JPS601086Y2 - 筐体構造 - Google Patents

筐体構造

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Publication number
JPS601086Y2
JPS601086Y2 JP6366280U JP6366280U JPS601086Y2 JP S601086 Y2 JPS601086 Y2 JP S601086Y2 JP 6366280 U JP6366280 U JP 6366280U JP 6366280 U JP6366280 U JP 6366280U JP S601086 Y2 JPS601086 Y2 JP S601086Y2
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JP
Japan
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cover
upper cover
pin
bearing
lower cover
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Application number
JP6366280U
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English (en)
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JPS56166256U (ja
Inventor
雅治 笠原
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Priority to JP6366280U priority Critical patent/JPS601086Y2/ja
Publication of JPS56166256U publication Critical patent/JPS56166256U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロアカバーに対してアッパーカバーが開閉及
び着脱自在な筐体構造に関する。
一般に、アッパーカバー1をロアカバー21に対して開
閉する場合、第9図に示すような、蝶番4を用いてアッ
パーカバー1をロアカ/ドー2に対して回動自在に支持
する構造が用いられている。
:、シかし、これでは、アッパーカバー1をロア力/<
−’ljから脱着するこ、とができな1いため!;、第
10図及び第11図に示すよう化、□、抜き差し蝶番1
5や:引つ掛は蝶番6を用いてアッパーカバー1をロア
:カバー2に対して脱着し得るよ、うにした構造が従来
力≧らよく知られてりた。
aこ:ろが、抜き差し蝶番辱はアッパーカバー1の脱着
の度に、ニアツバ−、カノ:イ。
−1を矢印A、 B方向に移、動させる必要があるので
、アッパーカバー1が大型になると脱着が困難になる欠
点があった。
また、筐体7の輸送中にアツィく−カバー1がずれて外
れてしまい、筐体7内部jこ収納された電子装置等を破
壊してしまう危険性があった。
一方、引つ掛は蝶番6は、アッパーカイく−1をある角
度まで回転させなければ脱着することができないので、
抜き差し蝶番5と同様に大型のアッパーカバー1には適
用が困難な問題があった。
また、第12図に示すように、カバー1又1は2に複数
のガイド板7aを設け、アッパーカッ〉脳1をガイド板
7aに沿って脱着する構造とした場合には、アッパーカ
バー1の開閉ができず、筐体7内部の軽点検等に際して
も、いちいちアッパーカバー1をロアカバー2から脱着
する必要があり、大型のアッパーカバー1においては同
様に作業性が悪かった。
恰こで、本考案は、アッパーカバー及びロアカバーから
なる筐体を有し、それ等カバーに軸部及び軸受部からな
る蝶番を、軸部及び軸受部が対応中る形でそれぞれ設け
、前記軸受部の軸受の開口部の幅が前記軸の直径よりも
大なるように形成し、前記アッパーカバーがロアカバー
に対していかなる角度位置にあろうと、軸が軸受に対し
て嵌入係合自在かつ、係合状態で回動自在なるように構
成1し、:もって前述の欠点を解消した筐体構造を提供
することを目的とするものである。
11以下、1図面に示す一実施例に基き、本考案を具体
的に説明する。
筐体7は、第1図に示すように、アッパーカバー1及び
ロアカバー2を有しており、アッパーカバー1とロアカ
バー2間には蝶番3が複数個設けられている。
蝶番3は、第2図に示すように、アッパーカバー1に設
けられた軸部3aとロアカバー2に軸部3aに対応した
形で設けられた軸受部3bとから、なり、軸部3aは略
り字形のアングル部材3cを有している。
アングル部材3Cには2個の取付穴3d、3a’が穿設
されており、アングル部材3Cは取付穴3d、3d′に
挿入されたねじ10.10’を介してアッパーカバー1
に締着されている。
また、アングル部材3Cの先端には、第2図すに示すよ
うに、棒状の軸3eが部材3Cに両端を固着されて設け
られている。
一方、軸受部3bは2個の略り字形のアングル部材3f
、3f′が重ね合わされた形で設けられており、部材3
ft3f’には2個の取付穴3gt sg’が穿設され
