JP3640768B2 - 車両用開閉箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用の灰皿や小物入れとして用いられる車両用開閉箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用灰皿として、後部座席側には、図10に示すような回転式灰皿が用いられている。この従来技術の灰皿110は、半円筒形状のインナーケース120と、該インナーケース120を回転可能に支持するアウターケース140と、インナーケース120に支持された金属製のもみ消し板160とを備えてなる。該アウターケース140の上面には、上側通孔142が形成され、該上側通孔142と対向する下面には図示しない下側通孔が形成されている。もみ消し板160の上端には、ボス部162が形成され、該アウターケース140の上側通孔142に嵌入されている。他方、インナーケース120側の下面には図示しないボス部が設けられ、該アウターケースの下側通孔に嵌入されている。これにより、インナーケース120がアウターケース140に対して回転自在に支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示す回転式灰皿は、部品点数が少なく簡易な構成ではあるものの、開閉時に節度感がなく、特に、インナーケースを閉じた際に、完全に閉じられているかが分かり難かった。
【0004】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、閉じた際に節度感のある車両用開閉箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するため、
車両側に取り付けれる、前面が開放され一対の対向する孔の形成されたアウターケースと、
前記アウターケースの前記孔の一方に挿入されるボス部を備え、該アウターケースの該孔を中心に回転可能に支持されるインナーケースと、
前記インナーケースに保持され、前記アウターケースの他方の孔に挿入されるボス部を備える板バネと、からなる車両用開閉箱であって、
前記アウターケースの内周に凸部を形成し、
前記インナーケースが閉じられる際に、前記アウターケースの凸部を乗り越え、前記インナーケースが完全に閉じられたときに、該凸部と当接するように、前記インナーケースの外周に第1の凸部を形成し、
前記インナーケースの凸部が前記アウターケースの内周の凸部を乗り越えれるよう、前記アウターケースの前記一方又は他方の孔を、前記インナーケースのボス部又は板バネのボス部の径よりも大きく形成したことを技術的特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、上記目的を達成するため、
車両側に取り付けれる、前面が開放され一対の対向する孔の形成されたアウターケースと、
前記アウターケースの前記孔の一方に挿入されるボス部を備え、該アウターケースの該孔を中心に回転可能に支持されるインナーケースと、
前記インナーケースに保持され、前記アウターケースの他方の孔に挿入されるボス部を備える板バネと、からなる車両用開閉箱であって、
前記アウターケースの内周に凸部を形成し、
前記インナーケースが閉じられる際に、前記アウターケースの凸部を乗り越え、前記インナーケースが完全に閉じられたときに、該凸部と当接するように、前記インナーケースの外周に第1の凸部を形成し、
前記インナーケースの凸部が前記アウターケースの内周の凸部を乗り越えれるよう、前記アウターケースの前記一方又は他方の孔に、前記インナーケースのボス部又は板バネのボス部を偏位可能にするテーパを設けたことを技術的特徴とする。
【0007】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記インナーケースが完全に開かれた際に、前記アウターケースの凸部を挟持する位置に、前記インナーケースの第2のボス部と第3のボス部とを設けたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3の発明は、請求項1乃至3において、前記インナーケースの前記第2のボス部を前記アウターケースのボス部を乗り越えれるように形成し、
前記インナーケースの前記第3のボス部を前記アウターケースのボス部を乗り越え得ないように形成したことを技術的特徴とする。
【0009】
また、請求項4の発明は、請求項1〜4において、前記板バネにもみ消し板を兼用させたことを技術的特徴とする。
【0010】
請求項1の発明では、インナーケースが完全に閉じられた際に、アウターケースの内周の凸部とインナーケースの第1凸部とが当接するため、節度感を持たせることができる。ここで、アウターケースの一方又は他方の孔を、インナーケースのボス部又は板バネのボス部の径よりも大きく形成してあるため、インナーケースが閉じられる際に、該径の大きな孔にてインナーケースが変位し、インナーケースの第1凸部がアウターケースの内周の凸部を乗り越えることができる。
【0011】
