JPH0749831Y2 - オープンカバーの開閉機構 - Google Patents
オープンカバーの開閉機構Info
- Publication number
- JPH0749831Y2 JPH0749831Y2 JP7275584U JP7275584U JPH0749831Y2 JP H0749831 Y2 JPH0749831 Y2 JP H0749831Y2 JP 7275584 U JP7275584 U JP 7275584U JP 7275584 U JP7275584 U JP 7275584U JP H0749831 Y2 JPH0749831 Y2 JP H0749831Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- open cover
- housing
- opening
- pin
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は筐体の開口部を開放可能に塞ぐオープンカバー
の基部を該筐体に設けられたピンに支持させてなるプリ
ンタ等の装置に係り、特にオープンカバーの開閉機構に
関する。
の基部を該筐体に設けられたピンに支持させてなるプリ
ンタ等の装置に係り、特にオープンカバーの開閉機構に
関する。
従来技術と問題点 この種の装置における従来のオープンカバー開閉機構を
第１図に示す。図中、１は筐体、２はオープンカバーで
ある。筐体１は開口部３を備えており、該開口部３の前
縁には傾斜部４が形成されている。また、筐体１には、
オープンカバー２を図中実線で示す閉状態に保持する保
持板５が一体的に設けられている。オープンカバー２
は、後端の基部６が筐体に設けられたピン７により支持
されており、開口部３を開放可能に塞いでいる。オープ
ンカバー２を実線の閉状態から開くときは、該オープン
カバー２の前端８と傾斜部４の間隙Ｃ内に指先を入れて
開放を行う。これによりオープンカバー２が少し開かれ
た状態を図中鎖線で示している。
第１図に示す。図中、１は筐体、２はオープンカバーで
ある。筐体１は開口部３を備えており、該開口部３の前
縁には傾斜部４が形成されている。また、筐体１には、
オープンカバー２を図中実線で示す閉状態に保持する保
持板５が一体的に設けられている。オープンカバー２
は、後端の基部６が筐体に設けられたピン７により支持
されており、開口部３を開放可能に塞いでいる。オープ
ンカバー２を実線の閉状態から開くときは、該オープン
カバー２の前端８と傾斜部４の間隙Ｃ内に指先を入れて
開放を行う。これによりオープンカバー２が少し開かれ
た状態を図中鎖線で示している。
このように、従来の構造では、カバー前端と筐体前縁と
の間隙Ｃ内に指先を挿入してオープンカバーを開放する
ため、カバー前端における間隙Ｃを他の部分より大きく
とる必要があり、開口部のデザインに制限があり外観的
に問題があつた。
の間隙Ｃ内に指先を挿入してオープンカバーを開放する
ため、カバー前端における間隙Ｃを他の部分より大きく
とる必要があり、開口部のデザインに制限があり外観的
に問題があつた。
考案の目的 本考案は上述の問題点を解決するためのもので、デザイ
ン上の都合でカバー前端における間隙が小さくなつた場
合でもオープンカバーを容易かつ確実に開閉することの
できるオープンカバー開閉機構を提供することを目的と
している。
ン上の都合でカバー前端における間隙が小さくなつた場
合でもオープンカバーを容易かつ確実に開閉することの
できるオープンカバー開閉機構を提供することを目的と
している。
考案の構成 本考案では、オープンカバーの筐体側ピンにより支持さ
れる部分と重心との間で該オープンカバーに下方に開口
する半円形の凹部を設け、かつ前記凹部に係脱可能に係
合する円形の凹部を前記筐体に設けるとともに、前記オ
ープンカバーの基部に、前記凹部の円形中心を中心とす
る円弧状をなし前記ピンを嵌合せしめる溝を設け、前記
凹部が前記凸部に係合して閉状態に位置決めされている
前記オープンカバーの基部を前記ピンを前記円弧状溝に
案内させながら押し下げることにより前記オープンカバ
ーがその前端部に指をかけられる程度に開かれ、その後
該オープンカバーの前端を引き上げることにより前記凹
部が前記凸部から離脱して該オープンカバーが完全に開
放されるようにして上記目的の達成を図つている。
れる部分と重心との間で該オープンカバーに下方に開口
する半円形の凹部を設け、かつ前記凹部に係脱可能に係
合する円形の凹部を前記筐体に設けるとともに、前記オ
