JP3298606B2 - 障子の上部竪軸回転装置 - Google Patents

障子の上部竪軸回転装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓枠に対して障子
を回転可能に取付ける障子の竪軸回転装置に関し、特
に、上部の竪軸の落下防止構造を備えた障子の上部竪軸
回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の障子の上部竪軸回転装置として、
図5に示すものが有る。これは、窓枠2の上枠3下面に
枠側軸受部材40の一方側が固定ねじ42で固着され、
障子9の上框10上面に枠側軸受部材40と対向する框
側軸受部材41の一方側が固定ねじ42で取付けられて
おり、両軸受部材40,41の他方側に設けられた軸受
40a,41aが障子9の室内側前面9aより室内側に
突出している。両軸受40a,41aには窓枠2と障子
9を開閉可能に取付ける竪軸15が上框側軸受41aの
下方から挿入されている。上框側軸受41aには竪軸1
5の軸線方向と直交する方向から止めねじ43が螺合さ
れており、この止めねじ43の先端が竪軸15の周面に
圧着して竪軸15を上框側軸受41aに固定している。
両軸受40a,41aには夫々軸受15を覆うように形
成された樹脂製の枠側カバー44aと框側カバー44b
とが弾性的に嵌め込まれ、框側カバー(下蓋)44bが
上框側軸受41a下面の竪軸15を挿入した挿入孔45
を覆い、止めねじ43と共に竪軸15の落下を防いでい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の障子の上部
竪軸回転装置では、竪軸を軸受の下方から挿入し、軸受
に螺合した止めねじで竪軸を框側軸受に圧着しているの
で、框側カバーが軸受から外れたり、軸受に取付忘れた
とき、竪軸は止めねじにより軸受に圧着しているだけな
ので止めねじが弛むと簡単に落下してしまう問題があっ
た。また、軸受が框の前面から室内側に突出しているの
で外観が悪い問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明では、竪軸の周面に突出部を設けて、この
竪軸を上框に設けた竪軸の断面形状に合わせた挿入孔に
挿入するとき突出部が位置する突出部挿入部に挿入孔を
塞ぐ平板状の下蓋を取付ける取付ねじを通して上框上方
部分に取付ねじを螺合することで、竪軸を竪軸回転方向
に位相をずらして框の長手方向に沿って設けられ突出部
挿入部と交叉するガイド部の上端部分に突出部を載せ、
ガイド部の傾斜面に沿ってガイド部の谷部分に突出部が
移動するようにしてある。また、障子の竪軸回転装置を
窓枠と障子の框内に設けてある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、窓枠に対して障子を竪
軸線回りに開閉可能に取り付ける障子の竪軸回転装置に
おいて、竪軸の周面に突出部を設け、障子の上框内側に
上方に開く傾斜面を有するガイド部を上框の長手に沿っ
形成し、また、上框には、突出部が設けられた竪軸の
断面形状に合わせて、上記ガイド溝と交叉する突出部挿
入部と竪軸挿入部とから成る挿入孔を設け、突出部を上
記突出部挿入部に一致させて挿入孔に挿入した竪軸を回
転して突出部をガイド部に載置させ、上記挿入孔を塞ぐ
下蓋を、突出部挿入部を通過し、上框上方部分に螺合す
る取付ねじで固着したものである。
【0006】竪軸の突出部は、スプリングピンやピン等
の棒状の部材を竪軸に嵌合したり、竪軸と突出部を一体
に形成して設けられる。
【0007】また、竪軸回転装置を構成する部材は窓の
枠材と障子の框材内に設けることで外観が向上する。
【0008】
【実施例】次に本願の障子の上部竪軸回転装置の実施例
について図1〜図4により説明する。図1において窓枠
2は、上枠3、下枠4及び竪枠5,6を枠組みして構成
されている。窓枠2には上下の竪軸回転装置7,8によ
り竪軸線回りに開閉自在に障子9が取り付けられてい
て、障子9は上框10、下框11及び竪框12,13を
枠組みとすると共にガラス14を組み込んで構成してあ
り、窓枠2と障子9とで回転窓1を構成している。上下
竪軸回転装置7,8は上枠3と上框10、及び下枠4と
下框11の中央部内部に設けられており、竪軸回転装置
7,8の竪軸15の軸線は室内側に位置し、上下竪軸の
軸線が一致するように夫々の竪軸が上下で対向してい
る。
【0009】図2において、上框10には全長に亘って
上方に突出した上框突片23と回転窓1の前後方向に上
框気密材保持片25,26とが、一体に形成されてい
る。上框上壁10Aの図1から見て右半分には気密材取
付片24が一体に設けられている。この気密材取付片2
4と上框突片23との間には、気密材18が装着されて
いる。また、上框気密材保持片25,26には、気密材
21c,21dが装着されている。上枠3には、全長に
亘って下方に上枠気密片27,28と上枠突片16bと
左半分に図示しない気密材取付片とが設けられており、
上枠突片16bと気密材取付片との間に気密材18と同
様の気密材が装着されている。障子9を閉めると気密片
27,28に気密材21c,21dが接触し、上框10
に装着した気密材18が上枠突片16bの室内側面に圧
接し、上枠3の左半分に装着した気密材に上框突片23
が圧接すると共に、上枠3の気密材と上框10の気密材
18が中央部で連続して気密保持が行なえるようになっ
