JP3048218B2 - 蓋付流しキャビネット - Google Patents

蓋付流しキャビネット

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JP3048218B2
JP3048218B2 JP7207461A JP20746195A JP3048218B2 JP 3048218 B2 JP3048218 B2 JP 3048218B2 JP 7207461 A JP7207461 A JP 7207461A JP 20746195 A JP20746195 A JP 20746195A JP 3048218 B2 JP3048218 B2 JP 3048218B2
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JP
Japan
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plate
sink
lid
opened
door
Prior art date
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JP7207461A
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JPH0928479A (ja
Inventor
和明 北村
昭治 白石
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット本体
の上面にシンクを設けるとともに、該シンクの左右側方
と後方を囲む平面コ形の目隠し板を立設し、該目隠し板
の上面開放部を蓋板で開閉自在に覆う蓋付流しキャビネ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蓋付流しキャビネットと
しては、例えば特公昭59−33376号公報に開示さ
れたようなものがあり、この蓋付流しキャビネットを図
5に基づいて簡単に説明すると、01は蓋板、02は該
蓋板01の閉塞時に同一面となる側板、03は、ステン
レス等の金属で形成された天板04の段押し部04aに
設けられた水栓、05は天板04に設けられたシンクで
ある。また08は照明器具であり、蓋板01の立設時に
使用できるようになっている。
【0003】前記蓋板01は後方の目隠し板06と蝶番
07を介して接続されており、この蓋板01を開放して
立設させることで、キャビネット本体上面のシンク05
の使用が可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな蓋付流しキャビネットの場合、蓋板01が大きく重
いために、蓋板01の開閉操作が大変であり、また、蝶
番07やその取付部に加わる負担が大きいために、長期
間の繰り返し使用により破損する場合があった。
【0005】また、このキャビネットを窓の前等に設置
すると、シンク使用時に開閉蓋板01が窓の前に立設す
るため、窓からの採光を遮断してしまうといった欠点が
あった。
【0006】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、蓋板の開閉操作が容易であり、長期間の繰
り返し使用によっても破損しにくく、また、このキャビ
ネットを窓の前に設置しても、シンク使用時に、蓋板が
窓からの採光を遮断してしまうことがない蓋付流しキャ
ビネットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の蓋付流しキャビネットは、キャビネット本
体の上面にシンクを設けるとともに、該シンクの左右側
方と後方を囲む平面コ形の目隠し板を立設し、該目隠し
板の上面開放部を枢設された蓋板で開閉自在に覆う蓋付
流しキャビネットにおいて、該蓋板を前後方向に2分割
するとともに、該2分割された先端部の分割板を下方に
向って屈曲可能に枢着し、この蓋板を後部側に折畳むよ
うに立設自在とし、さらに、前記キャビネット本体の前
面下部を下部扉で開閉自在に覆うとともに、前面上部を
幕板で覆い、該幕板の前面と目隠し板の前面開放部を上
部扉で開閉自在に覆ったことを特徴としている。この特
徴により、蓋板を前後方向に2分割するとともに、先端
部の分割板を下方に向って屈曲可能とし、蓋板を後部側
に折畳んで立設自在としたことにより、蓋板の開閉操作
が容易となり、また長期間の繰り返し使用によっても蓋
板の荷重を原因とする破損がなく、さらに、このキャビ
ネットを窓の前に設置しても、シンク使用時に、蓋板が
窓からの採光を遮断してしまうことがない。これに加
え、キャビネット本体の前面下部を下部扉で開閉自在に
覆うとともに、前面上部を幕板で覆い、該幕板の前面と
目隠し板の前面開放部を上部扉で開閉自在に覆うことに