ープンカバーの基部に、前記凹部の円形中心を中心とす
る円弧状をなし前記ピンを嵌合せしめる溝を設け、前記
凹部が前記凸部に係合して閉状態に位置決めされている
前記オープンカバーの基部を前記ピンを前記円弧状溝に
案内させながら押し下げることにより前記オープンカバ
ーがその前端部に指をかけられる程度に開かれ、その後
該オープンカバーの前端を引き上げることにより前記凹
部が前記凸部から離脱して該オープンカバーが完全に開
放されるようにして上記目的の達成を図つている。
考案の実施例 以下、第２図乃至第６図に関連して本考案の実施例を説
明する。
明する。
第２図は本考案を適用した装置の外観を示す平面図、第
３図は同正面図で、図中、11は内部に機構部等を収納す
る筐体、12はオープンカバーである。
３図は同正面図で、図中、11は内部に機構部等を収納す
る筐体、12はオープンカバーである。
筐体12は開口部13を備え、オープンカバー12は開口部13
を開閉可能に塞ぐように設けられている。オープンカバ
ー12の両側部には、第４図に詳細を示すように、下方に
開口する半円形の凹部14が形成され、筐体12に設けられ
た保持板15にはこの凹部14と係脱可能な円形の凸部16が
形成されている。また、オープンカバー12の基部17には
凹部14の中心を中心とする円弧状の溝18が形成されてお
り、筐体11に設けられたオープンカバー12支持用のピン
19はこの溝18に嵌合している。上述の凹部14はオープン
カバー12の重心Ｇより溝18側にずれた位置に形成されて
いる。従つて、オープンカバー12を閉じた第４図の状態
では、オープンカバー12はその自重により保持板15に圧
接し保持されて安定状態を保つており、しかも凹部14が
凸部16に係合しているため、オープンカバー12にはがた
が発生しない。
を開閉可能に塞ぐように設けられている。オープンカバ
ー12の両側部には、第４図に詳細を示すように、下方に
開口する半円形の凹部14が形成され、筐体12に設けられ
た保持板15にはこの凹部14と係脱可能な円形の凸部16が
形成されている。また、オープンカバー12の基部17には
凹部14の中心を中心とする円弧状の溝18が形成されてお
り、筐体11に設けられたオープンカバー12支持用のピン
19はこの溝18に嵌合している。上述の凹部14はオープン
カバー12の重心Ｇより溝18側にずれた位置に形成されて
いる。従つて、オープンカバー12を閉じた第４図の状態
では、オープンカバー12はその自重により保持板15に圧
接し保持されて安定状態を保つており、しかも凹部14が
凸部16に係合しているため、オープンカバー12にはがた
が発生しない。
このように閉じられているオープンカバー12を開く場合
には、該オープンカバー12の基部17を押し下げる。この
とき、オープンカバー12は凹部14と凸部16の係合部を支
点として第５図の位置まで多少回動して、該オープンカ
バー12の前端20と開口部13の前縁の傾斜部21の間には指
先が十分入るだけの間隙C1が形成される。なお、このと
きのオープンカバー12の回動は、ピン19が溝18に案内さ
れることにより円滑に行われる。
には、該オープンカバー12の基部17を押し下げる。この
とき、オープンカバー12は凹部14と凸部16の係合部を支
点として第５図の位置まで多少回動して、該オープンカ
バー12の前端20と開口部13の前縁の傾斜部21の間には指
先が十分入るだけの間隙C1が形成される。なお、このと
きのオープンカバー12の回動は、ピン19が溝18に案内さ
れることにより円滑に行われる。
従つて、この状態で間隙C1内に指先を挿入して前端20を
引き上げると、凹部14が凸部16から離脱し、オープンカ
バー12を第６図に示すように完全に開放することができ
る。この状態で、筐体11内の機構部の用紙交換，保守点
検等の作業を容易に行うことが可能である。
引き上げると、凹部14が凸部16から離脱し、オープンカ
バー12を第６図に示すように完全に開放することができ
る。この状態で、筐体11内の機構部の用紙交換，保守点
検等の作業を容易に行うことが可能である。
このようにして開かれたオープンカバー12を閉じる場合
には、オープンカバー12を閉方向に回動させ、凹部14を
凸部16に係合させて保持板15に保持させる。
には、オープンカバー12を閉方向に回動させ、凹部14を
凸部16に係合させて保持板15に保持させる。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、オープンカバーの
基部を押し下げることにより該オープンカバーを所定量
