JP2996883B2 - Cdプレーヤのカバー取付構造 - Google Patents

Cdプレーヤのカバー取付構造

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JP2996883B2
JP2996883B2 JP6259667A JP25966794A JP2996883B2 JP 2996883 B2 JP2996883 B2 JP 2996883B2 JP 6259667 A JP6259667 A JP 6259667A JP 25966794 A JP25966794 A JP 25966794A JP 2996883 B2 JP2996883 B2 JP 2996883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDプレーヤーのカバ
ー取付構造に係り、特に樹脂製のカバーと金属製のカバ
ーとを選択的に取り付ける場合に適するカバー取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルCDプレーヤーのディスク載
置面を覆うためのカバーは機器本体のケース部にヒンジ
部を介して開閉自在に取り付けられており、従来は、高
級機種にはアルミ製のカバーが使用され、低価格機種に
は樹脂製のカバー(モールドカバー)が使用されてい
る。
【0003】この場合、樹脂製のカバーにおいては成形
の容易性から、上記ケース部に形成されている一方のヒ
ンジ部に対応する他方のヒンジ部を樹脂カバーに直接形
成しているが、アルミ製のカバーの場合には、図3に示
すように、ケース部11に形成した一方のヒンジ部11
aに対応する他方のヒンジ部13aを設けた板金製のホ
ルダー13をアルミ製のカバー12の内面側に取り付け
て、該ホルダー13を介してケース部11に取り付けて
いる。図において、14はヒンジ軸であって、上記一方
のヒンジ部11a、カバー12に形成した軸孔12a及
び他方のヒンジ部13aを介して挿入され、これによっ
てカバー12が開閉自在に取り付けられている。12b
は上記他方のヒンジ部13aが嵌合するようにカバー1
2に形成された凹部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
ような板金製のホルダー13を使用する形式では樹脂製
のカバーを取り付ける場合はケース部11を共用するよ
うな構造をとることができなかった。
【0005】本発明の目的は、機器本体の1つのケース
部を共用して樹脂製のカバーと金属製のカバーを選択的
に取り付けることができるCDプレーヤのカバー取付構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCDプレーヤの
カバー取付構造は、機器本体のケース部にヒンジ部を介
して樹脂製のカバーと金属製のカバーとを選択的に取り
付けるための機構であって、金属製のカバーには上記ケ
ース部に設けられている一方のヒンジ部に対応する他方
のヒンジ部を形成した樹脂製のホルダーを取り付けて該
ホルダーを介して取り付けるように構成したものであ
る。このホルダーにはディスクに対応する弧状部を設け
ることができる。
【0007】
【作用】ホルダーは樹脂成形され、ケース部に設けられ
ている一方のヒンジ部に対応する他方のヒンジ部とカバ
ーへの取付部が設けられており、この取付部を金属製の
カバーの取付面にネジ止め等により取り付ける。このカ
バーを機器本体のケース部に取り付けるに際しては、上
記ケース部に設けられている一方のヒンジ部とホルダー
に設けられている他方のヒンジ部とを合致させた状態で
ホルダーの外側面に形成した軸孔から上記他方のヒンジ
部及び一方のヒンジ部にヒンジ軸を挿入して取り付け
る。
【0008】なお、樹脂製のカバーを取り付ける場合
は、従来と同様にケース部の一方のヒンジ部と樹脂カバ
ーの他方のヒンジ部を合致させた状態でカバーの外側面
の軸孔からヒンジ軸を挿入して取り付けるものである。
【0009】上記のような構成とすることにより、樹脂
製のカバーにしか組み合わせることができなかったケー
ス部に金属製のカバーをも取り付けることができ、ケー
ス部を共用することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係るCDプレーヤーのカバー
取付構造の実施例を示す斜視図であり、(A)は各部材
の分解斜視図、(B)は樹脂製カバーの斜視図である。
図2はホルダーを裏面側から見た斜視図であり、(A)
はホルダーの一方の側の隅角部を示す要部の斜視図、
(B)は他方の側の隅角部を示す要部の斜視図である。
図において、1はポータブルCDプレーヤーの機器本体
のケース部であり、図1(B)に示すような樹脂製カバ
ー10を取り付けるための形状に成形されており、この
樹脂製カバー10を開閉自在とするための一方のヒンジ