、部材3f、3f’は取付穴3gv 3g’に挿入さ
れたねじ11,11’を介してロアカバー2に締着され
ている。
部材3ft3”の先端は、第3図に示すように、溝状の
軸受3hを形成する形で屈曲成形されており、軸受3h
の開口部31の幅Wは軸部3aの軸3eの直iDよりも
大なるように形成されている。
一方、アッパーカバー1及びロアカバー2間には、第1
図に示すように、ステー25が設けられており、ステー
25は、第4図に示すように、全体が細長い薄板で形成
されており、ステー25の図中左側には第1の穴である
細長い摺動穴25aが、右側には第2の穴である係合穴
25bが穿設され、更に係合穴25bの図中左端には切
欠き25cが形成されている。
係合穴25b及び摺動穴25aには、第5図に示すよう
に、アッパーカバー・1及びロアカバー2の内面に設け
られた係合手段であるピン27,26が、それぞれカバ
ー側よりも段つき部27at 26aを介して一段細
く形成された係合部27a、26bを介して、スペーサ
ー28、Eリング29により係合している。
本考案は、以上のような構成を有するので、ロアカバー
2に対してアッパーカバー1を開閉する通常の使用状態
においては、第3図及び第6図に示すように、アッパー
カバー1に取付けられた軸部3aの軸3eを軸受部3b
の軸受3hに嵌入係合させる。
すると、軸部3aは軸受部3b中の軸3eを中心に図中
矢印C,C方向に自由に回動することができるので、ア
ッパーカバー1もロアカバー2に対して、第7図に示す
ように、矢印C9E方向に自由に開閉することができる
また、軸3eと軸受3hとは、アッパーカバー1の自重
で確実に係合しているので、振動等により不用意に軸3
eと軸受3hとの係合関係が解除され、カバー1が外れ
てしまうことはない。
一方、アッパーカバー1を閉じた状態からC方向に開け
ると、第7図に示すように、ピン27と穴25bの右端
が当接係合し、ピン27によりステー25は、摺動穴2
5aがピン26に対して摺動する形で図中斜め右上方に
引き上げられる。
なお、ステー25とピン26,27とは、第5図に示す
ように、スペーサー28.Eリング29により、ステー
側面25dがピン26,27の段つき部26 a、 2
7 aと一定圧力で当接係合する形で設けられているの
で、ステー25とピン26,27間には一定の摩擦力が
作用し、アッパーカバー1を全閉状態から全開状態の間
のどの位置で停止させても、アッパーカバー1はステー
25とピン26.27間に作用する摩擦力により支持固
定され、カバー1が不用意に閉じることはない。
また、アッパーカバー1を閉じる際には、カバー1を矢
印C方向に蝶番3を中心にして回動させる。
すると、今まで係合穴25bの、第4図における右端と
当接係合していたピン27は係合穴25b中を図中左方
へ摺動し、穴25bの左端と当接する。
この状態で更にC方向にカバー1を回動させると、第7
図に示すように、ステー25はピン27に押される形で
図中斜め左下方に、ピン6に対して摺動して筐体7内に
収納され、カバー1は閉じられる。
なお、カバー1を閉じる際に、ピン27を介してステー
25に作用する力Pは、ピン27と蝶番3の軸3eを結
ぶ線に対して直角な方向、即ちほぼステー25の長手方
向に作用することから、ピン27・が係合穴25bの切
欠き25cから抜は出してしまうことはない。
次に、アッパーカバー1をロアカバー2から取り外す場
合には、第7図に示すように、アッパーカバー1を矢印
C方向にある程度回動させたところで、ステー25を矢
印C方向、即ちステー25の長手方向に移動させ、ピン
27と係合穴25bの切欠き25cとを、第4図に示す
ように整合させ、次いでステー25を、第7図矢印G方
向にピン26を中心に回動させると、ピン27は切欠き
25cを通って係合穴25bから抜は出し、ステー25
とピン27との係合状態は解除される。
この際、アッパーカバー1を完全に開いた状態では、ピ
ン26と摺動穴25aとは穴25 aQ図中左端で、ピ
ン27と係合穴25bとは穴21′!15bの図中右端
で当接係合しており、従ってステー25を矢印F方向に
移動させることはできないので、ステー25を取外す場
合には、アッパーカバー1を半開きの状態で作業する必
要がある。
ス、7−25とカバー1との係合関係が解除されたとこ
ろで、カバー1を図中上方へ持ち上げる。
すると、第3図に示すように、蝶番3の軸受3h内に嵌
入係合していた軸3eはカバー1と共に図中上方へ移動
し、蝶番3は、第2図に示すように、アッパーカバー1
側の軸部3aとロアカバー2側の軸受部3bとに分離さ
れ、第8図に示すように、アッパーカバー1はロアカバ
ー2に対して取り外される。
なお、軸受3hの開口部31の幅Wは、第3図に示すよ
うに、軸3eの直径りよりも大きく形成されているため
に、軸部3aはアッパーカバー1がいかなる角度でロア
カバー2に対して開いていようとも直ちに軸受部3bと
の係合状態を解除することができる。
また、一度取り外したアッパーカバー1をロアカバー2
に装着する場合には、第2図に示すように、アッパーカ
バー1番掬中上方からロアカバー2上に降下させ、蝶番
3の軸部3aの軸3eをロアカバー2の軸受部□3hの
軸受3h内に嵌入係合させる。
既に述べたように、軸受3hの開口部31の幅Wは軸3