請求項2の発明では、インナーケースが完全に閉じられた際に、アウターケースの内周の凸部とインナーケースの第1凸部とが当接するため、節度感を持たせることができる。ここで、アウターケースの一方又は他方の孔に、インナーケースのボス部又は板バネのボス部を偏位可能にするテーパを設けたてあるため、インナーケースが閉じられる際に、該孔にてインナーケースが変位し、インナーケースの第1凸部がアウターケースの内周の凸部を乗り越えることができる。
【0012】
請求項3及び4の発明では、インナーケースが完全に開かれた際に、インナーケースの第2のボス部と第3のボス部とがアウターケースの凸部を挟持するため、インナーケースを開いた際に節度感を持たせることができる。
【0013】
請求項5の発明では、板バネにもみ消し板を兼用させてあるため、車両用開閉箱を廉価に構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両用開閉箱を灰皿に適応した第1実施形態に係る自動車用灰皿について図を参照して説明する。
図1は第1実施態様の自動車用灰皿10の開いた状態を示す斜視図であり、図2は閉じた状態を示す斜視図である。自動車用灰皿10は、半円筒形状のインナーケース20と、開口部40Fを有し該インナーケース20を回転可能に支持するアウターケース40と、インナーケース20に支持された金属製のもみ消し板60と備えてなる。インナーケース20とアウターケース40とは、熱硬化性で硬質のフェノール等の樹脂を射出成型してなる。
【0015】
図3は、アウターケース40の斜視図であり、図4はインナーケース20及びもみ消し板60の斜視図であり、図5は図2のA−A断面図であり、図6は車両への自動車用灰皿10の取り付けを示す説明図であり、図7は、図6のB−B断面図である。図3に示すように、該アウターケース40の上面40aには、上側通孔42が形成され、下面40bには該上側通孔42と対向する下側通孔44が形成されている。該下側通孔44には、後述するインナーケース20のボス部の嵌入を容易にするための溝部45が形成されている。
【0016】
図4に示すようにインナーケース20に取り付けられるもみ消し板60の上端には、ボス部62が形成されている。他方、図7に示すようにインナーケース20の下面20bにはボス部24が設けられている。即ち、もみ消し板60のボス部62がアウターケース40の上側通孔42に挿入され、インナーケース20のボス部24がアウターケース40の下側通孔44に挿入されることで、インナーケース20がアウターケース40に対して回転自在に支持される。ここで、アウターケース40の下側通孔44の直径d2は、インナーケース20のボス部44の直径d1よりも有る程度大きく形成され、後述するようにインナーケース20の開端・閉端での位置決めを行い得るよう構成されている。
【0017】
インナーケース20を支持するもみ消し板60は、図7に示すようにL字状に形成され、上述したように上端にはボス部62が形成され、L字状の屈曲部66から上方は、図中時計方向、即ち、ボス部62を押し上げる方向に付勢する。他方、屈曲部66から下方は、く字状に折り曲げられている。このもみ消し板60は、インナーケース20に形成された嵌入部36に、該く字状に折り曲げられた部分を挿通することにより取り付けられている。尚、図1に示すようにもみ消し板60の上面には、タバコの灰を落とすためのスリット64が穿設されている。
【0018】
インナーケース20は、図4に示すようにほぼ平板状に形成された正面蓋部28と、円周形状の立壁30と、該立壁30の底面側に形成された底部34とから成り、立壁30の外周には蒲鉾状の第1リブ31、第2リブ32、第3リブ33が形成されている。
【0019】
図3に示すように、アウターケース40の内周面40cは、上記インナーケース20の第1リブ31、第2リブ32、第3リブ33を係止するための係止リブ46が形成されている。アウターケース40の内周面40cの端面40eには、インナーケース20の正面蓋部28と当接するウレタン等の可撓性を有する保護部材52が配設されている。アウターケース40の背面側には、箱状の取り付け部48が形成されている。図6に示すように該取り付け部48には、該アウターケース40固定用の通孔50A、50B、50Cが穿設されている。
【0020】
ここで、図6を参照して車両のドアトリムへの自動車用灰皿10の組み付けについて説明する。
ドアトリム80には、自動車用灰皿10を収容するための開口部80aと、自動車用灰皿10を固定するためのL字状の支持部80bとが形成されている。該支持部80bには、上記アウターケース40の通孔50Aと連通される通孔80cが穿設されている。
【0021】
自動車用灰皿10の取り付けに先立ち、該ドアトリム80の支持部80bに、U字形状のファスニッング金具82を組み付ける。そして、インナーケース20を外した状態のアウターケース40をドアトリム80の開口部80aへ嵌入する。その後、アウターケース40の通孔50Aとドアトリム80の通孔80cを連通させるようにファスニッングビス84を挿入し、該ファスニッングビス84をファスニッング金具82へ係合させる。これにより、アウターケース40のドアトリム80への取り付けが完了する。
【0022】
