JPS6346252Y2 - - Google Patents

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JPS6346252Y2
JPS6346252Y2 JP10141981U JP10141981U JPS6346252Y2 JP S6346252 Y2 JPS6346252 Y2 JP S6346252Y2 JP 10141981 U JP10141981 U JP 10141981U JP 10141981 U JP10141981 U JP 10141981U JP S6346252 Y2 JPS6346252 Y2 JP S6346252Y2
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JP
Japan
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opening
lid
outer shell
lid body
locking piece
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JP10141981U
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JPS588623U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種機器を内部に収容する外殻体の一
部に設けた開口を覆蓋する開閉蓋の取付装置に関
するものである。
従来、例えば自動車の車室内にて計器盤の上部
を覆う外殻体の一部に開口を設けて、この開口に
上方へ開く開閉蓋を取り付けるにあたつてその蝶
着部を外殻体の内側に設けた場合には、蓋体を開
いて後方に180゜回転させて外殻体の上面に当接さ
せることができず、開放した蓋体の裏面を物体の
受面として活用することができなかつた。また、
前記開閉蓋の蝶着部を外殻体の外側に設けた場合
には、蝶着部が外殻体の上面から突出するため、
美感を損ねる欠点があつた。
本考案は、このような問題を解消するため、こ
の種の開閉蓋の蝶着部を外殻体の内側に設けて外
部に突出させないように配置し、かつ蓋体を開口
の後方へ180゜回転させて外殻体の上面に当接させ
得る開閉蓋の取付装置を提供しようとするもの
で、以下にその実施例を図面を参照して説明す
る。
図面において、第1図は自動車の車室内にて運
転席の前方に配置した計器盤11の上部を覆う合
成樹脂製外殻体12を示していて、この外殻体1
2の図示右方に設けた開閉蓋20の内部には第2
図にて仮想線により示したオイル用リザーバタン
ク13が収納されている。開閉蓋20の蓋体21
は外殻体12と同じ合成樹脂製のもので、外殻体
12に設けた長方形の開口14を覆蓋してその周
縁部に隣接する外殻体12の上面と一致する上面
を形成するように湾曲して形成されている。(第
2図参照)この蓋体21はその裏面両側に一対の
補強リブ22を一体的に成形してなり、またその
前端と後端には外殻体12の開口14の前端部内
側に設けた横方向の突起15と係脱可能に係合す
る一対の前端係止片23及び開口14の後端部内
側に設けた一対の切欠部16と係脱可能に係合す
る一対の後端係止片24が一体的に突出形成され
ている。
蓋体21の両補強リブ22の内側にては、開口
14の両側に一体的に設けた一対のフランジ17
が開口14の前端から後端にかけて延在してお
り、これら両フランジ17の中間部位に上方に湾
曲する板バネ25の基端がネジ26によて固定さ
れている。これら両板バネ25の各先端は蓋体2
1の前記各後端係止片24と各補強リブ22の間
に位置する部分に枢着27され、これにより両板
バネ25は蓋体21の閉止時に蓋体21の裏面に
外方に向けて圧接している。
上記のように構成した開閉蓋20の取付装置に
おいては、外殻体12の開口14を蓋体21によ
つて閉じたとき、開口14の前端突起15と後端
切欠部16に蓋体21の前端係止片23と後端係
止片24が係合し、これらの係合が両板バネ25
の弾撥力によつて保持される。これにより、蓋体
21は内方に沈むことなく保持され、その上面が
外殻体12の上面と一致する。かゝる状態に閉じ
られた蓋体21を開くときには、蓋体21の前部
に設けた凹所21aに指を掛けて後方に押すと、
蓋体21の僅かな後方変位によて前端係止片23
が開口14の前端突起15から外れて、第4図に
示したように、蓋体21の前部が板バネ25の作
用により上方に浮き上がる。ついで、蓋体21を
前方に押して後端係止片24を開口14の後端切
欠部16から外すと、蓋体21の後部が板バネ2
5の先端により支持されて上方に浮き上がる。か
くして、蓋体21の前部を持ち上げ後方に回転さ
せると、蓋体21は板バネ25の先端を支点にし
て180゜回転し、その上面が外殻体12の上面に当
接する。これにより、開口14が完全に開かれ、
作業者は内部に収納されているリザーバタンク1
3のキヤツプを外してオイルの補給をすることが
でき、その作業中に給油ノズルからオイルが洩れ
ても洩れたオイルは蓋体21の裏面に受け止めら
れて外殻体12の上面を汚すことがない。なお、
開放した蓋体21を閉じる場合には、上記と逆の
手順によつて蓋体21の後端係止片24を板バネ
25の反力に抗して開口14の後端切欠部16に
係合させてから蓋体21の前端係止片23を開口
14の前端突起15に係合させることによつて、
開口14が蓋体21により完全に閉じられる。
以上の説明によつて理解されるとおり、本考案
においては、蓋体21の前後両端を開口14の前
後両端に係脱可能に係合させ、かつ開口14の両
側に固定した一対の板バネ25の先端に蓋体21
の両側前端を枢着して、蓋体21が閉止状態にあ
るとき各板バネ25が蓋体21の裏面に外方に向
けて圧接するようにしたことにその構成上の特徴
があり、これにより蓋体21を閉じたとき蓋体2
1の上面が外殻体12の上面と一致して美観を損
ねることがなく、蓋体21の開放時には蓋体21
を180゜回転させて外殻体12の上面に当接させ蓋
体21の裏面を物体の受面として活用することが
できる。なお、上記実施例においては本考案を計
器盤の上部を覆う外殻体に設けた長方形の開口を
覆蓋する開閉蓋に適用した例について説明した
が、本考案は各種機器を内部に収容する外殻体に
設けた各種の開閉蓋にも適用できることは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の計器盤の上部を覆う外殻体を
示す斜視図、第2図は第1図に示した開閉蓋の取
付装置を示す断面図、第3図は第2図の−線
における断面図、第4図は第2図に示した蓋体の
開放作動を示す断面図である。 符号の説明、12……外殻体、14……開口、
15……突起、16……切欠部、21……蓋体、
23……前端係止片、24……後端係止片、25
……板バネ、27……枢着。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外殻体の一部に設けた開口を覆蓋してその周縁
    部に隣接する前記外殻体の表面と一致する表面を
    形成する蓋体と、前記開口の両側端縁部の各内側
    に一端を固定して前記蓋体の裏面に外方に向けて
    圧接する一対の板バネと具備し、前記蓋体の一端
    には前記開口の一端部と係脱可能に係合する第1
    係止片を設け他端には前記開口の他端部と係脱可
    能に係合する第2係止片を設け、かつ前記両板バ
    ネの他端に前記蓋体の裏面両側の他端を外方へ回
    転可能に枢着したこと特徴とする開閉蓋の取付装
    置。
JP10141981U 1981-07-08 1981-07-08 開閉蓋の取付装置 Granted JPS588623U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10141981U JPS588623U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 開閉蓋の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10141981U JPS588623U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 開閉蓋の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588623U JPS588623U (ja) 1983-01-20
JPS6346252Y2 true JPS6346252Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=29896083

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JP10141981U Granted JPS588623U (ja) 1981-07-08 1981-07-08 開閉蓋の取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5998947B2 (ja) * 2013-01-11 2016-09-28 スズキ株式会社 カバー構造

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JPS588623U (ja) 1983-01-20

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