回動させ、この状態でオープンカバー前端を操作して開
放するようになつているため、従来のようにオープンカ
バー前端と筐体開口部周縁との間隙を大きくとる必要が
なく、デザイン上の制約を解消することができ、しかも
オープンカバー閉状態でがたが発生することはない。
基部を押し下げることにより該オープンカバーを所定量
回動させ、この状態でオープンカバー前端を操作して開
放するようになつているため、従来のようにオープンカ
バー前端と筐体開口部周縁との間隙を大きくとる必要が
なく、デザイン上の制約を解消することができ、しかも
オープンカバー閉状態でがたが発生することはない。
第１図は従来のオープンカバーの開閉機構を示す側面
図、第２図乃至第６図は本考案に係るオープンカバーの
開閉機構の実施例を示すもので、第２図は本考案を適用
する装置の外観を示す平面図、第３図は同正面図、第４
図はオープンカバー閉状態を示す要部側面図、第５図及
び第６図はオープンカバー開放要領説明図である。 図中、11は筐体、12はオープンカバー、13は開口部、14
は凹部、15は保持板、16は凸部、17は基部、18は円弧状
溝、19はピン、20はオープンカバーの前端である。
図、第２図乃至第６図は本考案に係るオープンカバーの
開閉機構の実施例を示すもので、第２図は本考案を適用
する装置の外観を示す平面図、第３図は同正面図、第４
図はオープンカバー閉状態を示す要部側面図、第５図及
び第６図はオープンカバー開放要領説明図である。 図中、11は筐体、12はオープンカバー、13は開口部、14
は凹部、15は保持板、16は凸部、17は基部、18は円弧状
溝、19はピン、20はオープンカバーの前端である。
Claims (1)
- 【請求項１】筐体の開口部を開放可能に塞ぐオープンカ
バーの基部を該筐体に設けられたピンに支持させてなる
装置において、前記オープンカバーの前記ピンにより支
持される部分と重心との間で該オープンカバーに下方に
開口する半円形の凹部を設け、かつ前記筐体に、前記凹
部に係脱可能に係合する円形の凸部を設けるとともに、
前記オーブンカバーの基部に、前記凹部の円形中心を中
心とする円弧状をなし前記ピンを嵌合せしめる溝を設け
てなり、前記溝は、前記凹部が前記凸部と係合して閉状
態に位置決めされている前記オープンカバーの基部を前
記ピンを前記溝に案内させながら押し下げることにより
該オープンカバーがその前端に指をかけ得る程度に開か
れるように形成されたことを特徴とするオープンカバー
の開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275584U JPH0749831Y2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | オープンカバーの開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275584U JPH0749831Y2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | オープンカバーの開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60185376U JPS60185376U (ja) | 1985-12-09 |
| JPH0749831Y2 true JPH0749831Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=30611462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7275584U Expired - Lifetime JPH0749831Y2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | オープンカバーの開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749831Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7275584U patent/JPH0749831Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60185376U (ja) | 1985-12-09 |
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