引き続き、アウターケース40にインナーケース20を取り付ける。図1に示すようにインナーケース20のもみ消し板60のボス部62を下方に押し下げた状態で、インナーケース20をアウターケース40内に押し入れ、もみ消し板60のボス部62をアウターケース40の上側通孔42に挿入し、図7に示すようにインナーケース20のボス部24をアウターケース40の下側通孔44に挿入する。これにより、インナーケース20の組み付けが完了する。なお、該インナーケース20に灰が溜まり清掃する際にも、同様にもみ消し板60を押し下げ、もみ消し板60のボス部62を上側通孔42から抜き、インナーケース20を取り外す。
【0023】
次に、該自動車用灰皿10の開閉について図5を参照して説明する。
自動車用灰皿10を開く際には、図2に示すインナーケース20の正面蓋部28の押圧支持部28aを押す。これにより、ボス部62−ボス部(図7参照)24を中心として、インナーケース20に図5中の時計回りに力が加わり、インナーケース20の外周に形成された第1リブ31が、アウターケース40の内周に形成された係止リブ46を乗り越え、インナーケース20が開き始める。即ち、図7を参照して上述したように、アウターケース40の下側通孔44は、インナーケース20のボス部24よりも大きく形成されているため、インナーケース20が係止リブ46に押されて変位することで、第1リブ31が係止リブ46を乗り越え、インナーケース20が開き始める。
【0024】
ここで、図5に示すようにインナーケース20を開き、全開となる少し手前で上記係止リブ46を第2リブ32が乗り越え、「カチ」というクリック音が発生すると共に、該係止リブ46と第3リブ33とが当接し、インナーケース20が図中1点鎖線で示す全開状態となり停止する。即ち、この実施態様では、第2リブ32は係止リブ46を越えられる段差(インナーケース20の外周面20cからの段差)に形成されているが、第3リブ33は、係止リブ46を越えられない段差に形成されている。さらに、この全開状態において、第2リブ32と第3リブ33とは、係止リブ46を挟持する位置に配置されている。ここで、第3リブ33は、図5中に示すようにインナーケース20の正面蓋部28と、アウターケース40の図中左端部40dとを、距離D3を保たせる位置に配設されている。これにより、インナーケース20とアウターケース40との接触を防ぎ、使用者の目に付き易い正面蓋部28へ傷が付かないようにする。
【0025】
この実施態様では、インナーケース20を全開すると「カチ」というクリック音が発生し、第2リブ32と第3リブ33とが係止リブ46を挟持することで、全開状態を維持する。このため、インナーケースを開いた際に節度感を持たせることができる。また、該クリック音で、全開となったことを知らせることができる。
【0026】
他方、インナーケース20が図中反時計方向に回動されて、全閉状態となる際に、上記係止リブ46を第1リブ31が乗り越え、「カチ」というクリック音が発生すると共に、該係止リブ46と該第1リブ31とが当接し、インナーケース20が図中実線で示す全閉状態となり停止する。この実施態様では、この全閉状態において、第1リブ31は係止リブ46と当接し、また、インナーケース20の正面蓋部28の図中右端部28aは、可撓性を有する保護部材52を押圧した状態となる。即ち、第1リブ31と正面蓋部28の端部28aとで、係止リブ46及び保護部材52を挟持することで、全閉状態を維持する。
【0027】
この実施態様では、インナーケース20を全閉すると「カチ」というクリック音が発生し、第1リブ31と正面蓋部28の端部裏面とで、係止リブ46及び保護部材52を挟持することで、全閉状態を維持する。このため、インナーケースを開いた際に節度感を持たせることができる。また、完全に閉じたことを該クリック音で知らせることができる。更に、第1リブ31と正面蓋部28の端部28aとが、弾性を有する保護部材52を介在させてアウターケース40を挟持するため、車両走行中の振動が加わっても、インナーケース20はがたっかず、異音を発生することがない。
【0028】
この実施態様では、図10を参照して上述した従来技術の自動車用灰皿から部品の数を増やすことなく上記節度感を持たせることができる。更に、図4に示すように底部34を有するインナーケース20を成形する際、金型を立壁30に沿って上向きに(図中矢印Gで示す)抜くことになるが、第1、第2、第3ボス31、32、33を立壁30に沿って垂直に形成してあるため、加工し易い。同様に、図3に示すアウターケース40を開口部40Fを有するアウターケース40を形成する際には、開口部40Fから図中矢印Dに沿って金型を抜くことになるが、開口部内に設ける係止リブ46を金型抜き方向Gに沿って形成してあるため、加工し易い。
【0029】
引き続き、図8を参照して本発明の車両用開閉箱を小物入れに適用した第2実施態様について説明する。
上述した第1実施態様においては、インナーケース20の立壁30が底部34に対して垂直に起立していたが、この第2実施態様では、立壁30を傾斜させて形成してある。更に、第2実施態様では、インナーケース20の下側のボス部24とアウターケース40の下側通孔44の径をほぼ等しく形成してある。但し、アウターケース40の上側通孔42の径(d2)をもみ消し板60のボス部62の径(d1)よりも所定量大きく形成してある。これにより、第1実施態様と同様に、図示しないアウターケース40の係止リブを、インナーケース20の第1リブ、第2リブが乗り越えれるように形成してある。この開閉動作については、第1実施態様と同様であるため、説明を省力する。
