを固着具にて相
互に連結固定することで支持枠を構成する縦枠と横枠と
の連結強度を高いものとすることができ、また、固着具
は縦枠と横枠の内面側より打入されるようになっている
ために縦枠と横枠とのねじ止め部分が外観上見えたりす
ることがないものであり、強度が高く且つ見栄えの良い
キャビネットとすることができるものである。
【0014】また、請求項2記載のものにあっては、扉
の一端の上下端がそれぞれ軸着された部位と反対側に位
置する収納箱の前面開口端部に前面側に開口する凹みを
凹設し、この凹みによって扉を開く場合に指を挿入する
ための操作凹部を形成してあるので、収納箱の上下端に
操作凹部を凹設することで収納箱の上下端に共通の把手
機能を持たせることができ、1つのキャビネットによっ
て右吊元または左吊元の設置状態に対応することができ
るものてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図2】扉の分解正面図である。
【図3】(a)は連結金具の配置状態を示す部分正面
図、(b)は連結金具の配置状態を示す断面図、(c)
は蝶番の配置状態を示す断面図である。
【図4】右吊元の設置状態で扉を開いた斜視図である。
【図5】左吊元の設置状態で扉を開いた斜視図である。
【図6】従来例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 横枠 1a 差し込み孔 2 縦枠 2a 差し込み孔 3 支持枠 4 連結金具 5 蝶番 6 連結片 7 固着具 8 固着具 9 嵌合凹所 10 板材 11 扉 12 収納箱 13 凹み 14 操作凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/28 E06B 3/968

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の横枠の端部間に縦枠を配設してロ
    字状の支持枠を形成し、L字状に形成される連結金具の
    一片を横枠の端面に凹設された差し込み孔に挿入すると
    共に連結金具の他片を縦枠の端面に凹設された差し込み
    孔に挿入し、枢支側となる各縦枠の端部外面に蝶番を配
    設し、蝶番の連結片とこれに対応する横枠の差し込み孔
    に挿入された連結金具とを固着具にて連結固定し、蝶番
    が取り付けられた部位を除いて連結金具の各片を縦枠ま
    たは横枠の内面側より打入される固着具にて縦枠または
    横枠に連結固定し、横枠と縦枠の内面に凹設された嵌合
    凹所に周端縁を係合するようにして支持枠内に板材を取
    着して扉を形成し、収納箱の前面開口に上記扉の一端に
    設けられた蝶番を取着し、収納箱の前面開口に扉を開閉
    自在に取り付けて成ることを特徴とするキャビネット。
  2. 【請求項2】 扉の一端の上下端がそれぞれ軸着された
    部位と反対側に位置する収納箱の前面開口端部に前面側
    に開口する凹みを凹設し、この凹みによって扉を開く場
    合に指を挿入するための操作凹部を形成して成ることを
    特徴とするキャビネット。
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