JPH10304517A - 住宅用分電盤 - Google Patents
住宅用分電盤Info
- Publication number
- JPH10304517A JPH10304517A JP9120269A JP12026997A JPH10304517A JP H10304517 A JPH10304517 A JP H10304517A JP 9120269 A JP9120269 A JP 9120269A JP 12026997 A JP12026997 A JP 12026997A JP H10304517 A JPH10304517 A JP H10304517A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cover
- opened
- spacer
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で、蝶番部の耐性に優れた住宅用
分電盤１を提供すること。 【解決手段】 ドア５のカバーと接する部分に嵌合部７
を設け、嵌合部７に蝶番用スペーサ８を嵌合させると共
に、カバー４には板ばね１０を取り付け、ドア５の開閉
時は、蝶番用スペーサ８は板ばね１０と接合し、ドア５
が開放状態で保持可能としたこと。
分電盤１を提供すること。 【解決手段】 ドア５のカバーと接する部分に嵌合部７
を設け、嵌合部７に蝶番用スペーサ８を嵌合させると共
に、カバー４には板ばね１０を取り付け、ドア５の開閉
時は、蝶番用スペーサ８は板ばね１０と接合し、ドア５
が開放状態で保持可能としたこと。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、カバーに蝶着される回
動可能なドアを有する住宅用分電盤の構造に関する。
動可能なドアを有する住宅用分電盤の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】カバー３１にドア３２が回動可能に取り
付けられる住宅用分電盤３３は、従来、図４と図５に示
すように、カバー３１とドア３２の接合部にはそれぞれ
蝶番部３４が形成され、蝶番ピン３５を蝶番部３４に挿
通してドア３２をカバー３１に取り付けていた。ドア３
２を開放した場合、ドア側の蝶番部３４の端部をカバー
３１に係合させて、ドアを開放状態で保持することがで
きた。
付けられる住宅用分電盤３３は、従来、図４と図５に示
すように、カバー３１とドア３２の接合部にはそれぞれ
蝶番部３４が形成され、蝶番ピン３５を蝶番部３４に挿
通してドア３２をカバー３１に取り付けていた。ドア３
２を開放した場合、ドア側の蝶番部３４の端部をカバー
３１に係合させて、ドアを開放状態で保持することがで
きた。
【０００３】また、図６に示すように、ドア３６をカバ
ー３７に板ばね３８を介してねじ３９等で取り付けてい
た。
ー３７に板ばね３８を介してねじ３９等で取り付けてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図５
に示すような従来技術によると、カバー３１とドア３２
に蝶番部３４が形成されているので、カバー側の蝶番部
３４とドア側の蝶番部３４とは直接互いに擦れ合い、開
閉回数を重ねていくと蝶番が摩耗し、ドアが開放状態で
保持される力が弱まる虞があった。
に示すような従来技術によると、カバー３１とドア３２
に蝶番部３４が形成されているので、カバー側の蝶番部
３４とドア側の蝶番部３４とは直接互いに擦れ合い、開
閉回数を重ねていくと蝶番が摩耗し、ドアが開放状態で
保持される力が弱まる虞があった。
【０００５】また、上記図に示すような従来技術による
と、ドア３６の開閉時に板ばね３８と蝶番が擦れ合っ
て、不快な音を発生することがあった。
と、ドア３６の開閉時に板ばね３８と蝶番が擦れ合っ
て、不快な音を発生することがあった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、簡単な
構造で、蝶番部の耐性に優れた住宅用分電盤を提供する
ことを目的とし、その構造は、ドアのカバーと接する部
分に嵌合部を設け、嵌合部に蝶番用スペーサを嵌合させ
ると共に、カバーには、板ばねを取り付け、ドアの開閉
時は、蝶番用スペーサは板ばねと接合し、ドアが開放状
態で保持可能としたことである。
構造で、蝶番部の耐性に優れた住宅用分電盤を提供する
ことを目的とし、その構造は、ドアのカバーと接する部
分に嵌合部を設け、嵌合部に蝶番用スペーサを嵌合させ
ると共に、カバーには、板ばねを取り付け、ドアの開閉
時は、蝶番用スペーサは板ばねと接合し、ドアが開放状
態で保持可能としたことである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明に係る住宅用分電盤は、箱
体本体をカバーで被覆し、ドアをカバーに蝶着する。ド
アの蝶番部にスペーサを嵌合させ、スペーサに蝶番ピン
を挿通する。カバーには板ばねが取り付けられ、ドアを
開けた時、スペーサの端部が板ばねを押し付けるように
係合し、ドアは開放状態で保持することができる。ま
た、ドアを開閉する時、カバーに直接触れるのはスペー
サであり、摩擦等もスペーサが受けるようになってい
る。
体本体をカバーで被覆し、ドアをカバーに蝶着する。ド
アの蝶番部にスペーサを嵌合させ、スペーサに蝶番ピン
を挿通する。カバーには板ばねが取り付けられ、ドアを
開けた時、スペーサの端部が板ばねを押し付けるように
係合し、ドアは開放状態で保持することができる。ま
た、ドアを開閉する時、カバーに直接触れるのはスペー
サであり、摩擦等もスペーサが受けるようになってい
る。
【０００７】
【実施例】本発明に係る住宅用分電盤の構造の実施例を
図１〜図３の添付図面に基づいて説明する。
図１〜図３の添付図面に基づいて説明する。
【０００８】図１〜図２は本発明に係る住宅用分電盤の
蝶番部分の断面図である。住宅用分電盤１の箱体本体２
の開口部３はカバー４で被覆され、カバー４にはドア５
が蝶着される。カバー４には、ドア５が係合可能な係合
部６を設けている。
蝶番部分の断面図である。住宅用分電盤１の箱体本体２
の開口部３はカバー４で被覆され、カバー４にはドア５
が蝶着される。カバー４には、ドア５が係合可能な係合
部６を設けている。
【０００９】ドア５のカバー４と接する部分には、嵌合
部７を設け、蝶番用スペーサ８を嵌合させる。図３は蝶
番用スペーサ８を示す説明図である。蝶番用スペーサ８
は、ドア５の嵌合部７から端部が少し高くなるように形
成されている。それから、蝶番用スペーサ８の一部に
は、ドア５の開閉動作が滑らかに行えるようにカバー４
との係合部９を設け、ドア５を開放した状態の時には、
この係合部９がカバー４に設けられた係合部９に係合す
る。
部７を設け、蝶番用スペーサ８を嵌合させる。図３は蝶