部1aが設けられていて、樹脂製カバー10に設けられ
ている他方のヒンジ部10aを合致させた状態でヒンジ
軸(図示しない)を挿入して取り付けるようになってい
る。
【0011】2は金属製(アルミ製)のカバーであっ
て、機種により上記樹脂製カバー10に代えて取りつけ
られるものであり、上記樹脂製カバー10と略同様に前
円後方の外形形状をなしている。3は上記金属製のカバ
ー2に取りつけられる樹脂製のホルダーであって、上記
ケース部1の一方のヒンジ部1aに対応する他方のヒン
ジ部3aが形成されており、このホルダー3を上記金属
製のカバー1の後部裏面側に取り付け、該ホルダー3を
介してケース部1に開閉自在に取り付けるようにしたも
のである。
【0012】上記ホルダー3は平面略「コ」字形をなし
ていてその凹部にディスクに対応する弧状部4が形成さ
れており、両側部には上記カバー2の取付面2aに対応
する取付部5,6が設けられている。この取付部5,6
は断面略「L」字形をなしていて外側面には上記ヒンジ
部3aに貫通する軸穴5aが形成され、更に、上記金属
製のカバー2の両側縁に設けられている取付面2aとネ
ジ7でネジ止めするためのネジ穴5bが形成されてい
る。
【0013】また、この取付部の内側面は図2において
左右で異ならせてあり、一方の取付部5の内側面にだけ
ネジ穴5bのボス5cを形成すると共に他方の取付部6
の内側面にはこれを形成しないで、この部分にカバー2
を機器本体から開く方向にバネ9cの弾発力を与えるカ
バー開閉用のアーム部材9を共締めするように構成して
ある。このアーム部材9は、取付部6に共締めされる共
締め部9bにアーム9aが軸支され、かつ、図1におい
て矢示方向にバネ9cの弾発力が働くように付勢されて
いる。なお、図2において2bはホルダー3をカバー2
の後縁部に位置決めすると共に仮固定するためのフック
部である。
【0014】金属製のカバー2の取り付け際しては、ホ
ルダー3を一方の側の取付部5を介して金属製のカバー
2にネジ止めし、他方の側の取付部6に延びてきている
アーム部材9とカバー2の取付面2aとを該取付部6に
共締めして、ケース部1のヒンジ部1aとホルダー3の
ヒンジ部3aとを合致させた状態で両側面からヒンジ軸
8を差し込んで連結することにより金属製のカバー2を
ケース部1に回転自在に取り付けることができる。
【0015】従って、従来は樹脂製カバーにしか組み合
わせることができなかったケース部を金属製のカバーに
も共用することができる。また、上記ホルダー3は平面
略「コ」字形をなしていてその凹部にディスクに対応す
る弧状部5が形成されているからディスクとホルダーと
のクリアランスを確保することができ、耐震性に優れた
ものとなる。。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、樹脂製カバーにしか組
み込むことができなかった機器本体のケース部を金属製
のカバーの組み込みにも共用することができ、従来のも
のよりも経済性に優れている。また、金属製のカバーの
構造が簡略化されるため、金属製のカバーの金型代が安
価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCDプレーヤーのカバー取付装置
の実施例を示し、(A)は分解斜視図、(B)は樹脂製
カバーを示す斜視図。
【図2】ホルダーを裏面側から見た斜視図であり、
(A)はホルダーの一方の側の隅角部を示す要部の斜視
図、(B)は他方の側の隅角部を示す要部の斜視図。
【図3】従来の金属製カバーの取付構造を示す要部の斜
視図。
【符号の説明】
1 ケース部 1a 一方のヒンジ部 2 金属製のカバー 2a 取付面 3 ホルダー 3a 他方のヒンジ部 4 弧状部 5 一方の取付部 5a 軸穴 5b ネジ穴 5c ボス 6 他方の取付部 7 ネジ 8 ヒンジ軸 9 アーム材 10 樹脂製カバー 10a 樹脂製カバーのヒンジ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポータブルCDプレーヤの機器本体のケ
    ース部にヒンジ部を介して樹脂製のカバーと金属製のカ
    バーとを選択的に取り付けるための機構であって、金属
    製のカバーには上記ケース部に設けられている一方のヒ
    ンジ部に対応する他方のヒンジ部を形成した樹脂製のホ
    ルダーを取り付けて該ホルダーを介して取り付けるよう
    に構成したことを特徴とするCDプレーヤのカバー取付
    構造。
  2. 【請求項2】 ホルダーにはディスクに対応する弧状部
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載のCD
    プレーヤのカバー取付構造。
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