【0030】
ここで、本発明の第3実施態様について、図9を参照して説明する。上述した第1、第2実施態様では、アウターケース40の孔44を、インナーケース20のボス部44の径よりも大きく形成した。これに対して、第3実施態様では、図9に示すように、アウターケース40の一方の孔44に、インナーケース20のボス部24を偏位可能にするテーパ44aを設けてある。これにより、上述した第1、第2実施態様と同様の効果を得ている。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、請求項1又は2の発明によれば、インナーケースを完全に閉じた際に、アウターケースの内周の凸部とインナーケースの第1凸部とが当接するため、節度感を持たせることができる。更に、完全に閉じたことをクリック音で知らしめることができる。
【0032】
請求項3及び4の発明では、インナーケースを完全に開いた際に、インナーケースの第2のボス部と第3のボス部とがアウターケースの凸部を挟持するため、インナーケースを開いた際に節度感を持たせることができる。更に、完全に開いたことをクリック音で知らしめることができる。
【0033】
請求項5の発明では、板バネにもみ消し板を兼用させてあるため、車両用開閉箱を廉価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る自動車用灰皿の開いた状態を示す斜視図である。
【図2】自動車用灰皿の閉じた状態を示す斜視図である。
【図3】アウターケースの斜視図である。
【図4】インナーケース及びもみ消し板の斜視図である。
【図5】図2に示す自動車用灰皿のA−A断面図である。
【図6】車両への自動車用灰皿の取り付けを示す説明図である。
【図7】図6に示す自動車用灰皿のB−B断面図である。
【図8】本発明の第2実施態様に係る自動車用小物入れの断面である。
【図9】本発明の第3実施態様に係る自動車用小物入れの断面である。
【図10】従来技術に係る自動車用灰皿の斜視図である。
【符号の説明】
10 自動車用灰皿
20 インナーケース
24 ボス部
31 第1リブ(凸部)
32 第2リブ(凸部)
33 第3リブ(凸部)
40 アウターケース
40c 内周面(内周)
42 上側通孔(孔)
44 下側通孔(孔)
46 係止リブ(凸部)
40F 開口部
60 もみ消し板
62 ボス部

Claims (5)

  1. 車両側に取り付けれる、前面が開放され一対の対向する孔の形成されたアウターケースと、
    前記アウターケースの前記孔の一方に挿入されるボス部を備え、該アウターケースの該孔を中心に回転可能に支持されるインナーケースと、
    前記インナーケースに保持され、前記アウターケースの他方の孔に挿入されるボス部を備える板バネと、からなる車両用開閉箱であって、
    前記アウターケースの内周に凸部を形成し、
    前記インナーケースが閉じられる際に、前記アウターケースの凸部を乗り越え、前記インナーケースが完全に閉じられたときに、該凸部と当接するように、前記インナーケースの外周に第1の凸部を形成し、
    前記インナーケースの凸部が前記アウターケースの内周の凸部を乗り越えれるよう、前記アウターケースの前記一方又は他方の孔を、前記インナーケースのボス部又は板バネのボス部の径よりも大きく形成したことを特徴とする車両用開閉箱。
  2. 車両側に取り付けれる、前面が開放され一対の対向する孔の形成されたアウターケースと、
    前記アウターケースの前記孔の一方に挿入されるボス部を備え、該アウターケースの該孔を中心に回転可能に支持されるインナーケースと、
    前記インナーケースに保持され、前記アウターケースの他方の孔に挿入されるボス部を備える板バネと、からなる車両用開閉箱であって、
    前記アウターケースの内周に凸部を形成し、
    前記インナーケースが閉じられる際に、前記アウターケースの凸部を乗り越え、前記インナーケースが完全に閉じられたときに、該凸部と当接するように、前記インナーケースの外周に第1の凸部を形成し、
    前記インナーケースの凸部が前記アウターケースの内周の凸部を乗り越えれるよう、前記アウターケースの前記一方又は他方の孔に、前記インナーケースのボス部又は板バネのボス部を偏位可能にするテーパを設けたことを特徴とする車両用開閉箱。
  3. 前記インナーケースが完全に開かれた際に、前記アウターケースの凸部を挟持する位置に、前記インナーケースの第2のボス部と第3のボス部とを設けたことを特徴とする請求項1又は2の車両用開閉箱。
  4. 前記インナーケースの前記第2のボス部を前記アウターケースのボス部を乗り越えれるように形成し、
    前記インナーケースの前記第3のボス部を前記アウターケースのボス部を乗り越え得ないように形成したことを特徴とする請求項3の車両用開閉箱。
  5. 前記板バネにもみ消し板を兼用させたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用開閉箱。
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