番用スペーサ８を示す説明図である。蝶番用スペーサ８
は、ドア５の嵌合部７から端部が少し高くなるように形
成されている。それから、蝶番用スペーサ８の一部に
は、ドア５の開閉動作が滑らかに行えるようにカバー４
との係合部９を設け、ドア５を開放した状態の時には、
この係合部９がカバー４に設けられた係合部９に係合す
る。
【００１０】また、カバー４には内部から板ばね１０が
取り付けられる。図２に示すように、ドア５を開放した
状態の時に、ドア５の嵌合部７に嵌合された蝶番用スペ
ーサ８の端部を板ばね１０が支持し、ドア５は開放状態
で保持される。ドア５が開閉される時、カバー４や板ば
ね１０に直接触れるのは蝶番用スペーサ８となり、ドア
５とカバー４の摩擦も蝶番用スペーサ８が受けるように
し、ドア４の本体は摩耗しにくくなる。
取り付けられる。図２に示すように、ドア５を開放した
状態の時に、ドア５の嵌合部７に嵌合された蝶番用スペ
ーサ８の端部を板ばね１０が支持し、ドア５は開放状態
で保持される。ドア５が開閉される時、カバー４や板ば
ね１０に直接触れるのは蝶番用スペーサ８となり、ドア
５とカバー４の摩擦も蝶番用スペーサ８が受けるように
し、ドア４の本体は摩耗しにくくなる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る住宅
用分電盤は、ドアのカバーと接する部分に嵌合部を設
け、嵌合部に蝶番用スペーサを嵌合させると共に、カバ
ーには、板ばねを取り付け、ドアの開閉時は、蝶番用ス
ペーサは板ばねと接合し、ドアが開放状態で保持可能と
したため、ドアのカバーとの蝶着部の耐摩耗性が向上す
る。また、ドアを開放した状態での保持力も蝶番用スペ
ースによって向上する。板ばねと直接触れ合うのが、樹
脂性のスペーサであるため、ドアの開閉時に不快な音が
発生することもなくなる。そして、ドアの開閉も滑らか
に行うことができる。
用分電盤は、ドアのカバーと接する部分に嵌合部を設
け、嵌合部に蝶番用スペーサを嵌合させると共に、カバ
ーには、板ばねを取り付け、ドアの開閉時は、蝶番用ス
ペーサは板ばねと接合し、ドアが開放状態で保持可能と
したため、ドアのカバーとの蝶着部の耐摩耗性が向上す
る。また、ドアを開放した状態での保持力も蝶番用スペ
ースによって向上する。板ばねと直接触れ合うのが、樹
脂性のスペーサであるため、ドアの開閉時に不快な音が
発生することもなくなる。そして、ドアの開閉も滑らか
に行うことができる。
【図１】本発明に係る住宅用分電盤のドアが閉められた
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図２】本発明に係る住宅用分電盤のドアが開放された
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図３】本発明に係る住宅用分電盤のドアに嵌合される
スペーサを示す説明図である。
スペーサを示す説明図である。
【図４】従来技術における住宅用分電盤を示す説明図で
ある。
ある。
【図５】図４における一部拡大図である。
【図６】従来技術における住宅用分電盤を示す説明図で
ある。
ある。
１・・・住宅用分電盤、２・・・箱体本体、３・・・開
口部、４・・・カバー、５・・・ドア、６・・・係合
部、７・・・嵌合部、８・・・蝶番用スペーサ、９・・
・係合部、１０・・・板ばね。
口部、４・・・カバー、５・・・ドア、６・・・係合
部、７・・・嵌合部、８・・・蝶番用スペーサ、９・・
・係合部、１０・・・板ばね。
Claims (1)
- 【請求項１】 本体開口部をカバーで被覆し、該カバー
に回動可能にドアを蝶番により蝶着し、各種電気機器を
収納する住宅用分電盤において、前記ドアのカバーと接
する部分に嵌合部を設け、該嵌合部に蝶番用スペーサを
嵌合させると共に、前記カバーには、板ばねを取り付
け、前記ドアの開閉時は、前記蝶番用スペーサは前記板
ばねと接合し、前記ドアが開放状態で保持可能であるこ
とを特徴とする住宅用分電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120269A JPH10304517A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 住宅用分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120269A JPH10304517A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 住宅用分電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10304517A true JPH10304517A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14782048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9120269A Pending JPH10304517A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 住宅用分電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10304517A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003027819A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-01-29 | Kawamura Electric Inc | 分電盤の蝶番部構造 |
| JP2020005391A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | カバーブロック、及び分電盤 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP9120269A patent/JPH10304517A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003027819A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-01-29 | Kawamura Electric Inc | 分電盤の蝶番部構造 |
| JP2020005391A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | カバーブロック、及び分電盤 |
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