より、下部扉を開けることで、キャビネット本体の下
部、シンクの下方を収納場所として使用できるととも
に、シンク使用時の水はねによる水が直接下部扉にかか
りにくく、下部扉の傷みが防止できる
【0008】
【0009】本発明の蓋付流しキャビネットは、上部扉
を左右両開きとし、さらに左右両扉をそれぞれ左右方向
に2分割するとともに、該2分割された先端部の分割板
を屈曲可能に枢着して折畳み自在とすることが好まし
い。このようにすることで、上部扉を左右両開きとし、
さらに左右両扉を左右方向に2分割するとともに、屈曲
可能とすれば、上部扉を開いたときに、上部扉が前方に
大きく突出せずに、作業の邪魔になりにくい。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、まず図1には本発明の蓋付流しキャビネットが
示されており、1はそのキャビネット本体である。この
キャビネット本体1の上面には天板からなるカウンタ部
2が形成され、このカウンタ部2内にはシンク3及び水
栓4が配設されている。
【0012】このカウンタ部2の左右側縁及び背縁には
図1、2に示されるようにそれぞれ側板5、5及び背板
6が立設されており、さらにこれら側板5、5、背板6
の上縁をカウンタ部2より上方に位置させ、これにより
シンク3の左右側方及び後方を囲む平面コ字状の目隠し
板5a、6aとが形成されるようになっている。
【0013】前記キャビネット本体1の上面には、蓋板
7が開閉可能に設けられている。該蓋板7は前後2枚の
板材7a、7bが蝶番(図示せず)等により屈曲可能に
連結されてなり、前記後部の板材7bの後端は、背板6
の上縁に蝶番8(図3参照)を介して連結されている。
尚、板材7aの前面左右両側には細長状の凹部9が形成
されており、取手として利用できるようになっている。
【0014】また、前記蓋板7の板材7bは、特に図
2、3に示される付勢手段としてのステー10により、
キャビネット本体1の側板5、5にも連結されている。
このステー10は、主に回転部材11と、該回転部材1
1より延設され、他端が板材7bFに連結された屈曲可
能なアーム12とから構成されている。前記回転部材1
1は、特に図示されていないが、目隠し板5aの内面に
固設される取付部材に対して軸11aを中心にして回動
可能に装着されている。
【0015】そしてこの回転部材11内には、適宜付勢
手段、例えばバネ等が内設されており、回転部材11に
対して常に図中矢印方向に所定の付勢力が加わるように
なっている。よって前記ステー10は蓋板7を開放する
と図3中2点鎖線で示された状態から矢印方向に回転
し、アーム12が伸長して、板材7bを立設状態で支持
するようになっている。
【0016】図1に戻ってキャビネット本体1の前面に
は、上部扉13と下部扉14とがそれぞれ蝶番(図示せ
ず)等を介して左右両方向に向くように側板5、5に取
付られている。前記上部扉13は、前述の蓋板7と同様
に左右方向に並設する板材13a、13bが屈曲可能に
連結されてなり、図1に示されるように開放出来るよう
になっている。
【0017】また、カウンタ部2の前方縁部からは、基
板2aが所定長さ垂下されていることで、特に図3に示
されるように上部扉13のみ開放した際に、カウンタ部
2上部と閉塞された蓋板7下面との間のみに開口部15
が形成されるようになっている。さらに、下部扉14を
開放することで、キャビネット本体1内部を収納スペー
ス等として利用出来るようになっている。
【0018】このように構成された本発明実施例の蓋付
流しキャビネットにあっては、キャビネット本体1の上
面を覆う蓋板7が前後方向に屈曲可能に形成されている
ので、蓋板7の開閉操作が容易になり、また連結部材と
しての蝶番8や取付部材としての背板6等にかかる蓋板
7の荷重が軽減されるため、耐久性が著しく向上する。
【0019】また、蓋板7の動作範囲が小さくなるた
め、省スペース化出来る他、例えばキャビネット本体1
を窓の前等に設定しても、採光を遮断してしまうことが
なくなる。さらに、後方の蓋板7に開放方向に付勢力を
加える付勢手段としてのステー10等を設けることで、
蓋板7の開放時に必要とする力を軽減することが出来る
と共に、蓋板7が不用意に閉じることをも防止できる。
【0020】さらに、左右の上部扉13を屈曲可能にし
たことで、前述の蓋板7と同様にその回動範囲が小さく
なるとともに、シンク3の使用時に開放された前記上部
扉13は、使用者の両側に移動するので、邪魔になるこ
とがない。そして、これら蓋板7及び上部扉13裏面に
は、防水処理等が施されていることが多いが、各々の扉
を開放した後にその裏面が見えることはないので見栄え
が向上する。
【0021】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0022】例えば、本実施例における蓋板7及び上部