ている。また、下枠4と下框11の気密保持は、上枠3
と上框10の気密保持と略同様に行なわれる。
【0010】次に、上部竪軸回転装置7について説明す
る。上枠3には、竪軸15の先端部分が挿入されるT字
形状の上部軸受部材29(図4)が裏板46とで上枠3
の下壁3aを挾んでねじにより取付けられている。円柱
状のブロックが板材に溶着され、中央に竪軸15が挿通
される孔が穿設されて中間軸受部材30が形成され、こ
の中間軸受部材30と板材を折り曲げて断面コ字状に形
成された下部軸受部材31の上壁31aとが上框10の
上壁10Aを挾んでねじで連結されている。夫々の軸受
部材29,30,31には、竪軸15が挿通されてい
る。竪軸15には図4に示すようにスプリングピン32
が竪軸15の周面から突出するように嵌合されて竪軸1
5の突出部33を構成している。
【0011】上框下壁10Bの上面10aには上方に開
く断面が略V字形状のガイド部34が一体に上框10の
長手方向に亘って形成されている。また、上框10の下
壁10Bの長手方向中央部分には図3に示すように突出
部33が設けられた竪軸15の断面形状に合わせて半長
孔形状の突出部挿入部35と円形孔の竪軸挿入部36と
から成る挿入孔37が設けられている。突出部挿入部3
5はガイド部34と直交するように穿設されている。上
框下壁10Bの下面10bには挿入孔37を塞ぐ平板の
下蓋(円板)38が取付ねじ39で固着される。この取
付ねじ39は、突出部33を突出部挿入部35に一致さ
せて、竪軸15を挿入孔37に挿入するときにその突出
部33と上下に対向する位置に設けた下部軸受部材下壁
31bのねじ孔に突出部挿入部35を通って螺合され
る。
【0012】竪軸15は上框10の挿入孔37から挿入
され、上枠3、上框10内に設けられた夫々の軸受部材
29,30,31に回動自在に支持され、突出部33が
ガイド部34の上端部分34aに載るように周方向に竪
軸15の下面の溝15aに工具を入れ工具により竪軸
5を回転して位相をずらして図2,図3の2点鎖線で示
すAからBの位置に載置され、上框下壁10Bの下面1
0bに挿通孔37を塞ぐ下蓋38を固着する取付ねじ3
9を突出部挿入部35から通して下部軸受部材31に螺
合する。このようにして竪軸15の突出部33は、突出
部落下防止のための挿入部35に竪軸15挿入時以外は
位置できないようにしてあるため、竪軸15の回動忘れ
がない。こうして突出部33がガイド部34の上端部分
34aに載っているとき、竪軸15の底面と下蓋38と
の間には、突出部33が谷部分34bに移動できるだけ
の隙間があり、ガイド部34の上端部分34aまたは傾
斜面34cの位置にある突出部33は障子9の開閉によ
る振動や竪軸15の重量により、ガイド部34の傾斜面
34cに案内されて谷部分34bのBに位置する。使用
中に取付ねじ39が下蓋38が外れても突出部33が谷
部分34bに落ち込んでいるので、竪軸15が落下する
ことがなく、従って障子が落下する事故を回避できる。
また、カバーである下蓋が平板であるので樹脂製カバー
を形成するための型が必要なく、安価になる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、竪軸を回
転して突出部をガイド部に載せなければ下蓋を上框に固
着する取付ねじが挿入孔の突出部挿入部を挿通できない
ので、必ず竪軸が回転されて突出部がガイド部に載り、
ガイド部の谷部分に移動するので下蓋が使用中に外れて
もガイド部に突出部が載っているので竪軸が落ちること
がない。また、竪軸回転装置が枠と框内に設けられてい
るので外観が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転窓の正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のIII視図である
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】従来の障子の上部竪軸回転装置である。
【符号の説明】
2 窓枠 7 竪軸回転装置 9 障子 10 上框
15 竪軸 33 突出部 34 ガイド部 34c 傾斜面 35
突出部挿入部 36 竪軸挿入部 37 挿入孔 38 下蓋 39
取付ねじ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠に対して障子を竪軸線回りに開閉可
    能に取り付ける障子の竪軸回転装置において、竪軸の周
    面に突出部を設け、障子の上框内側に上方に開く傾斜面
    を有するガイド部を上框の長手に沿って形成し、また、
    上框には、突出部が設けられた竪軸の断面形状に合わせ
    て、上記ガイド溝と交叉する突出部挿入部と竪軸挿入部
    とから成る挿入孔を設け、突出部を上記突出部挿入部に
    一致させて挿入孔に挿入した竪軸を回転して突出部をガ
    イド部に載置させ、上記挿入孔を塞ぐ下蓋を、突出部挿
    入部を通過し、上框上方部分に螺合する取付ねじで固着
    して成ることを特徴とする障子の上部竪軸回転装置。
  2. 【請求項2】 竪軸回転装置を構成する部材が窓の枠材
    と障子の框材内にあることを特徴とする請求項1記載の
    障子の上部竪軸回転装置。
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