eの直径りよりも大なるように形成されているので、軸
部3aはアッパーカバー1.がいかなる角度にあろうと
も容易に軸受部3bよ係合することができる。
こうして、ア’J 7 ’%−カバー1とロアカバー2
が蝶番3を介して係合したところで、第7図に示すよう
に、先程と全く逆の手順でステー25の係合穴25bと
ピ;27’4.切欠今25cを介して係合させ、カバ+
1め仮付け:は莞了する。
□なお、上述の実施例は、蝶番3の軸部3aをアッパ
ーカバー1に、軸受部3bをロアカバー2に設けた場合
について述べたが、軸部3aをロアカバー2に、軸受部
3bをアッパーカバー1側に設けて構成してもよいこと
は勿論である。
更に、ステー25の切欠き25cも、係合穴25b側に
限らず、摺動穴25a側に形成してもよく、また係合穴
25b1摺動穴25aの両方に形成することも当然可能
である。
また、上述の実施例は、ステー25の第1の穴である摺
動穴25aをロアカバー2側に、第2の穴である係合穴
25bをアッパーカバー1側に係合させた場合について
述べたが、摺動穴25aをアッパーカバー1側に、係合
穴25bをロアカバー2側に係合させて構成してもよい
ことは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、蝶番3により、
アッパーカバー1がロアカバー2に対して自由にかつ確
実に開閉することが可能となるばかりか、アッパーカバ
ー1がいかなる角度位置にあろうとカバー1を持ち上げ
、又はロアカバー2上に降下させるだけで、直ちにアッ
パーカバー1の脱着が可能となるので作業性も良く、ア
ッパーカバー1の大きさに無関係に開閉及び脱着の容易
な筐体構造の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による筐体構造の一実施例を示す側面図
、第2図は蝶番を示す図で、aは正面図、bは側面図、
第3図は第2図における蝶番の軸受を示す拡大正面図、
第4図は引つ掛はステーを示す正面図1、第5図はステ
ーとカバーとの係合部分を示す断面図、第6図は第2図
の蝶番の係合状態を示す正面図、第7図は第1図におけ
る筐体構造の動きを示す動作図、第8図はアッパーカバ
ーを取り外した場合の側面図、第9図乃至第12図は従
来の筐体構造を示す斜視図である。 1・・・・・・アッパーカバー、2・・・・・・ロアカ
バー、3・・・・・・蝶番、3a・・・・・・軸部、3
b・・・・・・軸受部、3e・・・・・・軸、3h・・
・・・・軸受、31・・・・・・開口部、7・・・・・
・筐体、D・・・・・・軸の直径、W・・・・・・開口
部の幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アッパカバー及びロアカバーからなる筐体と、それ等カ
    バーに、軸部及び軸受部が対応する形でそれぞれ設けら
    れ、前記軸受部の軸受の開口部の幅が前記軸部の軸の直
    径よりも大なるように形成された蝶番と、前記アッパカ
    バー及びロアカバーの対応する側面に設けられた一対の
    ピンと、一方のカバーのピンに嵌合する長穴、他方のピ
    ンに係合する係合穴及び側縁から該係合穴に連通する該
    他方のピン幅の切欠きをネテーと、:該一方のピンに設
    けられた鵡ネテーを弾性押圧する押圧機構とを有する事
    を特徴とする筺体構造。
JP6366280U 1980-05-09 1980-05-09 筐体構造 Expired JPS601086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6366280U JPS601086Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09 筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6366280U JPS601086Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09 筐体構造

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Publication Number Publication Date
JPS56166256U JPS56166256U (ja) 1981-12-09
JPS601086Y2 true JPS601086Y2 (ja) 1985-01-12

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ID=29657880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6366280U Expired JPS601086Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09 筐体構造

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JPS56166256U (ja) 1981-12-09

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