扉13は、それぞれ2枚の板材が屈曲可能に連結されて
なるが、複数枚の板材により形成されていてもよい。
【0023】また、ステー10に設けられている付勢手
段はバネ等に限られるものではなく、エアー等種々の手
段によるものでもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0025】(a)請求項1の発明によれば、蓋板を前
後方向に2分割するとともに、先端部の分割板を下方に
向って屈曲可能とし、蓋板を後部側に折畳んで立設自在
としたことにより蓋板の開閉操作が容易となり、また長
期間の繰り返し使用によっても蓋板の荷重を原因とする
破損がなく、さらに、このキャビネットを窓の前に設置
しても、シンク使用時に、蓋板が窓からの採光を遮断し
てしまうことがない。これに加え、キャビネット本体の
前面下部を下部扉で開閉自在に覆うとともに、前面上部
を幕板で覆い、該幕板の前面と目隠し板の前面開放部を
上部扉で開閉自在に覆うことにより、下部扉を開けるこ
とでキャビネット本体の下部、シンクの下方を収納場所
として使用できるとともに、シンク使用時の水のはねに
よる水が直接下部扉にかかりにくく、下部扉の傷みが防
止できる
【0026】
【0027】()請求項の発明によれば、上部扉を
左右両開きとし、さらに左右両扉を左右方向に2分割す
るとともに、屈曲可能とすることにより、上部扉を開い
たときに、上部扉が前方に大きく突出せずに、作業の邪
魔になりにくい。
【0028】
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の蓋付流しキャビネットを表わす
斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】付勢手段としてのステーの作用を表わす断面図
である。
【図4】図1に対応するキャビネット本体の使用例を表
わす斜視図である。
【図5】従来の蓋付流しキャビネットを表わす断面図で
ある。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2 カウンタ部 2a 蓋板 3 シンク 4 水栓 5 側板 6 背板 5a、6a 目隠し板 7 蓋体 7a、7a 板材(分割板) 13a、13b 板材(分割板) 8 蝶番 9 凹部 10 ステー 11 回転部材 12 アーム 13 上部扉 14 下部扉 15 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−125870(JP,U) 実開 平3−72737(JP,U) 実開 昭49−54642(JP,U) 実開 昭56−148235(JP,U) 実開 昭51−42149(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の上面にシンクを設け
    るとともに、該シンクの左右側方と後方を囲む平面コ形
    の目隠し板を立設し、該目隠し板の上面開放部を枢設さ
    れた蓋板で開閉自在に覆う蓋付流しキャビネットにおい
    て、該蓋板を前後方向に2分割するとともに、該2分割
    された先端部の分割板を下方に向って屈曲可能に枢着
    し、この蓋板を後部側に折畳むように立設自在とし、さ
    らに、前記キャビネット本体の前面下部を下部扉で開閉
    自在に覆うとともに、前面上部を幕板で覆い、該幕板の
    前面と目隠し板の前面開放部を上部扉で開閉自在に覆っ
    たことを特徴とする蓋付流しキャビネット。
  2. 【請求項2】 上部扉を左右両開きとし、さらに左右両
    扉をそれぞれ左右方向に2分割するとともに、該2分割
    された先端部の分割板を屈曲可能に枢着して折畳み自在
    としたことを特徴とする請求項1に記載の蓋付流しキャ
    ビネット。
JP7207461A 1995-07-21 1995-07-21 蓋付流しキャビネット Expired - Lifetime JP3048218B2 (ja)

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US7279123B2 (en) 1998-03-17 2007-10-09 Eastman Chemical Company Polyester resin compositions for calendering
US7438841B2 (en) 1998-03-17 2008-10-21 Eastman Chemical Company Polyester resin compositions for calendering

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